こんにちは、シーラカンスです。
今年の3月からブログを始めて、この記事をもって50記事になるそうです。
読者の皆さん、読んでくださってありがとうございます。とても嬉しいです。
週末に書くこのブログが、私にとっては楽しく、また、生きた証でもあります。
まだまだ書き続けますので、今後ともよろしくお願いします。
さて、今月も株を買えましたので、報告いたします。
■今月のお買い物
・KO(コカ・コーラ)@$56.75 4株
・GSK(グラクソ・スミスクライン) @29.47 8株
今回はちょっと覚悟が必要な買い付けでした。
元々、KO(コカ・コーラ)とWMT(ウォルマート)を買うつもりでしたが、なぜかGSK(グラクソ・スミスクライン)が暴落していたのです。
以前に買ったときは確か$42くらいだったと思います。私のヤフーファイナンス上では$52くらいとなっていました・・・どっちが正しいのか今となってはよくわかりませんが、以前より大きく値下がりしたのは確かです。
今回の買い付けは、かねてから自分で決めていたルール
「その時に、比率の低い銘柄を買う」
を果敢に実行したものです。正直、急落した株を買うのは怖かったことは事実ですが、勇気を出して買い入れました。
私の投資手法では株を5%ずつ16社、合計80%。そして定期預金を20%確保することを目標にしています。つまり、1社が破産したとしても、理論上、損害は5%に収まるはずです。一方、株価が回復し、配当が減配しない場合、夢のような配当利回りと株価上昇が実現できます。
私は、その可能性に賭けました。
英国一の製薬会社がつぶれるとは、私は思わないからです。
色々と調べてみると、今回の株価暴落の原因は「大株主が手放したから」と、「イギリスだから」、「コロナワクチンがうまく開発できていないから」だそうです。
ただ、私は悲観していません。
イギリス中の、旧植民地の国々の、そして世界中の病院で今日もGSKの医薬品が処方されているとイメージできるからです。
特に、呼吸器・循環器系の医薬品は強いそうです。GSKの医薬品に救われた人も多いだろうと思います。人々の呼吸を支える会社であれば、そうそうおかしなことにはならないでしょう。
「投資成績を気にしなくていい」、「いつまでも回復を待てる」、「自分の信念に基づいた投資ができる」・・・これこそが、個人投資家の強みであります。私は、このメリットを最大限に生かしたいと思います。
ちなみに、KO(コカ・コーラ)は、今回、特に言うことはありません。多少買いやすくなったものの、相変わらずいい会社です。
■短期的な下落なんてどうでもいい
私は、私の信じた投資をするだけです。
私のポートフォリオに、納得のいかない銘柄など1社もありません。
多少調子が悪いだけで、見捨てるようなことはしないと、覚悟を決めています。
なぜなら、自分の銘柄選定に、自信があるからです。
だからこそ、「安いじゃん!!」とウキウキで買い付けすることができました。
買い付けを決意する前に、すべての銘柄について徹底的に、かつ納得できるまで下調べをしたからです。
また、長期的には株式が一番資産を殖やせるという統計データもあります。暴落はほぼノイズだそうです。
私は、株に迷うときは長期チャートを確認することをおすすめします。
5年、10年ではいけません。
50年、100年、200年のチャートを見ることを強くお勧めします。
上昇トレンドのグラフがそこにあるはずです。
■GSKはつぶれないと思っている
冷静に考えて、「コロナワクチンがうまく開発できないから」・・・って、それは同じ英国企業のモデルナ社に任せればいいことです。優れた分野は会社によって違います。適材適所、得意としている会社に任せればいいことでしょう。
また、「イギリスだから」というのは、ウクライナ紛争を警戒してのことでしょうが・・・。
仮に、自分がイギリスの保健大臣や工業大臣、国防大臣だったとして、自国一の製薬会社がつぶれるのを見殺しにするでしょうか?
私だったら全力で保護します。
だって、自国民と、自国の兵士のための薬品を確保するのは、国防上・安全保障上、重要だからです。特にイギリスでは第二次世界大戦中、ナチスドイツによる「ロンドン空襲」(バトル・オブ・ブリテン)を受けた経験がありますから、なおさらでしょう。
外国からの輸入に頼っていては、仮に制海権を侵された場合、特に島国であるイギリスにとっては死活問題となります。商船で輸送するのは危険だからです。また、貴重な外貨準備の流出も痛いでしょう。さらに、自国の大企業が破産するのは経済的にも雇用的にも痛いでしょう。優秀な研究者の国外流出も心配でしょう。
そもそも、日本一の製薬会社である武田薬品工業よりも大きい会社がつぶれるとは考えにくいと思っています。
投資の世界では昔から、「国策には逆らうな」、「国が絡む会社は手堅い」と言われています。
「大株主が手放したから」・・・だから何? という話です。
私だって、「投資家」の端くれです。
「投資家」たるもの、自分で投資判断を下します。
他人の判断など気にしません。自分の判断を信じるのみです。
むしろ、株価が安くなってくれて、ありがたいくらいです。
■ひねくれ者なのも長所かも
投資の世界では、「みんなと同じこと」をしていてはいけません。
高いときに買って、暴落のときに慌てて売るのみです。これでは、永遠に利益は出ないでしょう。
そのため、「他人と反対のことをする」のが重要だといわれています。
ただ、これはかなりの苦痛を伴います。特に、日本人にとっては。
「みんなと同じ」だと安心するからです。ただ、これは読者のあなたが悪いのではなく、古来からの日本人としてのDNAがそうさせるのです。
しかし、安心してください。後天的な訓練と、正しい知識、統計データを知ることによって、果敢に「他人と違うことをする」ことに挑めるようになります。
正しい知識、自分の下調べに裏打ちされた揺らがない自信を頼りとし、「自分の投資」を貫いていきましょう。
仮に失敗しても、現物取引に徹し、分散投資を徹底している限り、他の銘柄でカバーできます。自信をもって、ブレずにいきましょう。