他人と比べない・・・自分なりの投資を

 こんにちは、シーラカンスです。

 

 今回は、「身長と投資」「他人と比べない」について書きたいと思います。

 

■身長は低いけど・・・そんなに不便? 気にする?

 

 突然ですが・・・。

 

 私・シーラカンスは、男性としてはかなり小柄です。

 

 治療が必要なほどの低身長ではありませんが、それでもかなり小柄です。

 

 実は、私の身長は160㎝もありません。

 

 

 

 しかし、私・シーラカンスはそれほど気にしていません。

 

 自分でどうにもできないことを悩むのは無駄でしかないからです。

 

 アドラー心理学でいうところの「課題の分離」ですね。

 

 

 

 悩んだところで身長は伸びません。

 

 嘆いても仕方ありません。時間の無駄です。

 

 そもそも私自身が、不便を感じていません。むしろ、

 

・初対面の人に一発で覚えてもらえる

・見た目の威圧感がゼロであり、話しかけてもらいやすい

 

 などのメリットを感じています。何も個性がないより、はるかに良いでしょう。

 

 私・シーラカンスは小学1年生の頃から「背が低い」という状態が「標準」ですし、身長について、特に何も思わないのです。

 

 だって私にとっては「普通」ですから。

 

 

 

 幸いなことに私・シーラカンスは五体満足であり、指もちゃんと動きます。

 

 身体が小さくても仕事は出来ます。大型トラックも、路線バスも運転できます。

 

 服や靴もサイズが小さいため探すのが少々難しいですが、それでも普通に買えます。

 

 ブログを書き、投資も出来ています。

 

 ご飯もちゃんと美味しく食べられます。内臓も健康です。

 

 投資をするには多少なりとも思い切りや度胸が必要ですが、これは体格に比例するものではありません。その人の性格であったり、興味であったりの問題です。

 

 私の人生で、「背が低い」ことは何も問題にはならないのです。

 

 

 

 ところで、私・シーラカンスは、トラックの運転手として働いています。

 

 このブログではよく仕事について書いていますので、「知ってるよ」という読者様も多いかもしれませんね。

 

 基本的に、運送会社では採用の際、身長の高い・低いは一切問いません。

 

 もちろん、国籍も、性別も。年齢も問いません。

 

 問われるのは「仕事をする気があるかどうか」です。

 

 身長が無くても、体力が無くても、男性でも女性でも、何も問題ありません。

 

 背が高くて体力があるならあるなりの仕事が、小柄で体力が無いなら無いなりに、出来る仕事があるからです。

 

 例えば、

 

・パレットに積まれた貨物をフォークリフトで積む。

 

・鋼材をユニックで積む。(重すぎてそもそも人力では積めない)

 

・工作機械を床上クレーンで積む。

 

・ガソリンなどの液体をパイプラインからタンクローリーに積む。(ホースをつなぐ)

 

・新車をキャリアカー(乗用車を7台くらい積めるトレーラー)で輸送する。

 

 

 など、体力をそれほど必要としない仕事も多いのです。また、運行管理や通関、経理などの内勤の仕事もあります。

 

 

 

 

 会社に普通に採用され、毎月きちんと勤めて稼げている。

 

 「少し身体の各部分の寸法が短い」だけのことであり、全くの健康体である。

 

 頭脳も普通程度にあり、ちゃんと歩けるし、走ることもできる。

 

 周りの人も普通に付き合ってくれる。雑談も出来る。

 

 そう考えたとき、

 

・「そんなに身長って気にするものなのかな?」

・「そんなの人それぞれだし、単に寸法が違うだけ」

 

 と感じるのです。

 

 身長・・・体の全長が1.5ⅿだろうが、1.8ⅿだろうが、そんなに違うか? と。

 

 同じ種族なんだし、

 

 「どんぐりの背比べ」

 

 でしかないだろうと・・・。

冷静に考えると、大して差が無い・・・出典:いらすとや様



■投資も同じかもしれない

 身長と同じようなことが、投資の世界にも言えるかもしれません。

 

・毎月50万円以上を入金できる人がいます。

 

デイトレで短時間のうちに大きく稼ぐ人がいます。

 

・財閥系企業に勤め、月給の8割近くを投資に充てるという人もいます。

 

 ただ、私は思うのです。

 

 「他人と比べても仕方ない」と。

 

 毎月の給料はほぼ変わらず、来月から2倍になるなんてことは無いのです。

 

 デイトレをやってみたらたちまち大勝ちする・・・なんてこともないのです。

 

 人生を最初からやり直すことも出来ません。

 

 過去に戻ることも、過去を変えることも出来ません。

 

 資金力、状況、資格、職歴、容姿などなど・・・。

 

 泣いても喚いても、現実は急には変わらないのです。

 

