退職が決まりました・・・ある運転手の場合

 お久しぶりです、シーラカンスです。

 

 前回までの記事で、「仕事を辞めたい」とお伝えしていましたが・・・。

 

 ついに会社に退職願を提出し、今日、退職日が正式に決まりました。

 

 退職を願い出てから半月近く、かなりの引き留めがありましたが・・・。

 

 私の意思は変わりませんでした。

 

 退職が確定したことが嬉しく、今は穏やかな気持ちです。

 

 今日は退職について書いてみようと思います。

もう、無理なんです・・・出典:いらすとや様



■2024年問題の関係で仕事がハードに・・・

 今、私が働いている物流・運送業界では「2024年問題」のために激震が走っています。私たちトラック運転手の残業時間に規制が新たにかかるため、様々な問題が起きているのです。

 

・運転手が現状でも足りない

・荷物は増えていく一方

・新たに運転手になりたがる人も少ない

・残業で稼げないから給料が下がる

・業務中にやらなくてはいけないこと、運ばなくてはいけないものは増える

・「やってられない」「生活できない」と現役ドライバーが辞めていく

・人手不足がさらに深刻になる

 

・・・こうなると、荷主さんや運送会社が取れる方法は一つしかありません。

 

 「今いる運転手をこき使う」

 

 これしかないのです。

 

 私の場合も全く同じで、残業時間の削減(=早く車庫に帰ってこい、という圧力があります)を求められ、荷物量もどんどん増えました。

 

 さらに今後は集荷に行かなくてはいけない工場の件数が増える、という話も持ち上がりました。

 

 ちなみにこれは定時の業務時間中のことであり、単に「やるべきことが増えただけ」ですので、運転手的には1円にもなりません・・・・。

 

 その一方で、

 

・時間に間に合わなければクレームが来ます。

・時間が足りずに製品の空箱回収ができなかった場合も会社に電話がいきます。

・荷物を破損させれば、警察もびっくりの現場検証が始まります。

・物流センターに出入りするすべての運送会社に「事故速報」が回覧されます。

・無事故手当が削られ、賞与も減ります。

・「時間がない」「荷物が多い」は理由にならず、すべて「運転手個人の責任」です。

・上司は荷主さんの方しか見ておらず、部下である乗務員を守る気はありません。

・しかも給料が下がります。

・私の場合、手取りで20万円を割る可能性が出てきました。(※12時間勤務です)

・輸送に必要なパレットも足りません。かき集めて、何とか輸送しています。

 

 ・・・というように、「給料に対して責任が重すぎる」のが、とても辛く感じたのです。

 

 以前は、もっと気楽で楽しい乗務だったのに・・・。

 

 

 

 特に私が辛かったのは「パレットの不足」でした。

 

 (=「仕事に絶対に必要な資材が慢性的に足りてない」ということです)

 

 パレットというのは、荷物を載せる「すのこ」のようなものです。

パレットの例・・・出典:ワコーパレット様

 これに荷物を積んで梱包用ラップを巻くことで、フォークリフトで載せ卸しができるようになります。

重量物も楽に積み下ろしできます 出典:物流ニッポン様



 本来、このパレットというのは「必要物資」であり、運転手がかき集めて何とかするようなものではありません。荷主さんなり、運送会社なりが十分な量を用意しておく性質のものです。

 

 

 

 しかし、現実にパレットは足りません。時間的な猶予もありません。

 

 今日この日に集荷先の工場に供給できなければ、次の日の輸送が危なくなります。

 

 製品を載せるパレットがないと、出荷準備ができないからです。

 

 そのため、「パレットが用意できなかった」は、決して許されないのです・・・。

 

 

 

 会社に助けを求めたとしても、パレットが手配されるのは数日後です。

 

 今まさに足りてないのに・・・。こうなればもう、自分で何とかするしかありませんでした。

 

 

 もし集荷先にパレットを用意して納めることが出来なかったら・・・。

 

 最悪、配達が止まります。他の便の輸送や、他の工場のラインも止まります。

 

 何とかなったとしても、配達時間は大きく遅れてしまいます。

 

 

 

 そのため、「絶対にパレットをかき集めないといけない」というプレッシャーは大変なものでした。

 

 日曜の夜など、あまりのプレッシャーで(月曜日の朝にパレットをかき集めて用意できなければ、翌朝の配達が止まるかもしれないのです・・・)眠れないほどでした。

 

 また、自分が有休を取るとパレットの供給が危なくなるため、最近では有休を全く取れなくなってしまいました。何があっても出勤しなくてはいけないのです。

 

 「絶対に休めない、有休を取れない」・・・この絶望感も相当なものでした。

 

 「会社のお金を横領した経理担当者が、事件の発覚を恐れて絶対に休めなくなる」・・・のと似たような感じでしょうか? 非常に悪い例えですが、絶望感という点では近いかもしれませんね。

 

 最後に有休を取ったのっていつだっけ?

 

 半年前とかだった気がします。「休む」という選択肢が選べないのです。

 

 

 

 それに加え、集荷のタイムリミットがとても厳しい工場が1社あります。

 

 朝7時から入場して積み始め、8時ジャストには立ち去らないといけないのです。

 

 「タイムリミットまであと2分」・・・とかを毎日やっているのです。

 

 もう、疲れました・・・。

 

 これだけ頑張って、まだ仕事を増やすの・・・? と。

 

 一つ一つは小さいことですが、それらが積もり積もって、ついに私は折れてしまったのです。

 

■精神的に参っていたようです

 ここ最近、仕事のことで悩むことが増えて、同僚と雑談することもなくなりました。

 

 あまりのプレッシャー、タイムリミットへの焦り・・・。

 

 しゃべる気力もありませんでした。ブログの執筆もできなくなってしまいました。

 

 上司にも相談できませんでした。「使えない」と思われたくなくて。そもそも相談したとしても「まあまあ・・・」と流されるだけです。

 

 食事も適当になりました。夕飯を即席めんだけで済ませたり・・・。

 

 また、良くも悪くもトラックの運転手というのは「1人でやる仕事」であり、メンタルが落ちると、どこまでも落ちてしまいます・・・・1人で考えすぎるからですね。

 

 そんな状況ですから、悪い方、悪い方・・・へと考えが行ってしまうのですね。

 

 

 「トラックで会社の本社社屋に突っ込んでやろうか」

 

 「いま急ハンドルを切って、事故で死ねたら楽になれるかな、休めるかな」

 

 「ベランダ(※4階です)から飛べば仕事に行かなくて良くなるのかな」

 

 ・・・はっきり言って、普通の精神状態ではありませんでした。

 

 

 ある日、夕飯の醤油ラーメンを作っていたところ、なぜか涙が止まらなくなってしまいました。それを見た家族が私の両肩をつかんで、目を見て言いました。

 

 「もう無理だよ、シーラカンス

 

 「変なこと考えてるでしょ、昔の私と同じ目をしてる」

 

 「もう、仕事辞めよう?」

 

 それがきっかけで、退職願を出しました。

 

■引き止めがものすごい

 退職を決意し、直属の上司に退職願を提出したところ、1時間近く話を聞いてくれました。本来は「もう決めたことなんで」とだけ言って帰ろうと思ったのですが・・・。

 

 結局、「何が辛いのか」「何に困ってるのか」を話しました。

 

 上司が言うには、

 

・「そんなメチャクチャな状況になっているとは知らなかった」

・「パレットやタイムリミットは君の責任ではない、私たちの責任だから大丈夫」

・「荷主と相談して改善する」

・「責任を背負いすぎ、なぜ相談してくれなかったんだ」

・「とりあえず有休は取ろう、調整するから」

・「自己評価が低すぎる、周りからの評判はかなりいいのに」

・「11月中旬に集荷スケジュールが変わる、やるだけやってみて、気が変わらないならもう一回退職願を出してほしい」

 

 とのことで、かなり引き止めてくれましたが、一応、退職願は受け取ってくれました。実際に、次の日以降から多少仕事が楽になるように取り計らってくれたようです。

 

 ただ、私からすると、

 

 「退職願を出されて慌てて対策してる」

 

 としか思えず、複雑な心境でした・・・。それでも、上司に現状をすべて話したことで多少楽にはなれました。

 

■結局、退職することにしました

 上司も同僚も、私が退職願を出したことで色々気にかけてくれました。

 

 職場での人間関係は良かったため少し揺らぎましたが、結局会社に残ったところで

「一度は会社を辞めようとした人」ですから出世はもう見込めません。

 

 それに、「上司に退職願を提出する」というところまで追い詰められていたわけですから、仕事を続けるのは現実的に厳しいでしょう。

 

 正直なところ、もうトラックには乗務したくありません。

 

