半袖のワイシャツを買いました

 こんにちは、シーラカンスです。

 

 トラックの運転手からタクシーの運転手に転職したため、仕事中の服装が大きく変わりました。作業服ではなく、スーツスタイルに変わったのです。

 

 実は「一度はネクタイを締めるような仕事をしてみたい」と思っていましたので、それが叶ってちょっと嬉しいです。

 

■会社の制服はあるけど・・・

 ところで、私の会社には一応制服はありますが・・・。

 

 「黒い化繊のダボッとしたジャケット・太いズボン・同じ生地のベスト」

 

 というなかなかレトロな制服であり、それが嫌な人は自前で似たようなスラックスなどを買って着ています。

 

 会社側も「ワイシャツ・ネクタイ」さえちゃんとしていれば特に何も言いません。

 

 服装規定は結構ゆるいですね。人によってはスニーカーを履いていたり、ダウンベストを着ていたり・・・。

 

 私の場合、「この制服はないな」と思ったのと、「そもそもサイズが合わない(身体が小さすぎて)」ため、自前で揃えました。

 

 ジャケットはあえて着ないで、マウンテンパーカーで代用しています。

 

 背中につくシワが目立たないのと、雨の日にカッパ代わりに出来るためです。また、着ないときはグローブボックスに丸めて入れておけますから便利です。

 

 

 最近の私の仕事中のスタイルは、

 

・紺のスラックス(家で洗えるもの)

・白ワイシャツ

・紺無地系ネクタイ

ネクタイは紺と決めています

・黒のマウンテンパーカーか、紺のニットベスト

・黒の革靴とベルト

 

 という感じで確立しました。自分によく似合い、自分の身体に合った服で仕事ができるのは良いですね。

 

■最近は暑くなってきました

 4月下旬に入り、いよいよ暑くなってきました。私・シーラカンスは温暖な地域で働いているため、早くも「暑い・・・」と感じています。

 

 特にタクシーの座席は布ではなくビニールレザー生地のために通気性がなく、背中が特に暑いですね。

 

 私の会社では5月から「ボタンダウンシャツであれば、ノーネクタイOK」という規定があるようで、私も5月からはノーネクタイにしようと思います。ネクタイは好きですが、さすがに暑いのです・・・。何ならもう、半袖でもいいくらい。

 

 そこで、AOKI(紳士服量販店)に休憩中に立ち寄り、半袖のシャツを買ってきました。さしあたり、3枚あればいいでしょう。

 

■AOKIはいいですね

 近くの店舗に行き、店員さんに相談しながら、良さそうなワイシャツを探しました。

 

・「タクシーの運転手として働いていて、ワイシャツを探している」

・「普段はこういう格好(白ワイシャツ・ネクタイ・紺スラックス)で働いている」

・「会社の服装規定があるので、白系のボタンダウンの半袖シャツがいい」

・「ボタンの糸も白がいい(糸が黒色とかは適さない)」

・「サックスブルーでもいい」

・「今着ているワイシャツの首周りはこのくらい」

 

 と相談したら、良さそうなシャツを5枚見つけてくれました。

 

 今回は、その中から白シャツ2枚とサックスブルー1枚を買ってきました。

3枚買ってみました

 3枚買うと割引が利くようで、合計11000円ほどで買えました。ワイシャツとしては少し高いのかもしれませんが、それで涼しく働けるなら「必要な投資」だと思います。

テローンとした生地で涼しそうです

 

 

 ところで、以前に私は

 

 「洗える(ポリエステル製)紺水玉系のネクタイ」

 

 というニッチな商品を探して何店舗か回ったことがあります。雨の日用に、濡れても大丈夫なネクタイを探していました。

 

 トランクを開けたり、個人宅やホテルのフロントなどに声を掛けに行ったり・・・。

 

 ドアサービスもありますね。風が強い時は特に、お客様がドアに挟まれる事故を避けるために、外に降りて運転手がドアを開けるのです。

 

ドアサービスの例 出典:国際ハイヤー

 タクシーの運転手は意外と、雨の中でも車から降りて濡れるのです。

 

 

 

 何店舗か探しましたが、ある紳士服店には洗えるネクタイは5本しかなく、一方で同じ街のAOKIには30本以上ありました。

 

 意外と「洗えるネクタイ」というのは無いものなんですね。

 

 また、別のAOKIでスラックスを買ったときにも、採寸を丁寧に何度もやってくれた(身長が小さいためかなり裾上げする必要があり、採寸が大変なのです)のもあり、何となくですがAOKIに好印象があります。

 

 もちろんその時の店員さん次第なのかもしれませんが、次に何か買うときはAOKIに行くかな・・・と思います。

 

■紳士服量販店の株もいいかも?

 ふと気になって調べてみたのですが・・・。

 

 紳士服屋さんも上場している会社があるのですね。

 

・8214 AOKI:1096円

・8219 青山商事:1636円

・7494 コナカ:396円

・7416 はるやま:613円

 

 株主優待もあるようです。今回は財務が比較的良い、最大手の2社を紹介します。

 

★8214 AOKI 

・株価1096円、配当20円(利回り1.82%)

・優待(100株の場合)

①AOKI・ORIHICA・アニヴェルセルカフェ20%割引優待券5枚

②アニヴェルセル婚礼10万円割引優待券1枚

③快活CLUB・コートダジュール(カラオケ店)割引券10枚

株主優待券 出典:とも丼定食様

★8219 青山商事

・株価1636円、配当26円(利回り1.58%)

・優待(100株の場合):20%割引券3枚

青山の優待券 出典:ブルブルの株主優待ブログ様

 在宅勤務や少子化などで紳士服業界は厳しいようですが、それでも就活需要や冠婚葬祭用の礼服など、一定の需要はあると私は考えます。

 

 普段着で就活したり、結婚式に参加したり、ジーパンで葬儀に出ることは、今後も考えにくいからです。

 

 文化やマナーに関係することですから、しばらくは変わらないでしょう。

 

 また私の場合、「タクシーの運転手」という仕事を続ける限り、年に1~2回はこうした紳士服量販店に行くことになると考えます。スラックスやワイシャツ、ネクタイなどは一種の消耗品ですし、外国のタクシードライバーのように普段着で乗務するわけにもいかないからです。

 

 営業職のサラリーマンも同様でしょう。擦り切れたり傷んだり、スーツなどの買い替え需要はある程度あると考えます。相手のあることですから、あまりみっともない恰好では仕事に支障があります。

 

 さらに、両社とも紳士服以外の事業(ネットカフェ、カラオケ店、結婚式場、スーパー銭湯など)も展開し、売上の低迷を食い止めようと努力しています。 

 

 しばらくはつぶれなさそうな会社ですし、私自身も利用するお店ですから、株を買って優待券と配当をもらうのも悪くないかもしれません。

 

■銀行の定期預金よりははるかに良い

 利回りは低めですが、それでも銀行の定期預金よりはマシですね。

 

 実に、定期預金の72倍もの利率です。

 

(例えば、三井住友銀行の定期預金1年物の利率は0.025%)

(AOKIの利回りは1.82%)

(1.82÷0.025=72.8)

 

 特にAOKIは株価が100株で11万円前後と手が届きやすく、私の家の近くにも店舗があります。ボーナスが入ったときや、何らかの原因で株価が落ちたときに100株だけ買って持っておくのもいいかもしれません。

 

 

 

 もちろん会社自体が潰れて株が紙くずになるリスクはあります。

 

 それでも、財務を下調べしたり、100株だけ買って銘柄を分散するなど、リスクを下げることはできます。

 

 自分がよく利用する店舗や会社であれば、ボーナスなどで株を買ってみる価値はあるかもしれません。少なくとも、浪費してしまうよりは建設的な使い方だと思います。

 

 身近なところに、投資のヒントがあるものですね。

 

生活のシンプル化を考える

 こんにちは、シーラカンスです。

 

 先日、日本生命の年金保険と医療保険を解約しました。

coelacanth-foundation.hatenablog.jp

 前職での付き合いで入った保険であり、「やっと区切りがついた」と、心理的に楽になりました。

 

 さて、年金保険の解約返戻金が戻ってきたこと、自分の給料が転職で下がったこと(しばらくは厳しそう)から、身の回りの見直しを進めています。

 

 私・シーラカンスは、定期的にいろいろと「シンプルにしたい」という欲が出るようです。

 

 そういえば、去年も似たようなテーマの記事を書いていましたね。

coelacanth-foundation.hatenablog.jp

 

 私は転職や引っ越し回数が多かったこと、また長距離トラック運転手時代からの習慣で、

 

・「いつ事故で死んでもいいように」(忘れがちですが、運転手は危険な仕事です)

事故と隣り合わせの仕事でした 出典:いらすとや様

・「遺された人が処分に困るもの(保険など契約も含む)は自分で始末しておく」

遺された家族に負担をかけたくなかった・・・出典:いらすとや様

・「必要以上に大きなものやかさばるものは買わない」

・「終わったものは定期的に処分する」

・「1週間後に引っ越せと言われても大丈夫なように」(1度経験あり)

さすがに1週間で引っ越しはきつかったです・・・出典:いらすとや様

 ・・・といった意識が抜けないのです。いい事なんだか、悪いことなんだか。

 

 

 

 今回は、手放したものと買ったものなどについてお伝えします。

 

 株をまた買いたいですが、その前に自分の財政を安定させないと・・・。

 

 株は逃げません。生活は今後数十年続きます。長期戦です。

 

 「日常の持ち物・お金周りを整える」のもまた、一つの投資戦略です。

 

 焦らないよう、自分に言い聞かせています。

 

 

■不用品を売ってきました

使っていないものを売却しました

 私・シーラカンスは、近いうちに車(上の写真の車、軽自動車です)を手放すつもりでいます。年式が古いことから維持費がかさむこと、転職したことで「自動車」である必要がなくなったためです。

