こんにちは、シーラカンスです。
今日は仕事について書こうと思います。
今回も、個人的な備忘録みたいな記事です。
投資の記事を読みたかった方、申し訳ありません。
投資の記事も書きたいのですが、最近投資が出来ていないので・・・。
転職が落ち着いたら、また株の買い足しを続け、記事を書きたいですね。
■最終出社日・・・無事故無違反で終わりたいですね
以前、記事の中で、
・「運送会社に勤めていたけどもう限界」
・「精神的におかしくなっていた」
(4階ベランダから飛び降りたら楽になれるかな・・・とか考えてました)
(トラックを運転中、急ハンドルを切ったら事故って休めるかな・・・とか)
ということで、会社を辞めることにした・・・とお伝えしました。
coelacanth-foundation.hatenablog.jp
かなりの引き留めがあったものの、何とか退職が認められました。
明日(11月27日)が最終出社となりました。一応、年末までは社員としての籍はありますが、有休がかなり溜まっていたため、そのようになりました。
同僚や、出入り先の工場の人達との人間関係は良かったのですが・・・。仕方のないことです。
ただ、勢いと自己防衛に衝き動かされて退職を願い出たため、実は「次の仕事」が決まっていません。同僚からは「決まってから辞めれば良かったじゃん・・・」と呆れられましたが、私は後悔していません。
「たかが」仕事で死にたくなどなかったからです。
本当に、危なかった・・・。
わりと危険な精神状態でしたから、事故を起こす前に退職出来てホッとしています。
退職が確定した今、とても穏やかな心境です。
もしあの時退職を願い出ていなかったら・・・。
うん、あまり想像したくないですね。自分を守れてよかったです。
■「仕事と人生」を考え直すチャンスなのかも・・・?
もともとは割と気楽な勤務だったのですが、2024年問題の関係で仕事が増えていったのが原因で、私は潰れてしまったのですね。
必要資材(パレット)の慢性的な不足、現実的に困難な納入時間・・・。
猛烈なプレッシャーでした。日曜日の夜など、不安で寝られないほどでした。
毎日、プレッシャーに吐きそうになりながらトラックを運転していました。
クレームに怯えながらトラックを運転するの、もう嫌だ・・・。
有休がとれない、せめて1日だけでも取りたい、仕事から離れたい・・・。
しかし、今回の退職で、
・「自分は何に強烈なストレスを感じるのか」
・「自分はどんな仕事が適している・適していないのか」
・「自分にとって嬉しいこと・嫌なことは何なのか」
・「労働条件など、譲れないこと・妥協できることは何か」
・「自分はどれくらいの収入が欲しいのか」
・「生活スタイルが変わることについて、どこまで許容できるのか」
・「トラックには二度と乗りたくない」・・・じゃあどんな仕事が出来そうか
・自分は「自動車の運転」を仕事にしたいか、したくないか
・自分は何をされると「雑に扱われた」「尊重された」と感じるのか
・そもそもこの街に居続けるか、あるいは他の街でやり直すのか
・自分は何に喜びを、怒りを感じるのか
などなど、「仕事と人生」「自分の性質」について見つめ直すことが出来ました。
きっと、今後の人生に役立つと思っています。
■タクシー会社へ転職したい
いろいろ考え抜き、自分の家族などとも相談した結果、
・「シーラカンスは雇われること自体が向いていない」
・「自分から仕事を見つけてバリバリ働きたいタイプ」
・「裁量の大きい仕事が良さそう」
・「運転が好きなら、運転の仕事を諦めることはない」
ということで、「個人タクシー」はどう? とアドバイスをもらいました。
