節約も一つの「投資戦略」

 こんにちは、シーラカンスです。

 

 先日、マイカーを車検に出しました。

いつもの整備工場に頼みました・・・出典:いらすとや様

 古い軽自動車ですが、総額で14万円かかりました。

 

 タイヤやバッテリーなどの消耗品をを事前に交換した上でこの費用ですから、総合計だと20万円を超えたことになります・・・。仕方のないことです。

 

 幸い、前職(まだ有休消化中で籍はあります)の会社からの賞与で何とか支払うことが出来ました。内心、ホッとしています。

 

 今回の車検費用が高額だったのは、

 

・「右後輪のショックアブソーバーが油漏れを起こしていた」

・「右前輪のブレーキディスクが段付き摩耗していた」

 

 という古い車特有の故障が見つかったためです。現実的に「直して乗る」か「廃車」の2択しかないわけですから、修理を依頼したのですね。

 

 かなりの出費ではありましたが、それでも「新しい車に買い替える」よりは経済的ですね。これでもう2年、今の車に乗り続けられます。

 

 整備が完全である限り、何も恐れることはありません。

 

 安全性に問題がない限りは、しつこく整備して乗り続けます。

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 新車に乗り換えるのは簡単です。

 

 しかしそのためには、自動車ローンという「借金」をしなくてはいけません。

 

 私・シーラカンスは、「借金」を恐れています。

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 絶対にしたくありません。

 

 利息は「もらうもの」であり、払うものではないのです。

 

 だからこそ、「自分のお金」で車の問題を解決できたことを嬉しく思います。

 

■「投資は余裕資金で」の違和感

 投資の世界ではよく「投資は余裕資金で」と言われます。

 

 私・シーラカンスは、この決まり文句に違和感を覚えます。

 

 「余裕資金」って何・・・? と。

 

 

 

 「余裕資金」があるなら、そもそも投資なんか必要ありません。

 

 手元に何億円もあるなら。

 

 毎月数百万円が確実に入ってくるなら。

 

 そもそも「投資」なんて、「リスクのあること」をやる必要など無いからです。

 

 

 

 

 お金が無いからこそ、なおのこと、投資に励んでいるのです。

 

 お金が無いからこそ危機感を覚え、必死にお金を浮かせ、投資しているのです。

 

 貴重なお金だからこそ、下調べを徹底し、慎重に投資に取り組んでいるのです。

 

 

 

 投資をやる人であれば、この感覚を理解してもらえると信じます。

 

 

 

 消費者金融がいうところの「ご利用は計画的に」と同じような違和感。

 

 「計画的な人はそもそもサラ金で借りないよ」という、あの気持ち悪さ。

 

 

 

 

 私は、「投資は自己責任」という言葉は納得できます。

 

 ただ、「投資は余裕資金で」だけは、どうしても納得がいかないのです。

 

 一般家庭で余裕資金なんて無いのですから・・・。物価高ですし。

 

 

 

 ああ・・・。伝わるでしょうか? この「モヤっとする感覚」。

 

 「綺麗事言ってんな」という、この反感。

 

 

 

 「余裕がないからリスクを負って投資してるんだ」と。

 

 「無くなっても困らないお金」ではあるけど、雑には使えないんだ、と。

 

 だって「余裕資金」じゃないから。

 

 「余裕がない中、必死に捻出したお金」だから。

 

 

■「浮かせたお金を投資に回そう」が実際に近い

 私のブログの読者様は、ほとんどが会社員や個人事業主など、何らかの仕事をされている方だと思います。

 

 収入の形は様々(給与だったり家賃収入だったり・・・)だと思います。

 

 それでも、

 

 「節約に励んで投資資金を捻出している」

 

 という点では共通ではないでしょうか。

 

 特に自分で会社や不動産を経営される人であれば、出費に対して非常にシビアな目を持っていることでしょう。

 

 散財していては、不況の時に事業を続けられないからです。

 

 逆に、「出費にシビアだからこそ、今日まで生き残れた」のかもしれません。

 

 あらゆる節約・倹約をして、時には妥協や我慢をして。

 

 それでも頑張って投資を続けているのが実情ではないでしょうか。

 

 

 

 ・・・そこまでして、なぜ?

 

 「未来への希望(あるいは危機感)」があるからです。

 

 だからこそ、「今」を工夫して生き、投資資金を作る努力を惜しまないわけです。

 

 「今」がんばれば、未来が良くなると信じているからです。

 

■節約も立派な「投資戦略」です

 会社員である場合、基本的には収入はそんなに簡単には上がりません。

 

 お金が残るかどうかは、「収入と支出の差」でしかありません。

 

 ならば、支出を考えていけば、お金が残ります。

 

 このお金を投資に回すと、未来が少しずつ良くなります。

 

 少なくとも、「貯金もないし借金もある」よりは遥かにいいですね。

 

 

 

 ところで、私・シーラカンスは「カッコよく生きよう」とは思いません。

 

 元々が貧困層の出身だからです。

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 服を小ぎれいにして、普通に生きていれば、それで十分だと思っています。

 

 子供のころ、「家に食べるものが何もない」という経験をしていますから。

 

 

 

 その恐怖さえ無ければ私は十分であり、安心していられます。

 

 今、私の家の台所を見ると、お米が十分にあります。

 

 パスタ、しょうゆ、肉、野菜の在庫も潤沢です。

 

 「絶対に飢えることがない」という安心感。

 

 私は恐らく、他の人よりも「幸せを感じるライン」が低いのだと思います。確かに貧困家庭出身で辛い思いはしましたが、投資家としては有利な資質かもしれません。

 

 もちろん二度とあんな惨めな思いをしたくありませんから、バリバリ働いて、時には転職して給料を上げて、投資に励んでいます。

 

 生まれが裕福でなかったからと言って、人生を諦めたくはないからです。

 

 

 

 

 また「株で遊びたい」わけではないため、堅実な投資しかしません。

 

 私はKO(コカ・コーラ)やPG(プロクター&ギャンブル)など、退屈な銘柄しか買いません。私はこれらの株を一種の「定期預金」とか「債券」のようにとらえています。

 

 つまり、値上がり益は最初から期待していないのです。

 

 私が求めるのは「配当金」と「株数」です。

 

 利回りは小さい(年利3%くらい)ですが、私には時間がありますから問題にはなりません。30年もやっていれば、元本の2倍くらいにはなるでしょう。

 

 ただ、株そのものの値上がり益は期待できないため、どんどん投資資金を捻出し、株券に転換しなくてはいけません。入金力がある程度必要な投資法ですね。

 

 

 

 そんな価値観を持っていますから、

 

・服はユニクロやイオンで。

・古着でも構わない。洗えば着れる。

・下着類はスーパーの衣料品売り場で。ブランド品でなくていい。

・マイカーは中古の軽自動車をしつこく整備して乗り続ける。

・スーツは青山の安いやつ。(次の仕事はスーツ勤務です)

 

・特売の刺身や総菜が買えたら最高に嬉しい。

・ノートパソコンは7万円くらいのもので必要十分。

・豚肉は100g88円のコマ肉をキロ単位で買って小分けして冷凍。

・お米は5合一気に炊いてラップに包んで冷凍。

・本は図書館で借りる。予約や取り寄せも駆使する。

 

・隣の地方くらいなら、車中泊で出かける。

ふるさと納税を申し込む。税金を取られっぱなしでは終われない。

スマホiPhone SEの一番安いやつ(機種変更の時にもらった)を使い続ける。

・もちろん格安SIMを刺して使う。月の通信費は3500円。

・仕事には弁当と水筒を持っていく。

 

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 ・・・という感じで生きています。

 

 

 

 「倹約」については、

 

・『私の財産告白』

・『となりの大富豪』

・『バビロンの大富豪』

 などの古典的な名作が詳しく、お勧めです。私もそれらの本を参考にしました。

 

 

 

 

 正直、私の生活スタイルに、「華」は感じないでしょう。

 

 もっと言えば「お金が無さそう」。

 

 でもこれは、私に「株を買いたい」という「欲」があるからそうしています。

 

 

 

 株で財を成したいなら、多額の・・・それこそ、数千万円のお金が必要です。

 

 そのためには日々倹約に励み、投資資金を作らなければなりません。

 

