こんにちは、シーラカンスです。
前回の記事で、「行き詰まりを感じ、色々新しいことをやって打破しようと思う」ということをお伝えしました。
別に仕事にも人生にも不満は無いのに、なぜか「行き詰まり」を感じる・・・。
一時はかなり悩んでいましたが・・・。
今日、仕事での運転中に、
「あれ、いつの間にか悩まなくなってる」
と不意に気が付きました。
「最近、気が滅入ったり落ち込んだりすることが無くなったな」と。
きっと、自分の中で色々と迷いが晴れたのだと思います。
今回は投資についてと、個人的な雑記をお伝えします。
■ピアスを開けました・・・痛くはないけど怖かった
実はあの記事を書いた後、左耳にピアスを開けました。
1か所だけとはいえ生まれて初めての経験であり、私にとっては大冒険でした。
私の場合、ピアスニードル(注射針のようなもの)と強化ガラス製の透明ピアスの組み合わせを選びました。
ピアッサーだと透明のピアスが使えず、かなり目立ってしまうためです。
ただピアッサーではなくニードルで開ける場合、
・自分の耳たぶに滅菌した消しゴムをあてがい、自分で針を刺し、
・針を抜かずにそのまま貫通させ、
・針の反対側にピアスを接した状態で押し込み、
・ピアスを貫通させる
という手順となり、かなりの度胸が必要となります。
私の場合、景気付けにビールを1本開けてから、覚悟を決めて挑みました。
意外なことに、それほど痛みは感じませんでした。
それよりも、
「針が耳たぶを切り裂いていく音が直接聞こえてくる」
恐怖感のほうがきつかったです。
サリサリサリ・・・とも、サクサクサク・・・ともつかないような音が・・・。
かなり怖かったですが、もはや後戻りなどできません。
覚悟を決め、ニードルとピアスを貫通させることが出来ました。
・「自分の耳に自分で穴をあける」
・「しかもピアッサー(一瞬で完了)ではなくニードルでじわじわと」
・・・あの恐怖に打ち勝った今、何だか大抵のことは出来そうな気がします。
怖かったですが、それでも自分が望んだこと。
決行して良かったと思います。・・・次はバンジージャンプかな?
ちなみに、このピアスですが、1度抜けてしまいました。
本来、決してあってはいけないことですが・・・。
風呂上がりに髪をバスタオルで拭いていたら、引っ掛かって抜けてしまったのです。
痛くはありませんでしたが、それよりも、
「うわ、どうしよう・・・!」「またやり直すの!?」
という焦りを感じました。
慌てて入れ直そうとしましたが、穴の出口が見つからずに、ピアスで耳たぶの中を探るような感じになってしまい、あまりの気持ち悪さに失神しそうになりました。
しかしその時は身体を拭いていて全裸でしたので、
「全裸で倒れるわけにはいかない!!」
「せめてパンツだけは履かないと・・・!!」
と何とか気をしっかり持ち、倒れずに済みました。
また、その日の仕事中、出入りしている工場の出荷係の人に
「実は、ピアスを開けたんです」
と話してしまっていたため、諦めてしまってはカッコがつかない・・・という事情もありました。
その後身体を拭き、服を着て、メガネを掛け、落ち着いた状態で何とかピアスを入れ直すことが出来ました。やはり、慌てるとダメですね。
ピアスが抜けた原因ですが・・・。
「ガラス製」という特性上、留め具が単なるOリングであり、もともと抜けに弱かったようでした。強度的に、金属製の留め具が使えないためです。
そこで後日、100均で「シリコンキャッチ」というピアスの留め具を買い、これに交換しました。
ピアスに差し込むときにかなり硬かったため、取れてしまう心配はなさそうです。
■「今までやったことのないこと」をやってみる精神は大事