ただ、個人タクシーを開業するには無事故無違反、10年間の法人タクシー乗務経験が必要、自己資金200万円以上など、かなり厳しい条件があることが分かりました。
しかし、これをきっかけに「タクシードライバー」という職業に目を向けるようになり、YouTubeを見たり、現役ドライバーさんのブログを読んだり、色々調べてみました。その結果、
「あれ? 意外と自分に合ってるかもしれない」
と感じ、次はタクシー業界に転身しようと考えています。
市内のタクシー会社の求人に応募し、タクシードライバーの仕事をしたいのです。
私の場合は「自動車の運転」自体は好きですし、
トラック運転手(貨物)→バス・タクシードライバー(旅客)
という転職は「キャリアアップ」となります。
タクシーの場合は走れば走るほど、「市内の地理」がどんどん頭の中にインプットされていきます。同じ市内で勤める限り、他のタクシー会社に転職しても、この地理の知識は自分の脳内に残り続けます。
また、コツコツと乗務を続けていけば、
・この辺にいれば無線注文(カーナビに表示される)が入りやすいから行ってみよう
・ここで付け待ち(病院入口などで待つ)すると上手くいく
・このホールでイベントがあるから終わり頃を狙って行ってみよう
・金曜日の夜だし繁華街で仕事しよう
・午前中は病院やホテルに行ってみようか
・出社前にイベント情報と電車の遅延を確認してみよう
・・・などなど、自分でどんどん仕事が出来るようになるでしょう。こうした下調べや工夫が認められる職種なのも、私の性格に合っている気がします。
私・シーラカンスは、こうした「地理知識」や「仕事上の知識」について、
「あ、これって無形資産だ」
と考え、とても魅力を感じます。
「同じ道を同じ時間に走り、同じ工場に行くだけ」「言われたとおりにやれ」の今のトラックの仕事と違い、自分の中に知識が積み上がっていくからです。
年数を重ね、市内をスイスイ走れるようになれば、担当できる仕事も増えます。
・ジャンボタクシー
・空港直行タクシー
・指導教官
・班長
・観光タクシー
・営業所長
・配車係や無線室長
いろいろ調べ、考えた結果、「次の転職先はタクシー会社にしよう」と決めました。
タクシードライバーの給料は歩合制のため、収入が上がるか下がるかは分かりませんが、それでも挑戦してみたいと思います。
■土地勘がない・・・どうしよう!!
次にやりたい仕事は決まったわけですが、大きな問題があります。
私・シーラカンスはもともと、今住んでいる街の出身ではないのです。
今私が住んでいるのはある地方都市であり、私はここに転居して5年ほどになります。もちろんある程度の国道であったり、イオンの場所だったりは把握していますが・・・。
やはり、
・「どの地区がどのあたりにある」
・「国道〇〇号線と〇〇街道は同じ道を指している」
・「〇〇工場の跡地」など、地元の人にしか分からない表現
・市内を走る私鉄の駅名とその並び順(だいたい地区名が駅名になっています)
といった、細かい土地勘が致命的に足りていないのです。私・シーラカンスは、あまり市街地に出かけませんから、5年住んでいてもこの程度の土地勘しかないのです。
特に、「主要な地区(〇〇町)が大体市内のどの辺にあって、どの国道で行ける」・・・程度のざっくりとした地理も分かっていない状態では、とてもタクシー会社の面接には行けません。
「土地勘がどれくらいあるか?」というテストがあるためです。
仮に入社が許されたとしても、今のままでは入社後に相当苦労するでしょう。
そもそも、市内の主要な総合病院の位置関係すら怪しい・・・。どうしよう!!
