こんにちは、シーラカンスです。
クリスマスも終わり、いよいよお正月の雰囲気が出てきましたね。
さて、今月の給料が入りましたので、今年最後の株の買い付けをしました。
今月は「何を買うか」を少し迷いましたが、しっかりと買い増しできました。
■今月のお買い物
・JNJ(ジョンソンエンドジョンソン):$177.94
・DEO(ディアジオ):$180.09
・PEP(ペプシコ):$183.5
・WMT(ウォルマート):$143.4
すべて1株ずつ買い増ししました。
■「何を買うか」問題
元々の計画では、WMT(ウォルマート)とJNJ(ジョンソンエンドジョンソン)の2銘柄を買おうと思っていました。
しかし、今月は
・予想よりも少し給料が多かった(年末調整で還付があったようです)。
・少し前に臨時収入があり、一部をドルに替えていた。
・前月のドルの使い残しが少しあった。
ことから、買い付け資金に少し余裕がありました。これにより、
・WMTとJNJを2株ずつ買う(計画通り)
・WMT・JNJに加えて、比率の低いPEP・DEOも買う。すべて1株ずつ。
という2つの選択肢を選べることが分かりました。元々は2銘柄だけ買うつもりだったのですが・・・。ちなみに、合計金額は両方とも同じくらいです。
こうやって、「何を買おうかな」と戦略を考えるのも、個人的には好きな時間です。
「選択肢があって、選べる」ということに喜びを感じます。
考えた結果、16銘柄もありますから、
「なるべく銘柄を分散して買い増して循環するのもいいかな・・・」
と、4銘柄を1株ずつ買うことにしました。また、
・ポートフォリオの中で特定の銘柄が突出するのを避けたい
・高値掴みしてしまった場合のダメージを減らしたい
という狙いもあります・・・うまく伝わるでしょうか? 例えば、
・16銘柄を毎月1銘柄買うなら、次の買い付けは16か月後です。
・16銘柄を毎月2銘柄買うなら、次の買い付けは8か月後です。
・さらに、毎月4銘柄買うとしたら、次のチャンスは4か月後に巡ってきます。
もし高値掴みをしてしまっても、買い付け頻度が多くなれば、次の買い付けでダメージを薄めることができる・・・という考えです。次の買い付けで安く買えたなら、平均取得単価も下げられます。
「買うタイミングの分散」「一度にその銘柄に賭ける資金の分散」とも言えますね。
単純に「いろいろ買いたい」という、個人的な「欲」もあります。
すべて自己資金で運用していますから、誰の許可も認可も必要とせず、自分の好みや信念を優先できるのも「個人投資家の特権」だと思います。
手数料的にはちょっと無駄があるかもしれませんが、私は満足です。
■来月は何を買う?
