臨時収入・・・投資に必死になりすぎない

 こんにちは、シーラカンスです。

 

 コロナ感染から1週間が過ぎ、昨日(水曜日)から職場復帰しました。

 

 病み上がりで体力が落ちていることを実感しつつも、トラックを運転できる喜び、仕事に行ける喜びを感じています。読者の皆様には、ご心配をおかけしました。

 

■臨時収入とクリスマスプレゼント

 さて、私の療養中に、労働組合から還付金の支給があったようです。私の分も、今日の仕事終わりに受け取りました。嬉しい臨時収入です。

 

 金額を確かめたところ、1万2000円ほどありました。

 

 おお、日給くらいある。ありがたく使わせてもらいました。

 

 このうち半分は、クリスマスプレゼント用のゲームソフトを買うのに使いました。

 

 「あ、家族にゲーム買ってあげられるじゃん、きっと喜ぶじゃん」

 

 と閃いたからです。

 

 仕事終わりに近くのイオンへ走り、ゲームを買ってきました。

 

 自分自身は昔からこうしたゲームをやらないので詳しくはありませんが、最新作のようですね。家族が大のポケモン好きなのです。先日、このゲームがほしい・・・と言っていたのを思い出し、勢いで買ってきました。

 

 クリスマスにはちょっと早いですが、喜んでくれてよかったです。

ポケットモンスタースカーレット 出典:任天堂

■「投資家として正しいか」の前に

 確かに、多少お金はかかりますが、こうした「クリスマスプレゼント」のような

 

「人に・家族に喜んでもらうもの」

 

 については、私は「ぜひとも買うべき」だと考えます。

 

 ケチるべきではないですし、また、変にケチってはいけないと思います。

 

 クリスマスは年に一回だけですし、全てを株につぎ込むような

 

 「株狂い」

 

 にはなりたくない。

 

 「なんのためにお金を集めるか」

 

 「なんのために株を運用しているのか」

 

 そこだけは、人として、見失ってはいけないと思うのです。

 

 自分と、家族の幸せのため、笑顔のためでしょう?

 

 「銭を集める」が先になっていないか? 

 

 投資に必死なあまり、大事な人を、疎かにはしていないだろうか・・・?

 

 と立ち止まる瞬間も、必要だと思います。

 

■必死になりすぎない・・・大きく運用する意識

 

 投資家としては「臨時収入はすべて投資へ」が正しいのでしょうが・・・。

 

 きっと、投資家として、私は甘いのでしょう。

 

 臨時収入があれば嬉しいですし、やっぱり多少は使いたいというのが人情というものです。また、せっかくの幸運を家族と分け合いたいという思いもあります。

 

 「欲しがっていたものを買ってあげたい」

 

 「大事な人に喜んでほしい」

 

 というのもまた、人間として健全な感情です。

 

 だって、人間だもの。感情ある生き物ですから。

 

 「臨時収入はすべて機械的に株に換える」・・・正しいよ、うん、正しい。

 

 ただ、私はそこまで投資に必死になりたくない・・・と思うのです。

 

 0か100か、でなくてもいいと思うのです。

 

 そもそも「投資」って、そんなに必死にやるものだっけ・・・?

 

 また、今回の臨時収入は元々「なかったお金」です。

 

 また、今回はある程度少額の臨時収入であります。

 

 「多少は使ってもいい」

 

 「欲しがってたゲームを買って帰ろう」

 

 これくらいのゆとりはあってもいいと、私は考えます。

 

 あんまりギスギスと投資をしたくないのです。

 

 「投資中心の生活」ではいけないのです。

 

 「生活しているついでに投資もしている」のが正しい姿だと、私は思います。

 

 全額を必死に投資しなくても、たとえ半額でも証券口座に移せれば、「総資産」は確実にプラスとなります。小さくても、確実な進歩であります。それでいいじゃありませんか。前進はしていますから。

 

 また、毎日しっかり仕事に出ていれば、給料も入ってきます。

 

 給料が入れば、また好きな株を買い足せます。

 

 チャンスは月に1回あります。焦ることなど、ないのです。

 

 そんなに必死にならずとも、毎月単位でゆったりと大きな流れで投資を続けていれば、資産はきちんと大きくなっていきます。

 

 だからこそ、あまり焦りたくないのです。

 

 というより、意識して

 

 「大きく構えてどっしりと運用する」

 

 ように心掛けています。

 

 投資効率が多少落ちたとしても、その分、長生きすればトントンじゃないですか。

 

 私たちには、時間のチカラと複利のチカラが味方に付いています。

 

 何も心配ありません。

 

■半分はドルに転換しておきました

 6000円ほど残りましたので、残りはドルに両替し、証券口座に入れました。

 

 少額ではありますが、それでも「入金して両替した」・・・「行動し、実行できた」ことそのものが大事だと思います。金額は少なくても、確実に一歩前進です。

 

 何もしなければ残高は増えませんが、入金すれば、多少でも増えますから。

 

 両替の結果、元々の「投資余力」(配当+前月の使い残し)を合わせておよそ80ドルの残高となりました。これだけあればPFE(ファイザー)やKO(コカ・コーラ)などの安めの株なら1株買えますが、月末の買い付けのために取っておきます。

 

 次の買い付けでWMT(ウォルマート・約$145)やJNJ(ジョンソンエンドジョンソン・約$178)といった、そこそこの株価の銘柄が欲しいからです。

 

 円高に振れてきたとはいえ、日本円だと、結構しますよね。

 

 きっと今日の入金分が役に立ってくれるでしょう。

 

 幸運にも臨時収入があった時、すべて投資に回すのではなく、また、すべて消費に使ってしまうのでもない。

 

 「投資家としての自分」と、「現実を生きている自分」。

 

 バランスよく、お金を割り振って生きていきたいな、と考えます。