これらの出来事は、言ってしまえば
「ピアスを開けただけのことで何を大袈裟な・・・」
であります。
しかし、もし私がピアスを開けることを決心していなかったら、一生経験しなかったこととも言えます。
ところで、私・シーラカンスには妹がおり、妹もピアスを開けています。
そのため、妹からその体験を聞くこともできますし、実際にピアスを見せてもらうこともできます。
また、妹の夫もピアスの経験があります。彼もまた、色々教えてくれました。
しかし、やはり
「人から見聞きした」
ことと、
「自分で体験したこと」
は、全然違います。
今回のピアスの体験であれば、
・穴をあけるときの痛みや恐怖感
・初めてピアスを付けることに成功したときの嬉しさと気恥ずかしさ
・職場で「実はピアス開けてるけど誰にもバレてない・・・」という若干の背徳感
・耳たぶを気にしながらのシャワー
・穴が安定したらどんなピアスをつけてみようか・・・というワクワク感
などなど、色々なことが「自分のこと」として降りかかってきます。こうしたことは、自分で実際に体験し、当事者になってみないと分からないものです。
私の場合、アラサーにして初めてのピアスという「特殊な例」であります。
しかし、それでも「やってみてよかった」と思います。後悔はしていません。
私個人としても、投資家としても、
・「とりあえずやってみる」
・「新しいことを恐れない」
・「自分で実際に体験してみる」
・「実践の人」「果敢の人」であり続けること
ことは大事だと考えるからです。
投資家たるもの、失敗を恐れず、大胆に新しいことに挑戦していきたいものですね。
■ボーナスが出るようです・・・「2.5か月分」とはいうけれど
今日、会社の掲示板に労働組合からのお知らせが張り出されていました。
私の会社の場合、ボーナス支給日近くになると、労働組合が
「2023年春季生活闘争妥結報告 ○○運輸労働組合執行部」
といった感じの、何だか強そうなタイトルのお知らせを張り出すのです。
それによると、私の場合、
・賞与:基本給の2.5か月分
・物価高騰対策資金:1万円支給
・昇給:2400円
となるようです。
ただ・・・。
私が勤めているのは運送会社であるため、ちょっと注意が必要です。
「基本給」が非常に安いからです。
私の場合、8万3000円。
これは運輸業界独特の慣習で、
・基本給:8万円
・各種手当:22万円(深夜残業手当、残業手当、無事故手当、大型乗務手当など)
・総支給:30万円
というように、「基本給を抑えて手当をどんどん加算する」計算方式のためです。
もちろん、総支給ベースでは他の業種に近い月給がもらえるようにはなっていますが・・・。
「ボーナスの計算レート」では非常に不利となります。
つまり、「基本給2.5か月分」などと景気の良いことを言っているように見えても、実は一般の工場などでいう「基本給1か月分」くらいと同等・・・ということになるのです。
それでも、この業界では「ボーナスが無い」「あっても寸志」の会社の方が多いですから、もらえるだけホワイト企業なのかもしれません・・・。
早速、今回発表された賞与の計算レートと自分の基本給などを計算し、手取り予想額を割り出してみたところ、どうやら17万円くらいはもらえるようです。
これだけあれば、かなり助かりますね。
■このボーナス、どう使う?・・・「自分の心の声に従え」
しかし問題は、「このお金をどうするか」。
実は、元々悲観的な予想をしていたため、想定よりも4~5万円ほど多かったのです。
買いたい株も、やりたいことも、物欲はそれなりにあります。
今回もらえるボーナスをどう割り振れば、自分は幸せになれるだろう・・・?
