こんにちは、シーラカンスです。
今年もあと少し。いかがお過ごしでしょうか。
投資をされる読者様にあっては、自分の思ったような投資が実現できましたでしょうか。
私、シーラカンスは、自分のやりたい投資が出来ました。嬉しいことです。
さて、今年も残りわずかということで、今年の投資について振り返ってみようと思い立ちました。
毎月株を買っていますが、配当金がどれくらい、利回りがどれくらい、というのは意外と気にしないものです。
「給料が入るたびに買えるだけ株を買う」という、買い一本の戦略を取っていますので、その時点での配当金や利回りは意識しないのです。どうせ変動しますから・・・。
この一年で、それなりの額を株と定期預金に充てることが出来ました。一年間、せっかく投資を頑張ったのですから、自分の投資を振り返ってみようと思います。
■今日の時点でこんな感じ
・株式:$4846.7=64万2672円分($1=132.6円として)
・定期預金:40万円
・総合計:104万2672円
・株式と定期預金の比率:株式62%・定期預金38%
■冷静に考えるとすごいこと・・・受取配当金
証券会社の外貨入金明細から、今年一年間に受け取った配当金を計算しました。
結果は、$56.22でした。日本円にすると7,454円です。
ゼロから株を買い始めたため金額自体は少ないですが、それでもちょっとしたバイトの日給くらいはあります。これだけあれば、「配当再投資」も可能です。
例えば、
・PFE(ファイザー・$51)
・BTI(ブリティッシュアメリカンタバコ・$40.6)
・UL(ユニリーバ・$51)
・GSK(グラクソ・スミスクライン・$35.2)
などであれば、受け取った配当金だけで1株買い増しできる計算です。
冷静に考えると、これは凄いことであります。
・「英米の巨大企業16社が、私の投資活動を支援してくれている」
・「株が株を生んでいる」(配当で株を買い足せる)
・「複利運用と配当再投資が動き始めた」
と考えることが出来るからです。
私自身がこの一年でやったことと言えば、
・「株を買うこと」
・「その株を売らずに持ち続けたこと」
だけであり、ほぼ何もしていないのにお金が振り込まれているのです。
つまり、規模が小さくても、
「資産が資産を生んでいる」
のです。これは、ウォーレン・バフェット氏などの大投資家や年金機構、大手銀行、ETF運用会社などと全く同じ仕組みです。
資本主義って、すごいものですね。
受け取った配当金は確かに少額でありますが、この一年で「株」という仕組みを知り、「資本を持つこと」を体験できたことで、私の人生は変わったと思います。
何といいますか、「新たな世界が開かれた」感じがします。
あとは、規模を大きくしていくだけであります。
投資を続けていくことで資産がどんどん大きくなり、豊かになれると・・・。
将来的に数千万円もの資産を持ち、手堅く運用できる、立派な男になれると。
私は信じています。
■現時点での利回りは?
全16銘柄の年間利回りを足して割ってみました。
結果、「3.27%」でした。(税引き前)
これは、
「米国債には及ばないけどドイツ国債よりは良い」
くらいの成績です。
(アメリカ国債10年物:3.71%)(ドイツ国債10年物:2.39%)
私の場合、「年間、どれくらい儲けたい?」という問いに対し、
「英・米・独などの『手堅い国の国債』と同じくらい」
を目標としています。これらの国の国債利率は、およそ2.5%~4%くらいです。
これくらいの利回りであっても、複利のチカラもあり、十分に増えます。
たとえ単利であったとしても、年利4%であれば、25年で元手は2倍に増えます。
利回りが低くても、意外とバカに出来ないのです。
coelacanth-foundation.hatenablog.jp
債券投資と同じくらいの利率を目指す場合、危険な銘柄を無理に選ぶことはありませんので、自然と手堅い会社の株ばかりを持つことになります。
例えば食品、飲料、製薬メーカーなどです。
その中でもなるべく「業界ナンバーワン」を選びます。
これにより、かなりのリスク低減効果があります。
私の場合、株を買えるチャンスは月に1回(給料日)だけであり、それが過ぎれば、私に出来ることは一切ありません。
そのため、「儲けること」よりも「安心感」をかなり重視しています。
たとえ暴落しようと、暴騰しようと、次の給料日までは何もできませんから。
債券と違い、株の場合は「株価上昇」も期待できます。
仮に暴落したとしても、手堅い会社であれば回復も早いでしょう。
さらには「増配」もあります。
暴落したときに恐れずに株を拾えれば、株価が回復したときにかなりの利回りとなります。減配などされない限り、かなり美味しい思いができます。
(配当÷株価=利回り・・・株価が安ければ、利回りはかなり上がります)
これが私なりの「リスクヘッジ」です。
結果として「わりといいじゃん」という利回りが出ていて、安心しました。
また私のポートフォリオは、「生活必需品ETF」と構成銘柄が似ています。
ついでにそれらのETFの利回りも調べてみました。
・VDC(バンガード米国生活必需品セクターETF):2.35%
・XLP(生活必需品セレクトセクターSPDRファンド):2.45%
・KXI(iシェアーズグローバル生活必需品ETF):1.97%
やはり、構成銘柄が似ている分、利回りも近いですね。
安定した会社の株を選んで手堅く積み上げていこうとすると、これくらいの利回りになるのだと知り、個人的にはちょっと安心しています。
「なんか、あまり増えてない気がする・・・」とちょっと不安になる時もありましたが、「これでいいんだ」「この一年は無駄じゃなかった」という確信が得られました。
来年もこのやり方を貫くつもりです。
■もうすぐ給料日・・・何買う?
ポートフォリオの比率の最も低い、
・JNJ(ジョンソンエンドジョンソン)(比率:3.66%)
・WMT(ウォルマート)(比率:2.97%)
の2社を買いたいと思っています。
どちらも日本円ではそれなりにしますが、先日の臨時収入をドルに転換した分などの「買い付け余力」が、きっと役に立ってくれるでしょう。
定期預金も十分に積み増しできています。(総額の20%以上を現金で持つ)
coelacanth-foundation.hatenablog.jp
配当も増え、資産額も少しずつ増え、非常に嬉しいです。
来年も、この調子で株を大胆に買い増していきたいと思います。