 今、贅沢していられるほど、私は裕福ではないのです。

 

 だから私は、地味に生きています。

 

 

 

 

 

 私の場合は「米国配当株を買い続ける」という方法で資産を作ろうと努力しています。投資信託ETF、不動産、貴金属・・・。

 

 投資対象はその人に合っているものであれば何でもいいと思います。

 

 自分に適した方法で、投資を続けていきましょう。

 

 投資を続けていけるよう、節約に励み、資金を作りましょう。

 

 既に節約に取り組まれているなら、その「いい習慣」を続けましょう。

 

 投資は楽しいものです。特に個別株投資(配当狙い)など、「レアカード集め」のような楽しさがあります。一生をかけて楽しめるという点で、ある意味「ライフワーク」と言えるかもしれません。

 

 創意工夫で投資を長く続けて、豊かになりたいですね。

地元の観光地って意外と知らないものです

 こんにちは、シーラカンスです。

 

 次にやりたい仕事(トラック運転手からタクシードライバーになりたい)が決まり、有休消化中の今、地図片手に市内をドライブして回っています。

 

 市内に20店舗以上あるローカルなスーパーを全て回り、市内の主要道路はだいたい走ることが出来ました。

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 同様に、「市内の全ての救急病院」も全て回ってきました。医大赤十字病院、国立病院などなど・・・。病院の駐車場に実際に行き、可能なら正面玄関にも付けてみました。

 

 転職してから「〇〇市民病院まで、急いで!」とか指定されても不安なく確実に行けますね。

 

 やっと、最低限の市内の土地勘が身についてきました。

 

 しかし、私は気づいてしまいました。

 

 「市内の観光地、ほとんど行ったことない」と。

 

■地元の名所、意外と行かない説

 地元にある観光地って、考えてみると、意外と行かないものですね。

 

 小学校の時に遠足で・・・などはあるのでしょうが、大人になってから、自発的に地元の観光地に行く人というのは意外と少ないと思います。

 

・例えば大阪市の人でいえば、通天閣に登ったことがない。

 

富士市の人なら、富士山にわざわざ登ったことがない。

 

名古屋市の人なら、リニア鉄道館に行ったことがない。

 

姫路市の人なら、姫路城に行ったことがない。

 

 ・・・こういうことですね。

 

 「他県から観光客がたくさん来ているのは知っている。でもわざわざ行ったことはない」・・・というわけです。よく目にするのに。

 

 地元だからこそ、わざわざ調べることもないし、観光スポットも検索しない。

 

 ご飯も自宅やチェーン店で食べるから、地元の有名店にわざわざ行かない。

 

 ましてや、宿泊なんてする訳がない・・・。

 

 地元の名産品も、わざわざ買うことがない。

 

 観光地の歴史も知らない。調べようと考えたことすらもない。

 

 地元が舞台のアニメがあるのは知ってるけど、見たことはない。

 

 (ゆるキャン△山梨県身延町などが舞台です。聖地巡礼が人気)

聖地巡礼」も人気です・・・出典:Amazon



 下手すると、観光ガイドブック(じゃらんるるぶ)などで下調べしてくる他県からの人の方が詳しかったりして・・・。

 

■タクシー運転手が「知らない」はマズイ

 私はこの事実に思い至ったとき、

 

 「あれ? これってマズくない?」と思いました。

 

 それなりに観光需要がある街でタクシー運転手をするなら、絶対に「〇〇温泉まで」とか「〇〇神社まで」とか指定されるからです。

 

 普通に送迎するだけならいいかもしれませんが、それでもその観光名所自体を知らない、あるいは出入口(正門やタクシー乗り場の場所)が分からない・・・というのはちょっとマズいなと思うのです。

 

 観光で来たお客さんが、がっかりするからです。

 

 そんなことでクレームになるのも恥ずかしいです。

 

 なにより、「この街で運転手やってて、そんなことも知らないの?」とか言われるのは耐えがたいですね。

 

 あとせめて、「地元が舞台のアニメや映画」の作品名くらいは知っておかないと困るかもしれません。本編を見たことがなくても、名前くらいは・・・。

 

 

 ということで、「るるぶ」を買いました。

るるぶ大阪版 出典:楽天ブックス

 「るるぶ」で調べて観光に来た人を案内するなら、同じ本で勉強するのが一番いいと思ったのです。同じだけの知識を持っていれば、きっとうまく案内できるはず・・・。

 

 (youtubeでこの方法を知りました。大阪の現役ドライバーさんだそうです)

www.youtube.com

 

 「実際に掲載されている観光地、主要なところは行ってみよう!」

 

 と決意し、少しずつ回っています。

 

■「観光客になったつもりで」見て回ろう

 るるぶとボールペン片手に、とりあえずターミナル駅に行きました。ここからバスに乗ったり徒歩で向かったりしました。

 

 他の人から見れば、完璧に観光客だったと思います。駅ビルや道路をかなりキョロキョロ見ていたからです。写真もかなり撮りました。

 

 何より、地元の人がるるぶなんて持っているわけがありません。

こんな感じでした 出典:いらすとや様

 

 ところで、私の住む町は元々お城があり、そこから発展した街です。

お城の例(金沢城) 出典:いらすとや様



 市役所やターミナル駅もお城の周辺にあります。

 

 私の街で一番メジャーな観光地です。

 

 まずは、お城を見学することに決めました。

 

 徒歩でも行けますが、観光客になったつもりで路線バスで行きました。

 

 お城に着いたら、

 

・「出入口はどこか?」

・「駐車場とタクシー乗り場はどこか?」

・「他の観光客の人は何を見ているか?」

・「見どころはどこか?」

・「どのコーナーに人が集まっているか?」(=よそから来た人は何を見たいのか)

 

 などを気にしながら見学しました。

 

 地元に住んでいると「見掛けるけど行くことはない」となりがちですから、行ってみたら新鮮でした。意外と楽しいです。

 

 それからはるるぶの特集記事に従い、市街地の神社などを巡りました。

 

 少しだけ電車に乗ってみたり(500mくらいですが)しながら、歩き回りました。

 

 初めて通る道ばかりで、「転職前に知れてよかった」「行って正解だった」と実感しています。

 

 これで、もし「〇〇神社はどこ?」と聞かれても答えられます。

 

■温泉地も行ってみました

 市の郊外に、温泉街があります。

日帰り入浴も盛んです・・・出典:いらすとや様

 人気のお寺や観光スポットも密集しているため、ここも行ってみました。

 

 ロープウェイに乗ってみたり、博物館を見学したり。これも初めてのことです。

 

 また、有名なお寺にも行きました。

 

 ただここは、行こうにも気があまり進まない。

 

 行ってみたけど、何だか暗く感じる。

 

 なんというか、「歓迎されていない感じ」が・・・。

 

 

 すぐに帰ってしまいました。

 

 寺社仏閣にも、「合う・合わない」があるのかもしれない、科学で説明できない世界もあるのかもしれない・・・と、別の意味で勉強になりました。

 

 もちろん乗務中に「〇〇寺まで」と指定されれば行きますが、この地区を狙って営業することはちょっとないかな、と感じます。考えすぎかもしれませんが。

 

■転職前に出来るだけのことはしたいですね

 今回の「実際に地元(営業区域内)の観光地に行ってみる」というのは、他のサイトから得たノウハウです。

 

 参考にさせていただいたサイトを紹介します。

takudorabu.com

takudorabu.com

 このサイトでは「京都の運転手さん」向けに書かれていますが、他県でタクシー運転手をしている(してみたい)人にとっても参考になると思います。

 

 確かに、京都でタクシー運転手をしていて「観光の仕事は分からない」ではちょっとマズいですね。

 

 

 どの街にも何かしらの観光名所はありますから、知っておいて損はないと思います。

もしかしたら、「観光タクシー」などの花形業務を任せられるかもしれません。

 

 

 

 

 私の場合は仕事上の必要から「地元の観光地巡り」をしましたが、意外と楽しかったです。

 

 自分の街周辺の観光情報誌を買ってみるのも面白いかもしれません。

 

 「よその人は、この街のどこに魅力を感じているのか」も知ることが出来ます。

 

 自分が知らないだけで、面白い観光スポットがあるかもしれません。

 