 トラックの運転は大好きですが、もう、仕事としては乗りたくない・・・。

 

 残念ですが、トラック運転手以外の職種を探そうと思います。

 

 

 

 次に勤める会社はまだ決まっていません。

 

 私を求めて雇ってくれる会社があるのか、正直不安であります。

 

 それでも今は、「退職が決まった安堵感」のほうが勝っています。

 

 退職日は12月末に決まりました。

 

 有休が24日近く溜まっているため、11月末まで出勤すればいいそうです。

 

 最後まできっちり働いて、きれいに引継ぎを済ませたいと思っています。

 

 

 

 

 ・・・以上、ブログの更新が止まっていた間に私の周りで起きたドタバタでした。

 

 非常に個人的な話で申し訳ありません。でも、どこかに書き残したかったのです。

 

 

 

 次は投資について書けたらと思います。

 

 ところで、以前に買い入れた福井県のスーパー「PLANT」の株価が知らないうちに2倍近くに上がっており、ビックリしています。

 

 私が買ったときは704円だったのに。

 

 みんな、やっとこの会社の良さに気が付いたのですね。

www.google.com

 もちろん嬉しいは嬉しいですが、手放さずに持ち続けるつもりです。

 

 次の記事では明るい話をお伝えしたいですね。

 

私のポートフォリオは守備重視

 こんにちは、シーラカンスです。

 

 最近、「転職したい」という記事ばかりを書いているため、そろそろ投資について書こうと思います。「仕事を辞めたい」と考えてばかりいると後ろ向きの思考になりがちでいけませんね。未来を考えなくては。

 

 今回は、長期投資について書こうと思います。

 

■「最初の100万円」が重要です

 

 

2023年10月7日現在のポートフォリオ

2023年10月7日現在の比率

★資産額

・米国株:$6766.74(1,010,341円)

日本株:164,500円(7646PLANT・8217オークワ)

・定期預金:350,000円

 

・総合計:1,524,841円

 

 最近、自分のポートフォリオを見ることがあまりなかったのですが、知らないうちに株価が落ちています。特にMKC(マコーミック、調味料の会社です)など、株価が買い入れたときから2/3ほどにまで落ちています。

mccormick.youki.co.jp

 MKC(マコーミック)は日本でいうところのS&Bとかハウス食品のような会社であり、配当金はそれほど高くはないものの優良な会社です。日本国内でも子会社の「ユウキ食品」として展開しています。

 

MKC子会社・ユウキ食品の製品 出典:ユウキ食品株式会社様



 こうした「配当利回りが高くないけど優良な会社」は、株価が急落したときに拾えるとお得です。普段から「安くなったら買いたい株リスト」を作っておくといいかもしれません。

あら、いいのが落ちてるじゃない!・・・出典:Wikipedia

 

 さて、株価が落ちているとはいえ、150万円くらいの資産があるようです。

 

 確かに少ないといえば少ないですが、数年前まで借金を抱えていたことを思えば「かなりの成果」だと思います。借金を完済したうえ、少しでも資産があるのだから。

 

 

 

 

 貯金にしても株にしても、最初の100万円を超えるまでが大変です。

 

 ネット上のコピペで「100万円貯めると人生が変わる」というのがありますが、あれは本当だと私は考えます。

100万円貯めるコピペ 出典:Twitter

 

■私のポートフォリオは防御を重視

 私・シーラカンスポートフォリオはかなり守備に振り切った構成にしており、比率的には

 

・米英国株80%(16社、将来的には各社5%くらいに均等に)

・国内株少々(優待狙いで地方のスーパーの株を2社買いました)

・定期預金20%(比率が少なくなったら株を休んで補充)

 

 というのを目標にしています。

 

 「全財産(資産)の80%を外国の株で持つ」という思い切った投資をしている代わりに、構成銘柄は守備を意識して選びました。

 

★米・英国株16社

・KO(コカ・コーラ

・PG(プロクター&ギャンブル)

・JNJ(ジョンソンエンドジョンソン)

・PFE(ファイザー

 

・MMM(スリーエム

・PEP(ペプシコ

・MCD(マクドナルド)

・WMT(ウォルマート

 

・MKC(マコーミック)

・PM(フィリップモリス

・BTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ

・UL(ユニリーバ

 

・GSK(グラクソ・スミスクライン

・DEO(ディアジオ)※ギネスビールなどの製造元

・XOM(エクソンモービル

・V(ビザ)

 

 米国株投資をする人なら大体保有しているようなものばかりです。

 

 食品や飲料、製薬などの「不況でも必要なもの」を扱う会社を好んで選んでいます。

 

 私はこれらの銘柄でポートフォリオを組み、毎月の給料から「その時最も構成比率が低い銘柄」を買えるだけ買っています。どの銘柄も私好みの銘柄であり、どれを買っても嬉しいのです。

 

 手堅い銘柄で固めたことで、年間の配当利回りはかなり低いです。

 

 せいぜい3%ほどでしょう。これはフランスやドイツの国債と同程度です。

 

 それでもあえて今のポートフォリオにしているのは、

 

 「不況を基準にしているから」

 

 です。

 

■その株、半額に落ちても喜んで買えますか

 暴落が起きると、機関投資家の売りが殺到する(機械的損切りする)ため、猛烈な勢いで株価が下がっていきます。売りが売りを呼ぶ状態です。

 

 日本国内の例ですが・・・。

 

 リーマンショックの時、いすゞ自動車の株価が

 

・2007年7月:1426円

・2008年12月:196円

 

 と、7分の1にまで暴落した事例があります。

www.google.com

 不況になると新車の大型トラックは売れませんから仕方ないとはいえ、恐ろしい下げ幅です。

 

 ここまで極端ではないとしても、自分が保有している株の株価が半分になってしまう可能性は十分にあります。問題なのは、

 

・「自分がそれに耐えられるか」

・「自分の心(精神)を守れるか」

 

 ということです。私はあまり精神が太くないため、景気敏感株を避け、不況でも株価の下げ幅が小さいディフェンシブ株を選ぶようにしています。

 

 いざ暴落が来て他の人がパニックに陥っていても、自分の保有資産の損失は知れたものですから、「暴落してもせいぜい半値に落ちるくらいでしょ」「どうせすぐ戻るし」と、気楽に構えていられます。精神的に辛くないのは大きなメリットです。

 

 

 

 むしろ、本当に長期投資を志しているなら。

 

 10年単位でモノを見て、50年先まで考えられる人なら。

 

 暴落はチャンスです。

 

 もちろん「すでに持っている株」は一時的に大赤字になってしまいますが、そんなことはどうでもいいことです。

 

 買い増せば平均取得単価が下がりますし、損益分岐点も下がってくれます。買えば買うほど後でいい思いができます。

 

 私だったら定期預金を全額下ろし、残業や休日出勤、副業をしてでも株を買い増しします。こんなチャンスなど一生のうちに数回しかないからです。

 

 「優良な会社の株が安く放出されている大チャンス」です。

 

 「配当利回りを向上させる唯一のチャンス」です。

 

 配当金が同じで株の平均取得単価を下げられたなら、配当利回りが向上します。

 

 景気が回復し、減配されることがなければ、「株価上昇と配当利回りの向上」の両方を得られます。

 

 そのため、今のうちから

 

・「私はこの会社と一緒に生きていく」

・「この会社とは一生の付き合いになるだろう」

・「この会社は信頼できる」

 

 と確信できる手堅い会社を探し、多少高くても株を買い入れています。

 

 

 

 平時のうちから「株の買い方」「株価の上下動」に慣れておくことで、チャンスを逃さないように準備しています。

 

 似たような手法として「暴落投資法」(暴落するまで貯金して、暴落したら株を買い漁る)というのがありますが、私にはできそうにないため、毎月コツコツ株を買い続ける手法をとっています。

 

 優良な会社を分散して買い入れていれば、ひどいことにはならないでしょう。

 

 また私のポートフォリオはかなり手堅い構成であり、これでダメだったら、もう何をやってもダメだろう・・・という自信もあります。逆に言えば、

 

・「日本かアメリカが共産主義国家になった」

・「貨幣経済が崩壊して物々交換が始まった」

・「政府が民間人の株式を没収し始めた」

 

 くらいのことがない限りは大丈夫でしょう。

 

■難しいことしない、無理しない

 私個人の意見ですが、

 

 「長くやるならシンプルに」「分かりやすく」

 

 がいいと考えています。

 

・個別株をやるなら保有銘柄を管理できる程度に抑える

・よく分からない新しい商品を買わない(株、債券、不動産、貴金属などで十分)

・投資に時間をかけられないなら優良なETFに任せる

・よくわからない会社の株に飛びつかない

・自分が利用する製品やサービスを提供する会社の株を買う

 

