こんにちは、シーラカンスです。
以前からの記事で「市内に25店舗ほどあるスーパーの店舗を全部回る」(すべての店舗でちょっと買い物をしてレシートをゲットする)という、
「〇〇ストアラリー」
を孤独に開催している・・・と書きました。
coelacanth-foundation.hatenablog.jp
事情を知らない人からすれば
「・・・なんのためにそんなことを?(困惑)」
と思われるかもしれませんが、これは「土地勘をつけるため」にやっています。
私・シーラカンスはトラックの運転手からタクシーの運転手に転職(キャリアアップ)したいと考えているのですが、市内の土地勘があまりないのです。
そのため「有休消化中」(運送会社の社員としての籍はまだある)のうちに市内を走り回ろうと思ったのですね。
coelacanth-foundation.hatenablog.jp
正直なところ、別にスーパーを回る必要などないのですが、一番目印として丁度良かったのでそうしています。
このスーパーは市内の主要な地区に1店舗はあり、全部回れば人口の多い地区をすべて見て回れるのがいいですね。これにより、市内の主要な国道や県道はほぼ全て
「1度は通ったことがある」
という状態にできます。
さて、先日も7店舗ほど回ってきました。
今回はスーツに革靴姿で実際に運転してみました。
スーツを着たことが人生で数えるほどしかないため、
・「スーツを着ている状態での運転に慣れる」
・「革靴での運転がそもそも可能か確かめる」
・「ネクタイの締め方を復習する」
というところから始めようと思ったのですね。今まで、仕事中は作業服でしたから。
面接もこれからありますから、「ネクタイを締めるのが上手くいかない」など、本番でしょうもない失敗をする前に予習しておきたいですね。
今は「サラリーマンのコスプレ」みたいになっていますが、転職して毎日スーツを着るようになれば、きっと馴染むと思います。・・・馴染むといいな。
■カラオケは「死んでも行きたくない」ものでした
ところで、私は「カラオケ」が大好きです。
週に1度は行きたいレベルで大好きです。
好きすぎて、カラオケの「マイリスト」や「採点履歴」を保存できる
両方のアカウントを作ったほどです。今では「行きつけのカラオケ屋さん」があるくらいハマっています。
ただ、ハマり始めたのは今年の夏ごろから。それまでカラオケは好きどころか、
「死んでも行きたくない」
ほど大嫌いでした。中学生のころ、校歌斉唱の時に同級生から「音痴」と言われてしまい、それ以来歌うのが苦手になってしまったからです。中学生のころからカラオケを避け続けていました。
介護職員として働いていたときは、仕事上どうしても歌わないといけない場面がありましたが(レクレーションの体操の時間など、職員として人前で歌う必要がありました)、本当に苦手でした。仕事だから何とかやれましたが。
当時の勤務先で歌っていた「うめぼしのうた」です。ちなみにDAMで歌えます。介護施設ではわりとメジャーな体操ソングかもしれません。
そんな「カラオケが嫌いだった」私でしたが、ある時、youtubeで好きな歌い手さんに出会いました。
「すたぽら」(Starlight PolaRis)という、男子5人組のグループです。
彼らを見つけたのは全くの偶然でしたが、私は彼らの歌が好きになりました。
「特定のアーティストにハマる」というのは、初めての経験でした。
そして、「彼らの歌をカラオケで歌ってみたい」という欲が出てきたのですね。
それがちょうど「米国株や人生に悩んでいた頃」(2023年6月頃)のことであり、何か新しいことをして状況を打破したかったのもあり、思い切ってカラオケに挑戦してみたのです。
coelacanth-foundation.hatenablog.jp
実際に思い切ってカラオケに挑戦してみたところ、自分がそれほど音痴ではないことが分かりました。採点で測ってみたら80点くらいは出ていて、それが大きな自信となりました。
「あれ?・・・それほどひどくなかったじゃん」と。
そこから、今まで行けなかった分を取り戻すかのように、ほぼ毎週カラオケに通っていました。
そもそも中学生の時になぜ校歌斉唱やカラオケで「音痴」と言われたかを考えたときに、
・「キーが合ってない」(高すぎる・低すぎる)
・「選曲そのものの問題」(高い音の曲を無理して歌いがち)
・「キーを変える」という発想そのものがなかった
・「自分の声質に適した曲を選べていなかった」
ということに気が付いたのですね。つまり、「それらを改善すれば歌える曲が増える」ということです。
そのため、
・「最高音が低い曲を探す」
・「キーを恐れずに変える」(「さそり座の女」はkey-6、など)
・「演歌や歌謡曲に目を向ける」(極端な高音が少ない)
・「歌いたい曲のキーを-6から+6まで全部試してみる」
など、楽しくなって、どんどん研究していました。
気が付いたら、「採点で90点を超えられる曲」がいくつか出てくるようになりました。私自身、「あんなにカラオケ嫌いだったのに・・・」とびっくりしています。
「とりあえずやってみる」を実践したら趣味が増えた、いい例ですね。
■私の人生でマイクを買う日が来るなんて
そんな感じでカラオケに週1くらい通っていると、たまに「調子の悪いマイク」に出会うことがあります。音が出にくかったり、異様にタバコ臭かったり・・・。
そのため「マイクを持ち込めたらな・・・」と考えていました。ただ高いし、かさばるし・・・と、興味はありつつも迷っていたのですね。
しかし今回、何を思ったか、思い切って買ってしまいました。