 「近くの観光地にあえて行く」、おすすめします。

投資の軸・・・自分のスタイルはありますか

 こんにちは、シーラカンスです。

 

 ここ最近、株を買うことが出来ていません。仕事を辞めた(有休消化中です)のもありますし、今月にマイカーの車検もあるためです。

 

 しかし、それでも「保有」だけは続けています。

 

 「何もしない(休むも相場)」

 

 ・・・これもまた、一つの「戦略」と言えるかもしれません。

 

 

 

 売ったり買ったりだけが、投資ではないためです。

 

 また、「放っておいても大丈夫」な銘柄しか持っていないためです。

 

 私は米国株を主力としていますが、投資への姿勢はETFや投信を持つ人に近いかもしれません。

 

 今回は、「投資スタイル」について書こうと思います。

 

■自分の資産を簡潔に説明できますか

 私・シーラカンスは、

 

・米国株12社

・英国株4社

・優待狙いの国内株2社(地方のスーパー)

・定期預金少々

 

 という形で保有しています。

 

 全て個別銘柄であり、一言で説明するなら「株8割・現金2割」となります。

 

 私の場合、投資信託ETFなどは一切やらず、全て自分で個別銘柄を選んでポートフォリオを組み、その通りに買い続けています。これは、好みの問題ですね。

 

 私の資産は株と現金だけであり、シンプルな構成です。

 

 管理しやすく、異変にも目が届きやすく、気に入っています。

 

■相場や情勢なんて気にしたくない

 私・シーラカンスは、実はニュースや相場とは、あえて距離を置いています。

 

 私は証券会社の社員ではないですし、そもそも相場などを気にしながら運用するようなアグレッシブな運用はしたくないからです。

 

 また、私が自分で下手に分析を試みるよりも、他の方の記事を頼ったほうが的確だからです。「自分にとって難しいことは避ける」「分かる人の力を借りる」のも一つの手だと考えます。

 

 私にとっては、米国の政策金利より、今日の夕飯を何にするかの方が重要なのです。

 

 私にとって、FRBの議長が何を言っているかより、家族が次の休みにどこに行きたいかを聞く方が重要なのです。

 

 投資家としてはちょっとどうなの? と思いますが、私はこれでいいと思っています。

 

 私の人生、投資が全て・・・「目的」ではないからです。

 

 あくまでも「自分と家族の生活」がまず第一であり、投資はそれを将来的に下支えするための「手段」でしかないのです。私は、ここを間違えないように心がけています。 

 

 つまり、「必要以上に投資を気にしない」ということですね。

 

 

 

 そもそも、私が色々気にしたところで株価は上がりません。

 

 私が市場のことを考えたとしても、市場は私のことを考えてなどくれません。

 

 そんな「突き放した距離感」で運用していますが、今のところ大儲けも大損もせず、それなりにうまくいっています。

 

■銘柄はディフェンシブが好み

 私の保有銘柄は、ほぼ全てがディフェンシブ銘柄であります。唯一の例外はV(ビザ)くらいでしょうか?・・・いや、これもある意味ディフェンシブ銘柄かもしれませんね。

 

 以下、私の保有している銘柄を紹介します。

 

・KO(コカ・コーラ

・PG(プロクター&ギャンブル)

・JNJ(ジョンソンエンドジョンソン)

・PFE(ファイザー

 

・MMM(スリーエム

・PEP(ペプシコ

・MCD(マクドナルド)

・WMT(ウォルマート

 

・MKC(マコーミック)

・PM(フィリップモリス

・BTI(ブリティッシュアメリカンタバコ)

・UL(ユニリーバ

 

・GSK(グラクソ・スミスクライン

・DEO(ディアジオ

・XOM(エクソンモービル

・V(ビザ)

 

・7646(PLANT)※福井県のスーパー

・8217(オークワ)※和歌山県のスーパー

 

 すべて、私・シーラカンスが「多分大丈夫」と確信できた銘柄です。店舗に実地調査に行ったこともありますし、実際にコーラを飲んだりシャンプーを使ってみたりもしました。

 

 その上で「この会社は大丈夫」「長く付き合いたい」と感じられた会社の株のみを買っていますから、不安がないのです。

 

 それゆえ、ある程度放っておいても大丈夫なのです。

 

 

 

 不安がないから、「握力」も必要ありません。

 

 そもそも、「握力」という発想に至りません。

 

 

 

 

 株価が上がれば気分がいいですし、株価が下がれば買い増しのチャンスです。

 

 どっちに転んでもいいようなポートフォリオを組んでいます。

 

■「将来的にどうしたいの?」を考えていますか

 私の場合、「定年の時に資産が2倍くらいになってたら嬉しいな」と考えました。

 

 ここから、どんどん逆算していきました。

 

 

 

 (私・シーラカンスを30歳と仮定して、定年を60歳とします)

 

 投資期間は30年。

 

 この30年間で、年間100万円を投資に回せたとして、元本は3000万円。

 

 この3000万円が6000万円に増えていれば嬉しい・・・というわけです。

 

 計算してみたところ、年利が4~5%取れれば達成できるようです。

 

 実際には自分自身の入金力向上や株価の上昇、配当再投資などもありますから、配当利回りは3%ほどあれば大丈夫だという結論に至りました。

 

 

 調べてみると、この利率はディフェンシブ株や先進国国債で十分に達成できると分かりました。時間をかけられる分、安定性の高い銘柄でも十分儲かると知ったのです。

 

 いくつか、現在の利回りを調べてみました。手堅い投資先であっても、私の投資目標を叶えてくれることが分かります。

 

・KO(コカ・コーラ):3.14%

・PM(フィリップモリス):5.69%

・UL(ユニリーバ):3.91%

フランス国債10年物:2.81%

米国債10年物:4.23%

 

 そのため私は、ディフェンシブ株を主力として運用しています。

 

 反対に、「5年で資産を2倍にしたい」となると、年利20%を狙わねばなりません。

そうなると「配当株への長期投資」では達成できません。

 

 スイングトレードデイトレ、FXなどが適しているでしょう。

 

 あるいは、成長株への投資でしょうか。

 

 目標に応じ、戦略も変わってきますね。

 

 

 

 どんな目標であれ、大事なのは「自分がいつまでに、どうしたいのか」を定めて逆算することですね。

 

 あくまでも、「自分が」です。

 

 それが定まれば、自分の投資スタイルが決まります。

 

 「自分が」投資の基準となりますから、他人がどれだけ儲かろうが、損しようが惑わされなくなります。また、メンタルも安定します。

 

 落ち着いて投資に取り組めますから、大失敗もしなくなります。

 

■自分なりの戦略でいきましょう

 このブログの読者さんには、配当株投資以外にも、様々な投資をされている方が多くおられます。

 

 例えば不動産投資を専門とする方。

 

 投資信託ETFに熱心に取り組まれる方。

 

 REITを専門に研究されている方。

 

 不動産を自ら手入れし、経営されている方。

 

 特定の業種の個別株を研究し、適宜入れ替えしながら保有する方。

 

 時間の投資(読書)に情熱的に取り組み、戦略をさらに磨く方。

 

 全ての方に共通するのは「自分の得意とする方法で資産運用に取り組んでいる」ということです。全員、「自分に適した方法」を見つけ、それを武器としているのです。

 

 そうした方はやはり、成果を上げているようです。

 

 私の場合は、

 

・「手堅い必需品株を買い続ける」

・「利回りは投資期間でカバーする」

・「買ったら鈍感に持ち続ける(どっしり構える)」

 

 のが「自分なりの戦略」です。

 

 リスクとリターンを考えた上で、自分に適した投資対象・投資手法を確立できたら、恐れずに貫きましょう。焦らず、自分のスタイル・自分の速度でいきましょう。

 

 運用は、「1円でも殖やせたなら成功」です。

 

 負け(大損や退場)を避けられれば、残るのは「勝ち」だけです。

 

 

 

 明治時代に活躍した投資家である本多静六先生も、著書の中で同じようなことを指摘していますので、紹介します。(恐らく『私の財産告白』の一節だったと思います)