 

 今年中くらいには、125㏄のスクーターに乗り換える計画です。

 

 それに伴い、車でなくては運べない「かさばるもの」、また「使っていないもの」を手放すことにしました。

 

・脚立(別に5段も要らない、3段のを買い直す)

・寝袋とエアマット(車を手放すんだから車中泊用品はいらない)

・使っていないハンガーラック

・プラチナと銀のピアス(転職したからもう着けられない)

・デジカメ(調子が悪い&スマホで代替出来ている)

 

 などなど、リサイクルショップに売却したところ、1万7000円になりました。

 

 脚立は今後も欲しいため、帰りにホームセンターに寄り、3段のものを買いなおしました。電球交換など、一般家庭で使うには必要十分です。

 

 ダウンサイジング出来てよかったです。

 

 残ったお金は貯金箱に直行・・・「もともとなかったお金」だからです。

 

■清掃工場にも行きました

 リサイクルショップに行くついでに、机の処分もしてきました。

 

 以前にパソコンデスクとして使っていた机があり、それを分解するまではできたものの、なかなか処分に行けず、そのままになっていたのです。

 

 「めんどくさいのかな・・・」と思って後回しにしていましたが、やってみると意外とあっけないものでした。

 

・市のコールセンターに電話する

・予約番号を教えてもらう

・コンビニで粗大ごみの処理券を買う。

・日付と予約番号を書いて捨てるものに貼る。

・清掃工場に持っていく。

 

 

 清掃工場に入ると、駐車場にゴミ収集車が数台停まっており、素材別に自分で放り込む感じになっていました。

 

 私の場合、木材(燃えるゴミ)と鉄(燃えないゴミ)の収集車に放り込むだけでした。

 

 清掃工場に入場して5分で退場。あっという間でした。

 

 こんなに簡単に済むのなら、もっと早くやっておけばよかったです。

 

 「あー、あれ捨てなきゃ・・・」という心の引っ掛かりを解消できました。

 

■ネクタイは紺無地系と決めています

 トラックの運転手からタクシーの運転手に転職し、ネクタイをすることになりました。私の会社ではネクタイは自由であり、人によっていろいろなものをしています。

 

 今までは作業服を着ていれば何も考えずに済みましたが・・・。

 

 今度からは「ネクタイ選びのセンス」を気にする必要が出てきました。

 

 私・シーラカンスはかなり小柄なため、しましまのネクタイ(レジメンタル)をすると学生みたいになってしまいます。特にチェック柄はいけません。幼く見えます。

 

 色々試した結果・・・。

 

 私の場合、「紺の無地ネクタイ」はとても似合うことが分かりました。

 

 ちなみに、無地ネクタイは最もフォーマルな色柄であり、特に紺の無地ネクタイは葬儀以外、どのような場面でつけていても大丈夫だそうです。仕事に締めていくには最適ですね。

 

無地ネクタイ、意外とオシャレです・・・出典:LEON様

 

そういえばこの運転手さんも無地ですね・・・出典:テレ東様



 そのため私・シーラカンスは、

 

・「紺の無地(または織り柄)」か、

 

・「紺のマイクロドット(細かい水玉)」

 

 だけを買うことに決めました。

 

 

 面白みは無いかもしれませんが、私にはこれが一番似合います。

 

 柄がない代わりに、織り方や素材を変えれば変化をつけられます。

 

 いったん自分のスタイルが決まると、迷わなくていいので楽ですね。

 

 

 

 転職してすぐのころは写真中央の無地のネクタイを毎日つけていましたが、ちょっと傷んできたため、左の織り柄のを買い足しました。

 

 右の水玉はもらいものです。ポリエステル製で水玉柄なので、雨の日に最適です。

トレードマークになっていいかも?

 最近はこの3本で回しています。

 

 もう2~3本くらいは買い足して良いかもしれません。

 

■カミソリの替え刃って高いですね

 私・シーラカンスジレットの5枚刃カミソリを使っています。

 

 使い捨てのを試したりフェザー社のを試したりと色々しましたが、結局はジレットに戻りました。

 

 5枚刃カミソリは簡単に使えますが、やはり、替え刃が高いのがネックです。

 

 替え刃8個入りとかだと、5000~6000円くらいします。これは、

 

ジレットのカミソリを使う限り

・ひげを剃りたいと思うなら

・永久脱毛でもしない限り

 

 一生かかり続けるお金です。私の場合ひげは薄いのでまだいいですが、ひげの濃い人だと替え刃の消耗も激しく、かなりの負担だと思います。

 

 

 

 おそらくですが、世界中ほぼすべての男性が

 

 「替え刃って高すぎ・・・」

 

 と一度は考えることでしょう。それでもひげ剃りは簡単に済ませたいから、渋々ジレットなりシックなりの替え刃を買い続ける・・・。

 

 うまくできたビジネスモデルだと思います。

 

 P&G(ジレットの製造元)は、今後も安泰でしょうね。

 

■両刃カミソリを買ってみた

 私、シーラカンスは、「カミソリの替え刃代」を

 

 「固定費」

 

 だと考えます。

 

 ひげを剃る限り、死ぬまでかかり続ける費用だからです。

 

 ジレットをシックにしたって、フェザーに変えたって、結局のところは儲ける会社が変わるだけのことであり、根本解決にはなりません。

 

 カミソリ代がかかるのは仕方ない。でも、もう少し何とかならない?

 

 ということで、「両刃カミソリ」を手に入れました。

実際に買ってみました

 初期費用は結構掛かりましたが、このカミソリの替え刃代は1枚当たり30~50円ほどと非常に経済的であり、前々から注目していました。

 

 今回、思い切って買ってみました。 

 

 私が買ったのは、以下の通りです。

 

・カミソリ本体(メルクール34c):8000円

・ブラシ(オメガ社・合成繊維製):3000円

・替え刃3種類(ペルソナ・ジレット・アストラ社):3種類で1000円

・ソープボウル(セリアのキャンプ用カップ):110円

・シェービングソープ(ミューレ社):1500円

・ソープ入れ(セリアのキャンプ用タッパー):110円

・アフターシェーブ(ニベアセンシティブローション):1200円

 

・合計:14920円

 

 カミソリとして考えると結構な出費ですが、一度買ってしまえばあとは消耗品だけで済みます。個人的に、「最初にドーンとお金がかかるけど、その後の維持費が安い」というのは大好物です。

 

 替え刃は1枚で1週間くらいはいけます。アストラ社のカミソリの場合、100枚入りが2500円くらいで手に入ります。

替え刃100枚入りの例 出典:Amazon

 1週間に1枚交換するなら、100枚ケースで2年近く使えます。年間の替え刃代が1250円程度という、衝撃の経済性です。

 

 仮に3日ごとに交換するとしても、1年はもちます。素晴らしい。

 

 シェービングソープも、ロゼット洗顔フォーム(500円くらい)で代用できますし、アフターシェーブローションは化粧水で代用できます。

 

 ところで、世の中には「両刃カミソリでのひげ剃り」(クラシックシェービング)を趣味としている人がいるようです。そうした人たちのブログや動画がとても参考になりましたので、紹介します。

www.gen2423.blog

shaveandgrind.com

www.youtube.com

 実際に私・シーラカンスも早速、試しに剃ってみましたが・・・。

 

 「案外普通に剃れる」

 

 という印象でした。1枚刃なので油断するとスッパリ肌を切ってしまいますが、気をつけて使う限りは意外と不安なく使える印象です。案外いいかも。

 

 なんだか、5枚刃カミソリよりも肌がすべすべになった気がして、爽快です。

 

 正直なところ手間がかかるため毎日は使えませんが、休みの日に使うなどして、5枚刃カミソリを長持ちさせるには役に立ちそうです。

 

 前々から興味もありましたし、ブログのネタにもなりましたから、思い切って買ってよかったです。

 

■臨時収入で免許を取ろうか?

 年金保険の解約返戻金ですが、18万円ほど入りました。

 

 元々自分が払い込んだお金ですから「臨時収入」というのもおかしな話ですが、それでも「そこそこまとまったお金」には違いありません。

 

 さて、これ、どうしよう?

 

 無駄遣いしてもつまらないですし、貯金しておいても実生活には変化がない。

 

 いろいろ考えましたが、

 

 「小型二輪免許(AT限定)」

 

 の取得費用に充ててもいいかもしれない、と考えています。

 

 「小型二輪(AT限定)」という免許があり、これは

 

 「125㏄のスクーターに乗りたい人用の免許」

 

 であります。

 

 400㏄まで乗れる「普通二輪免許」もありますが、私は乗る予定はないですし、「日常の足としてスクーターに乗りたいだけ」ですから無理に上級の免許を取らなくても良いでしょう。どうしても欲しくなったら、また取ればいいだけです。

 

 近くの自動車学校のプランを調べると、

 

・普通二輪(普通免許所持):14万円

・小型二輪AT限定(普通免許所持):9万5000円

 

 と費用的にも結構な差があります。

 

 まあ、5万円の差なら普通二輪でもいいかも? と考えますが・・・。

 

 下手に普通二輪を取って400㏄のバイクとか買ってしまうと、

 

 「車の維持費を安くしたいからスクーターに乗りたい」

 

 という趣旨から外れてしまいますし、買い替えの意味がないでしょう。一体何十万円かかるのやら。それって、ただの「趣味」であり「浪費」では?