 ということですね。

 

 長期投資の神様であるウォーレン・バフェット氏も

 

 「自分の分かるもの・よく理解できるものにしか手を出さない」

 

 と言っています。

 

 また彼自身のポートフォリオもKO(コカ・コーラ)やBAC(バンク・オブ・アメリカ)など、普通の個人投資家が選ぶような大型銘柄を選んでいます。

 

 難しい投資をしなくても、無理して危ない銘柄を選ばなくてもいいということです。

バフェット銘柄(2022年) 出典:豊トラスティ証券様

 

 

 良く慣れ親しんだ会社の株を買っていれば、金額が大きくなっても怖くありません。

 

 また、暴落して株価が落ちてもニコニコしながら買い増しができます。自分の中で「この会社はきっと大丈夫」と確信があるから、不安がないのです。

 

 ところで、私・シーラカンスはGSK(グラクソ・スミスクライン)が急落しているときに買いを入れ、少し下がってから株価が上がったことがあります。

coelacanth-foundation.hatenablog.jp

 不安は確かにありましたが、「イギリスで一番大きな製薬会社が潰れるとは考えにくい」と、思い切って買えました。小さな成功体験ですが、自信が付きました。今後も同じように急落していている株を果敢に買っていける気がします。

 

 しっかりした銘柄を選び、シンプルな手法を選び、守りを固めることで、投資を一生続けていきましょう。

「資産が少しでもある」という絶大な安心感

 こんにちは、シーラカンスです。

 

 最近、ノートパソコンを買ったため、投資を休んでおります。

 

 また、12月には車検があります。

coelacanth-foundation.hatenablog.jp

 

 一応ボーナスがありますが、それでも結構な出費となるでしょう。

 

 投資がなかなかできずに悶々としますが・・・。

 

 今持っている株を持ち続けることもまた「投資」と言えるでしょう。保有だけでも続けていれば、少額でも配当金が入って資産は増えるからです。

 

 

 

 さらに、来年の冬~春くらいをめどに、転職を考えています。

 

 冬のボーナスをもらう前に退職を切り出すと、ボーナスを減らされそうだし・・・。

 

 年末か1月初めくらいに上司に切り出そうと考えています。

 

 うまく立ち回らないといけませんね。

冬くらいに面接を受けたい・・・出典:いらすとや様



 今年は、なかなか出費の多い冬になりそうです。

 

 出費がかさみ、さらには転職まで考えている私ですが、実はそれほど心理的・経済的には焦りを感じていません。

 

 私には、株と定期預金があるからです。

 

 「少しだけどある」のです。

 

 これが、どれほど自分の心と精神を救ってくれるか。

 

 今回は、そんな心理面について書こうと思います。

 

■トラックの運転手を辞めたい

 このブログではよくお伝えしていますが、私はトラックの運転手です。4トントラックで自動車部品(歯車など)を集荷して運ぶ仕事をしています。

 

 運転そのものは、大好きです。

 

 好きすぎて「大型二種」(バスが運転できます)免許まで取得したくらいです。

 

  乗務する予定なんて一切ないのに。完全に、個人的な趣味です。

 

 

 

 

 ただ、「トラックの仕事」というのが、本当に嫌になってしまいました・・・。

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 今の運送会社に入って3年経ちますが・・・。

 

 

 

・体力的に辛い(朝2時起き・12時間労働)

 

・将来が見えないこと(出世しても24時間対応させられ、使い潰される)

 

・給料が労働の割に少ないこと(手取りで20万円前後、しかも月ごとに変動)

 

・2024年問題(人手不足のため「今いる運転手をこき使う」方向に動いています)

 

・荷物を増やされても給料が上がらないこと(ある意味「定額働かせ放題プラン」)

 

・荷崩れ時などの責任と賠償ばかり負わされる(給料を引かれます)

 

・病気をしたら即退職(体をいたわりながら働く・・・ができない)

 

・しょうもないことで上司から電話が来る(そういうの嫌だから運転手になったのに)

 

・荷主からは指摘ばかり、運転手の要望は「不満」「文句」扱いしてくる

 

・上司が会社の意向をそのまま運転手に命じる「伝書鳩」でしかない

  

 

 

 ・・・など、自分の中でメリットよりもデメリットのほうが目立つようになってきました。

 

 今までは、仕事の時間がきつくても、労働時間が長くても、個人的には

 

・「上司がワーワー言ってこない」(基本的に一人で仕事します)

 

・「ある程度の自由裁量権がある」(荷物の積み方、休憩時間など)

 

・「仕事中に外に出られる」(室内の仕事は私には合いませんでした)

 

 など、それなりの利点がありました。しかし、このままでは先がない・・・と考えるようになりました。

 

 「このまま一生、月給20万円前後で生きていくの?」

 

 「仕事が増えたのに給料が1円も上がらないのは納得できない」

 

 「この仕事、50歳になっても同じ働き方できるの・・・?」

 

 「上司は荷主さんの方しか見ていない、事故したとき会社で守ってくれなそう」

 

 「時給換算したら、バイトのほうがよくないか?」

 

 「株をやるのはいいけど、入金力を上げる努力をした方がいい気がする」

 

 「同じ月給なら、労働強度をなんとか下げられないか?」

 

  などなど、悶々と考え続けていました。

 

■少しでも資産があれば、思い切って決断できます

 そんなこんなで今の会社に見切りをつけて退職しようと考えています。

 

 ただ、辞めるのはいいのですが・・・。

 

 現実問題、生きるにはお金がかかります。

 

 生きているだけで税金はかかりますし、食料を買うにも、移動するにもお金がかかります。逆から言えば、お金がある程度あれば、仕事を辞めてもすぐには困らないということですね。

 

 以前の私であれば。

 

 借金を抱えていた私であれば、退職するのは難しかったと思います。

coelacanth-foundation.hatenablog.jp

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 現実に、「返済期日」は容赦なくやってくるからです。退職しようが、クビになろうが、そんなことは考慮してもらえません。

 

 

 

 でも今の私には、借金は1円もありません。自動車ローンすらありません。

 

 一方で、少ないとはいえ、株券と定期預金があります。

 

 だからこそ、転職を考えるなどの「思い切った決断」を果敢に下せます。

 

 今の私の資産は、合計で160万円前後あるようです。大半が米国株のために額面は変動しますが、それでもコンパクトカーを即金で買えるくらいはあります。

 

 私の手取り月給で換算すると、およそ7か月くらいになります。もし退職して資産を切り崩すことになったとしても、半年は生きていけます。

 

 実際には、私の生活費は15万円くらいあれば足りますから、10か月くらい持つかもしれません。

 

 

 

 もちろん、株を売って食いつなぐほど困窮することはないでしょうし、私自身、転職回数が多いために失業保険なども熟知しています。

 

 それでも、「いざとなれば資産がある」と思えるのは心理的にかなり助かります。

 

 個人的には、これこそが「投資をする・資産を築く最大のメリット」だと考えます。

 

 

 

 

 株は、「お金を増やすためのツール」というだけではないのです。

 

 「生活保障」としても役に立つのです。

 

 仮に不況で株価が暴落していても、そんな状況で解雇されてしまったとしても。

 

 優良銘柄であれば、とりあえずは値が付きます。

 

 たとえ損してでも現金化できれば、食料を買って食いつなげますし、支払いもできます。私は子供のころ「家に食料が何もない」という経験をしていますから、

 

・「食いつなぐ」

・「食べていける」

 

 ということを非常に重視しています。人間、食べることができれば何とかなります。

 

 一時的に株を売ってしまったとしても、また買い戻せばいいのです。

 

 とにかく難を逃れて、その後に補填するのは決して悪いことではないと個人的には考えます。もちろん、なるべく売りたくはないですが。

 

 結構悲観的な想定を書いていますが、投資家たるもの、「最悪を想定する」のは重要ですね。最悪が分かっているなら、それ以上悪いことが起こることはないからです。

 

■投資をしていてよかった(お金を残すという意味で)

 私は毎月の給料を受け取ると、買えるだけ株を買います。結構変動はしますが、大体、月に5万円前後は買い入れています。

 

 私の場合はローンの支払いなどが一切ない(今の車も現金一括で買いました)ため、月給の割には多めに投資資金に回せるのですね。

 

 もし私が株をやらずに給料全額を使ってしまっていたら。

 

 たとえばコンビニ弁当を買ったり、外食ばかりの食生活でお金を浪費していたら。

 

 仕事がつらくなっても、転職なんて考えられなかったと思います。

 

 ・・・だって辞めたらお金が尽きるから。

 

 そして行き着く先は、「心身を壊してクビ」か、「生活レベルを落とせなくて借金」あたりだったでしょう。

 

