今年の投資を振り返ってみました

 こんにちは、シーラカンスです。

 

 今年もあと少し。いかがお過ごしでしょうか。

 

 投資をされる読者様にあっては、自分の思ったような投資が実現できましたでしょうか。

 

 私、シーラカンスは、自分のやりたい投資が出来ました。嬉しいことです。

 

 さて、今年も残りわずかということで、今年の投資について振り返ってみようと思い立ちました。

 

 毎月株を買っていますが、配当金がどれくらい、利回りがどれくらい、というのは意外と気にしないものです。

 

 「給料が入るたびに買えるだけ株を買う」という、買い一本の戦略を取っていますので、その時点での配当金や利回りは意識しないのです。どうせ変動しますから・・・。

 

 この一年で、それなりの額を株と定期預金に充てることが出来ました。一年間、せっかく投資を頑張ったのですから、自分の投資を振り返ってみようと思います。

 

■今日の時点でこんな感じ

2022年12月26日現在のポートフォリオ

2022年12月26日現在の円グラフ

・株式:$4846.7=64万2672円分($1=132.6円として)

・定期預金:40万円

・総合計:104万2672円

・株式と定期預金の比率:株式62%・定期預金38%

 

■冷静に考えるとすごいこと・・・受取配当金

 証券会社の外貨入金明細から、今年一年間に受け取った配当金を計算しました。

 

 結果は、$56.22でした。日本円にすると7,454円です。

 

 ゼロから株を買い始めたため金額自体は少ないですが、それでもちょっとしたバイトの日給くらいはあります。これだけあれば、「配当再投資」も可能です。

 

 例えば、

 

・PFE(ファイザー・$51)

・BTI(ブリティッシュアメリカンタバコ・$40.6)

・UL(ユニリーバ・$51)

・GSK(グラクソ・スミスクライン・$35.2)

 

 などであれば、受け取った配当金だけで1株買い増しできる計算です。

 

 冷静に考えると、これは凄いことであります。

 

 ・「英米の巨大企業16社が、私の投資活動を支援してくれている」

 ・「株が株を生んでいる」(配当で株を買い足せる)

 ・「複利運用と配当再投資が動き始めた」

 

 と考えることが出来るからです。

 

 私自身がこの一年でやったことと言えば、

 

・「株を買うこと」

・「その株を売らずに持ち続けたこと」

 

 だけであり、ほぼ何もしていないのにお金が振り込まれているのです。

 

 つまり、規模が小さくても、

 

 「資産が資産を生んでいる」

 

 のです。これは、ウォーレン・バフェット氏などの大投資家や年金機構、大手銀行、ETF運用会社などと全く同じ仕組みです。

 

 資本主義って、すごいものですね。

 

 受け取った配当金は確かに少額でありますが、この一年で「株」という仕組みを知り、「資本を持つこと」を体験できたことで、私の人生は変わったと思います。

 

 何といいますか、「新たな世界が開かれた」感じがします。

 

 あとは、規模を大きくしていくだけであります。

 

 投資を続けていくことで資産がどんどん大きくなり、豊かになれると・・・。

 

 将来的に数千万円もの資産を持ち、手堅く運用できる、立派な男になれると。

 

 私は信じています。

 

■現時点での利回りは?

 全16銘柄の年間利回りを足して割ってみました。

 

 結果、「3.27%」でした。(税引き前)

 

 これは、

 

 「米国債には及ばないけどドイツ国債よりは良い」

 

 くらいの成績です。

 

 (アメリカ国債10年物:3.71%)(ドイツ国債10年物:2.39%)

 

 私の場合、「年間、どれくらい儲けたい?」という問いに対し、

 

 「英・米・独などの『手堅い国の国債』と同じくらい」

 

 を目標としています。これらの国の国債利率は、およそ2.5%~4%くらいです。

 

 これくらいの利回りであっても、複利のチカラもあり、十分に増えます。

 

 たとえ単利であったとしても、年利4%であれば、25年で元手は2倍に増えます。

 

 利回りが低くても、意外とバカに出来ないのです。

coelacanth-foundation.hatenablog.jp

 

 債券投資と同じくらいの利率を目指す場合、危険な銘柄を無理に選ぶことはありませんので、自然と手堅い会社の株ばかりを持つことになります。

 

 例えば食品、飲料、製薬メーカーなどです。

 

 その中でもなるべく「業界ナンバーワン」を選びます。

 

  これにより、かなりのリスク低減効果があります。

 

 私の場合、株を買えるチャンスは月に1回(給料日)だけであり、それが過ぎれば、私に出来ることは一切ありません。

 

 そのため、「儲けること」よりも「安心感」をかなり重視しています。

 

 たとえ暴落しようと、暴騰しようと、次の給料日までは何もできませんから。

 

 債券と違い、株の場合は「株価上昇」も期待できます。

 

 仮に暴落したとしても、手堅い会社であれば回復も早いでしょう。

 

 さらには「増配」もあります。

 

 暴落したときに恐れずに株を拾えれば、株価が回復したときにかなりの利回りとなります。減配などされない限り、かなり美味しい思いができます。

 

 (配当÷株価=利回り・・・株価が安ければ、利回りはかなり上がります)

 

 これが私なりの「リスクヘッジ」です。

 

 結果として「わりといいじゃん」という利回りが出ていて、安心しました。

 

 また私のポートフォリオは、「生活必需品ETF」と構成銘柄が似ています。

 

 ついでにそれらのETFの利回りも調べてみました。

 

VDC(バンガード米国生活必需品セクターETF):2.35%

・XLP(生活必需品セレクトセクターSPDRファンド):2.45%

・KXI(iシェアーズグローバル生活必需品ETF):1.97%

 

 やはり、構成銘柄が似ている分、利回りも近いですね。

 

 安定した会社の株を選んで手堅く積み上げていこうとすると、これくらいの利回りになるのだと知り、個人的にはちょっと安心しています。

 

 「なんか、あまり増えてない気がする・・・」とちょっと不安になる時もありましたが、「これでいいんだ」「この一年は無駄じゃなかった」という確信が得られました。

 

 来年もこのやり方を貫くつもりです。

 

■もうすぐ給料日・・・何買う?

 ポートフォリオの比率の最も低い、

 

・JNJ(ジョンソンエンドジョンソン)(比率:3.66%)

・WMT(ウォルマート)(比率:2.97%)

 

 の2社を買いたいと思っています。

 

 どちらも日本円ではそれなりにしますが、先日の臨時収入をドルに転換した分などの「買い付け余力」が、きっと役に立ってくれるでしょう。

 

 定期預金も十分に積み増しできています。(総額の20%以上を現金で持つ)

coelacanth-foundation.hatenablog.jp

 配当も増え、資産額も少しずつ増え、非常に嬉しいです。

 

 来年も、この調子で株を大胆に買い増していきたいと思います。