 

 また、無理に上級の免許を取るよりも、浮いたお金でヘルメットを良いものにしたりリアボックスなどの装備品に充てる方が日常の役に立つでしょう。

 

 

 

 さて、私が車を手放してスクーターに乗り換えるとき、ハードルが2つあります。

 

・二輪免許を持っていないこと。

・スクーターを買うお金がかかること。

 

 小型二輪免許を取ってしまえば、このハードルの半分はクリアできます。

 

 また、「運転免許」というのは、

 

 「その国でその車種を運転する技能と権利」

 

 とも考えることができます。免許を取り消されない限り、また更新が出来る限りは一生役に立ってくれます。

 

 せっかくの臨時収入ですから、「技能・権利」に転換するのもいいかもしれません。

 

 免許とスクーター本体さえ手に入れば、今後の「車の維持費」をバッサリと削減できます。最初だけお金がドンとかかりますが、やってみる価値はありそうです。

 

 

エクストラな固定費を避けたい・・・保険と自動車

 こんにちは、シーラカンスです。

 

 先日、タクシー運転手になって初めての給料をもらいました。

待ちに待った給料日 出典:いらすとや様

 

 やはり、給料はかなり少なくなりました。

 

 歩合(営業収入)で計算される来月以降はもう少し金額は増えますが、やはり厳しい状況はしばらく続きそうです。

 

 具体的に言えば、今回受け取ったのは手取りで17万円。

 

 来月以降はもう少し増えるでしょうが、それでも手取りで20万円を超えられるかどうか。前職では手取りで22万円くらいもらっていましたから、それくらい受け取れるように売り上げを上げなくてはいけないですね。

 

 給料が入り、「嬉しい」よりも「ちゃんと稼がないとまずいぞ」と緊張が走ったのは初めてかもしれません。

 

■実は保険に入っていました

 さて、そんな厳しい戦いが続きそうな私・シーラカンスですが、実は民間の保険に入っていました。前職(運送会社)に保険会社の人がよく出入りしており、付き合いというか、しがらみというか・・・で入ったのです。

 

 「投資ブログを書いている人間が保険を断れなくてどうするの」と、我ながら思いますが・・・。

 

 さすがに1~2週間に一度会う(前にいた会社は上得意客だったようで、頻繁に保険会社の人が来ていました)となると、なかなか断り切れず・・・。

 

 仕事終わりに事務所に戻ると、保険会社の人がいるのです。

 

 仕事に疲れた状態で、何かを断り続けるのって、結構しんどいものです。

 

 まあ、それが狙いでしょうが・・・。

 

 

 

 医療保険と年金保険、各1万円。月に2万円払っていました。

 

 さすがに「まだ死ぬ予定ないし、私が死んでも経済的に困る人はいない」と、死亡保障は最低限にしてもらいましたが・・・。

 

 正直「早く解約したいな」とずっと思い続けていました。

 

 

 だって私には何の得もないですから。

 

 月に2万円が消えるばかりで。

 

■尻に火が付けば人は動きます

 しかし、私・シーラカンスは転職しました。

 

 給料は大きく下がりました。

 

 そんな状況で、月に2万円などという、

 

 「エクストラな固定費」

 

 など払っていられますか。

 

 そのため、私は保険の解約を決意しました。正直なところ、前職での付き合いで入った保険ですし、いい加減何とかしたかったのもあります。

 

 年金保険を掛けなくても自分で運用できますし、医療保険を掛けなくても社会保険などで何とかなります。もし医療保険に入っておきたいとしても、県民共済(月に2000円くらいで入れます)に入り直せば問題ないでしょう。

 

■出血は止めなくてはいけません

 給料は下がりました。

 

 今までと同じ生活では破綻します。

 

 出血は、止めなくてはいけません。

緊急事態! 出典:いらすとや様

 

 

 何かを変えなくては、見直さなくてはいけません。

 

 生活を守るために、「当たり前」を疑い、考え直さなけれいけません。

 

 

 

 どこにお金を出し、どこを締めるのか。

 

 自分は何を大切にし、何に妥協を許すのか。

 

 自分の人生、生き方、信念を考えるチャンスなのかもしれません。

 

 

 職業も、生活スタイル(深夜出勤→日勤)も大きく変わりました。

 

 前職からの付き合いやしがらみで月に2万も保険に払っていられません。

 

 私は、そこまでお人よしにはなれません。

 

 「解約は気まずいから」なんて、後回しにしてはいられません。

 

 区切りをつけ、前に進まなきゃ、と決意しました。

 

 

■案外簡単に解約できました

 私が加入していたのは日本生命で、コールセンターに電話すれば解約できます。

 

 仕事の休憩中に電話し、解約手続きをしてもらいました。

 

 特に引き止められることもなく、すんなりと解約書類を送ってもらえることになりました。

 

 「しつこく引き留めようとしない」のは好印象ですね。

 

 あと、保険の担当の人には悪いのですが・・・。

 

 「担当さんからの連絡はしないで頂きたい」

 

 と申し出ました。Lineも「ごめんなさい」と思いながらブロック。

 

 実はちょっと苦手だったんですよね、この担当さん・・・。

 

 押しが強すぎて。

 

 

 

 少なくとも、外車(フォルクスワーゲン・ポロですが)で営業に来るのは辞めた方がいいと思う・・・。

 

 「外車で乗り付けられるほど稼いでるのか」

 

 と、契約者から要らぬ反感を持たれるから・・・。

 

 あと、顔見知りとはいえ、客に愚痴っちゃダメですよ・・・。

 

 ちょっと、常識を疑ってしまいます。よそで私の愚痴とか言ってるのかな?

 

 

■「固定費」は怖いものですね

 保険を解約したことにより、来月から2万円を支払わなくて済むようになりました。

 

 冷静に考えて、「手取りの2万円」って結構大きな額ですね。税引き前だと、2万5000~3万円くらいですから。

 

 特に保険料の支払いは「固定費」であります。

 

 自分の給料が良くても、悪くても、容赦なく引き落とされていくお金です。

 

 私はこのことを、とても恐ろしく思います。

 

 給料が下がっても、けがを負って働けなくなっても、失業しても、支払い義務が発生するからです。

 

 それだけに、「保険料」という「エクストラな固定費」の支払い義務が無くなり、とてもホッとしています。それと同時に

 

 「あ、本当に嫌だったんだ、この支払い」

 

 と自分の心の中を再認識した気がしました。

 

■車も手放そうか迷っています

 今、私は古い軽自動車に乗っています。

  

 10年落ちの軽自動車で、私のもとに来て9年。製造から19年経っています。

 

 この車は私の初めてのマイカーでもあり、愛着があります。

 

 ただ、私はこの車を手放そうと考えています。

 

 理由はいくつかあります。

 

・タクシーの運転手になったから

 ちょっとした買い物(生ものを除く)であれば、仕事中に行けるようになりました。トランクにおいてあるリュックの中に入るものであれば、お客様の目にも触れません。

 

 また、図書館の駐車場で休憩を取り、本を返し、予約しておいた本を受け取ることも出来るようになりました。

 

 さらにツワモノになると、仕事中に自分の通院までこなす人がいるくらいです。私はさすがにやりませんが・・・。

 

 売上さえ上げていれば、自分の用事を乗務中に済ませるのは自由なのです。ゆるい会社で助かりました。

 

・前回の車検が高額だった(また払うの?)

 前回の車検では、後輪のショックアブソーバー(ばね)の故障が見つかりました。また消耗品類(タイヤなど)も一新したため、軽自動車でありながら20万円以上の出費となりました。正直、今の給料ではその出費が定期的にやってくることに耐えられません。

 

 愛着はありますが、生活を犠牲にするのは違うでしょう。

 

・そもそも4人も乗らない

 私が車に乗るシチュエーションを考えると、

 

・図書館に行く(市内)

・カラオケに行く(隣町)

・通勤する(車で10分)

・ドライブ(行っても隣の県くらい)

 

 くらいであり、ほとんど1人で乗っています。これなら自動車である必要は無いのかもしれません。

 

オートバックスに依頼できなくなる

 私は、車のオイル交換をオートバックスに依頼します。安全確実で、しかも安いからです。

 

 しかしオートバックスの場合、

 

 「製造後20年経過した自動車の入庫はお断りします」

 

 という規定があるようです。私の車は製造から19年経っていますから、今年の年末で「サポート終了」ということになります。

 

・給料が下がった(上がるかもしれないけど)

 これが最大の理由です。

 

 車検費用、タイヤ交換費、任意保険料、ガソリン代・・・。

 

 手取り20万円を切ると、これらの支払いが重く感じます。

 

 今の私の状況では「自家用車の所有」は「過ぎた贅沢」なのかもしれません。

 

■125㏄のスクーターはどうだろう?