日本が誇る長期投資家です・・・出典:Amazon



・「初めの間は手堅く勤勉生活を続けていて、急に途中からぐれ出す(グレる)人々を多く見掛けるが、仔細にこれを調べてみると、いずれも功を急いで不堅実なやり方をしたものばかりである」

 

・「すなわち、実力相当な進み方をしていればいいのに、資産不相応な勝負をしたり無理算段の投資をしたり、おのれの器量以上の大きな仕事や不慣れな事業に手を染めたり、とにかくいたずらに成功を焦ったり、堅実に欠くに至った人たちが失敗に帰しているのである」

 

 この本の初版は昭和25年。平成に入ってから復刻版が出版されました。今でも通用するような内容が多く、とても参考になります。

 

 人間の欲望、弱さというのは、どの時代の人でも変わらないのかもしれません。

 

 私・シーラカンスも、焦らないように気を付けます。

マイクを買いました・・・カラオケは好きですか

 こんにちは、シーラカンスです。

 

 以前からの記事で「市内に25店舗ほどあるスーパーの店舗を全部回る」(すべての店舗でちょっと買い物をしてレシートをゲットする)という、

 

 「〇〇ストアラリー」

 

 を孤独に開催している・・・と書きました。

coelacanth-foundation.hatenablog.jp

市内のすべての店舗を回ります・・・出典:いらすとや様

 事情を知らない人からすれば

 

 「・・・なんのためにそんなことを?(困惑)」

 

 と思われるかもしれませんが、これは「土地勘をつけるため」にやっています。

 

 

 

 私・シーラカンスはトラックの運転手からタクシーの運転手に転職(キャリアアップ)したいと考えているのですが、市内の土地勘があまりないのです。

最低限の主要道路は知っておかないと・・・出典:いらすとや様

 そのため「有休消化中」(運送会社の社員としての籍はまだある)のうちに市内を走り回ろうと思ったのですね。

coelacanth-foundation.hatenablog.jp

 

 正直なところ、別にスーパーを回る必要などないのですが、一番目印として丁度良かったのでそうしています。

 

 このスーパーは市内の主要な地区に1店舗はあり、全部回れば人口の多い地区をすべて見て回れるのがいいですね。これにより、市内の主要な国道や県道はほぼ全て

 

 「1度は通ったことがある」

 

 という状態にできます。

 

 さて、先日も7店舗ほど回ってきました。

 

 今回はスーツに革靴姿で実際に運転してみました。

実際より「ちゃんとした人」に見える・・・スーツマジック?

 スーツを着たことが人生で数えるほどしかないため、

 

・「スーツを着ている状態での運転に慣れる」

・「革靴での運転がそもそも可能か確かめる」

・「ネクタイの締め方を復習する」

 

 というところから始めようと思ったのですね。今まで、仕事中は作業服でしたから。

 

 面接もこれからありますから、「ネクタイを締めるのが上手くいかない」など、本番でしょうもない失敗をする前に予習しておきたいですね。

 

 今は「サラリーマンのコスプレ」みたいになっていますが、転職して毎日スーツを着るようになれば、きっと馴染むと思います。・・・馴染むといいな。

 

■カラオケは「死んでも行きたくない」ものでした

 ところで、私は「カラオケ」が大好きです。

 

 週に1度は行きたいレベルで大好きです。

 

 好きすぎて、カラオケの「マイリスト」や「採点履歴」を保存できる

 

・「DAMとも」(DAM

・「うたスキ」(JOYSOUND)

 

 両方のアカウントを作ったほどです。今では「行きつけのカラオケ屋さん」があるくらいハマっています。

 

 

 

 ただ、ハマり始めたのは今年の夏ごろから。それまでカラオケは好きどころか、

 

 「死んでも行きたくない」

 

 ほど大嫌いでした。中学生のころ、校歌斉唱の時に同級生から「音痴」と言われてしまい、それ以来歌うのが苦手になってしまったからです。中学生のころからカラオケを避け続けていました。

 

 

 介護職員として働いていたときは、仕事上どうしても歌わないといけない場面がありましたが(レクレーションの体操の時間など、職員として人前で歌う必要がありました)、本当に苦手でした。仕事だから何とかやれましたが。

 

 当時の勤務先で歌っていた「うめぼしのうた」です。ちなみにDAMで歌えます。介護施設ではわりとメジャーな体操ソングかもしれません。

www.youtube.com

 

 

 

 そんな「カラオケが嫌いだった」私でしたが、ある時、youtubeで好きな歌い手さんに出会いました。

 

 「すたぽら」(Starlight PolaRis)という、男子5人組のグループです。

www.youtube.com

 

 彼らを見つけたのは全くの偶然でしたが、私は彼らの歌が好きになりました。

 

 「特定のアーティストにハマる」というのは、初めての経験でした。

 

 そして、「彼らの歌をカラオケで歌ってみたい」という欲が出てきたのですね。

 

 それがちょうど「米国株や人生に悩んでいた頃」(2023年6月頃)のことであり、何か新しいことをして状況を打破したかったのもあり、思い切ってカラオケに挑戦してみたのです。

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 実際に思い切ってカラオケに挑戦してみたところ、自分がそれほど音痴ではないことが分かりました。採点で測ってみたら80点くらいは出ていて、それが大きな自信となりました。

 

 「あれ?・・・それほどひどくなかったじゃん」と。

 

 そこから、今まで行けなかった分を取り戻すかのように、ほぼ毎週カラオケに通っていました。

 

 そもそも中学生の時になぜ校歌斉唱やカラオケで「音痴」と言われたかを考えたときに、

 

・「キーが合ってない」(高すぎる・低すぎる)

・「選曲そのものの問題」(高い音の曲を無理して歌いがち)

・「キーを変える」という発想そのものがなかった

・「自分の声質に適した曲を選べていなかった」

 

 ということに気が付いたのですね。つまり、「それらを改善すれば歌える曲が増える」ということです。

 

 そのため、

 

・「最高音が低い曲を探す」

・「キーを恐れずに変える」(「さそり座の女」はkey-6、など)

・「演歌や歌謡曲に目を向ける」(極端な高音が少ない)

・「歌いたい曲のキーを-6から+6まで全部試してみる」

 

 など、楽しくなって、どんどん研究していました。

 

 気が付いたら、「採点で90点を超えられる曲」がいくつか出てくるようになりました。私自身、「あんなにカラオケ嫌いだったのに・・・」とびっくりしています。

 

 「とりあえずやってみる」を実践したら趣味が増えた、いい例ですね。

 

■私の人生でマイクを買う日が来るなんて

 そんな感じでカラオケに週1くらい通っていると、たまに「調子の悪いマイク」に出会うことがあります。音が出にくかったり、異様にタバコ臭かったり・・・。

 

 そのため「マイクを持ち込めたらな・・・」と考えていました。ただ高いし、かさばるし・・・と、興味はありつつも迷っていたのですね。

 

 しかし今回、何を思ったか、思い切って買ってしまいました。

SHURE BETA58A・・・そこそこ高級なマイクです

 ここ最近、スマホで色々なマイクを調べていたのですが、調べ続けるうちにだんだんと

 

 「もう、迷う時間が無駄じゃね??」

 

 と急に吹っ切れてしまい、楽器屋さんに行くことにしたのですね。何日も何日も迷っているのだし、もはや答えは「買う」しかないのだろうと。

 

 米国株で新しい銘柄を買い入れるときと、何だか似ている気がします。

 

 悩んで、調べて、悩んで、調べて・・・えい、買っちまえ!! みたいな。

 

 「変な方向に思い切りがいい」・・・私の悪い癖です。

 

 

 

 家族にも、マイクの比較サイトやyoutubeを見たりと相談に乗ってもらっていて、元々は別のマイク(AudioTechnica社のAE-6100)を買い入れるつもりでした。楽器屋さんだと1万8000円ほどです。

www.audio-technica.co.jp

 楽器屋さんに行き、マイクの担当の人を呼んでもらい、試奏ができることになりました。予算2万円前後で、4本試させてもらいました。

 

 スタジオみたいなところに案内され、ヘッドホンをつけて実際に歌うのです。

試奏のイメージ、スタンドにミキサーやマイクが付きます 
出典:島村楽器

 店員さんは後ろで控えている感じで、私は「ちょっと恥ずかしいな・・・」と思いながらも実際に歌ってみました。こういう経験が初めてで、何を歌ったらいいのかわからず、なぜか咄嗟に