 どちらにしても、生活スタイルを変えられない限り、お金の使い方を変えられない限りは貯金などできません。どちらに転んでも悲惨です。

 

 そう考えたときに、私は幸運だったのだと思います。

 

 私には、株がありますから。自分の生活費は自分で保障できます。

 

 仕事が辛ければ「勤務先を変える」という「選択肢」があります。

 

 仕事を辞めてもしばらくは食べていけるから、転職が怖くないのです。

 

 ああ、米国株をコツコツ買っていてよかった、資産を積み上げておいてよかった、と心底思います。

 

 

トラックは好きだけど・・・転職を考えています


 こんにちは、シーラカンスです。

 

 今回は、個人的な雑記を書こうと思います。

 

 完全に愚痴です。投資の話は一切していません。

 

 ただの個人的な愚痴ですが、今後のために書き残しておきたいのです・・・。

 

■運転の仕事自体は好きです

 私は今、4トントラックで自動車の部品を運ぶ仕事をしています。

4トントラックの例 出典:ヨシノ自動車様



 部品メーカーを回り、物流センターに届けています。

 

 ネジや歯車など、自動車製造に必要な部品を集荷しています。重たい金属部品の場合、1箱20キロくらいの部品を扱うこともあります。

 

 毎日同じ時間、同じ工場を回り、同じような部品を積み込んでいきます。

同業他社さんの例、私の仕事もこんな感じ 出典:日豊高速運輸株式会社様



 部品メーカーに行く時間が「時刻表」で決まっているため、「長距離の大型運転手」というよりも、路線バスや観光バスの運転手さんに近い働き方かもしれません。

 

 

 

 私・シーラカンスは朝2時起き・朝3時出社のかなり朝早い便を担当していますが、なんだかんだ慣れて3年が経ちました。早朝の工場は誰もいませんので、気楽に積み込みができるのがいいですね。

 

 荷物を傷つけず、時間を守ってさえいれば、自分のやりやすいように仕事ができます。基本的に一人で仕事をしますから、私のように人付き合いや話すことが苦手な人にとって、トラックの運転手という仕事は適していると思います。

 

 もちろん他社の運転手さんや部品メーカーの出荷係さんと話すことはありますが・・・。

 

 基本的には挨拶してニコニコしていれば歓迎してくれます。

 

 話題も仕事についての話(特殊な行き先の荷物があるよ、など)が主ですから、話がうまくなくても何とかなります。営業さんのように「話す」「説明する」のがメインというわけではありませんから、今の仕事は自分に合っていると思います。

 

話下手でも何とかなります 出典:いらすとや様



 

 

 私にとっては、今の仕事は、

 

・「一人で仕事をしていられる」

 

・「ある程度自由に放っておいてもらえる」

 

・「話がうまくなくても仕事ができる」

 

 といった点に魅力を感じています。だからこそ、多少条件が悪くても今の仕事を続けてこれたのですね。

 

 たとえ朝2時起きでも。

 

 給料が手取り22万円くらいで、上がる見込みがなくても。

 

 台風の中でも荷役しなくてはいけないとしても。

 

 たとえ夏に熱中症で倒れそうになっても。

 

 いろいろと言いたいことはあるものの、私の中の「許せる・許せないライン」で考えたときに、「まあ、もう少しがんばるか」と思えたからこそ、今の仕事を続けています。

 

 

 

 

 でもそれって、「都合の悪いことを見て見ぬふりしているだけ」かもしれません。

 

 最近、色々と思うところがあって、トラックを降りようと考えています。

 

 大きな事故をやる前に。

 

 無事故で終われるうちに。

 

■運転手にリスクだけ負わせる

 私の仕事の場合、納入先の物流センターが荷主さんにあたります。

 

 彼らが何かを運転手に指示する場合、物流センターの班長さんから私の会社の係長(直属の上司)経由で伝えられます。どの業種でもあるでしょうが、指揮命令権の関係でこうなっています。

 

 そのため、何かを変更する際に、

 

 「物流センターの輸送係と自社の係長が勝手に決めて、ある日突然命じてくる」

 

 という事例が度々あります。

 

 「え、私何も聞いてない・・・」

 

 形は違うにしても、どの会社でも、よくあることだと思います。

 

 まあ、それ自体はいいでしょう。

 

 ただ、どうしても許せないことがありまして・・・。

 

 

 

 結論から言ってしまえば、

 

 「他社がやってた荷物もお前が載せろ」(何かあったら責任はお前な)

 

 と言ってきたんですね。なぜか上司もノリノリで。

 

 

 私が出入りしているとある部品メーカーで、私の次に積み込むトラックの会社が撤退するらしく、どうにかコストをかけず、今来ているトラックに積ませたいようで・・・。

 

 「あ、あいつのトラックの荷台、まだ積めるじゃん」

 

 と考えたのでしょう。

 

 「荷物を増やされる」ということ自体は別にいいのです。

 

 それが仕事だから。頼まれれば運びます。

 

 問題なのは、リスクだけを押し付けられることです。

 

 何かあったら全部、「運転手個人の責任」なのです。

 

 

・ただでさえ一刻を争う積み込み。時間がオーバーしたらクレームです。

 

・部品を届ける=空箱返却が必要です。運ぶものが増え、単純に時間がかかります。

 

・部品を倒してしまったら悲惨です。無事故手当が引かれます。

 

・始末書を2時間書かされ、めんどくさい「なぜなぜ分析」が始まります。ちなみに「環境が悪い」は認めれず、あくまでも「運転手個人に責がある」という書き方でないと認められません。

 

・「事故速報」として、同じ物流センターに出入りする全ての運送会社に周知されます。個人名は伏せても、部品メーカー名でどの運転手がやったかは分かります。

 

・積みきれなかった時の責任が取れません。自社で臨時トラックを出してもらうのか。もう一回集荷に行くのか。それとも無理やりにでも積み込むのか。

 

・一方、トラックを減らせる分、部品メーカーのコストは減らせます。

 

・輸送量が増えることで、私の会社も運賃が増えます。

 

・ただ私には1円も入りません。むしろ賠償などの責任が増えただけです。

 

 これらのことを考えたときに、「あ、もう無理だ」と思ってしまいました。

 

 責任だけ増えて仕事きつくなるなら。

 

 それで給料がむしろ減る、クレームや事故で査定が下がるなら。

 

 この会社に属している意味はもはやない、と・・・。

 

■上司を信じられなくなった

 この話が持ち上がった時の上司のやり方も、私にとっては耐えられませんでした。

 

 「〇月から2パレット増えます」と、いっそのこと命令してくれたらよかったのに。

4トントラックだと10枚、大型だと16枚積めます 出典:フルハシEPO

 「いまあの工場で何パレット積んでるか物流センターから聞かれてて・・・後何パレット積める?・・・じゃあ2パレットは積めるんだね? そうだね?」

 

 「時間が厳しい? いや時間とかいいから、パレット数を知りたいから・・・」(モゴモゴ)

 

 

 という聞き方をしてくるのです。これが前々から気になっていました。

 

 

 

 言質を取るような聞き方。

 

 「荷主さんから聞かれてるから」と自分には責任はないという言い方。

 

 「お前が積めるって言ったんだろ」と責任を押し付けるための予防線。

 

 「とりあえず自社の運転手に無理させれば解決!」という見え見えの意思。

 

 とにかく事なかれ、荷主にだけはいい顔したいという・・・。

 

 だから部下の乗務員たちに嫌われてるというのが分からないのでしょうか・・・。

 

 

 

 荷主さんと一緒になって騒いでいるのを見て、

 

 「いったいこの人は、どこの会社の社員なんだろう・・・?」

 

 と不信感でいっぱいになりました。

 

 いや、前々から我慢していましたが、今回のことで「もう耐えられない」という方向に振り切れてしまった感じです。

 

 なによりも、私が「ラクな仕事をしている」くらいに思われているのが、どうしても許せませんでした。結構体力的に辛いほうだと思うのですが・・・。

 

 もうそれが悔しくて悔しくて。

 

積み付けだけでなく、ラップ巻きも大変です 出典:まーきちのお気楽生活様

■2024年問題で迷走しているのは分かるけど

 運輸業界では「2024年問題」というのが大きな問題となっています。

 

 運転手に対する残業の規制が厳しくなることで、様々な問題が出ています。

 

 

 

・運転手1人当たりの勤務時間が減る=運べる量が減る・届く日数がかかる

 

・もともと慢性的な人手不足であり、増員する余裕なんてない

 

・求人しても応募がない&免許保有者自体が少ない

 

・メーカー側からするとトラックを増やさなくてはならず運賃がかさむ

 

・残業で稼げなくなり、運転手が転職する

 

 

 

 

 ・・・こうなると、どうなるか。答えは一つです。

 