色々と考えてみたところ、
・オークワの株を取得したい(8217):約8万3000円
・ふるさと納税しておきたい:約4万円
・日本フエルトの株でも買おうか:約4万2000円
・バンジージャンプでも飛ぶか(岐阜・215m):2万8000円
・車のバッテリーでも換える?:約5000円
・車の冷却水を全交換してみる?:約1万円
・セイコー5(機械式時計)を買う?:約2~5万円
・・・などなど、思いつくことはいくつかあります。ただ正直なところ、
・日本フェルトの株:製品に触れる機会がない
・バンジー:ピアスが安定するまでは無理(一度は飛びたい)
・車の整備:別に月給からでも用意出来る
・腕時計:買ってもつける習慣自体が無い
・貯金:だったら株を買う方が有意義
・というかそもそも「欲しいもの」がそんなに無い
など、「別に今じゃない」理由ばかりが思い浮かびます。
個人的にオークワ(8217)に思い入れがありますから、株はぜひとも取得したいと思いますが・・・。
なんかもう正直、
「日本株を買いたいという欲望」は十分に満たされた
ような気がします。
既に福井のスーパー「プラント」(7646)の株は取得できましたし、
このボーナスでオークワ(8217)の株も取得するつもりです。
これら2社が、私の「優待株が欲しい」という欲望を満足させてくれたのです。
両社とも地域密着のスーパーであり、そうそうおかしなことにはならないでしょう。
特にオークワは赤字を出したようですが、私はむしろ買い時だと思っています。
赤字の理由が「光熱費の高騰」と「新規出店に費用がかさんだ」というものであり、別に集団食中毒を出した訳でも、店長がクレーマーを殴ったわけでもないからです。
言ってしまえば、
「本業とあまり関係が無い要因での赤字」
だからそれほど気にならないのです。
そもそも「近所のスーパーが赤字を出した」からと言って、お客さんは買い物に来なくなる、というわけでもありませんし・・・。
それほど心配は無いでしょう。
日本株で「高配当」を狙おうかとも思いましたが、
「だったら米国株でよくね?」(=連続増配50年などの実績ある企業が豊富)
と思ってしまいますし、日本株特有の「100株単位」という「ロットの大きさ」も気になります。もちろん「単元未満株」などはありますが、やはり米国株の「1株単位」に私は魅力を感じます。
色々考えてみた結果、
・オークワ(8217)を100株取得する:約8万3000円
・ふるさと納税を決行する:約4万円
・残りのお金で米国株に復帰する:約5万円
あたりが現実的かつ、自分自身が納得できる「解」だという結論に達しました。
「・・・もう一度、米国株をやってみよう」
そう、思えたのです。
■「買った後に満足できるか?」という視点
今の季節はとても蒸し暑く、汗だくになりながら毎日仕事をしています。
私・シーラカンスは朝3時からトラックを運転し、工場で積み下ろしをしています。
涼しいかと思いきや、かなりジメジメしています。朝から汗だくです。
私の仕事で特に忙しいのは朝7時台、あるプラスチック工場での積み込みです。
退出時間がシビアであり、一刻一秒を争う勢いで、猛烈に積み込みをしていきます。
屋根のあるトラックバースとはいえ、暑いものは暑い・・・。
汗だくになりながら、猛烈に積み込みをしながら。
「この時間だけ乗り切れば・・・!」と、必死に作業に取り組みながら。
そんな辛い状況にあって、それでも、
・「ああ、でも私、あの株を買えたんだよな」
・「思い切って取得して良かったな」
・「ずっと欲しかったんだよね」
と思えるかどうか。
これが私の「ボーナスを使う時の判断基準」です。
実はこれは、「次の給料で買う株」を決めるときと同じ基準であります。
この基準で考えたとき、先の
「オークワ・ふるさと納税・米国株」
が自分にとって満足できるだろう・・・と確信したのです。
■せっかく頑張ったのだから残したいですね
普通の会社員が投資をするとき、その原資はほとんどの場合、給料だと思います。
「給料は、命を削って作ったお金」であります。
「給料は、自分の血と汗が染み込んだお金」であります。
このブログでは何回もお伝えしている表現ですね。
大げさかもしれませんが、それくらい貴重な資源なのです。
給料だけでなく、賞与もまた同じだと私は考えます。
せっかく頑張って働いたのですから、無駄にせずに株などを買うことで後々に残せるといいですね。売らない限り、きっと一生、自分を助けてくれるでしょう。
■もう一度米国株を買おうと思えました
私の場合、「シーラカンス財団」と名付けたポートフォリオを組み、
「米国株80%・定期預金20%」
を目安に投資をしていました。
ただ最近は投資に迷いを感じたため米国株を休み、国内優待株を集めていました。
ここ2か月くらい悩み苦しみ続けてきましたが、やっと、
「米国株も買おう」
と思えるくらいまで気力が回復してきました。
今回いろいろ悩んだことで、「米国株に偏らす、国内株も投資に取り入れる」ことを学ぶことが出来ました。
投資家として、幅が広がった気がします。
アドバイスを下さった読者様、このブログを読んでくださる方。
本当に、ありがとうございます。
何とか、投資を続けていけそうな気がします。
ボーナスが入ったら早速株を取得し、「株を買いました報告」をお伝えしたいと思います。