ここ最近、スマホで色々なマイクを調べていたのですが、調べ続けるうちにだんだんと
「もう、迷う時間が無駄じゃね??」
と急に吹っ切れてしまい、楽器屋さんに行くことにしたのですね。何日も何日も迷っているのだし、もはや答えは「買う」しかないのだろうと。
米国株で新しい銘柄を買い入れるときと、何だか似ている気がします。
悩んで、調べて、悩んで、調べて・・・えい、買っちまえ!! みたいな。
「変な方向に思い切りがいい」・・・私の悪い癖です。
家族にも、マイクの比較サイトやyoutubeを見たりと相談に乗ってもらっていて、元々は別のマイク(AudioTechnica社のAE-6100)を買い入れるつもりでした。楽器屋さんだと1万8000円ほどです。
楽器屋さんに行き、マイクの担当の人を呼んでもらい、試奏ができることになりました。予算2万円前後で、4本試させてもらいました。
スタジオみたいなところに案内され、ヘッドホンをつけて実際に歌うのです。
出典:島村楽器様
店員さんは後ろで控えている感じで、私は「ちょっと恥ずかしいな・・・」と思いながらも実際に歌ってみました。こういう経験が初めてで、何を歌ったらいいのかわからず、なぜか咄嗟に
「地元のスーパーのテーマ曲」
を歌って比較しました。楽器屋さんもびっくりしたでしょうね。
「え、それで決めるの!?」って。
試奏させてくれたマイクは、以下の通りです。
実際に試奏してみると、マイクによって性質がまるで違い、ビックリします。
試奏の結果、
・自分で歌ってみて高音がスカッ!!と抜けて歌いやすい
・店員さんが聞いてみて「その声質ならこれが一番合うと思う」
ということから、「SHURE BETA58A」というマイクに決まりました。2万5000円と少し予算オーバーではありましたが、思い切って決断しました。
変に妥協して「やっぱりあっちにすれば良かった・・・」とか思いたくないからです。
何年も使えるものですし、趣味のものですから、多少お金をかけてもいいかな・・・と思います。
■実際にカラオケに使ってみました
早速行きつけのカラオケ屋さんに持ち込んで使ってみました。買う前にマイマイクの持ち込みの許可をもらっていますから、堂々と使えます。
マイクをカラオケの機材につなげるときは、必ず「音量を0に」!!!
これだけ気を付ければ、楽しいマイマイク生活を満喫できます。
マイクの向きが結構シビア(超指向性)ですが、正しく持って歌えば、しっかり音を拾ってくれます。備え付けのマイクではつぶれがちな低音も、しっかり拾ってくれますね。高音も、パーン!と声をしっかり出せば、スカッと抜けてくれます。
ただこのマイクは本来はボーカルや歌い手などの「プロ用」であり、調子の良し悪しは容赦なくそのまま出力されてしまいます。
ごまかしがきかないという点では、結構「歌う人に厳しいマイク」かもしれません。でも、歌が上手くなりたい人にとってはいいマイクだと思います。
採点をやってみましたが、いつもより1~2点くらい点数が上がるようです。
この3曲は、私・シーラカンスの十八番で、毎週練習をしていたら90点台を取れるようになりました。「音痴」と言われていたことを考えると、大きな進歩だと思います。
さらにうまく、また、レパートリーを増やしていきたいですね。
長く使えるものであれば、「趣味のもの」にそれなりにお金をかけるのも、「人生を豊かに過ごす」という点ではいいのかもしれません。
■知らない世界を垣間見た気がする
ところで、マイクを試奏したとき、マイクケーブルをマイクスタンドに取り付けられた謎の機材につなぎ、それにヘッドホンもつないでいました。
家に帰ってから、「そういえば、あの機械ってなんて名前なんだろう?」と調べてみたところ、「アナログミキサー」というものらしいですね。マイクのスイッチや接続、簡単な音質調整などに使う機材のようです。
マイク売り場を見てみると、DTM(パソコンで音楽を作曲したり編集したりする)用の鍵盤やソフト、機材などが置かれていました。
私が「マイクを買おう」と楽器屋さんに行かなければ、一生気にもしなかったと思います。ある意味、貴重な経験だと思います。
私自身は「歌い手」(「歌ってみた」を投稿する人)や「Mix師」(依頼で音源を編集する人)にはなれませんが・・・。
「音楽を『作る側』の人たちって、こういう機材を使ってるんだ」
と垣間見ることが出来たのも面白かったです。
■趣味があると人生がちょっと楽しくなりますね
人によっては、「カラオケ好き」がきっかけで「歌い手」として活動を始める人もいるかもしれません。「DTM」で作曲をしたり、「Mix師」として編集を始める人もいるかもしれません。
投資ブログだって似ているのかもしれません。
株やETFが好きで買い始めた。
それで得た知識を書き残したい、他の人にも伝えたい。
だからブログをやってみよう。
ブログに書けるネタ、何かないかな・・・?
結果、日常のニュースに敏感になる。新たな投資先と出会う。
好きじゃなければ、定期的に更新なんてできません。
好きな投資をもっとやりたいから、勉強もするし、仕事も張りが出る。
もっと投資をしたいから収入を上げたくなる、キャリアアップしたくなる。
ブログを書くと、読者さんが読んでくれる、コメントをくれる。で、楽しくなる。
趣味は人それぞれ。自分が「楽しい」「続けたい」と思えることなら、何でもいいと思います。
私の場合、それが「カラオケ」であり、「米国株投資」(とそのブログ)です。
特に長期投資をやる人は、投資期間が数十年に及びます。先は長いです。
何か趣味を持つことをおススメします。
きっと、日常が少しだけ楽しくなります。