 「今いる運転手をこき使う」

 

 しかないでしょう。事実、私以外にも仕事を増やされた運転手が出てきています。容積的に積みきれず、より大きなトラックに乗り換えることになった人もいます。

 

 また、荷台の中にラックを置き、2段積みできるようにして対応する場合もあります。確かにたくさん積めますが、運転手の積み下ろしの負担は倍増します。

 

 また重心が高くなり、結構危険でもあります。

 

 ちなみに、荷物と仕事の量が増えたからと言って、給料は1円も増えません。あくまでも勤務時間内にやるべきことが増えただけです。むしろ、「仕事をこなせ、でも残業を減らせ」と言われる分、給料は下がります。

荷台用ラックの例 重ねて積めます 出典:ワコーパレット様

 

 会社側の事情は分かります。

 

 しかしそれに私が付き合う必要ってあるんでしょうか。

 

 物流センター側も様々な時短を模索してはいますが・・・。

 

 運転手からすると「仕事の労働強度が増えた上に給料が減る」わけです。

 

 そのため、

 

 「トラックは好きだけどトラックの仕事が嫌になった」

 

 「運送業から離れたい」

 

 という状態に陥っています。

 

 来年以降、どんどん状況は悪くなる一方でしょう。

 

■次の仕事を考えています

 私・シーラカンスは今、完全に退職に気持ちが傾いています。

 

 自分の中でどうしても許せない一線を越えられましたし、長く務めるには体力的に不安があるからです。

 

 先日の記事で「同僚が糖尿病で休職した」とお伝えしましたが、どうやら彼、退職したようです。

 

 つまり、「病気やけがを負えば、運転手としてはおしまい」ということです。

 

 また、ヘルニアの人が首になった(自分から辞めた?)例も見ました。

 

 さらに、班長以上に出世すれば、欠勤した人の代走などをやりますから、勤務時間が毎日変わります。夜中に電話で叩き起こされることもあります。

 

 24時間対応を求められる・・・ということです。

 

 私にとっては、考えられないことです。

 

 家族に迷惑が掛かります。

 

 それだったらもう、毎日行先も荷物も変わる「フリー便」の長距離運転手のほうが良くない? と思ってしまいますね。

 

 それでなくとも「朝3時発・12時間勤務」という今の勤務もなかなか過酷です。この勤務で手取りが20万円前後ならば、他の職種を探したほうがいいかもしれません。

 

 長く続けられそうな仕事はないかな? と色々と探しているところです。

 

 

 

 

 個人的には、タクシー会社に注目しています。

 

 トラックの運転経験が生かせますし、経験を積めば個人タクシーを開業するという道も開けます。また、売り上げという形で自分の努力が反映されるのも、自分に合っていると感じます。幸い、大型2種免許を持っていますから、応募資格は満たせます。

 

 土地勘があまりないのが問題ですが、入社後に頑張って覚えることになるでしょう。

 

 自分の未来を考えたとき、一番現実的、具体的にイメージできる気がします。

 

 あるいは工場の物流課やリフトマン、ルート営業(機械部品などを配達しながら注文を取る)などもいいかもしれません。

 

 

 

 一応、冬のボーナスを受け取るまでは、何も言わずに平静を装おうと考えています。

 

  ボーナスをもらってマイカーの車検を通し、それから行動しようと思います。

 

 下手に「退職したい感じ」を出してしまうと、転職活動を妨害されたり、退職日を引き延ばされたりなどの報復が考えられるからです。

 

 そのため、最近はあえて同僚などと積極的に話すことはせず、距離を置いています。どうしても余計なことを話しそうになりますし、「どうせ私いなくなるし」と冷めてしまっているからです。

 

 会社の今後のこととか、上司の話しとかされても、正直もうどうでもいい・・・。

 

 「この人も、そんなに嫌なら、愚痴ってないで辞めればいいのに」と。

 

 「自分が好きで入社試験受けたんじゃん、嫌なら辞めればいいのに」と・・・。

 

 また並行して、トラックの中の私物を整理したり、それとなく他の人に仕事を引き継ぐようにしたりと、少しずつ準備を進めています。

 

 

 

 

 私はトラックの運転が大好きです。

 

 でも、長く続けることは難しいでしょう。

 

 少なくとも、今の会社、今の勤務では、私は病んでしまうでしょう。

 

 残念ですが、次の道を少しずつ探してみようと思います。

 

 次は、もう少し人間らしく働ける職場がいいな・・・。

「働けなくなる日は必ず来る」という現実

 こんにちは、シーラカンスです。

 

 先日、ある読者様からおススメしていただいた「ゆずシトラスティー」(アイス)をスタバに行って飲んできました。

 

 ゆずの果肉がしっかり入っていて食感が楽しく、また甘すぎないため飲みやすく爽やかな風味で、とても美味しかったです。

 

 美味しいものを紹介していただき、ありがとうございます。

ゆずシトラスティー 出典:スタバで暮らす様

 最近、スタバにも「甘くない」、もしくは「甘さ控えめ」のメニューが存在することを知り、何回か行くようになりました。あのおしゃれな雰囲気がいいですね。

 

■スタバの株が気になります

 

 また、投資対象としても興味が出てきています。

 

 個人的な考え方ですが、スタバは「コーヒーを売る店」というだけではなく、「おしゃれな空間でコーヒーを飲むという体験を提供するサービス業」かもしれない・・・と思っています。つまり、「雰囲気」「オシャレさ」「居心地の良さ」も商品の一部かもしれないと。

 

 そう考えたときに、「意外と長期投資に適しているかもしれない」と思ったのです。

 

 美味しい飲み物が飲みたい。

 

 フラペチーノと自撮りしてインスタに上げたい。

 

 コーヒー飲みながらMac開きたい。

 

 スタバのカップを持って歩きたい。なんかオシャレだし。

 

 季節限定のフラッペを試したい。

 

 

 こうした欲求は、いつになっても、どの国の人でも変わらないと思うのです。

 

 また、イオンなどでコーヒーを飲もうと思えば、真っ先にスタバが思い浮かびます。

 

 そのため、「投資先として面白そう」と感じたのです。

 

 もう少し調べたり、実際に店に行くなどして、練ってみようと思います。

 

 もしかしたら、ポートフォリオに加えるかもしれません。

 

 

■同僚が休職しました・・・将来の自分の姿?

 先日、私の同僚の運転手が入院することになりました。糖尿病の合併症で視力がかなり落ちたようです。

 

 私と同僚はどちらもトラックの運転手ですので、目が見えにくいと危険であり、働けません。同僚は治療のため、休職することになりました。

 

 彼は元々、観光バスの運転手やトラックの運転手としてキャリアを積んできたわけですが、今後こうした仕事に復帰できるかも分かりません。視力が回復するかどうかですが・・・おそらく厳しいでしょう。

 

 他の職種に転職しようにも、彼は50代であり、糖尿病を抱え、家族を養わなくてはいけないわけで、かなり苦労するだろうと思います。何とか社内の配置転換(運転手→倉庫作業員やリフトマンなど)で勤務を続けられればいいですが、トラックを降りれば給料は下がります・・・。

 

 確か娘さんがいて、家のローンもあったはず。

 

 なんか、前々から「体調が悪い」「疲れが取れない」って言ってたな・・・。

 

 そんな同僚を見て、

 

・「彼の姿は、20年後の自分の姿かもしれない」

・「決して他人事ではなく、自分も似た状況になるかも」

 

 とヒヤリとした気持ちになりました。

 

 「ああ、いつまでも働けるわけじゃないんだ」と。

 

■「働けなくなる日」はいつか必ず来る

 先に紹介した同僚の場合は、50代でその危機を迎えています。

 

 運送会社では社員の平均年齢が高く(50代以上が大半で20代は極端に少ない)、50代といえば運転経験が豊富な「会社の主戦力」であります。

 

 同僚の場合、部品メーカーと物流ターミナルを結ぶ「定期便」を何年も担当しています。出入りする工場の人とも信頼関係ができており、何もなければ定年までその便を担当していただろうと思います。

 

 

 

 私の勤める会社の定年は60歳ですが、65歳まで再雇用として働くこともできます。ちなみに給料は現役時代の80%くらいは出るようです。他でアルバイトするよりは格段に条件がいいですね。

 

 私の同僚の中にも、定年で辞めずに運転手を続けている人が何人かいます。

 

 

 

 運転手個人としては慣れた仕事で再雇用として働けますし、給料もそこまで落ちません。また、やはり「トラックに乗り続けられる」というのは嬉しいものです。

 

 トラックの運転が好きだからこそ、運転手として勤め上げたわけですから・・・。

 

 会社としても人手不足を先送りできるため、双方にメリットがあります。

 