 

 「地元のスーパーのテーマ曲」

 

 を歌って比較しました。楽器屋さんもびっくりしたでしょうね。

 

 「え、それで決めるの!?」って。

 

 試奏させてくれたマイクは、以下の通りです。

www.audio-technica.co.jp

www.sennheiser.com

www.shure.com

www.shure.com

  実際に試奏してみると、マイクによって性質がまるで違い、ビックリします。

 

 試奏の結果、

 

・自分で歌ってみて高音がスカッ!!と抜けて歌いやすい

・店員さんが聞いてみて「その声質ならこれが一番合うと思う」

 

 ということから、「SHURE BETA58A」というマイクに決まりました。2万5000円と少し予算オーバーではありましたが、思い切って決断しました。

 

 変に妥協して「やっぱりあっちにすれば良かった・・・」とか思いたくないからです。

 

 何年も使えるものですし、趣味のものですから、多少お金をかけてもいいかな・・・と思います。

良いマイクを手に入れて嬉しいシーラカンス(代理)

■実際にカラオケに使ってみました

問題なく使えました

 早速行きつけのカラオケ屋さんに持ち込んで使ってみました。買う前にマイマイクの持ち込みの許可をもらっていますから、堂々と使えます。

 

 マイクをカラオケの機材につなげるときは、必ず「音量を0に」!!!

これを怠ると、数百万する機械が壊れます

 これだけ気を付ければ、楽しいマイマイク生活を満喫できます。

 

 マイクの向きが結構シビア(超指向性)ですが、正しく持って歌えば、しっかり音を拾ってくれます。備え付けのマイクではつぶれがちな低音も、しっかり拾ってくれますね。高音も、パーン!と声をしっかり出せば、スカッと抜けてくれます。

 

 ただこのマイクは本来はボーカルや歌い手などの「プロ用」であり、調子の良し悪しは容赦なくそのまま出力されてしまいます。

 

 ごまかしがきかないという点では、結構「歌う人に厳しいマイク」かもしれません。でも、歌が上手くなりたい人にとってはいいマイクだと思います。

 

DAMとも」にログインしました

 採点をやってみましたが、いつもより1~2点くらい点数が上がるようです。

いわゆる「上新電機の曲」の元ネタです

この曲も大好きで毎回歌います

キーが高いですが歌っていて楽しい曲です

 この3曲は、私・シーラカンスの十八番で、毎週練習をしていたら90点台を取れるようになりました。「音痴」と言われていたことを考えると、大きな進歩だと思います。

さらにうまく、また、レパートリーを増やしていきたいですね。

 

 長く使えるものであれば、「趣味のもの」にそれなりにお金をかけるのも、「人生を豊かに過ごす」という点ではいいのかもしれません。

 

■知らない世界を垣間見た気がする

 ところで、マイクを試奏したとき、マイクケーブルをマイクスタンドに取り付けられた謎の機材につなぎ、それにヘッドホンもつないでいました。

試奏用スタンド 出典:島村楽器

アナログミキサー Yamaha mg06  出典:amazon

 家に帰ってから、「そういえば、あの機械ってなんて名前なんだろう?」と調べてみたところ、「アナログミキサー」というものらしいですね。マイクのスイッチや接続、簡単な音質調整などに使う機材のようです。

 

 マイク売り場を見てみると、DTM(パソコンで音楽を作曲したり編集したりする)用の鍵盤やソフト、機材などが置かれていました。

 

 私が「マイクを買おう」と楽器屋さんに行かなければ、一生気にもしなかったと思います。ある意味、貴重な経験だと思います。

 

 私自身は「歌い手」(「歌ってみた」を投稿する人)や「Mix師」(依頼で音源を編集する人)にはなれませんが・・・。

 

 「音楽を『作る側』の人たちって、こういう機材を使ってるんだ」

 

 と垣間見ることが出来たのも面白かったです。

 

DTM機材の例 出典:Music Investor様

 

■趣味があると人生がちょっと楽しくなりますね

 人によっては、「カラオケ好き」がきっかけで「歌い手」として活動を始める人もいるかもしれません。「DTM」で作曲をしたり、「Mix師」として編集を始める人もいるかもしれません。

 

 

 

 投資ブログだって似ているのかもしれません。

 

 株やETFが好きで買い始めた。

 

 それで得た知識を書き残したい、他の人にも伝えたい。

 

 だからブログをやってみよう。

 

 ブログに書けるネタ、何かないかな・・・?

 

 結果、日常のニュースに敏感になる。新たな投資先と出会う。

 

 好きじゃなければ、定期的に更新なんてできません。

 

 

 

 好きな投資をもっとやりたいから、勉強もするし、仕事も張りが出る。

 

 もっと投資をしたいから収入を上げたくなる、キャリアアップしたくなる。

 

 ブログを書くと、読者さんが読んでくれる、コメントをくれる。で、楽しくなる。

 

 

 

 趣味は人それぞれ。自分が「楽しい」「続けたい」と思えることなら、何でもいいと思います。

 

 私の場合、それが「カラオケ」であり、「米国株投資」(とそのブログ)です。

 

 特に長期投資をやる人は、投資期間が数十年に及びます。先は長いです。

 

 何か趣味を持つことをおススメします。

 

 きっと、日常が少しだけ楽しくなります。

スーパー巡りと車検準備

 こんにちは、シーラカンスです。

 

 会社に退職願を出し、無事に無事故で最終出勤日を迎えることが出来ました。

 

 今は絶賛有休消化中であります。ある意味、ニートの状態です。

 

・「ああ、もうあんなに辛い労働をしなくていいんだ」

・「ああ、あんなにとんでもない時間に起きなくてもいいんだ(朝2時起きでした)」

 

 と、今になって安心しています。

 

 それでも不思議なもので、「本当に辞めてよかったのかな」と一瞬考える瞬間があります。人間関係そのものは良好だったからです。しかし、今更どうすることもできませんし、前に進むしかありません。

 

 失業の状態にあると、つい気が弱くなりがちでいけませんね。

 

 

 

 

 さて、前回の記事で、

 

・やりたい仕事を決めた(タクシードライバーの仕事をしてみたい)

・でも土地勘がない(特に市の北半分はほぼ行かない)

・現実的に今の会社は辞めるから、何とかするしかない

・どうしようもないから実際に市内すべてのランドマークを走ってみる

・これで市内の主要な道は全て通るはず

 

 といった内容をお伝えしました。

coelacanth-foundation.hatenablog.jp

 実際に、市内で一番多いスーパー(全部で25店舗くらい)のうち、最も北側・山奥にある店舗を数店舗回ってきました。

 

 (私はこれを『〇〇ストアラリー』と呼んでいます。このスーパーは主要な地区に大体一店舗くらいはあるため、全店舗回ると市内の主要な地区を全部見て回れます)

 

 同じ市内なのに、片道30キロ以上離れているうえに、かなりの山道でした。

 

 さらに北に行けばダムや山脈、水力発電所もありますが・・・。

 

 タクシーの運転手として行くことは恐らくほぼ無いでしょうから、その山奥(とはいえ人口はそれなりに多い)のスーパーあたりが「営業区域の北限」となりそうです。

 

 ざっくりとした「営業区域の規模感」をつかめた気がします。

 

 この「山奥の店舗」に出かける際、市街地を突っ切るルートで向かったのですが・・・。

 

 駅前(特に普段行かない北側)が意外と都会だったことにびっくりしました。

 

・「こんな高層ビルがあったんだ」

・「こんなオフィス街があったんだ」

・「意外と私鉄も栄えてるんだ」

・「路線バス、多すぎない?」

・「その国道とその街道って交差するんだ」

 

・・・知らない道、見たことない建物が、まだまだたくさんありそうです。

 

 「人間、見たいもの・興味のあるものしか見ないものだなぁ」と実感します。

 

■車検前に準備をしています

 ところで、私のマイカーはもうすぐ車検を迎えます。

 

 私の場合、車検に出す前に、自分でできることやカー用品店で頼めることはやってしまうようにしています。

 

 別に車検の時に工場に頼めばいいのでしょうが、習慣でそうしています。

 

 なるべく、車検の時に引っかかる箇所を減らしておきたいのです。

coelacanth-foundation.hatenablog.jp

 今月中に車検があるため、事前整備に色々走り回りました。

 

 有休消化中ですから、平日に自由に動き回れるのがいいですね。

 

・ワイパーブレード(ホームセンターのを買って自分で交換)

 

・エンジンオイルとエレメント(カー用品店で)

待ち時間に読書が出来ました

・ミッションオイル(※マニュアル車です、2年に1回交換)(カー用品店で)

ミッションオイル 出典:みんカラ

・タイヤ(別のカー用品店で。若干特殊なサイズですが在庫がありました)

新品のタイヤ、足元が引き締まります

中華タイヤっぽいですが、安心のブリヂストン製です

・バッテリー(カインズのを自分で交換)

日本メーカー製で問題なく使えます

キーホルダーのトカゲちゃんも嬉しそう(?)