 給料が下がったことにより、「車を持つ」という「地方都市では当たり前」のことそのものを考え直すようになりました。

 

 そこで私は

 

 「125㏄のスクーターに変えようか」

 

 という結論に至りました。

 

 幸いにも私・シーラカンスが住む町は雪が降りませんし、地方都市ですから道路網も発達しています。高速道路に乗れなくても何とかなるのです。

 

 それに私は18歳~21歳の間(車を買う前)、50㏄のスクーターに乗っていました。簡単な整備なら一通りできます。

 

  また、軽自動車を中古で買い換えたとして、車検などの費用は付きまといます。

 

 

 

 今の私の車は安いうえに故障が少なく、私のためによく走ってくれましたが・・・。

 

 次の車が「大当たり」(全然故障しない)とは限りません。

 

 予算30~40万円での中古車の買い替えは、一種の「賭け」です。

 

 125㏄のスクーターであれば、同じくらいの金額で新車が手に入ります。

 

 

 

 何より、「今後の出費」を大胆にカットできるのがいいですね。

 

■スクーターって意外と高いですね

 ただ、問題が2つあります。

 

・スクーターの購入費用がかかること

・私が二輪免許を持っていないこと

 

 です。自動車の費用を浮かせるためには、最初に結構な出費が必要なのです。

 

 125㏄のスクーターを買う場合、基本的には新車を買うことになります。

 

 中古で買っても大して安くないことと、酷使された個体が多いのが理由です。

 

 私は座席下の積載スペース(メットイン)を求めますから、

 

・ホンダ・リード(33万円)

www.honda.co.jp

 

ヤマハアクシスz(28万円)

 

 のどちらかを買うことになりそうです。どちらも125㏄スクーターとしては高額な車種ですが、5年以上毎日乗るなら妥協せずに買った方がいいでしょう。

 

 ちなみに、最安の125㏄スクーターは「ホンダ・ディオ110」です。

 

 キーレスなしのモデルなら、21万8000円で手が届きます。いいスクーターではありますが、私の用途・要求にはちょっと適さないかもしれません。

www.honda.co.jp

 

 

 

 これに加え、「小型二輪(AT限定)」を取得するのに9万5000円くらいかかります。

また、ヘルメットやリアケースも必要ですね。もちろん、任意保険も。

 

 総合計で、40万円くらいはかかる計算です。

 

■イニシャルコストとランニングコスト

 一見すると、無駄な買い替えに思えます。確かに「40万円かかる」となると、結構大きいです。

 

 ただ、これは「イニシャルコスト(導入費用)」であり、一発で済みます。

 

 スクーターの利点は「ランニングコスト(維持費)」の安さにあります。

 

 私・シーラカンスはここに熱い視線を注いでいます。

維持費の概算表 出典:みずブロ様

 

 

・車検:20万円(2年ごと)→0円

 車検そのものがないため、2年に一度の大きな出費が無くなります。スクーターであれば、半年に1回定期点検に出したとしても、1回あたり1万円程度で済みます。

 

軽自動車税:12900円(年間)(13年経過車)→2400円

 

自賠責(5年)13310円(※自動車は車検費用に含まれています)

 バイクの場合、最長5年まで加入できます。1年払いの場合7000円程度かかるため、5年払い(13310円)がお得です。

自賠責一覧表 出典:損保ジャパン様

・任意保険料(年間)60000円→13370円

 今の車の保険は東京海上、バイク保険は全労済で計算。

 

・ガソリン代(年間)

 今の車では年間20000キロほど走ります。1L当たり180円とします。

 

 軽自動車:燃費は18km。年間1111L必要。180×1111=199980

 

 スクーター:燃費は45km。年間444L必要。180×444=79920

 

 タイヤや消耗品の交換費用もありますが、軽自動車の半分くらいで済むようです。

 

 また、ヘルメットやリアケースは一度買えば、数年使えます。

 

■お金周りをシンプルに、どうなってもいいように

 

 最初に(お金のある時に)お金をかけておけば、あとは安く維持できる。

 

 今後の給料がどうなるか分からない私にとっては、魅力的に感じます。

 

 今後、いい時もあれば、悪い時もあるでしょう。

 

 そうしたとき、「経済的な移動手段」は私の強い味方になってくれるでしょう。

 

 貯金とボーナスを貯めておき、一気に導入に踏み切ろうと考えています。

 

 

 

 「支払い義務」をなるべく避け、お金周りをシンプルに整え、身軽に生きていきたいですね。

仕事が決まりました

 お久しぶりです、シーラカンスです。

 

 去年の年末でトラックの運転手を辞め、2か月ほど無職の状態にありましたが、先月から新しい会社で働いています。

 

 「トラックの運転手」はもうやりたくない。

 

 でも「運転の仕事」は好きだから続けたい・・・。

 

 ということから、タクシー会社に転職しました。転職して1か月、ようやく少し落ち着いてきたので、久しぶりに記事を書きます。

 

 ※私は地方都市のタクシー会社(自分が住んでいる街の会社)に入社しましたので、東京や大阪の運転手さんとは少し事情が違うかもしれません。

やっぱり「運転手」として働き続けたくて・・・出典:いらすとや様

ハローワークに行ってみました

 前職を辞めて1か月ほどすると、「次の仕事を探そう」と思える程度には気力が回復しました。そのためまずは、ハローワークに話を聞きに行きました。

 

 ハローワークの人が言うには・・・。

 

・多分市内どのタクシー会社に行っても採用されると思う

・バス会社でもいいと思う(せっかく大型二種免許を持ってるなら)

・今日、ちょうど近くで転職説明会があり、市内最大手のタクシー会社も来ている

・今から話だけでも聞いてきたら?

 

 ・・・とのことでした。

 

 なんだか「あ、私を求めてくれる会社ってあるんだ」とちょっと気が楽になりました。一人だとついつい悪い方へ、悪い方へ・・・と思い詰めてしまいますから。

 

 人に相談するって大事ですね。

 

 早速、ハローワークのすぐ近くで開催されていた転職説明会に立ち寄り、市内で一番大きなタクシー会社(電鉄系)の説明を聞いてみました。

 

 いろいろ聞いてみましたが・・・。

 

 結論としては「あ、ここはないな」となりました。

 

 あまりにも社員側(応募者側)の条件・待遇が不利すぎると感じたのです。

 

 なんと言いますか「別に人はたくさん入ってくるし」「うちは電鉄系だから」という驕りを感じ取りました。

ちょっと殿様商売なんじゃないの?・・・出典:いらすとや様

・歩率(売り上げの何%、という形で給料が決まります)が他社より低い。

・同じグループ内のバス会社への出向の可能性が否定できない。

・地元の人からの評判が悪い(電話してもつながらない、すぐ来てくれない)。

・入社後半年以上は「準社員」であり不安(いつ切られてもおかしくない)。

・制服がちょっと個性的すぎる(学ランみたいなジャケット)。

・担当者がいい事しか言っていない。

・聞いた限り、どうも「自由度」が少ない。

・「数多くいる運転手のひとり」「組織の歯車」になりそう。前職と同じ・・・。

 

 

 地元の電鉄系のタクシー会社であり、安定はしているのですが・・・。残念です。

 

■別のタクシー会社の説明会に行きました

 市内最大手の会社が自分には合わないと分かり、別の会社の説明会に行きました。

 

 市内で2番目に大きなタクシー会社で、自宅から最も近い会社でもあります。

 

 

 

 「説明会」というくらいだから、会議室でやるのかな? 

 

 と思っていましたが・・・。

 

 事務所の応接室に通されました。

 

 事務所内は正直「昭和っぽいな・・・」(ちょっとボロい)と感じましたが、その代わり新型車や自動配車システムなど「本業にしっかり投資している」のは好印象でした。

新型車(ジャパンタクシー)の例・・・出典:日本交通様

 また、この会社の場合はちゃんと「悪いこと」「デメリット」も隠さずに話してくれました。あと、いい意味での「ゆるさ」がある会社だと感じました。

 

 1時間くらい、いろいろ質問したり話を聞いたりしていました。

 

 そして、なぜかその場で採用が決まりました。

 

 

 

 しかも、最初から「正社員」としての採用です。安心して働けます。

 

 まさかその場で採用が決まるとは思っていませんでした。

 

 後日、会社指定の病院で健診を受け、次の週から勤務が始まりました。

 

■2週間の教育期間がありました

 採用されてから2週間は「教育期間」ということで、先輩と一緒に市内のあらゆる道を走ります。

教習みたいなイメージです・・・出典:いらすとや様

 工場や病院、駅、ホテルなどといった「よく指定されるスポット」を回り、道順や待機ルールを覚えていくのです。

 

 タクシー運転手がよく使う抜け道も教わります。特に、

 

・「この方面に行くならこの道が最短」

・「この時間帯は混むからこの道は通ってはいけない、この抜け道を使うべし」

 

 といういわゆる「タクシールート」(タクシードライバーなら絶対に知っておくべき抜け道)は特に何度も走り、念入りに覚えました。

 

 ただ、私・シーラカンスの場合は元々この街の出身ではないため「〇〇街道」「〇〇通り」などの道の名前や、「〇〇工場の跡地」「元の〇〇ホテル」などといった、地元の人でないと分からない表現に苦労しました。

 

 「地元出身」じゃないからこその難しさですね。

 

 また並行して、県タクシー協会の研修会にも2日間行きました。これを修了することで、「乗務員証」(これがないと営業できません)をもらえます。

 

 最近は顔写真や名前が見えないデザインのものに変わっているようです。

助手席に掲げているアレです・・・出典:守山タクシー様

 

 これ以外にも、覚えることはたくさんあります。

 

・洗車機の使い方

・車両点検の方法

・市内3か所のLPガススタンドの場所とルール(鍵を抜いて係の人に渡す)

・両替機と納金機(売上金を入金する機械、ATMみたいなもの)の操作方法

 

・オイルや冷却水の保管場所

・事故時の対処法

・タクシーメーターとスーパーサイン(空車とか表示されるアレ)の操作

タクシーメーター 出典:未来都様

スーパーサイン(タクシーの状態を外に表示します)・・・出典:Carview

・配車システム(ナビと無線機機能が一体になっている)の操作方法

・強盗に遭った時の対処法(無線室に緊急を知らせる、秘密のスイッチがあります)

 

・タクシーチケットや福祉券の記入方法

タクシーチケットの例 出典:国際自動車株式会社様

福祉券の例 出典:西東京市

・障害者割引や免許返納割引(1割引)、早朝予約料金(+300円)加算の方法

・市内各地のおすすめのトイレスポット(駐車場のある公園など)

・時間帯別、曜日別のおすすめの営業方法

・寝てしまった(酔っぱらいの)お客様の起こし方

 

 いろいろ覚えることが多く、勤務が終わるころには毎回頭痛がしていました。

 

 家に帰ってからも道路地図にその日通った道をマジックで書き込み、勉強する日々・・・。

忘れないうちに書き残さなきゃ・・・出典:いらすとや様

 なんというか、学生時代よりも勉強しているかもしれません。

 

