車を整備して長く乗ろう・・・窓を修理しました

 こんにちは、シーラカンスです。

 

 先日、車の窓が閉まらなくなりました。

 

 運転席のパワーウインドウスイッチがダメになってしまったようです。

パワーウインドウスイッチ 出典:みんカラ

 幸い、レギュレーター(窓のモーター)ではなくスイッチだけの故障でしたので、自分で修理しました。

 

 今回は、車についてです。

 

■検索すれば、同じような人がいます

 車の窓が閉まらないとなると、かなりまずいことになります。

 

 実際、スイッチがダメになったと知った時、私はかなり焦りました。

え⁉ そんなことある⁉ 出典:いらすとや様

 私の場合、幸いにも何とか窓を閉めることが出来ましたので、しばらくはこのまましのごうと考えました。

 

 さて、これ、どうしよう・・・?

 

 修理に出す? でも、お金ないし・・・。

すぐ直さないとまずいし・・・出典:いらすとや様

 とりあえず、ググってみました。

 

 この広い世界で

 

 「これに悩んでいるのは世界中で私だけ」

 

 という事態はそうそうないからです。

 

 調べてみると、

 

・ドアの内張をはがす

・スイッチにつながるカプラーを外す

・スイッチを外す

ヤフオクあたりで調達した社外品を取り付ける

・カプラーをつなげる

・動作確認する

・内張を元に戻す

 

 という手順で直せることが分かりました。意外と簡単ですね。

 

 その後すぐに社外品のパワーウインドウスイッチ(送料込みで3000円でした)をヤフオクで注文し、届きましたので修理しました。

社外品の例・・・出典:amazon

 実際にやってみると15分くらいで簡単に修理できました。

 

 整備工場に出すのは簡単ですが、自分で調べて自分で修理するのもいいものです。

 

■ある程度の修理・交換が出来るようになるといいですね

 今回「パワーウインドウスイッチの交換」をしたことで、修理方法を覚えることができました。

 

 この作業を工場に頼むと工賃と部品代で2万円するそうです。

 

 一方、自分で調べて自分でやれば3000円です。

 

 自分で直せたことで、時間とお金の節約になったことはもちろんですが、

 

 「パワーウインドウスイッチが壊れても修理できる」という技術

 

 が手に入ったことも見逃せないメリットです。

 

 今後一生、役に立つでしょう。

 

 車の整備は、ブレーキやエンジンなどの重要部品を除けば、意外と自分で整備できるものです。重整備でなくとも、

 

・オイル交換

・電球交換

・エアコンフィルター交換

・カーナビやドラレコの取り付け

・使わない灰皿を外してドリンクホルダー(他車種のを流用)を取り付ける

・スモークフィルム施工

・シフトノブ交換

・バッテリー交換

・タイヤの空気の補充

・ワイパーブレード交換

 

 など、自分で出来ることは結構あります。

 

 私・シーラカンスはさらに

 

・エアコンガス補充

・ブロアモータ(エアコンのモーター)交換

 

 などもやったことがあります・・・古い車特有の修理ですね。 

 

 やり方がわからなければ検索すれば出てきます。

 

 あるいは、説明書に書いてあります。

 

 自分である程度の維持管理が出来れば、車を経済的に、長く安全に乗ることができます。

 

 特に私・シーラカンスの車は古いため、整備工場に全て丸投げしているとお金がいくらあっても足りない・・・という事情もあります。

 

 元々の購入価格も安い(中古で23万円でした)ですし、シンプルな車ですから自分で修理しやすいのも気に入っています。

coelacanth-foundation.hatenablog.jp

 

coelacanth-foundation.hatenablog.jp

 

 今所有している車を長く乗れば、買い替えを遅らせることができます。

 

 そうすれば100万円単位のお金が浮きます。

 

・「今ある車を大事にする」

・「不調があれば修理して乗る」

 

 のはエコであり、自分へのメリットも大きいですね。

 

■不調はあるけど直せるから問題ありません

 先ほども出てきましたが、私は18年落ち・20万6000キロの古い軽自動車に乗っています。

 

 確かに古い車ではありますが、まだまだ街中でよく見る型式です。

 

 確かに、長く乗っていれば不調は色々出てきます。

 

 元々安い車種ですし、古い車ですから、これは仕方ないことです。

 

 私が経験した不調や整備を挙げてみます。

 

・エアコンの風が来ない(ブロアモータ交換)

・運転席の窓が閉まらない(スイッチ交換)

・エアコン吹き出し口が割れてる(気にしない)

クラッチがめちゃくちゃ重くなった(クラッチ一式交換)

・たまに1速に入らない(Nに戻して入れ直せば入ります)※MT車です

 

・エアコンの冷えが悪い(エアコンガス補充)

・エンジンの始動が弱い(バッテリー交換)