 これだけの整備を1日でやり切れました。平日に動けるって素敵。

 

 特にタイヤは残り溝が相当すり減っていて危険でしたから、これで安心です。

 

 

 

 その後、タイヤの慣らし運転とバッテリーの電力確保(出荷時に充電はされているはずですが、一応走って充電しておきたい)のため、50キロほど試運転して帰りました。

 

 主要な消耗品は大体替えましたから、走りがなんだかシャキッとした気がします。

 

 これでもう2年、安心して運転できます。走行距離は21万5000キロを突破しましたが、整備が完全であれば恐れることなどありません。まだまだ乗れます。

 

 自分の車はやはり「相棒」と感じますから、整備して長く乗りたいですね。

coelacanth-foundation.hatenablog.jp

 定期預金から数万円削れてしまいましたが、これで車の買い替えをしなくて済むと思えば、結構いい投資だと考えます。

 

 タイヤもオイルも、バッテリーも新しくなり、車の調子は万全です。

 

 あとは私の熱意と気力次第ですね。

 

 市内を走り回り、何とか土地勘を獲得したいと思います。

 

 起きて酒飲んで寝るだけ・・・というのは、1週間もすれば飽きてきますから、とにかく外に出かけよう、次の仕事の準備をしようと思います。

次にやりたい仕事が決まりました

 こんにちは、シーラカンスです。

 

 今日は仕事について書こうと思います。

 

 今回も、個人的な備忘録みたいな記事です。

 

 投資の記事を読みたかった方、申し訳ありません。

 

 投資の記事も書きたいのですが、最近投資が出来ていないので・・・。

 

 転職が落ち着いたら、また株の買い足しを続け、記事を書きたいですね。

 

■最終出社日・・・無事故無違反で終わりたいですね

 

 以前、記事の中で、

 

・「運送会社に勤めていたけどもう限界」

・「精神的におかしくなっていた」

 (4階ベランダから飛び降りたら楽になれるかな・・・とか考えてました)

 (トラックを運転中、急ハンドルを切ったら事故って休めるかな・・・とか)

 

 

 ということで、会社を辞めることにした・・・とお伝えしました。

coelacanth-foundation.hatenablog.jp

 かなりの引き留めがあったものの、何とか退職が認められました。

 

 明日(11月27日)が最終出社となりました。一応、年末までは社員としての籍はありますが、有休がかなり溜まっていたため、そのようになりました。

 

 同僚や、出入り先の工場の人達との人間関係は良かったのですが・・・。仕方のないことです。

 

 ただ、勢いと自己防衛に衝き動かされて退職を願い出たため、実は「次の仕事」が決まっていません。同僚からは「決まってから辞めれば良かったじゃん・・・」と呆れられましたが、私は後悔していません。

 

 「たかが」仕事で死にたくなどなかったからです。

 

 本当に、危なかった・・・。

 

 わりと危険な精神状態でしたから、事故を起こす前に退職出来てホッとしています。

 

 退職が確定した今、とても穏やかな心境です。

 

 

 

 

 もしあの時退職を願い出ていなかったら・・・。

 

 うん、あまり想像したくないですね。自分を守れてよかったです。

 

 

■「仕事と人生」を考え直すチャンスなのかも・・・?

 

 もともとは割と気楽な勤務だったのですが、2024年問題の関係で仕事が増えていったのが原因で、私は潰れてしまったのですね。

 

 必要資材(パレット)の慢性的な不足、現実的に困難な納入時間・・・。

 

 猛烈なプレッシャーでした。日曜日の夜など、不安で寝られないほどでした。

 

   毎日、プレッシャーに吐きそうになりながらトラックを運転していました。

 

 クレームに怯えながらトラックを運転するの、もう嫌だ・・・。

 

 有休がとれない、せめて1日だけでも取りたい、仕事から離れたい・・・。

 

 

 

 しかし、今回の退職で、

 

・「自分は何に強烈なストレスを感じるのか」

・「自分はどんな仕事が適している・適していないのか」

・「自分にとって嬉しいこと・嫌なことは何なのか」

・「労働条件など、譲れないこと・妥協できることは何か」

・「自分はどれくらいの収入が欲しいのか」

・「生活スタイルが変わることについて、どこまで許容できるのか」

・「トラックには二度と乗りたくない」・・・じゃあどんな仕事が出来そうか

・自分は「自動車の運転」を仕事にしたいか、したくないか

・自分は何をされると「雑に扱われた」「尊重された」と感じるのか

・そもそもこの街に居続けるか、あるいは他の街でやり直すのか

・自分は何に喜びを、怒りを感じるのか

 

 などなど、「仕事と人生」「自分の性質」について見つめ直すことが出来ました。

 

 きっと、今後の人生に役立つと思っています。

 

■タクシー会社へ転職したい

 いろいろ考え抜き、自分の家族などとも相談した結果、

 

・「シーラカンスは雇われること自体が向いていない」

・「自分から仕事を見つけてバリバリ働きたいタイプ」

・「裁量の大きい仕事が良さそう」

・「運転が好きなら、運転の仕事を諦めることはない」

 

 ということで、「個人タクシー」はどう? とアドバイスをもらいました。

個人タクシーの例・・・出典:Aoshima Scale Model様



 ただ、個人タクシーを開業するには無事故無違反、10年間の法人タクシー乗務経験が必要、自己資金200万円以上など、かなり厳しい条件があることが分かりました。

 

 しかし、これをきっかけに「タクシードライバー」という職業に目を向けるようになり、YouTubeを見たり、現役ドライバーさんのブログを読んだり、色々調べてみました。その結果、

 

 「あれ? 意外と自分に合ってるかもしれない」

 

 と感じ、次はタクシー業界に転身しようと考えています。

 

 市内のタクシー会社の求人に応募し、タクシードライバーの仕事をしたいのです。

 

法人タクシーの例 出典:東京無線協同組合



 

 私の場合は「自動車の運転」自体は好きですし、

 

 トラック運転手(貨物)→バス・タクシードライバー(旅客)

 

 という転職は「キャリアアップ」となります。

 

 

 タクシーの場合は走れば走るほど、「市内の地理」がどんどん頭の中にインプットされていきます。同じ市内で勤める限り、他のタクシー会社に転職しても、この地理の知識は自分の脳内に残り続けます。

 

 また、コツコツと乗務を続けていけば、

 

・この辺にいれば無線注文(カーナビに表示される)が入りやすいから行ってみよう

・ここで付け待ち(病院入口などで待つ)すると上手くいく

・このホールでイベントがあるから終わり頃を狙って行ってみよう

・金曜日の夜だし繁華街で仕事しよう

・午前中は病院やホテルに行ってみようか

・出社前にイベント情報と電車の遅延を確認してみよう

 

 ・・・などなど、自分でどんどん仕事が出来るようになるでしょう。こうした下調べや工夫が認められる職種なのも、私の性格に合っている気がします。

 

 

 私・シーラカンスは、こうした「地理知識」や「仕事上の知識」について、

 

 「あ、これって無形資産だ」

 

 と考え、とても魅力を感じます。

 

 「同じ道を同じ時間に走り、同じ工場に行くだけ」「言われたとおりにやれ」の今のトラックの仕事と違い、自分の中に知識が積み上がっていくからです。

 

 年数を重ね、市内をスイスイ走れるようになれば、担当できる仕事も増えます。

 

・ジャンボタクシー

・空港直行タクシー

・指導教官

班長

・観光タクシー

・営業所長

・配車係や無線室長

 

 いろいろ調べ、考えた結果、「次の転職先はタクシー会社にしよう」と決めました。

 

 タクシードライバーの給料は歩合制のため、収入が上がるか下がるかは分かりませんが、それでも挑戦してみたいと思います。

 

■土地勘がない・・・どうしよう!!