来月は、ポートフォリオに占める比率の低い、
・BTI(ブリティッシュアメリカンタバコ)
・V(ビザ)
を買い増ししたいと思います。
また、ふるさと納税を済ませてしまうのも良いかもしれませんね。
個人的には、鮭の切り身や新巻鮭、干物などの「冷凍保存のきく魚介類」が欲しいです。刺身の冷蔵便も良いですね。
ふるさと納税をするなら、その市町村の特産品を選んで楽しむのが良いと思います。
税金は絶対に払わなくてはいけないものですし、どうせ払うなら、「払えるうちに払う」・・・ふるさと納税をやって、税金の一部を先払いしておくのが良いと思います。
■新しい銘柄を買うか迷う・・・
ここ最近、ポートフォリオの銘柄を増やすかどうか迷っていました。
MA(マスターカード)が気になるのです。
既にV(ビザ)を保有していますから、クレジットカード銘柄がないわけではないのです。ただ・・・。
・「決済網を提供し、手数料を徴収し続けられる」
・「貸し倒れリスクなどはカード発行銀行や信販会社に丸投げできる」
というビジネスは、とても魅力的なのです。
V(ビザ)の場合、営業利益率は驚愕の60%越えを誇ります。
クレジットカードの世界シェア(2021年度)は
・V(ビザ):38.81%
・銀聯カード:34.09%
・MA(マスターカード):24.11%
・AXP(アメリカンエクスプレス):4.37%
・JCB(株式会社ジェーシービー):2.40%
・Diners(ダイナーズクラブ、ディスカバー):1.68%
となり、V(ビザ)とMA(マスターカード)の両方を保有すると、世界シェア62.92%ということになり、
「世界でカード払いする人の6割が私のお客様」
という状態になります。株価が少々高い($348=約46,300円)のと、配当利回りが低いのがネックではありますが、「欲しいなぁ・・・」と思ってしまうのです。
私自身、マスターカードを使っていた時期があり、便利なことは知っています。
ただそうすると、「全銘柄を均等に買い付ける」という前提が崩れてしまいます。
現状では一応「16社買う・・・各5%ずつを目標に」というのを目安としています。
これを防ぐには
「20社買う・・・各4%ずつ均等買い付け」
が一番スッキリするでしょう。ただ今度は、
「MA以外の残り3社はどうするの?」
という悩みが出てきます。もうすでに「私自身が納得できる銘柄」で固めていますし、なかなか「これは!」という銘柄が見当たらないのです。
そもそも、「条件を満たすために無理に株を探す」というのもどうなのか、とも思いますし。うーん、悩ましい・・・。
「もし新たに買うなら」と色々調べていますが、なかなか「これ欲しい!!」という
「パッション」
・・・「情熱」を持てる銘柄ってないものですね。
仕事中に「次の給料で、あの銘柄を絶対買うんだ!」と思えるかどうか。
私は、結構重要なことだと思っています。
■「欲」に支配されていないか・・・?
一応、候補になりそうなのは
・MA(マスターカード)
・CVX(シェブロン)
・UNH(ユナイテッドヘルスグループ)
・CAT(キャタピラー)
あたりでしょうか。でもよく考えると
・「業界1位」を既に持っている。それで十分では?
・株価が高すぎる。(特にUNHは7万円以上します)
・私の戦略とはちょっと離れている。
・私自身が利用したことがない&日本で展開していない。
・そもそも16社もあるのに、さらに4社増やして意味があるのか?
・今持っている銘柄の買い足しを優先するときではないか?
・いっそのこと、株に限らず、ETFや債券でも良くないか?
などの「問題点」・「リスク」「デメリット」が目立ちます。
私自身は、キャタピラー社のブルドーザーを運転したことがありませんし、米国の医療保険に加入したこともありません。私の銘柄選択の基準である、
・「自分で製品やサービスを利用できる会社を買う」
・「出来る限り業界1位か、他にない特徴を持つ会社を選ぶ」
にも反しています。
こうしてブログで文字に起こし、冷静に考えてみると、
「MA(マスターカード)株が欲しいがために、自分をごまかしている」
ような気がしてきました。冷静にならなくてはいけませんね。
確かにMA(マスターカード)はいい会社ですが、既にV(ビザ)という「同業他社」を保有しています。それだけでも十分恩恵を受けられるでしょう。
V(ビザ)の株を保有しているだけでも、世界でカード払いする人の4割近くが私の顧客となるのですから・・・。
また、私のポートフォリオの中では珍しい「IT、先端技術の会社」「金融銘柄」という役割を十分に担ってくれています。
また、配当を求めるなら、他にも素晴らしい企業があるでしょう。
なんだか、今保有している16社で十分だと思えてきました。
すべて自分好みの優良な会社たちです。
すべて、
「この会社の株を買いたい!」
というパッション(情熱)を感じる銘柄です。
ああ、私は何を揺らいでいたのでしょうか。別に今の銘柄に不満もないのに。
正月休みで時間はまだまだあります。色々考えを練ってみようと思います。