 また内勤の「点呼係」(出発・帰庫時に免許証やアルコールチェックをする担当者)であれば体力仕事ではありませんから、さらに長く働けます。私の会社では、73歳の点呼係さんがいるほどです。

 

 私の勤務先の場合、60歳を過ぎても働く選択肢もありますが、それでもいつかは働けなくなる日はやってきます。

 

 必ずです。

 

■「給料が入らなかったら」を考えるようにしています

 私はアラサーであり、定年まで30年あります。

 

 「あと30年も働くのか(うわぁ)」と思いますが、考えようによっては「運がいい」のかもしれません。

 

・「働けなくなる日がいつか来る」

・「資産や貯金がないと詰む」

 

 という当たり前だけど忘れがちな現実に備える時間が十分にあるからです。

 

 私がそういったことを考えるようになったのは「私が賢かったから」ではなく、

 

 「痛い目を見て思い知らされた」

 

 からです。もうあんな不安でみじめな思いはしたくない・・・。

 

 

 

 

 私・シーラカンスは工場派遣の仕事で左手親指に労災を負い、何の補償もなしに解雇されたことがあります。

 

 また、勤めていた介護施設が突然倒産し、給料が未払いになったこともあります。

 

 鋼材を扱う会社にいたときはパワハラに遭ったこともありました。

 

 私の職歴はかなりぐちゃぐちゃですので、色々な経験をしました。

 

 

 そのため、

 

・「自分が働けなくなったら」

・「給料が入らなかったら」

・「明日クビになったら」

 

 といったことを意識するようになりました。

 

 私が熱心かつコツコツと投資を続けているのも、「毎月発生する固定費」を極力背負いたくないのも、この考えによるものです。

 

 働ける今のうちに積極的に資産を買っておき、将来困るであろう自分自身を救ってあげたいのです。

 

 貯金があれば。資産を持っていたら。

 

 少なくとも、食いつなぐことはできるでしょう。

 

 ご飯を食べられるなら、次の手も打てるでしょう。

 

 だからこそ、今のうちから備えています。

 

 

■タイミングなんて気にしません

 私は給料が入ると、生活費や支払いを除いたお金で、買えるだけ株を買います。

 

 変な誘惑や迷いに負けないように、給料日当日か、遅くてもその翌日には買い付けをしています。あればあるだけ使っちゃう人ですから、迷いを断ち切るためそうしています。

 

 買う株は「自分のポートフォリオの中で構成比率が最も低い銘柄」です。

 

 私のポートフォリオは米国12社、英国4社の合計16社をメインとしています。

 

 これ以外に定期預金少々と優待株2銘柄がありますが、基本は米・英国株でポートフォリオを作っています。

 

 買う株は自動的に決まるわけですし、毎月の給料から買うために「時間の分散」も効きます。そのため「タイミング」というのは気にしていません。

 

 景気のいい悪いも、株価の高い安いも、まったくどうでもいいことです。

 

 大事なのは「私の」資産がどうなのか? ですから。

 

 足りなければ買う。それだけです。

 

 どの銘柄も私好みであり、どれを買っても嬉しい、ということもあります。

 

■将来は分からない、だからこそ「分散」です

 

 優良企業ばかりを選んでいますが、それでも民間企業である以上、1社くらいは潰れるかもしれません。でも私はそれでもいいと思っています。そのために「分散」しているからです。

 

 もし将来確実に株価が100倍になる銘柄があり、それが分かるのであれば、そもそもポートフォリオを組む必要などないでしょう。全財産を賭ければいいのです。

 

 しかし当然ながら、そんな夢のようなことはあり得ないわけです。

 

 だからこそ「複数の銘柄に分けて資産を持つ」のが大切です。

 

 あるいは「株と不動産と貴金属」など、商品自体の分散も良いでしょう。

 

 私の場合、自分で個別株を買い、自分で運用するのが好きですから個別株をやっています。

 

 16社・各5%になるように買い、残り20%を現金で持っておけば、そうおかしなことにはならないだろう・・・と考えています。

 

 最近ではETF投資信託なども良いものが出ています。手数料もかなり安くなってきました。SP500に連動するものであれば、その名の通り500社に分散してくれますから、これ1本でも十分安全に運用できるでしょう。これもまた「分散」のいい手です。

 

 ポートフォリオを組むということは、「将来は誰にもわからない」というリスクを小さくし、自分にとってのリスクとリターンのベストバランスを探って組み合わせるということです。

 

 ベストなポートフォリオは、1人1人違います。

 

 その人の収入や職業、経験、性格など、すべて人それぞれだからです。

 

 だからこそ、自分にとって最適なポートフォリオを組めるのは自分だけです。

 

 投資の醍醐味の一つです。

 

■利益は数十年後に出ていればいい

 

 利益を焦ってはいけません。

 

 「大きく儲かる」ということは、「大きく損する」ということでもあります。

 

 将来に備えるために投資をするのであって、ギャンブルしたいわけではないはずです。

 

 確かに堅実な投資はつまらないですが、「安心して熟睡していられる」という最大のメリットがあり、これは決して無視できないことです。

 

 私・シーラカンスは年利3%の配当が取れればいいと考え、運用しています。

 

 これはドイツ10年債(2.67%)やフランス10年債(3.22%)と同等の利率であり、かなり保守的な目標であります。

 

 それでも30年間も複利運用すれば、資産は元手の2倍以上に膨れ上がります。時間はかかりますが、思った以上の利益が出るのです。だからこそ、無理をしたり危険な銘柄を買うことはないと考えています。

 

 安定性を重視して投資しても、十分儲かると知っているからです。

 

 手堅い資産をコツコツ買い、自分自身と株価変動のリスクを考えながら堅実な運用に徹し、少しずつ少しずつ、資産を積み上げていきましょう。

 

 定年を迎えたその日に。

 

 「貯金すらもほとんどない」か。

 

 「数千万円分の株があるし、配当も入ってくる」か。

 

 私なら、後者の状態で定年を迎えたいです。

 

身の回りのシンプル化を進めています

 こんにちは、シーラカンスです。

 

 最近、ノートパソコンを買ったため、ハードディスクなどの整理を進めています。

 

 不要なファイルやデータを削除したり、使わないGoogleアカウントを削除して一本化したり・・・。

 

 Iphoneの写真データも整理した上で、ハードディスクに移動しています。

 

 特に写真というのは

 

・「自分にとっては価値があるけど他人にとってはそうでもない」の筆頭

・「遺品として残されても処分に困るもの」の定番(罪悪感から処分できない)

・「整理しないとどんどんたまっていく」

・「整理しないと他人に見られたくない写真が紛れ込む」

 

 ものですから、自分の写真データは日頃から整理整頓しておきたいですね。

 

 私の場合は風景だけの写真や、もう終わったことに関する写真(メモ代わりに取った写真)などは消すようにしています。

 

 反対に、人物が移っている写真は残します。

 

 同じような写真がある場合は「一番映りのいいベストショット」を選んで残します。

 

 これならきれいに映った写真が集まりますから、家族などの他の人が見ても安心です。

 

 また何かのサイトを見て「これいいな」「ブログのネタになりそう」と撮ったスクリーンショットも、ノートに転記するか、ブログを書くかしてどんどん整理しています。せっかくスクリーンショットしたのですから、アウトプットするなり、自分の日常生活に生かさないともったいないな・・・と思うからです。

 

 モノもデータもそうですが、

 

 「使ってないなら『無い』のと同じ」

 

 です。使うか捨てるか、どんどん決めていきましょう。

 

 このような感じで、私・シーラカンスはデジタル関係のデータの整理(というよりいいものを厳選して残す作業)を進めています。

 

 

■投資以外にも出来ることはある

 残念ながら、今月はパソコンを買ったため投資ができません。それでも何かできることはないか・・・と考えた時、「自分自身の身の回りの整理」を思いつきました。

 

・不用品を捨てられるよう準備する

・見て見ぬふりしていた箇所を掃除する

・大掃除を決行する

・洗面所の収納を整理する(歯磨き粉などが出てきて買わずに済むかも)

・ハードディスク内の整理

・救急箱の総点検(期限切れ、使っていない薬はないか)

・布団を干し、シーツを洗う(単純に寝るのが楽しみになります)

 

 などなど、自分自身の周りを整えるにはお金はそれほどかかりません。しかし一方で「日常の小さなストレスが軽減される」「自分の気分がちょっとだけ上がる」などの効果は大きいです。

 

「あれどこだっけ?」とか「これもう少しシンプルにならないかな?」とか・・・。

 

 今回は、シーラカンスの「身の回りの整理」について色々書いてみます。

 