・ドリンクホルダーが足りない(灰皿のところとエアコン吹出口に増設)

・未塗装樹脂が白くなってみっともない(外して塗装)

・スピーカーが片側音が出ていない(いいスピーカーに交換)

 

・後部座席に配線は来てるのにスピーカーがない(増設しました)

・カーナビがついてない(後付けしました)

ドラレコがない(後付けしました)

・ハンドルの表面が剥げてきた(ハンドルカバー取り付け)

・シフトノブの劣化(社外品に交換)

 

・オーディオが古い(USB対応の新品を取り付け)

・ブレーキランプが切れやすい(予備電球を車内に常備)

・サスペンションがヘタっている(社外サスペンションに一式交換)

・車内に侵入する音がうるさい(内装をはがして防音材を施工)

・ワイパーアームがサビてきた(再塗装しました)

 

・エアコンのバックライトが切れた(分解して電球交換)

・メーターランプが切れた(分解して電球交換)

・ヘッドライト・ウインカーが切れた(電球交換)

・冷却水ホースの劣化(交換)

・点火プラグの交換(高級な長寿命タイプへ)

 

 ・・・とこのように、新車では考えにくい故障もありますが、それでも自分で修理できる範囲の不調です。

 

 ある意味、最高の「自動車整備の教材」かもしれません。

 

 シンプルな車であり、大抵の不調は自分で直せるようになったからです。

 

 

 安い車種・古い車種ゆえの設備の不足(ドリンクホルダーの不足など)も、後付けで快適にすることができます。

 

 エンジンやブレーキなどの「壊れると致命的」な部分は未だ快調そのものです。

 

 「自動車」としての性能に問題はありませんから、まだまだ乗れますね。

 

 距離はかなり伸びていますが、裏を返せば

 

・「一度乗ると距離が長い」

・「一定速度でダーッと長く走る」

 

 ということでもあり、これはクルマにとっては悪いことではありません。

 

 

 

 これだけ長く乗れば、大体の故障は経験します。

 

 そのたびに直していますから、修理技術も身につきました。

 

 直せなければ移動手段を失いますから、必死です。

 

 新車に乗っていれば経験できなかったことであり、ある意味貴重な経験です。

 

 一通りの故障はもう済んだでしょう。また壊れても直すだけのことです。

 

 何なら、

 

・「エンジン」

・「トランスミッション

 

 だって「交換部品」の一種です。

 

 まあ実際には

 

 「テセウスの舟」(全部品を交換した舟は、果たしてオリジナルと言えるのか)

ja.wikipedia.org

 状態になってしまいますし、

 

・「別の車を買ったほうが安い」

・「交換しても他の部品の寿命が来る」

 

 ため、エンジンが壊れたら

 

 「寿命を全うした」

 

 と判断しようと思います。

 

 それまでは乗り続けたいと願っています。

 

■こうなったら最後まで付き合います

 せっかく縁あって私・シーラカンスのもとに来たからには。

 

 せっかく「自動車」として生まれてきたからには。

 

 出来る限りの整備をして、長く乗り続けてあげたいのです。

 

 単純に「私にお金が無い」という事情もありますが、それ以上に

 

 「私の初めてのマイカー」

 

 であり、愛着があるからです。

 

 

 確かに元々安い車です。

 

 新車時代ですら80~90万円くらいで買えた車です。

 

 そんなに目立った特徴を持っているわけでもありません。

 

 それでも長く乗っていると、

 

・「寿命まで、最期の日まで付き合おう」

・「こうなったら月まで(=38万キロ)目指そう」

 

 という気になるから不思議なものです。

 

(私が「今の車に長く乗ろう」と思ったきっかけのサイトをご紹介します)

shogo33333.ninja-web.net

気に入っています・・・出典:いらすとや様



 乗ってみたい車、カッコいいと思う車はたくさんありますが、

 

 「今の車を廃車にしてまで乗り換えたい」

 

 とまでは思わないのです。

 

 運転してみたいと思っても、「所有したい」とまでは思わないのです。

 

 だって、今の車に満足していますから。

 

 カーナビ取り付けなどの

 

 「近代化工事」

 

 も済みましたし、全て自分好みに部品を交換したり取り付けしているからです。

 

 また、

 

 「私が自動車に求める性能要求」

 

 をすべて満たしてくれるからです。

 

 まだまだ走れますから、買い替える理由がないのです。

 

 またそれ以上に、「今のマイカーが好き」という思いもあります。

 

■投資も車も「好き」という感情が大切

 投資も車選びもそうですが、

 

・「好きなものと長く付き合う」

・「一度手に入れたらもう手放さない」

 

 というのがうまくいくコツなのかもしれませんね。

 

 株は買ったら一生持ち続ける。

 

 車は最後まで乗り潰す。最期まで責任を持つ。

 

 今持っている車を大事に、いいカーライフを送りたいですね。