 新しい職業に就き、仕事を覚えるのって、かなりの努力が必要なんだな・・・と痛感しています。

 

 ただタクシードライバーの場合、道を覚えれば覚えるほど楽になりますし、自分の脳内に知識として積み上がっていきます。

 

 効率よく走れれば配車依頼(いわゆる「無線」です)を取れる件数も上がり、給料も上がります。努力がダイレクトに月給に反映されるのはいいですね。

 

■担当車輛が決まりました

 そんなこんなで2週間の教育期間が終わり、自分の担当車輛が決まりました。

 

 私の会社の場合、日勤の人と夜勤の人が相番(あいばん、ペアですね)を組み、1台のタクシーを2人で使います。ただ私に用意された車両はもともと空き車輛であり、相番がいません。

 

 幸運にも、自分専用の車輛で一人立ちできることになりました。

 

 車種は「トヨタ・コンフォート」。タクシーや教習車でよく使われている車です。

 

タクシーでおなじみの車種です・・・出典:みんカラ

 上司からは「もともと載っている私物は処分していい」「乗務しやすいように色々いじっていい」と言ってもらえたので、少しずつ自分好みにしていきました。

 

・ペンホルダーとチケットホルダーの取り付け。

小さなことですが、非常に便利になりました




・ドリンクホルダー取り付けと、USBソケットの新調。

 

勤務中に堂々とタクシーでオートバックスへ・・・。多分私が初めて?

・シフトレバー横にちょっとしたポケット取り付け(小さな電卓を入れています)。

・カーナビ用タブレットのケーブルを新品に交換。

・AMラジオの周波数設定(悪天候時に役立ちます)。

・速度計の横に電波時計取り付け(時計が付いていないのです)。

・決済端末とレシート発行機用のレシートロールの補充。

 

・ごちゃついていた配線類の引き直し(配線用フックで美しく)

カルトン(釣銭受け)の新調と加工(センターコンソールから落ちないように)

・市内観光ブックと市内道路地図をシフトレバー横に配置。

・タイヤワックス施工。

・後部ドア開閉レバー(実は手動です)の長さの調整。

運転席右側にあります(上げると後左ドアが開きます)

 車内を掃除しながら、ちょっとずつカスタムしていきました。初期状態よりかなり仕事がしやすくなり、満足しています。

 

■「自分で決められる」ことがとにかく嬉しいです

 今のタクシー会社に転職し、早くも1か月ほど経ちました。

 

 なかなか売り上げを上げるのは難しいですが、それでも何とか働けています。

 

 もちろん仕事ですから、多少は辛いことや嫌なことはあります。

 

 それでも、前職よりもプレッシャーは軽減されましたし、上司や同僚もまともな人たちで人間関係も楽になりました。

 

 あと、お客様も優しい人が多いですね。正直、意外でした。

 

 

 

 「給料は自分の売り上げ次第」という厳しい世界ではありますが、自分の中の納得感はあります。

 

 「給料が減って困るのは自分」という考え方の業界であります。

 

 休みを取るのも、休日出勤をするのも自由です。

 

 休みたいときは、その前日に内勤の人に伝えれば、すんなり休めます。下手すると、バイトのシフト申請よりもゆるいかもしれません。

 

 逆に、同じ車輛に乗務するペアの人に迷惑を掛けない限り、労働基準法に抵触しない限り、早出も残業も自由です。

 

 

 

 また、営業区域内であれば、どのエリアで営業しても自由です。

 

 会社周辺でまったり営業してもいいですし、病院で待機するのも良い。

 

 あえて自分が知らない地区に果敢に挑戦するのも勉強になります。

 

 「〇〇円売り上げを上げるまで粘る」「今日はさっさと帰る」というのも自由です。

 

 「自分で決めていい」ということが、こんなにも嬉しいなんて。

 

 

 

 ところで、私・シーラカンスは「組織」とか「集団行動」、「団体競技」といったものが非常に苦手です。

 

 自分の責任でバリバリ働きたい、外野にワーワー言われたくない、仕事はちゃんとするから放っておいてほしい・・・という、なかなか生きにくい性格をしています。もちろん、口には出しませんが。

 

 そんな私にとっては適した職業かもしれません。

 

 前職と違い、仕事に行くのが嫌ではなくなりましたし、以前より眠れるようになりました。

 

 前職のころは、「絶対に寝過ごせない(深夜2時30分起床)」「明日の荷物や資材どうしよう」・・・といったプレッシャーで眠れず、また何回も「は、遅刻か⁉」と飛び起き・・・。典型的な不眠症でした。

 

 転職してからは常識的な時間に起きて働けるようになったため、しっかり眠れるようになりました。

 

 以前より給料は落ちるでしょうが、精神的にかなり楽になりました。

 

 

熟睡できるようになりました 出典:いらすとや様

■点と点がつながってきた感じがします

 最近、少しずつですが、脳内で道と道がつながるようになってきました。そのためお客様に、

 

・「少し大回りですがこの抜け道を行けば早く着きます、いかがですか?」

・「〇〇街道と〇〇通り、どちらから行きますか?」

・「あの交差点で渋滞するので、一本隣の道から行ってもよろしいですか?」

 

 などと、簡単なルートであれば「タクシー運転手っぽい提案」が出来るようになってきました。

 

 こういう時、自分自身で「あ、今すごくタクシードライバーっぽい!!」と喜びを感じます。

顔には出しませんが実は嬉しい・・・出典:いらすとや様

 

 

 当分の間は売り上げがあまり上がらず、給料面では厳しい戦いが続くでしょう。

 

 それでも今は、仕事を覚えるとき。勉強の時。 

 

 コツコツと、新しい職場で頑張ります。

四季報を読んでみました

 こんにちは、シーラカンスです。

 

 この「シーラカンス財団」の記事ですが、前回の記事で150本目を迎えたようです。

すぐに飽きて更新しなくなるかな・・・と自分で思っていましたが、意外なことです。

読者の皆様、いつもありがとうございます。

 


 さて、久しぶりに「会社四季報」を買ってみました。

 

 

四季報を買いました

自分の基準に従ってスクリーニングしました

 久しぶりに四季報を買ってきましたので、自分の基準に合う銘柄をひたすら探してみました。良さそうな会社はそれなりにありましたが、なかなか納得できる銘柄はないものです・・・。

 

 日本には3900社ほどの上場企業がありますが、自分なりに「いいかも?」と思えた銘柄はわずかに70社ほどでした。

 

 

 

 今回、私が四季報を読んだ時のスクリーニング基準をお伝えしようと思います。

 

 この基準は根拠のあるものではなく、完全に私の独断と偏見と好みで決めました。「個人」投資家なのですから、自分の好きな会社を選ぶのがいいでしょう。

気に入った銘柄の例(出典:会社四季報2024年1集)

・株価が3000円以内(合計30万円)以内であること。

 どんなにいい会社だとしても、現実に買えなければ株主にはなれません。

どんなに良い会社でも買えなければ意味がない 
出典:ジョジョの奇妙な冒険

 また個人的な考え方ですが、株価があまりにも高い会社は「個人投資家に買ってほしくない」のだと解釈しています・・・だったら上場なんて辞めてしまえばいいのに。

 

 個人株主を増やしたいなら、とっくに株式分割しているはず。

 

 私の目には、株価があまりにも高い会社は「不誠実」に映ります。

 

 また、自分が何とか用意できそうなのが30万円くらいまで、という事情もあります。

 

自己資本比率が50%以上あること。

 業種によってかなりの差がありますが、自己資本比率が50%以上あると「優良企業」とされます。会社の継続性や安定性を考えると、やはり50%は欲しいところです。

 

 この基準で探すと銀行や不動産関係の会社は全滅しますが、私としては問題ありません。製造業など、他の業種はいくらでもあるからです。

 

・有利子負債が少ないこと。

 私の場合、「総資産の4分の1くらいまでかな」という感じで探しています。

 

 もちろん、「0」だとさらに良いですね。ただこの辺りは会社の経営方針にもよりますから、「無借金経営」にはこだわりません。ちゃんと返済できているならOKです。

 

配当利回り3%以上

 実は私は、日本株を米国株ほど信用していません。

 

 ある意味「米国株よりも信頼性に一段劣る株」と認識しています。もちろん、その会社で働く社員さんたちの勤勉さは信じていますが・・・。

 

 (会社がどうというよりも、不祥事の処分の甘さや日本の証券業界の未成熟が不安)

 

 そのため、日本株を持つならば米国株以上のメリットが無くては納得できません。

 

 米国優良株として有名なPG(P&G)が配当利回り2.41%と考えると、同等かそれ以上の配当が欲しいところです。

 

 また単純に、

 

 「利益が出ているのに低利回り=株主に報いる気がない」

 

 と考えるためです。それなら、頑張って配当してくれる会社を買って応援したいですね。

 

・何らかの分野・地域で強みがあること。

 私がすでに保有している株は「和歌山県でナンバーワン」「福井県で圧倒的シェア」という特徴を持つ会社です。(地方のスーパーの株を2社買いました)

 

 会社としての規模が小さくても、何らかの点で強みを持つ会社を探しています。

 

 例えば上の写真にあった「西濃運輸(9076)」であれば、「路線便で業界最大手」という強みがあります。

 

 また「岐阜県を代表する上場企業」でもあります。

 

 この会社は、「企業間物流」で絶大なシェアを持っています。

 

 国内には似たような運送会社がいくつかありますが、それぞれ特徴があります。

 

 

・個人向けに強く、信頼のあるヤマト運輸

 

・宅配と企業間物流(小さい荷物が得意)のバランスがいい佐川急便。

 

・企業間物流(大きな荷物も頼める)西濃運輸

 