■ハンガーを統一しました

無印のアルミハンガーです

 私はワイシャツや冬のジャンパーなどをハンガーラックにかけていますが、最近、ハンガーが雑多でガチャガチャしていることが気になるようになりました。

 

 別に実用上は問題ないのですが、どうにも美しくない・・・。

雑多なハンガー 別に問題はないけど・・・

 「これ、同じハンガーに統一できないかな?」

 

 と思い立ったため、色々調べてみました。

 

 どうも私以外にも同じことを考える人はいるらしく、ドイツ製のハンガー(服が滑らないのがいい人向け)か無印のアルミハンガー(滑るほうが好みの人向け)が人気なようでした。

 

 私・シーラカンスは多少滑るハンガーのほうが好みでしたので、無印のアルミハンガーを買ってみました。3本で390円と手ごろで、結構スタイリッシュです。

 

www.muji.com

 今回4セット(12本)分を試しに買ってみました。これだけ買っても2000円もしませんから、気分転換・模様替えとしてコスパもいいと思います。

 

 

ハンガーを統一すると美しいです

 上の写真は、同じハンガーで揃えた後のものです。作業服も、ワイシャツも、すべて同じ高さに揃うことで、見た目が非常にきれいになります。またこのハンガーは薄型であり、スペースを取らないのもいい点です。

 

 「服をかけて保管しておく」という点では正直なところ変わりはないですが、それでも「ハンガーが統一されて美しい」ということで私の気分は上がります。しかもハンガーはそうそう壊れるものではありませんから、この先何年も使えます。買ってよかったです。

 

洗顔フォームと化粧水のシンプル化

 私・シーラカンスは今まで、「オルビスミスター」というシリーズの洗顔料と化粧水・クリームを使っていました。

www.orbis.co.jp

 数年前にスキンケアに興味を持ち、その時流行っていた「バルクオム」というブランドのものを使っていたのですが、結構高いのです。洗顔フォームが3000円とか・・・。これは香りがとてもよかったですが、費用的に続けられませんでした。

bulk.co.jp

 そのためもう少し安いオルビスのものを使ってきました。泡立ちも抜群であり、特に不満もないため使い続けていましたが、最近、ウーノのものに切り替えました。

 

 理由としては、

 

・ウーノのほうが入手性がいい(ドラッグストアに普通に売っている)

オルビスは直営店かAmazonでしか買えない

・正直肌がきれいになった実感がない(他社のを探しても良いのでは?)

・化粧水とクリームが2本に分かれていて面倒臭い=結局塗らなくなってた

モノ自体はとてもいいのですが・・・

・夏に大汗をかいて仕事するためもっと爽快感が欲しかった

・「洗顔の後に塗るやつ」を1回で済ませたかった

 

 あたりです。女性の読者様からすると当然のスキンケアでも、私からするとそれすらも面倒くさいのです・・・。

 

 「顔洗って、ひげ剃って、クリーム1回塗って終わり!」で済ませたい・・・。

 

 そう考えて色々探した結果、ドラッグストアで普通に売っているメンズ洗顔料に決まりました。価格的にも安く、爽快感も十分です。個人的に気に入りましたので、しばらくウーノを使ってみようと思います。

洗顔後に塗るクリーム これ一回で済みます

 洗顔後のスキンケアも、このクリームを顔に塗れば一発で済み、楽になりました。美容室のような香りがしてちょっと癒されます。

 

 やはり男性であっても最低限のスキンケアはしたほうがいいと考えますから、「めんどくさい→何もしなくなる」よりは「とりあえずオールインワンのクリームだけでも塗っておく」だけでも後々違ってくると思います。やはり、シンプルは正義です。

 

■ハードディスクからSSDへ切り替え

 ハードディスクそのものにも目を向けました。

 

 ハードディスクを買ってから5年くらいが経っているため、そろそろ更新しないと中のデータが飛ばないか心配です。そのため買い替えをしようと思いましたが、今回はハードディスクではなく、ポータブルSSDを買いました。

 

 

大きさの比較 Iphoneの隣がSSD

 上の写真に写っているスマホはIphoneSEです。その横がSSD、かなり小さいことが見て取れると思います。

特売品を買えました

 この大きさで250GBを保管できます。私はこれを家電量販店で買いましたが、型落ち品が特売になっており、3200円で買えました。Amazonより安い・・・。

 

 データの読み込みも早いですし、なにより大きさがUSBとそれほど変わらないほど小さいのがいいですね。ケーブルも要りません。私はこれに写真や書類、音楽などのデータを入れることにしました。これもちょっとした「シンプル化」ですね。

 

■モバイルバッテリー・・・2つも要らなかった

 モバイルバッテリーも更新しました。今までは

 

・Ankerの10000mAh(主に仕事用)

・マクセルの5700mAh(休日・予備用)

 

 の2つを使ってきましたが、正直なところ2つも要りませんし、充電忘れなどもたまにあり、どうにかしたいな・・・と考えていました。また劣化も目立っていました。どうも、規定の半分くらいしか充電出来ていないようで、「寿命かな」と思っていました。

Ankerの現行品に買い換えました

 そうしたこともあり、Ankerの10000mAhのものに買い換えました。写真右側、白いのが新しいモバイルバッテリーです。

 

 左側の黒いもの(スマホと同じくらいの大きさ)と右側の白いもの(タバコの箱くらいの大きさ)の容量はどちらも同じであり、技術の進歩を感じます。

 

 これからはこの白いモバイルバッテリーに一本化することにしました。1個しかないため充電忘れも起きません。(忘れたらそれまでですが・・・)

 

 管理が楽になるのはメリットですね。

 

■車内でも充電できるように・・・カーナビの改善

 また、車でも充電できるように改善もしました。今まではシガーソケットがポータブルカーナビのソケットで占領されてしまい、車内で充電ができなかったのです。不格好にソケットが突き出していて、見た目も良くありません。

 

 いろいろ調べてみると、私が使っているカーナビ(ゴリラ)を、USB給電でバイク用に使っている人がいました。それを知り、私も

 

 「USBソケット+USB対応カーナビ用ケーブル」

 

 の配線に変更しました。

 

USBポートを1つ確保できるようになりました

 車内が汚くて恥ずかしいですが、シガーソケットにUSBソケットが刺さっているのが見えると思います。今まではカーナビのケーブルで占領されていましたが、これでUSBポートを1つですが確保できるようになりました。

 

 何でもっと早く思いつかなかったんだろう?

 

 ちょっとしたことですが、これは大きな改善点です。

 

 

 

 何がいいかって、

 

 「モバイルバッテリーを持たなくても充電の心配がない」

 

 ことです。休日の買い物などといった車移動であればモバイルバッテリーを持たずに車内で充電ができるようになります。

 

 USBソケットにケーブルを刺しておけば、運転中に充電されます。

 

 スマホと車のカギ、財布さえあれば外出でき、モバイルバッテリーなどを入れたバッグを持って行かなくて良くなるのです。

 

 また単純にモバイルバッテリーの使用回数を減らせますから寿命も伸ばせます。

 

問題なく使えます

 実際に試運転してみましたが、USB駆動でも何も問題なく動作しました。配線も今までの取り回しと同じルートを通せましたので、スマートにまとまりました。

 

■その他ちょっとしたこと

 これ以外にも、

 

・作業用手袋やメモ帳の予備を、家のタンスではなく(仕事で乗る)トラックに置いておく。

 (トラックで使うものなんだからトラックに置けばいいじゃん、と今になって気が付いたのです・・・)

 

コンタクトレンズを机の引き出しではなく洗面所に置く。

 (洗面所でつけるんだったら洗面所に置くのが一番効率的)

 

・壊れた掃除機をゴミ袋にまとめ、捨てる準備を整える。

 (壊れた家電をいつまでも残さない)

 

・冷凍庫の「死蔵品」の処分。

 (食べもしないものを置いておかない、新しいもののために場所を空けておく)

 

 などの「考えてみればそうだよね」「でもついつい後回しにしてしまう」みたいなことに順次取り組んでいます。

 

■身の回りを整えるのも投資の一つ

 

 SSDやモバイルバッテリーなど、多少お金はかかりましたが、それ以上に私の心の中の気がかりや小さなストレスがなくなったことで「やって良かった」と感じています。

 

 ハードディスク内のデータの整理なども時間はかかりますが、やっておけば後々安心でしょう。

 

 デジタルデータも、身の回りの小物、自分の部屋も。

 

 すっきり整っていればストレスも減り、新しい考えも浮かんできます。

 

 投資や仕事にもいい効果があるかもしれません。

 

 自分の「根拠地」である家の中を整理し、分かりやすく、居心地よく整えるのも一種の投資だと考えます。この場合投資しているのは「時間」と「自分の知恵」ですね。

 