 次にやりたい仕事は決まったわけですが、大きな問題があります。

 

 私・シーラカンスはもともと、今住んでいる街の出身ではないのです。

 

 今私が住んでいるのはある地方都市であり、私はここに転居して5年ほどになります。もちろんある程度の国道であったり、イオンの場所だったりは把握していますが・・・。

 

 やはり、

 

・「どの地区がどのあたりにある」

・「国道〇〇号線と〇〇街道は同じ道を指している」

・「〇〇工場の跡地」など、地元の人にしか分からない表現

・市内を走る私鉄の駅名とその並び順(だいたい地区名が駅名になっています)

 

 といった、細かい土地勘が致命的に足りていないのです。私・シーラカンスは、あまり市街地に出かけませんから、5年住んでいてもこの程度の土地勘しかないのです。

 

 特に、「主要な地区(〇〇町)が大体市内のどの辺にあって、どの国道で行ける」・・・程度のざっくりとした地理も分かっていない状態では、とてもタクシー会社の面接には行けません。

 

 「土地勘がどれくらいあるか?」というテストがあるためです。

 

 仮に入社が許されたとしても、今のままでは入社後に相当苦労するでしょう。

 

 そもそも、市内の主要な総合病院の位置関係すら怪しい・・・。どうしよう!!

 

 

 

 それでも現実的に、今の運送会社は辞めるし・・・。

 

 しかし、悩んでいても、土地勘は永遠に身に付きません。

 

 

 

 

 何とかするしかないのです。

 

 土地勘がないなら、覚えればいいのです。

 

 いま「街のプロフェッショナル」として市内を走るタクシー運転手さんだって、全員が全員、市内出身ではないでしょう。

 

 きっと、土地勘がない状態から頑張って覚えた運転手さんだっているはず。

 

 がんばろうと思います。

 

■まずは地名を見慣れるところから

 

 現役タクシードライバーの人のブログなどを読み漁った結果、

 

・「紙の地図を買いなさい」

・「実際に走るしか方法はない」

・「休みの日に乗務で行ったところを地図で復習する」

・「最初の3か月から半年は怒られながら覚えるしかない、だんだん楽になる」

・「地図に書き込んで、ボロボロになるまで使いこなしなさい」

・「抜け道を教わったらノートに書いて、空車の時に実際に通ってみなさい」

 

 ・・・といった情報が得られました。

 

 私の場合まだ転職していないため、転職まで少し時間があります。

 

 「その間にやれることはやろう」と思い立ち、色々やってみることにしました。

 

 

 とりあえず、県内道路地図と、市内全土の地図(1枚になっているやつ)を買いました。

道路地図の例・・・出典:Amazon

市内全土の地図の例・・・出典:Amazon

 県内地図にはインデックスをつけました。「地図帳にインデックスを貼る」というのは受験勉強でよく使われるテクニックのようです。確かに開きやすくなって便利です。

地図帳にインデックスを貼った例・・・出典:さくさく勉強法様

 

 よく指定されるであろう場所の地図がバッと開けるようになります。

 

・「〇〇医大

・「イオン〇〇」

・「旧〇〇市市街地」

・「〇〇駅周辺」

 

 市内地図は常に目に入るよう、壁に貼りました。

 

 「地図を壁に貼る」はやはり、王道の覚え方ですね。

日本地図を壁に貼った例・・・出典:青森市未来塾様

 

トイレに世界地図を貼った例・・・出典:「受験対策」半分は親の力様

 私・シーラカンス宅では、

 

・市内全域図:リビングの引き戸に貼り付ける。

・付録の駅前詳細図:トイレの壁に貼り付ける。

 

 ことにしました。

 

 これにより、何とか「地区名を見慣れる」段階まではたどり着けました。〇〇町は北区で、〇〇町は駅の南側、ホテルはそこなのね・・・という感じですね。

 

■実際に車で走る・・・時間はかかるけど確実

 有休消化に入ったら、実際に市内全土を車で走ろうと計画しています。

 

 「一度も走ったことがない」と、「あ、通ったことある」では、転職後の不安感が全然違うからです。いくらカーナビがあるとはいえ、主要な道くらいは走っておかないとマズいでしょう。

 

 「運転手さん、そんな道も知らないの?」と・・・。

 

 そのため、市内各地のランドマークを巡ろうと思い、リストを作りました。

 

・市内全部の区役所

・市内全部の図書館

・市内全部の警察署と税務署

・市内で一番多いドラッグストア:40店舗以上

ドラッグストアの例(実際の店舗とは異なります)・・・出典:栃ナビ!様

・市内で二番目に多いドラッグストア:約20店舗

・市内で一番多いスーパー:約25店舗

・市内全ての総合病院や大病院

・市内全部の文化会館、球場、ホール

・市内のJR駅すべて

・市内の私鉄全駅(1日乗車券で全部の駅に降りてみる)

・主要な観光名所(るるぶを買いました、実際に回ってみます)

恐竜博物館、行きたいです・・・出典:Amazon

ターミナル駅のタクシー乗り場(実際に歩いて見てくる)

 

 

 

 ・・・こう書き出してみると、ものすごい件数ですね。

 

 おそらく、1週間くらいはかかるだろうと思います。

 

 これだけ巡れば、市内の主要な国道や県道は全て走ることになるでしょう。

 

 特にドラッグストアは、主要な地区に大体1店舗くらいありますから、リストに加えました。乗務するようになったら、休憩・トイレスポットとしても役立つでしょう。

 

 

 

 この時に大事なのは「ついでに行かない」ことですね。

 

 区役所なら区役所、病院なら病院。スーパーならスーパーだけ走って回る。

 

 たとえ隣同士にあるとしても、別々のタイミングで行くのです。

 

 かなり非効率ですが、目的が「ランドマークを覚えたい」「主要な道を通りたい」ですから、それでいいのです。必然的に、同じ大通りを何度も走ることになりますから、きっと土地勘がつくと思います。

 

■失業中だからこそ意識して外に出る

 

 今までの経験上、失業してから家にこもってしまうと、

 

・「再就職できる気がしなくて不安」

・「仕事もせずに酒だけ飲んでいていいのか、私に存在価値はあるのか」

 

 など、悪い方へ、悪い方へ・・・と落ち込んでしまいますから、あえて理由を作って外出しようと思います。

 

 上に書いた「市内をドライブして巡る」のは次の仕事に直結する(何とかして地理を覚える)ことですから、「失業してるのに外で遊んでる」という謎の罪悪感に襲われずに済むのもメリットですね。

 

■きっとうまくいくと信じています

 今の会社を辞めることになったのは残念ですし、不安もあります。

 

 どうやって食べていけばいいんだろう。

 

 私を雇ってくれる会社はあるのだろうか。

 

 それでも退職が決まった以上、悩んでいても始まりません。

 

 ある意味、これは

 

・「長く勤められる会社に移りなさい」

・「自分に合った会社を探しなさい」

・「朝2時起きの仕事なんて辞めなさい」(家族からも言われていました)

 

 という運命なのかもしれません。

 

 

 

 地理を覚えるのと並行して、

 

会社説明会に出かける。(実際に乗務するタクシーを見学できるようです)

・履歴書と職務経歴書を作る。

・免許センターで「運転経歴証明書」を取り寄せる(無事故無違反を証明できます)

 

 など、転職活動をしていこうと思っています。

 

 時期的に、最短でも1月中旬くらいの入社となるでしょう。コツコツと準備を進めようと考えています。

保有株が値上がり・・・7646 PLANT

 こんにちは、シーラカンスです。

 

 先日、転職活動用にスーツを注文してきました。

 

 私・シーラカンスは、今までずっと作業服などを着る仕事をしていましたから、スーツを持っていなかったのです。もちろん、今勤めている会社の面接はスーツを着ましたが、サイズが合わなくなり、処分してしまったのです。