・規模が大きくパレット貨物も扱える福山通運

 

・日本全国どこでも確実な配送網を持つ日本郵便

 

 「何も特徴がなく価格競争に晒される」会社ではなく、「何か尖った特徴がある」

「何かに特化している」会社を探しています。

 

キャッシュフローが健全なこと。

 一般的に、

 

・営業キャッシュフローがプラス

・投資キャッシュフローがマイナス

・財務キャッシュフローがマイナス

 

 だと健全だと言われています。

キャッシュフローの早見表 出典:doda

 私はこれを最も重要視し、四季報の「キャッシュフロー」欄が

 

 「+・-・-」

 

 でない会社は容赦なく弾きました。四季報を読んでいるとたまに、

 

 「上場していて恥ずかしくないのかこの会社」

 

 というページを見ることがあります。やはり、自分でしっかり財務状況までスクリーニングするのは大事だと確信しました。

 

 私の場合はさらに、

 

 「投資CFと財務CFの合計」よりも「営業CF」の方が上回っている

 

 会社に絞って探しました。これには根拠はありませんが、「その年の本業の稼ぎで投資も借金返済も出来ているならなお良し」と考えたためです。

 

■結局70社ほど残りました

 厳しいスクリーニングの結果、70社ほどが残りました。上場企業が3900社だとすると、約1.79%まで厳選できたことになります。

 

 ここからさらに

 

配当利回りが3%に達していなかった会社

・IT企業(自分が理解できない分野のため、事業の良し悪しが分からない)

・朝10時の時点で出来高が1万株以下だった会社

・過去5年間に1回でも赤字があった会社

・他の大企業が大株主になっている会社(親子上場の状態)(上場廃止リスク)

時価総額が100億円以下の会社(機関投資家の目が届かない)

・その会社の製品を見に行けない、触れない会社(処理プラント建設など)

・自分が全く知らない・接点が一切ない会社

 

 などを考えてどんどん削っていった結果、6社にまで絞ることができました。

 

 さすがに70社も株を買うお金はありませんから、これくらい選択肢を絞り込んだ方が迷わずいいかもしれません。厳選していますから、どの株を買っても納得できます。

 

 

■せっかくなので厳選した会社を・・・

 厳選した会社を紹介します。

 

・9076:セイノーホールディングス西濃運輸

 

 企業間物流に強く、「トラック1台まではいらないけど大きな荷物を送りたい」というニーズに強い会社です。実は個人宅配もやっています。

カンガルーが目印です 出典:東京西濃運輸株式会社様

 (同業他社で「福山通運」もあります。株価が30万円を超えたため断念しましたが、同様に財務・安定性が良く、この株も機会があれば買いたいと狙っています)

(参考)福山通運の集配トラック 出典:福山通運公式twitter

 企業から企業への配達には不可欠の会社であり、この2社が仮に倒産したら「じゃあ誰が運ぶの?」となります。

 

 佐川急便やヤマトは、運べるキロ数に限りがあります(元々個人宅配の会社です)し、全国的な路線網を持つ運送会社は限られます。日本郵便もありますが、ドラム缶やパレットなどの大物貨物は受け付けてくれません。

 

 トラックをチャーターして、1台分すべて1か所に運ぶなら簡単です。

 

 しかし「宅急便の企業バージョン」(大きな貨物を全国各地に送りたい)(毎日集荷に来てほしい)というのは、配送ネットワークが完成していないと不可能です。

 

 そう考えると、他社に取って変わられることは当分ないと考えます。

www.seino.co.jp

 

・5440:共英製鋼

 建設用の棒鋼、いわゆる「鉄筋」で日本一のシェアを誇る会社です。

(子会社の関東スチール製)鉄筋の束の例 出典:BX西山鉄網様

 スクラップを溶かして新たな鋼材を作る「電炉メーカー」であり、2021年度には売り上げ日本一に輝いています。(2位は東京製鐵)

 

 海外展開に積極的な会社でもあります。

 

 建設需要や景気にかなり左右される業種のため、不況の時にコツコツ買えると旨味があります。また、一時的に赤字が出たとしても、潰れることはなかなか無いでしょう。

 

 市街地にビルやマンションを建てて、人がそこに集まる・・・という流れは止まらないからです。また、既存のビルやマンションの建て替え需要もあります。

 

 ビルを建てるなら木造というわけにはいかず、鉄筋コンクリート造になります。

 

 建設には当然、鉄筋が必要です。

 

 さらに、耐震基準は厳しくなる一方であり、必要となる鉄筋の本数は増えています。

建築基準法改正の歴史 出典:togetter様

 鉄鋼メーカーとしては自己資本比率も厚く(54.3%)、安定性も高いです。

 

 「鉄鋼に投資するなんて時代遅れ」と避ける人も多いですが・・・。

 

 他の人が注目していない今こそ、自分で調べて、チャンスがあれば株を買うのも一つの戦略だと考えます。

www.kyoeisteel.co.jp

 

・9303:住友倉庫

 倉庫大手3社の一角を占める会社で、静岡県の運送会社「遠州トラック」(9057)の親会社でもあります。会社名に「倉庫」とついているものの、倉庫業での営業収益は全体の12%ほどで、港湾・国際輸送・陸運・海運で収益のほとんどを稼いでいます。

 

 三井倉庫三菱倉庫も倉庫以外の事業は展開していますが、ここまで幅広くはありません。「倉庫の保管料以外でも稼げる」「財閥系企業である」という点も魅力です。

 

 また、私・シーラカンスは長距離トラック運転手時代、住友倉庫に荷下ろしに行ったことがあります。「仕事で行ったことがある」「構内に立ち入ったことがある」という事情から、他の倉庫会社よりも心理的に株を買いやすく感じます。

 

 パレットなどの資材も十分あり、倉庫も近代化されていました。

神戸の新倉庫 出典:Logistics Today様

www.sumitomo-soko.co.jp

・4619 日本特殊塗料

 自動車用の遮音材や遮音塗料が主力の塗料メーカーです。「塗料」と社名に入っていますが、実際には自動車関係の事業が6割以上を占めます。

 

 取引先を見る限り、国内の全ての自動車メーカーと取引があるようです。工場の位置関係も自動車会社と似ています。

 

 平塚(日産)、静岡(スズキ)、愛知(トヨタ)、広島(マツダ)・・・。

 

遮音材の紹介 出典:日本特殊塗料株式会社様

www.nttoryo.co.jp

 塗料事業部もあります。特に「防水」に強く、

 

・「建物屋上用の防水塗料」

・「学校のプール用の防水塗料」

・「工場の床用塗料」

 

 などといった特殊な用途の塗料が主力商品です。

 

 塗料メーカーは海外にもありますが・・・。

 

 塗料は重くかさばり、しかも多品種必要なため、輸入するメリットがあまりありません。(輸送費が高くついて価格メリットが無い)

 

 米国株で塗料メーカーの「シャーウィン・ウィリアムズ」や「PPGインダストリーズ」といった銘柄がありますが、同じ理由でアメリカ国内で存続できています。

 

 また国内塗料メーカーもそれぞれ主力商品は違います。ニッチな分野のため市場も小さく、他社が参入してもメリットは少ないのです。それほど大きくない会社であっても、ニッチで強い分野があれば生き残っていけるでしょう。

 

 

・8097:三愛オブリ

 石油とLPガスの卸売り大手の会社です。「キグナス石油」など、全国1030か所のガソリンスタンドを運営しています。また「三愛オブリガス」として一般向けのガス事業も展開しています。

www.san-ai-obbli.com

 特に強いのが「航空燃料」です。

 

 羽田空港での航空機への燃料補給を引き受け、1日当たり350機へ給油しています。

地下パイプラインから給油 出典:三愛オブリ株式会社様

 羽田空港以外にも、航空燃料取り扱い拠点が27か所あります。

 

 コロナで航空燃料事業は大打撃を受けたはずですが、過去5年間に赤字は1度もなく、石油やLPガス事業の安定性を感じます。

 

 家庭用のLPガスも、空港の給油設備も、簡単に他社に乗り換えることはできません。

よっぽどのことがない限り、契約は続いていくでしょう。

 

 また、自動車で走る限り、家でお風呂に入る限り、空港で飛行機を飛ばす限り、絶対に燃料は必要です。こうした需要を支える会社はつぶれにくいと考えています。

 

・9744 メイテックグループホールディングス

 技術者派遣会社であり、技術者の質・単価とも業界首位を誇ります。

メイテックのロゴ 出典:メイテック

 優秀なエンジニアやプログラマを企業に派遣することで収益を得ている会社であり、一般的にイメージする「工場に(とにかく頭数だけ揃えて)人を送り込んで上前をはねる」というビジネスモデルとはまた違う業態です。

 

 正直なところ技術的な点は私には分かりませんが、「人材派遣会社」としては珍しく健全な印象を感じました。

 

 私は「派遣社員」として工場で働いた経験がありますから、実は「派遣会社」というものにいい印象は持っていません。そのためリ〇ルートとかパ〇ナなどは投資を避けています。しかしこの会社は高度な人材を派遣してそれに見合った給料を支払い、配当も出しています。

 

 高額な工場設備などが必要ない業種なのも良いですね。

 

 これからの時代、働き方も多様化してきます。

 

 技術者派遣の会社、案外いいのかもしれません。

 

www.meitec.co.jp

 

■年に1回くらいは四季報を読みたい

 以上、私・シーラカンス四季報研究でした。

 

 買いたい株は人それぞれ、みんな違ってみんないい。

 

 今の時点で、先に挙げた6社を「いいかも」と感じましたが、今後さらに良い会社に出会えるかもしれません。

 

 年に1回くらいは、四季報を読んで探してみるのも良いですね。

 

 