 投資リターンはお金ではなく「自分の気分が良くなる」「やらなきゃいけないことを片付けられてスッキリする」などですが、それもまたいいと思います。

 

 

 

 

 

 「家電の買い替えや大きな出費があって投資活動ができない」という時期は、投資を続けているとたまにあります。私でいえば、

 

・「パソコンを買い替えた」

・「車検がそろそろある」

 

 などですね。

 

 こういったときには、無理に投資資金をひねり出してもあまり良いことはありません。お金が足りなくなったら、結局は株を売るしかなくなるからです。

 

 

 こうした時期には無理をせず、自分の身の回りの整理をしたり、読書をどんどん進めるなど、「お金をかけずに出来ること」を探してみるのがいいですね。

 

ノートパソコンを買いました

 お久しぶりです、シーラカンスです。

 

 最近、私が使っているデスクトップパソコンの調子が悪く、起動に5分以上かかるようになってきました。なるべく気にしないようにしていましたが、今回、パソコンの買い替えを決断しました。

 

 今回は、シーラカンスのパソコン買い換えについてです。

ブログ執筆もはかどるかも・・・? 出典:いらすとや様



■いよいよ寿命のようで・・・

 今までは、中古で買ったデスクトップ型のパソコンを使っていました。確か2万円くらいで買えたと思います。それほど高性能ではないようですが、私の用途には十分でした。

 

 このパソコンを5年くらい使っていましたが、最近では動作の遅さが目立つようになり、結構ストレスを感じていました。例えば、画像を複数選択してフォルダに移動したい・・・というときにうまくフォルダに入ってくれなかったり、ページが固まって落ちてしまったり・・・。

 

 また、パソコンはリビングとは別の部屋(パソコンと服を置いている部屋)にあり、パソコンで検索したりブログを書こうと思うと、

 

・部屋がかなり暑いため冷房をつけ、

・パソコンの電源を入れて、(使えるまで結構時間がかかります)

・パソコンを置いている机に向かい合って、

 

 と、結構めんどくさい手順をとることになり、どうにかしたいな・・・と考えていました。

 

■次に買うならノート!と決めていました

 

 ところで私は、家にいるときは基本的にリビングのこたつ(ローテーブル)の前に座布団を置き、そこを定位置としています。食事も読書も、晩酌もそこがお気に入りです。

 

 そのため、買うならノートパソコンがいいな・・・と考えました。

 

 ノートパソコンであればリビング(ローテーブル)で作業できますから、思い立った時にすぐにパソコンを使えます。

 

 「ブログ書こうかな・・・でも部屋の準備めんどくさいからいいや・・・」と書きたい気持ちがしぼんでしまうのを防げます。

 

 また、今まで使っていたパソコン用の机と椅子も要らなくなり、シンプルになります。パソコン本体も、保護ケースに入れておけばこたつの横にある本棚にしまっておけますから場所も取りません。

 

 何より、配線がめんどくさくないのがいいですね。

 

 ヘッドホンもマウスもLANもすべて無線でできますし、ディスプレイのケーブルも要りません。電源コード1本で済みます。それすらも、バッテリーがあれば刺さずに使えます。とても楽です。

 

 パソコンを置く、電源入れる、即使える。

 

 とても便利です。

 

 

 

 本当は給料で米国株を買うつもりでしたが、パソコンを買うほうが優先順序は高い(どうせいつかは買い替える)と判断し、買い換えました。そのため、今月は投資はお休みです。

 

 私の場合はブログも書きますから「設備投資」と言えなくもないかもしれませんね。決して安くはない買い物ですから、買ったからにはバリバリ使おうと思います。

 

■(余談)チューハイでパソコンを壊したことがあります

 

 余談ですが、私がノートパソコンを買うのは、これで2回目です。

 

 高校を卒業してすぐに、定期預金をはたいてVAIOのノートパソコンを10万円くらいで買い、ポケットWi-Fiで接続して使っていました。確か、500GBのHDDのモデルだったと思います。

 

 しかしある日、ニコニコ動画缶チューハイ片手に見ていたところ、手を滑らせて缶チューハイをパソコンにぶっかけてしまいました。ショートしたような音がし、一発でアウトでした・・・。

まさにこんな感じ・・・出典:songdeley様

 あれ以来、パソコンの近くには決して飲み物を置かず、パソコンの前で飲み物を飲むことはなくなりました。今でも、飲み物を飲むときはパソコンから離れて飲むようにしています。

 

 1発で10万がパア・・・。痛い授業料でした。

 

DELLのパソコンにしました

 パソコンを買い替えたいと思ったはいいのですが、私・シーラカンスは残念ながらパソコンには詳しくありません。そのため、友人(IT技術者として働いています)にパソコン選びと設定をお願いしました。

 

 (このブログのヘッダーをデザインしたのと、「あとは記事を打って公開するだけ」の状態に設定を仕上げてくれたのも彼です)

 

 私からは、「こんな感じのやつがいい」と要望を伝え、選定してもらいました。

 

・それほど高性能でなくていい(動画編集やゲームはしないため)

・あまりモニターが大きすぎると持ち運びにくい

・15.6型(A4より少し大きいくらい)がいい

・officeはあったほうがいい

・予算はできれば10万円以内

タブレットにキーボードを足したようなやつは嫌だ

・ちゃんと「ノートパソコン」として作られたやつがいい

・用途はブログ書き、youtube、通販くらい。

・テンキーがあると嬉しい

 

 その結果、DELLの手頃なパソコンに決まりました。指紋認証とofficeをオプションで付けても7万円以内で収まりました。(定価は9万円くらいだそうです)

 

 ちなみに彼への謝礼ですが、「バーミヤンに連れてって」とのことだったので、今度おごろうと思います。

 

■ついに届きました

 数日後、自宅に無事にパソコンが届きましたので、その時の写真を紹介します。中の人の浮かれっぷりを感じますね。

ちゃんとした箱に入って届きます

アルミ筐体ではないですが、それほど安っぽさは感じません

core i5・・・意外と良いチップを搭載しています

 初期設定やネットへの接続を友人にやってもらい、私はデータの移行をしました。

せっかくの機会ですから、Googleアカウントやブックマークなどもついでに整理しました。

 

 一番大変だったのは「はてなブログを新しいパソコンで打てるようにすること」でした。ログインがうまくいかなかったのです・・・。

 

 登録してあるメールアドレスを変更し、パスワードを再発行し、何とか記事を書けるようになりました。やはり、ネット上・デジタルのものも普段から整理しておかないと・・・と痛感しました。

 

 また、壁紙もカスタムしました。

シーラカンスを全力で主張していくスタイル

 「シーラカンスを名乗るならこれしかない!」ということで、ロック画面をシーラカンスにしました。沼津港深海水族館の名物、冷凍標本ですね。

www.numazu-deepsea.com

 また、紛失・盗難防止の意味も込め、本体にシールを2枚ほど貼ろうと思います。少し恥ずかしい感じにはなりますが、目印になっていいでしょう。

 

■外でブログを書くのもいいですね

 今回買ったパソコンは、手頃なモデルとはいえ、7万円ほどしました。これは私の手取り月給の1/3であり、家賃以上の大金です。

 

 必要なものだからこそ買い入れたとはいえ、決して気軽に買えるものではありません。結構いろいろ下調べしました・・・一度買うと、壊さない限りは5年くらいは使えるからです。

 

 せっかく自分のもとに来たからには、どんどん使っていきたいですね。

 

 また、外でブログを書くのもいいですね。

 

 

 

 話は変わりますが、私・シーラカンスは最近になってスタバデビューを果たしました。甘いものがあまり好きではないのと、妹がフラペチーノをよく飲みに行っているため、なんとなく

 

 「甘い飲み物のお店」

 

 と思って避けていたのですね。あの呪文みたいな注文も難しそうだし・・・。

 

 しかし最近、「ブラックコーヒーを頼めばいいじゃん」とひらめき、実際にスタバで頼んで飲んでみたら、かなり濃くてパンチのあるコーヒーで、美味しかったのです。

 

 それ以来、私の中で「スタバ=おいしいコーヒーのお店」(甘いのが苦手な人でも行ける)と認識が変わり、たまに行くようになりました。

 

 

 

 また、私・シーラカンスは、「スタバでパソコンを開いて作業」というのを一度やってみたいと秘かに思っていました。気分転換にコーヒーを飲みながら執筆・・・というのも面白そうですね。せっかくノートパソコンを買ったわけですから、今度実際にやってみようと思います。

 

 Macのパソコンではないためスタイリッシュさは劣りますが、大事なのは成果物。気にすることはないでしょう。

 

 もちろん、万一手を滑らせてもパソコンに被害が出ないような場所にコーヒーを置くように気を付けながら・・・。