 

 そのため、洋服の青山に行き、2万円くらいの紺のスーツを注文してきました。これなら無難であり、どんな会社の面接にも行けますね。我ながら、自分に合ったスーツを選べた気がします。

 

 スーツ以外にも、Yシャツやベルトなども買ったため、全部で4万円以上の買い物となりました。転職活動って、なかなかお金がかかるのですね・・・。

 

 さて、今回は私の保有株の一つ、「PLANT」についてお伝えします。

 

■米国株だけに固執しない・・・優待株もいいじゃない

 私・シーラカンスは元々米国株を専門に買っていますが、2社だけ日本株保有しています。米国株だけ買えば利回りや安定性がいいのは十分に分かっていますが、

 

・決算書類が来ない

株主総会に呼ばれない

・優待が一切ない(優待券を使いに店舗に行く・・・とかやってみたかった)

 

 などの欠点があります。つまり、「毎月毎月結構なお金が株式取得に出ていくのに、自分が投資しているという実感が何もない」ということですね。

 

 私・シーラカンスはこのことに悩み、2か月くらい苦しんだことがあります。一時は、持っている株を全部現金化してやろうか・・・とさえ考えたほどでした。

coelacanth-foundation.hatenablog.jp

 いろいろ考えた結果、「あえて日本株、それも優待株を買ってみよう」という結論に至りました。

 

 私の場合、主力の米国株は飲料やたばこ、医薬品などの生活必需品銘柄が多かったため、日本株では「会社の大きさ」や「知名度」にはこだわらずに探すことにしました。それらは米国株で十分に叶っているからです。

 

 そのため私は「その地域や県で圧倒的No.1」という「地味だけど良い会社」を探し、

 

・PLANT(7646):福井県のスーパー・ホームセンター

coelacanth-foundation.hatenablog.jp

・オークワ(8217):和歌山県で圧倒的なシェアを持つスーパー

coelacanth-foundation.hatenablog.jp

 の2社の株を買いました。

 

 もちろん、実際に調査にも行き、自分の目で店舗や商品を確認し、実際に買い物し、実際に総菜などを食べてみました。

 

 投資家たるもの、投資先を決めるなら

 

・「現地に行って見てくる」

・「自分で実際に買い物してみる」

 

 など、「実践の人」「果敢の人」であり続けたいですね。結果が良くても悪くても、すべて自分で決めたことなら納得できるからです。

coelacanth-foundation.hatenablog.jp

 そこまでしてから買い入れを決心しましたから、安心して保有していられます。

 

 前置きが長くなりましたが・・・。

 

 PLANT(7646)の株価が一気に吹き上がっていました。

 

■持ち株が急騰すると嬉しいですね

 私・シーラカンスがPLANT(7646)の株を買ったのは2023年6月3日だそうです。時期からすると、5月末の給料から買い入れたのでしょう。

 

 確か、仕事の休憩中に給料を下ろし、投資資金を証券口座に移し、そのままスマホで発注したのを覚えています。

 

 私が買ったのは100株。株価は704円でした。

 

 その後はあまり株価を気にすることもなかったのですが・・・。

 

 今日(2023年11月11日・・・あ、ポッキーの日ですね)現在の株価は

 

 1338円

 

 だそうです。私の知らないうちに2倍近くになってる・・・。

 

 自分の持っている株が急激に値上がりしたのは初めてで、正直、結構嬉しいです。

 

 しかし、別に「売って利益を取ろう」とは思いません。

 

 何と言えばいいのでしょう、

 

 「自分が好きなマイナーなバンドがメジャーデビューを果たした」

 

 ような感覚です。

 

・「なんだ、みんなやっとこのバンド(銘柄)の良さに気づいたの?」

・「私はこの良さを先に見抜いていた」

 

 という優越感もありますし、自分が応援しているバンド(銘柄)が評価されたという方向の喜びを感じています。だから、売ろうなどとは思えないのです。

 

 この暴騰の理由はポジティブなもので、

 

 「会社が大規模な自社株買いを決断したから」

 

 です。

moneyworld.jp

 投機筋にオモチャにされている・・・とかではなく、正当な理由で株価が上がっていますから、むしろ持ち続ける安心感が増しますね。

 

 今回、PLANTが決断した自社株買いは、

 

・金額:10億円

・発行済み株に占める割合:9.7%(自社株を除く)

・取得予定株数:75万株

 

 とかなり大規模であり、約1年かけて自社株買いを敢行するようです。

 

 

 

 ちなみに、このデータからは

 

 「PLANT自身が自社の株価をどう考えているか」

 

 も読み取れます。

 

 10億円÷75万株=1株当たり1333円

 

 どうやら、PLANT自身は、自社の株価の適正な価値を1333円と考えているようです。

 

 現在の株価は1338円ですから、市場の評価もそれくらいなのでしょう。

 

 私が買った6月時点では704円でしたから、「やっと正当に評価してもらえて良かったね」と、株主として嬉しく思います。

 

■株主に報いる方法は増配だけじゃない

 株主が株を長期保有する理由は、主に2つあると思います。

 

・売却益を取りたいから(安い時に買って高く売る)

・配当金をもらい続けたいから(儲けは少ないけど安定 ※会社によります)

 

 基本的にはこの2つがメジャーだと思います。また、日本の株であれば「優待が欲しいから」もありますね。これもある意味、形を変えた配当金なのかもしれません。

 

 

 

 会社としては、応援してくれる株主に報いる方法がいくつかあります。

 

・配当金を維持・増加させて支払う(優待拡充も含む)

企業価値を上げて株価を上昇させる

・出回っている株式そのものを減らす

 

 PLANTの場合は「自社株買い」・・・つまり、「出回っている株式そのものを減らす」という方法を取ったようです。

 

 PLANTの場合、75万株を買うことで約10%の株を消却するため、単純計算ですが、市中に出回る株は750万株から675万株まで減ることになります。

 

 次の年に支払う配当金も、原資が同じ金額であれば、支払うべき株数が減れば、1株あたりに出せる配当金額が増します。

 

 市中に出回る株も今までより10%減るため、1株当たりの利益も株価も上がります。

 

 私・シーラカンスは、これくらいざっくりとした感じで「自社株買い」を考えていますが、大きくは間違っていないと思います。

 

 

 米国株では自社株買いは結構ありますが、日本株、それも小さい会社で大規模な自社株買いを決断するのは珍しいと考えます。

 

■オーナー系企業も悪くないかも

 どうやらPLANTの経営陣は、株主の方をちゃんと見てくれるようです。

 

 もちろん「創業者一族が大量に株を持っているから」という事情もありますが、それだって「株主と利害が一致する」という利点となります。

 

 株主に不利になるようなことをすれば、自分たちの資産も減りますから・・・。

 

 大量保有報告書を確認し、計算してみました。(2023年3月期)

 

・有限会社ワイ・ティ・エー:2024000株(25.02%)※社長夫人の資産管理会社

・日本マスタートラスト信託口:364000株(4.50%)

・自社持株会:346000株(4.28%)

・三ツ田勝規:330000株(4.08%)※前会長

・自社株口:317580株(3.93%)

・三ッ田美代子:230000株(2.84%)※社長夫人

・三ッ田佳史:200000株(2.47%)※社長

・三ッ田泰二:200000株(2.47%)※副社長

・伊藤昭:191000株(2.36%)

・浅野守太郎:180000株(2.22%)

・畭明代:144000株(1.78%)

 

 計算してみたところ、創業者一族だけで36.88%もの株式を保有しているようです。

 

 株数にすると298万4000株。

 

 今日の株価・1338円をかけると、約40億円分となります。

 

 配当金は2023年9月期で32円ですから、合計で9548万8000円の配当金となります。

 

 創業者一族としても、決して無視できない金額だと思います。

 

 そう考えると、オーナー系企業は「経営者であると同時に株主」という人が率いているわけであり、案外安心して投資できるかもしれませんね。

 

 ちなみに、米国のウォルマート(WMT)も同じような業界・形態であり、創業一家で全株式の51%を保有しています。

 

 「オーナー企業だからワンマン経営」と決めつけず、自分が「いい!」と思った会社の株を探して買って、持ち続けたいですね。