FIREは私には合わないようです

 こんにちは、シーラカンスです。

 

 去年いっぱいで仕事を辞め、今は無職の状態にあります。

 

 去年の11月末から有休消化に入り今に至るため、実際には1か月半以上仕事をしていないことになります。

 

 今は前職の会社からの給料がありますし、1月末には退職金(12万円程度ですが)も入ります。直ちに株や定期預金をつぶさなくても、しばらくは食べていける状況であります。働いている時に、コツコツ備えておいてよかったです。

 

 

 

 もちろん次にやりたい職業は決めてあります(トラック運転手からタクシー運転手になり、運転手としてキャリアアップしたい)し、次の転職に向けての準備や努力は進めています。

 

 それでも「仕事をしていない」という状態には変わりないわけで・・・。

 

 そこで私はふと、

 

 「これってセミリタイアとかFIREに近い状況では?」

 

 と感じました。

 

 ある意味、疑似的にFIRE後の生活を体験しているのでは? と思い至ったのです。

 

 そう考えたとき、私は「あ、私にはFIREは合わないな」と実感しました。

 

 

 

 「私は一生、回遊魚のように動き続けていないと気が済まないんだ」と。

 

 

 

 もちろん、本気でFIREを目指している人は素晴らしい。

 

 ただ、私の性格上、合わないだろうな・・・と心底感じました。

 

■辞めたはいいけどつまらない

 私・シーラカンスは去年まで、4トントラックの運転手として働いていました。

 

 仕事を辞めたのは色々と理由がありますが、辞めたこと自体に後悔はありません。

 

 

 

 

 仕事を辞めてしばらくは、精神的に消耗していましたから家でゆっくりしたり、お酒をたくさん飲んだりしていました。

 

 平日に動き回れるのをいいことに、割引価格でカラオケ店で歌ってきたり、図書館に通ってみたり・・・。

 

 ショッピングモールも混んでなくていいですね。

 

 こういった感じでしばらく遊んでいました。

 

 しばらくして気力が回復してきたら、道路地図を買って市内をクルマで回り、なるべく外に出るようにしていました。

 

 次の仕事に備えて土地勘を身につけたいのもありますし、家にこもっていると気が滅入るからです。

 

 あるいはスーパーで買い物に行き、夕ご飯を作ってみたり。

 

 最近は寒いですから、ポトフや鍋物をよく作ります。

 

 

 

 ・・・こう読む限り、「うらやましい」「楽しそうじゃん」と思いますね?

 

 私自身、仕事をしていた頃は、そう思っていました。

 

 

 

 「仕事しないで遊んで暮らせたら」と・・・。

 

 「FIREして配当で暮らせたら」と。

 

 しかし、実際にそれに近い生活をしてみると、2週間もすれば飽きるものです。

 

 そして、思うわけです。

 

 「働きたい」と。

 

 これは、自分でも意外なことでした。

 

 

■「熱情を持って打ち込めること」がないと暇でしかない

 よく考えてみると、私・シーラカンスには

 

・「いくらでも時間が欲しい」と思えるだけの楽しみ

・「一生これをしていたい」というライフワーク

・「仕事を辞めて打ち込みたい」と思える熱情のある趣味

 

 というのが無いのですね。ある意味、薄っぺらいのかもしれません。

 

 私には、

 

・「仕事を辞めて大学に入ってみたい」

・「趣味のヨットで海外に出たい」

・「プログラミングの技術を高めたい」

・「日本一周をしたい」

・「ライブ目指して音楽活動したい」

 

 といった、熱量のある趣味が無いのです。FIREを達成した人のブログを見ると、

 

・「ずっとやりたかったことを満喫」

・「暇すぎて飽きて再就職」

 

 の2つにざっくり分かれているように思います。もちろん、「バリスタFIRE」(社会保険が賄える程度に働く)などもありますし、「資産不足でFIRE失敗」という例もありますが、大体この2つに分かれるかな・・・と感じます。

 

 こう考えると、FIREで重要なのは

 

 「FIREした後、やりたいことがあるか?」

 

 なのかもしれません。

 

 私にはこれが無いから、「暇」と感じてしまうのでしょう。

 

■「仕事せずに遊んでる」という罪悪感

 あと、これは私が「失業中だから」かもしれませんが・・・。

 

 「お金を払って何かするだけの生活」って心にグサッときます。

 

 例えばカラオケ。平日の昼からカラオケに行けば、3時間で千円もせずに楽しめます。歌えば当然楽しいです。・・・でも、それってある意味当然じゃね? と。

 

 「カラオケ」という娯楽を提供してくれるお店に行けば、そりゃ楽しいよねと。

 

 あるいは回転ずし。大体2千円もあれば、それなりに楽しめます。

 

 

 

 ・・・何が言いたいか?

 

 「稼いでいないのに消費して遊んでるだけ」という状況に耐えられないのです。

 

 言い方を変えれば「資産を食いつぶしながら生きている」とも取れるわけです。

 

 また、自分が何も生み出さず、「消費しているだけ」というのは、自分が思っていたよりも精神的にくるものがあるなあ・・・と感じます。

 

 買い物すれば、お金がかかります。

 

 カラオケに行けば、室料を支払います。

 

 車で出掛ければ、ガソリン代がかかります。

 

 その支払いは、自分が働いていた頃の給料であったり、それも尽きれば資産を切り売りして支払っていくわけです。

 

 さらに言えば、私の家族は普通に働いています。

 

 一方で私は無職の状態であり、稼いでいない。

 

 家族は、

 

 「私が精神を病んで退職したときは、再就職に1年かかった。だから大丈夫」

 

 と言ってくれますが、罪悪感はどうしてもあります・・・。

 

 もちろん「働く意欲」はありますし、履歴書を準備したりなどはしていますから、来月くらいには涼しい顔して次の職場にいるのでしょうが・・・。

 

 謎に「罪の意識」を感じます。

 

 あと、「ご近所の目」も気になりますね。

 

 考えすぎだとは思いますが・・・。

 

■資産を食い潰す恐怖感

 

 これがFIREであったなら、配当益や受取利息などで賄えるのでしょう。

 

 でももし自分の資産が、配当金が出ない(配当再投資型)タイプの投資信託だけだったなら?

 

 本当に、投資信託を切り売りできるの?

 

 もし不況の時期に当たって、株価(という表現でいいのかな?)が下がってしまったら? それでも機械的に売却できるの?

 

 個別株だったとしても、急に減配されてしまったら?

 

 ・・・不安は尽きませんね。

 

 私の場合、資産は米国個別株がほとんどで状況は違いますが、「資産を切り売りする恐怖感」は同じではないでしょうか。

 

 また、「FIREで資産を切り崩して生きる」と「失業中に貯金で生きる」でも状況は全然違いますが・・・。

 

 これもある意味「資産を切り崩して生活する」ということを疑似体験している、と言えるのかもしれません。

 

 そう考えると、私は、その生活に耐えられないだろうな・・・という結論に至りました。

 

 おそらく、自分の性格では、精神的にやられてしまうだろうなと。

 

 

 ゆえに、「FIREを目指すのはやめておこう」と強く思いました。

 

 「FIRE」という響きには憧れていたけど、実際にそれに近い状況になってみると、

 

・「自分の性格に合わない」

・「意外と辛い」

・「暇なうえに罪悪感に苛まれる」

 

 ・・・と気付いたからです。

 

 少なくとも、今の自分には適さないな、と感じました。

 

 投資家として、また一つ勉強になりました。

 

■じゃあ今後どうするの?

 結局のところ、私・シーラカンス

 

 「バリバリ働きながら、毎月コツコツ好きな株を買う」

 

 というのが一番だろうと感じます。

 

 

 

 そもそも私は「運転手の仕事が嫌」で前職(運送会社)を辞めたわけではありません。

 

 むしろ私は「ハンドルの前」こそが、私の居場所だと思います。

 

 

 

 トラックでも、バスでも、タクシーでも・・・。

 

 何かしらの車両を運転して働くのが、自分に一番合っているだろうと感じます。

 

 

 

 おそらく、私は定年まで運転に関わる仕事をするような気がします。

 

 少なくとも、運転の仕事は「嫌ではない」(むしろ好き)からです。

 

 

 自分にとって「嫌ではない」(あるいは適している)と思える仕事が分かっているのですから、無理にセミリタイアやFIREを目指すこともないのかもしれないですね。

 

 

 

・好きな株を「レアカード集め」のように楽しく買い続ける。

 

・国籍は問わず、自分が「いい!」と思ったら買う。

 

・あくまでも生活費は仕事で稼ぎ、生活費と資産は分けて考える。

 

・株は売却せず、ただただ毎月自分が好きな株を買い足すのみ。

 

・株は株、給料は給料。

 

・株は「コレクション」としてとらえ、あえて「資産」と意識しないようにする。

 

 このやり方がいいかなと思っています。

 

 

■稼げるうちに備えると自分を救えます

 

 もちろん、「仕事が充実していれば投資は不要」とは言いません。

 

 むしろ、バリバリ稼いで、積極的に資産を作るのがいいでしょう。

 

 資産は「選択肢」だからです。

 

 

 少ないとしても株や貯金などの「資産」があれば、自分を救えます。

 

 退職に追い込まれても、しばらくは食べていけます。

 

 仕事で健康を害したら「他に移る」という道を選べます。

 

 「選択肢がある」という事実そのものが、自分の精神を守ってくれます。

 

 今の私・シーラカンスのように、失業しても落ち着いていられます。

 

 

 

 私は米国株が好きで、少しずつ株を集めていました。

 

 そして今、私のもとにある株たちが、精神的な安心材料となっています。

 

 

 

 確かに、今の私の総資産は少ないです。

 

 それでも全て売却すれば、コンパクトカーを新車で買えるくらいにはなります。

 

 これは、月給何か月分でしょうか。

 

 食費の何か月分? 家賃なら何か月まかなえる?