 

 

 他の人と比べて嘆いたり、羨んだりしても無駄でしかありません。

 

・「今、自分が持っている手札でどう戦っていけるか」

・「じゃあ今、何が出来るのか」

・「自分が出来そうな方法は無いか」

・「じゃあ、どうやったら投資資金をより増やせるのか」

 

 を考えるほうが建設的だと考えています。

 

 過去と他人は変えられませんが、未来と自分は変えることが出来るからです。

 

 

 

 毎月に投資できる金額も人それぞれです。

 

 毎月50万円投資している人がいたとしても、何も気にすることはありません。

 

 毎月3万円でも5万円でも、自分が出来る範囲で投資を続けていれば、それだけでもう大成功だからです。

 

 既に「大きく勝っている」と言っていいでしょう。

 

 ・・・なぜか?

 

 「本来なら無かったお金」だからです。

 

 もし投資をしていなかったら、そのお金は生活費や浪費に消えていたでしょう。

 

 貯金をしていたとしても、新車の頭金などとして消えてしまっていたでしょう。

 

 あるいは、パチンコで全額スってしまったかもしれません。

 

 また、毎月投資資金を用意できるということは、

 

・「節約が出来ている」

・「給料全額を使い切らない理性がある」

・「未来のことを考えている」

 

 ということの何よりの証であり、とても誇らしいことだと思うのです。

 

 だからこそ、いたずらに他人と比べず、自分が出来る投資を続けるのがいい・・・と私は考えます。

 

 投資対象は極端に危険なものでなければ、この際、何でもいいでしょう。

 

 米国株、日本株、優待株、ETF、債券、不動産、貴金属・・・。

 

・「資産として残る」

・「自分の性格に合っている」

・「自分がその商品を好きで興味を持てる」

 

 なら、どの商品を選んでも良いと思います。

 

 「少しでも投資をしている」は、「何もしていない」よりはるかに良いからです。

 

 1円でも増やせていれば「その運用は成功」だからです。

 

 

■投資資金の大小を気にしない

 またある意味、投資金額が多いだの少ないだの・・・ということ自体、

 

 「どんぐりの背比べ」

 

 でしかないのかもしれません。そもそも投資をする理由は

 

・「自分と家族の未来のため」

・「将来の安心のため」

 

 などであり、

 

 「他人と資金力を競い合うため」

 

 ではないはずです。

 

 比べること自体、意味がないと思います。

 

 またあくまでも、その投資資金は「現在時点でその金額」でしかありません。

 

 1億円を運用している人がいたとしても、来年には大損しているかもしれません。

 

 また逆に自分の運用資金が100万円だったとしても、毎月株を買うなどの投資を続けることで、来年の同じ日には200万円を運用しているかもしれません。

 

 この場合、「100万円から200万円になっただけ」のことですが、その人にとっては

 

 「資金力の倍増」

 

 となります。10年後には1000万円を運用しているかもしれません。

 

 それだけ安定して資産を増やしていける人ということは、恐らく危険な手法は取らず、堅実な投資手法を取っているのでしょう。また、「コツコツと投資を続けられる人」なのでしょう。

 

 

 このように、資金力が無くても「今の資金力が少ないだけ」という話であり、10年後には大きな資産を運用している可能性が十分にあります。だからこそ、

 

 「今の資金力が少なくても、毎月の投資金額が少なくても、気にすることはない」

 

 と考えます。

 

 むしろ気にするべきことはポートフォリオです。

 

 安定して、長期にわたって付き合える銘柄・投資商品を選び、安定的に資産を作りたいものです。大儲けは出来ない代わりに、大損も避けられます。

 

 私自身、今は米国株は休んでいますが、保有は続けています。

 

 (※優待株を先月から集め始めています・・・何銘柄か取得したいです)

 

 放置状態ですが、株価の変動が緩やかであり、安心していられます。

 

 個人的には投資の主力に、米国の必需品株(KO,PG,JNJなど)をおすすめします。

 

 業績もブランド力も強いですし、配当金も素晴らしいです。株価の値動きも、債券かのように緩やかです。

 

 安心して付き合えるでしょう。

 

 ただ、米国株は

 

・決算書類が発送されない

株主優待が一切ない

株主総会に呼ばれない

 

 など、「投資している実感が弱い」という弱点があります。

 

 そのため、日常生活へのスパイスとして国内優待株を何銘柄か持ってみることをオススメします。投資の幅も広がり、面白いと思います。

 

 「米国株メインで配当を受け取り、優待株で株主優待を楽しむ」

 

 という状態を、個人的にオススメしたいです・・・日米のいいとこ取りですね。

 

 他人と比べず惑わされず、自分好みのポートフォリオを組み、自分に出来る範囲で投資を続けていきたいですね。