こんにちは、シーラカンスです。
最近、ノートパソコンを買ったため、投資を休んでおります。
また、12月には車検があります。
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一応ボーナスがありますが、それでも結構な出費となるでしょう。
投資がなかなかできずに悶々としますが・・・。
今持っている株を持ち続けることもまた「投資」と言えるでしょう。保有だけでも続けていれば、少額でも配当金が入って資産は増えるからです。
さらに、来年の冬~春くらいをめどに、転職を考えています。
冬のボーナスをもらう前に退職を切り出すと、ボーナスを減らされそうだし・・・。
年末か1月初めくらいに上司に切り出そうと考えています。
うまく立ち回らないといけませんね。
今年は、なかなか出費の多い冬になりそうです。
出費がかさみ、さらには転職まで考えている私ですが、実はそれほど心理的・経済的には焦りを感じていません。
私には、株と定期預金があるからです。
「少しだけどある」のです。
これが、どれほど自分の心と精神を救ってくれるか。
今回は、そんな心理面について書こうと思います。
■トラックの運転手を辞めたい
このブログではよくお伝えしていますが、私はトラックの運転手です。4トントラックで自動車部品(歯車など)を集荷して運ぶ仕事をしています。
運転そのものは、大好きです。
好きすぎて「大型二種」(バスが運転できます)免許まで取得したくらいです。
乗務する予定なんて一切ないのに。完全に、個人的な趣味です。
ただ、「トラックの仕事」というのが、本当に嫌になってしまいました・・・。
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今の運送会社に入って3年経ちますが・・・。
・体力的に辛い(朝2時起き・12時間労働)
・将来が見えないこと(出世しても24時間対応させられ、使い潰される)
・給料が労働の割に少ないこと(手取りで20万円前後、しかも月ごとに変動)
・2024年問題(人手不足のため「今いる運転手をこき使う」方向に動いています)
・荷物を増やされても給料が上がらないこと(ある意味「定額働かせ放題プラン」)
・荷崩れ時などの責任と賠償ばかり負わされる(給料を引かれます)
・病気をしたら即退職(体をいたわりながら働く・・・ができない)
・しょうもないことで上司から電話が来る(そういうの嫌だから運転手になったのに)
・荷主からは指摘ばかり、運転手の要望は「不満」「文句」扱いしてくる
・上司が会社の意向をそのまま運転手に命じる「伝書鳩」でしかない
・・・など、自分の中でメリットよりもデメリットのほうが目立つようになってきました。
今までは、仕事の時間がきつくても、労働時間が長くても、個人的には
・「上司がワーワー言ってこない」(基本的に一人で仕事します)
・「ある程度の自由裁量権がある」(荷物の積み方、休憩時間など)
・「仕事中に外に出られる」(室内の仕事は私には合いませんでした)
など、それなりの利点がありました。しかし、このままでは先がない・・・と考えるようになりました。
「このまま一生、月給20万円前後で生きていくの?」
「仕事が増えたのに給料が1円も上がらないのは納得できない」
「この仕事、50歳になっても同じ働き方できるの・・・?」
「上司は荷主さんの方しか見ていない、事故したとき会社で守ってくれなそう」
「時給換算したら、バイトのほうがよくないか?」
「株をやるのはいいけど、入金力を上げる努力をした方がいい気がする」
「同じ月給なら、労働強度をなんとか下げられないか?」
などなど、悶々と考え続けていました。
■少しでも資産があれば、思い切って決断できます
そんなこんなで今の会社に見切りをつけて退職しようと考えています。
ただ、辞めるのはいいのですが・・・。
現実問題、生きるにはお金がかかります。
生きているだけで税金はかかりますし、食料を買うにも、移動するにもお金がかかります。逆から言えば、お金がある程度あれば、仕事を辞めてもすぐには困らないということですね。
以前の私であれば。
借金を抱えていた私であれば、退職するのは難しかったと思います。
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現実に、「返済期日」は容赦なくやってくるからです。退職しようが、クビになろうが、そんなことは考慮してもらえません。
でも今の私には、借金は1円もありません。自動車ローンすらありません。
一方で、少ないとはいえ、株券と定期預金があります。
だからこそ、転職を考えるなどの「思い切った決断」を果敢に下せます。
今の私の資産は、合計で160万円前後あるようです。大半が米国株のために額面は変動しますが、それでもコンパクトカーを即金で買えるくらいはあります。
私の手取り月給で換算すると、およそ7か月くらいになります。もし退職して資産を切り崩すことになったとしても、半年は生きていけます。
実際には、私の生活費は15万円くらいあれば足りますから、10か月くらい持つかもしれません。
もちろん、株を売って食いつなぐほど困窮することはないでしょうし、私自身、転職回数が多いために失業保険なども熟知しています。
それでも、「いざとなれば資産がある」と思えるのは心理的にかなり助かります。
個人的には、これこそが「投資をする・資産を築く最大のメリット」だと考えます。
株は、「お金を増やすためのツール」というだけではないのです。
「生活保障」としても役に立つのです。
仮に不況で株価が暴落していても、そんな状況で解雇されてしまったとしても。
優良銘柄であれば、とりあえずは値が付きます。
たとえ損してでも現金化できれば、食料を買って食いつなげますし、支払いもできます。私は子供のころ「家に食料が何もない」という経験をしていますから、
・「食いつなぐ」
・「食べていける」
ということを非常に重視しています。人間、食べることができれば何とかなります。
一時的に株を売ってしまったとしても、また買い戻せばいいのです。
とにかく難を逃れて、その後に補填するのは決して悪いことではないと個人的には考えます。もちろん、なるべく売りたくはないですが。
結構悲観的な想定を書いていますが、投資家たるもの、「最悪を想定する」のは重要ですね。最悪が分かっているなら、それ以上悪いことが起こることはないからです。
■投資をしていてよかった(お金を残すという意味で)
私は毎月の給料を受け取ると、買えるだけ株を買います。結構変動はしますが、大体、月に5万円前後は買い入れています。
私の場合はローンの支払いなどが一切ない(今の車も現金一括で買いました)ため、月給の割には多めに投資資金に回せるのですね。
もし私が株をやらずに給料全額を使ってしまっていたら。
たとえばコンビニ弁当を買ったり、外食ばかりの食生活でお金を浪費していたら。
仕事がつらくなっても、転職なんて考えられなかったと思います。
・・・だって辞めたらお金が尽きるから。
そして行き着く先は、「心身を壊してクビ」か、「生活レベルを落とせなくて借金」あたりだったでしょう。
どちらにしても、生活スタイルを変えられない限り、お金の使い方を変えられない限りは貯金などできません。どちらに転んでも悲惨です。
そう考えたときに、私は幸運だったのだと思います。
私には、株がありますから。自分の生活費は自分で保障できます。
仕事が辛ければ「勤務先を変える」という「選択肢」があります。
仕事を辞めてもしばらくは食べていけるから、転職が怖くないのです。
ああ、米国株をコツコツ買っていてよかった、資産を積み上げておいてよかった、と心底思います。