 

 ・・・そう考えると、安心できます。

 

 最悪、無職の期間が続いても、株を手放せば飢えることは無いからです。

 

 もちろん、なるべく売りたくないですが。

 

 

 

 好きでやっていた米国株投資が、資金面から自分を支えてくれている。

 

 

 

 「投資をやっていて本当に良かった」と実感しています。

2weekコンタクトを買ってみました

 明けましておめでとうございます、シーラカンスです。

 

 昨年末に事情があって仕事を辞め、今は投資を休んでいます。

coelacanth-foundation.hatenablog.jp

 今年は別の職種に転職し、また投資を再開したいと考えています。

 

 

 

 今年最初の目標は「お仕事を見つけよう」・・・になりそうです。

 

 勤務時間も生活もかなり変化すると思います。

 

 うまく適応し、いい1年にしたいです。

 

 

■毎日ドライブに出かけています

 ここ最近、毎日ドライブに出ています。これは遊びのためではなく「転職のための準備」のためです。

 

 私・シーラカンスは転職してタクシードライバーになりたいのですが、自分が住んでいる街の土地勘がなかったのです。救急病院の場所すら怪しいレベル・・・。

coelacanth-foundation.hatenablog.jp

 引っ越してきて5年くらい経ちますが、未だに分からないところばかり・・・。

 

 そのため、有休消化に入ったあたりから、とにかく市内を走り回ることにしました。現実的に仕事は辞めるわけですし、嘆いていても土地勘は永遠に身につかないからです。

 

 土地勘がないなら覚えるしかありません。覚えさえすればきっと何とかなります。

coelacanth-foundation.hatenablog.jp

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 市内のあらゆる地区を見たいため、あらゆるものを目的地に定めて走っています。

 

・市内の全てのJR駅(特に夜0時ごろのタクシー乗り場は必見)

・市内私鉄の有人駅・主要駅

・市内の全ての区役所

 

・市内に20店舗以上あるスーパー全店舗(人口の多い地区に大体1店舗はある)

・市内すべての救急病院(赤十字病院や国立病院、市立病院など)

・市内すべての大学

 

・市内すべてのイオン

・市内の主要な観光地&名産品の有名店(旅行本を買って実際に行ってみる)

・市内すべての県営住宅(住宅公社のHPから市内の分を印刷し、実際に周る)

www.saijk.or.jp

・市内すべての市営住宅(半分くらいは回れました)←New!

www.city.osaka.lg.jp

 

 ・・・と、こんなことを1か月くらいやっています。

 

 最近、「こことここって隣同士なんだ」など、点と点がつながるように感じることが増えてきました。いわゆる「アハ体験」のような感覚です。

 

 やっと頭の中に地区名や道路の配置がインプットされてきました。

 

 もう少ししたら会社説明会や面接に行ってみようと思います。

 

■2weekコンタクトを買いました

 私・シーラカンスは去年の夏ごろからコンタクトレンズを使い始めました。仕事の都合上、メガネよりもコンタクトの方が断然楽だったからです。

 

 今使っているのはワンデーのコンタクトレンズです。

ワンデーアキュビューオアシス 3箱セット 出典:Amazon

 私・シーラカンスが使っているのはこの画像と同じものです。3箱セット(90枚入り)で、Amazonで買うと8000円くらいです。

 

 (店舗で買うとこの2倍以上の価格だったりするためAmazonで買っています)

 

 この3箱セットが2つあれば、3か月もちます。

 

 1か月あたりだと5000円くらいのコストですね。

 

 このレンズを半年ほど使い、コンタクトレンズの扱い方にも慣れてきました。

 

 そのため、2weekコンタクトを試してみてもいいんじゃないか・・・と考え、実際に買ってみました。

コンタクトと洗浄液 全部で5千円以下でした

 Amazonコンタクトレンズ(今までのレンズと同じものの2week版)と洗浄液、すすぎ液を買ってみました。全部で5千円もしないくらいでした。さすがAmazon

 

 洗浄液は「過酸化水素タイプ」のものを買いました。

 

 レンズをこすって洗う必要がなく、ケースにセットして洗浄液を入れるだけ・・・と、とても簡単です。

 

 レンズのふたについている歯車のような金属に微量の白金が含まれており、6時間かけて洗浄・中和をしてくれます。

 

 中和が終われば洗浄液(過酸化水素 H2O2)は分解されて水(H2O)になり、目に入れても無害になります。

 

 こすり洗いよりも洗浄力が高いため、コンタクトレンズを衛生的に使えます。

 

 ただ成分としては「オキシドールと同じようなもの」のため、レンズ装着前にちょっとすすぎたい・・・というときのための「すすぎ液」が別に必要です。

 

 

 間違えて洗浄液(中和されていない原液)ですすいでしまうと・・・。

ムスカ大佐のようなことに・・・出典:スタジオジブリ

 この点だけは注意が必要です。めちゃくちゃ痛いらしい・・・。

 

 それでも「漬け置きだけで維持できる」というのは便利です。これなら私・シーラカンスでも出来そうです。

 

■「交換日の管理」をどうする?

 2weekレンズはその名の通り、2週間(14日)でレンズを替えなくてはいけません。

 

 この「レンズの交換日の管理」の方法は、人によって様々です。

 

・記憶に頼る人。(結構危険です)

・カレンダーや手帳に書き込む人。

Googleカレンダーに書いておく人。

・洗浄液のボトルにマジックで書く人。

・マスキングテープに書いて洗面所に貼っておく人。

 

 いろいろな方法がありますが、どれも何だかめんどくさいですね。

 

 そう思って色々調べていたら、簡単な方法を見つけました。

 

 エッセオンライン様の記事にいい方法が載っていました。

esse-online.jp

 「開封する日を固定してしまう」のです。

 

・まず、毎月1日に開封。(1~14日まで使える)

 

・次に、毎月15日に開封。(15~28日まで使える)

 

・毎月29・30・31日だけは、ワンデーレンズを使う。

 

 この方法をネットで見て、「これなら分かりやすい」と思いましたので、これを試してみようと思います。

 

 ちなみにこの方法を家族に相談したら

 

 「1日と15日って・・・榊の交換周期?」

 

 と笑っていました。確かに、神棚の榊の交換みたいですね。

新鮮な榊をお供えしましょう・・・出典:いらすとや様



 榊の交換日について詳しいサイトを見つけましたので紹介します。

 (お仏壇のはせがわ様より)

www.hasegawa.jp

 

■コスト以外にもメリットが

 2weekレンズはコストが安いのがいいですね。ちょっと計算してみます。

 

★アキュビューオアシス2week:1箱約2500円、4箱セット約10000円

・1箱で6週間、2箱で12週間→2箱で3か月分、4箱で半年分

・8箱あれば1年分

・2万円で年間のコンタクトを調達できる。

 

★洗浄液(AOセプトクリアケア)

・1本で1か月はもつらしい

Amazonで6本セット6000円、これを年2回買えばいい

・12000円で年間の洗浄液を調達可能。

 

★すすぎ液

・健栄製薬「コンタクトレンズ用生理食塩水500ml」が安い(300円)

コンタクトレンズ用生理食塩水 出典:Amazon

・年間5本くらい?

・年間コストは1500円前後

 

 全部合計すると3万3500円くらい。

 

 ちなみにワンデーの場合だと・・・。

・3箱パック2つで3か月分(8000×2=16000円)

・年間だと3箱パックが8つ必要(8000×8=64000円)

 

 年間で6万4000円かかります。

 

 

 年間コスト3万円ちょっとでコンタクトを快適に使えるのはいいですね。

 

 給料が多かった月や、ボーナスの時にまとめ買いして調達するのも良い作戦です。

 

 

 

 また、私の個人的な事情もあります。

 

 仕事上、仮眠を取る必要がある場合、ワンデーレンズは高額すぎるのです。

 

 つまり、仕事中に仮眠を取る職種の人の場合(例えばタクシードライバー、夜勤の介護職員、警察官など)、ワンデーではレンズ代が1.5~2倍くらいに上がってしまうのです。だって再使用できないですから・・・。新しいのを開けるしかないのです。

 

 私の場合、現状で年間6万円程度ですから、仮眠ごとにワンデーレンズを交換していると年間のコンタクト代が12万円以上になってしまいます。

 

 「じゃあワンデーレンズのグレードを落とす?」・・・試してはみたものの、1箱当たりの差額が500円程度しかなく、目が疲れるばかりで費用的なメリットはないことが判明しました。なんだか視力がしっかり出ていない感じがします。

 

 「メガネでいいじゃん」・・・既にトラックの運転も乗用車の運転もコンタクトレンズで慣れてしまいました。久しぶりにメガネで運転してはみたものの、距離感が変わって見えて(距離感がつかめない)非常に危険だと分かりました。

 

 これらの問題は2weekレンズにすれば解決できます。

 

・仮眠を取りたい:旅行用の洗浄液とハンドソープを持って仕事に行けばOK。

 

・コストが気になる:2weekレンズなら洗浄液込みで3万円少々。これなら大丈夫。

 

・洗うのがめんどくさい:漬け置きタイプの洗浄液を選べば楽&衛生的。

 

・質の良いレンズがいい:2weekなら安いし、高級ラインが選べる。

 

 コンタクトレンズは確かにメガネよりはコストがかかるものですが、工夫次第では安くかつ清潔に維持できます。これなら、お金を理由にコンタクトを諦めなくても良さそうです。

 

 私・シーラカンスはコンタクトを着けるようになって、QOL(生活の質)が上がりました。うまく維持管理し、安く・安全にコンタクト生活を続けたいと考えます。