それでも現実的に、今の運送会社は辞めるし・・・。
しかし、悩んでいても、土地勘は永遠に身に付きません。
何とかするしかないのです。
土地勘がないなら、覚えればいいのです。
いま「街のプロフェッショナル」として市内を走るタクシー運転手さんだって、全員が全員、市内出身ではないでしょう。
きっと、土地勘がない状態から頑張って覚えた運転手さんだっているはず。
がんばろうと思います。
■まずは地名を見慣れるところから
現役タクシードライバーの人のブログなどを読み漁った結果、
・「紙の地図を買いなさい」
・「実際に走るしか方法はない」
・「休みの日に乗務で行ったところを地図で復習する」
・「最初の3か月から半年は怒られながら覚えるしかない、だんだん楽になる」
・「地図に書き込んで、ボロボロになるまで使いこなしなさい」
・「抜け道を教わったらノートに書いて、空車の時に実際に通ってみなさい」
・・・といった情報が得られました。
私の場合まだ転職していないため、転職まで少し時間があります。
「その間にやれることはやろう」と思い立ち、色々やってみることにしました。
とりあえず、県内道路地図と、市内全土の地図(1枚になっているやつ)を買いました。
県内地図にはインデックスをつけました。「地図帳にインデックスを貼る」というのは受験勉強でよく使われるテクニックのようです。確かに開きやすくなって便利です。
よく指定されるであろう場所の地図がバッと開けるようになります。
・「〇〇医大」
・「イオン〇〇」
・「旧〇〇市市街地」
・「〇〇駅周辺」
市内地図は常に目に入るよう、壁に貼りました。
「地図を壁に貼る」はやはり、王道の覚え方ですね。
私・シーラカンス宅では、
・市内全域図:リビングの引き戸に貼り付ける。
・付録の駅前詳細図:トイレの壁に貼り付ける。
ことにしました。
これにより、何とか「地区名を見慣れる」段階まではたどり着けました。〇〇町は北区で、〇〇町は駅の南側、ホテルはそこなのね・・・という感じですね。
■実際に車で走る・・・時間はかかるけど確実
有休消化に入ったら、実際に市内全土を車で走ろうと計画しています。
「一度も走ったことがない」と、「あ、通ったことある」では、転職後の不安感が全然違うからです。いくらカーナビがあるとはいえ、主要な道くらいは走っておかないとマズいでしょう。
「運転手さん、そんな道も知らないの?」と・・・。
そのため、市内各地のランドマークを巡ろうと思い、リストを作りました。
・市内全部の区役所
・市内全部の図書館
・市内全部の警察署と税務署
・市内で一番多いドラッグストア:40店舗以上
・市内で二番目に多いドラッグストア:約20店舗
・市内で一番多いスーパー:約25店舗
・市内全ての総合病院や大病院
・市内全部の文化会館、球場、ホール
・市内のJR駅すべて
・市内の私鉄全駅(1日乗車券で全部の駅に降りてみる)
・主要な観光名所(るるぶを買いました、実際に回ってみます)
・ターミナル駅のタクシー乗り場(実際に歩いて見てくる)
・・・こう書き出してみると、ものすごい件数ですね。
おそらく、1週間くらいはかかるだろうと思います。
これだけ巡れば、市内の主要な国道や県道は全て走ることになるでしょう。
特にドラッグストアは、主要な地区に大体1店舗くらいありますから、リストに加えました。乗務するようになったら、休憩・トイレスポットとしても役立つでしょう。
この時に大事なのは「ついでに行かない」ことですね。
区役所なら区役所、病院なら病院。スーパーならスーパーだけ走って回る。
たとえ隣同士にあるとしても、別々のタイミングで行くのです。
かなり非効率ですが、目的が「ランドマークを覚えたい」「主要な道を通りたい」ですから、それでいいのです。必然的に、同じ大通りを何度も走ることになりますから、きっと土地勘がつくと思います。
■失業中だからこそ意識して外に出る
今までの経験上、失業してから家にこもってしまうと、
・「再就職できる気がしなくて不安」
・「仕事もせずに酒だけ飲んでいていいのか、私に存在価値はあるのか」
など、悪い方へ、悪い方へ・・・と落ち込んでしまいますから、あえて理由を作って外出しようと思います。
上に書いた「市内をドライブして巡る」のは次の仕事に直結する(何とかして地理を覚える)ことですから、「失業してるのに外で遊んでる」という謎の罪悪感に襲われずに済むのもメリットですね。
■きっとうまくいくと信じています
今の会社を辞めることになったのは残念ですし、不安もあります。
どうやって食べていけばいいんだろう。
私を雇ってくれる会社はあるのだろうか。
それでも退職が決まった以上、悩んでいても始まりません。
ある意味、これは
・「長く勤められる会社に移りなさい」
・「自分に合った会社を探しなさい」
・「朝2時起きの仕事なんて辞めなさい」(家族からも言われていました)
という運命なのかもしれません。
地理を覚えるのと並行して、
・会社説明会に出かける。(実際に乗務するタクシーを見学できるようです)
・履歴書と職務経歴書を作る。
・免許センターで「運転経歴証明書」を取り寄せる(無事故無違反を証明できます)
など、転職活動をしていこうと思っています。
時期的に、最短でも1月中旬くらいの入社となるでしょう。コツコツと準備を進めようと考えています。