こんにちは、シーラカンスです。
遅ればせながらマイナポイントを申請し、nanacoポイントとして15000円を受け取ることが出来ました。
今回は「マイナポイントとnanaco」についてです。
■nanacoアプリを入れてみた
先日スマホが壊れたため、急遽iPhoneを使い始めることになりました。今まではXperia一筋でしたので、未知の体験でした。
最初は「えー・・・」と思いつつ設定をして使うことにしましたが、実際に使ってみると案外使いやすく「もっと早く使えばよかった」と感じました。やはり人気があるものにはそれなりの理由があるのですね。
変に敬遠せずに「とりあえず試してみる」のが大事ですね。
さて、せっかくiPhoneを使い始めたということで「ウォレット」(Apple Pay)を使ってみることにしました。いわゆるおサイフケータイのようなものですね。
私の場合クレジットカードを使わない(カードの使い過ぎで債務整理した経験があるため・・・たぶんまた作れるとは思うけど怖い)ため、電子マネーとVISAプリペイドを入れました。入れたのは
・VISAプリペイド(iDとして使えます)
・Suica(正直メリットはありませんが汎用性が高いため)
・nanaco(主に燃料費やセブンイレブンでの買い物に)
の3種類ですね。かなり遅くはなったものの私も「スマホ決済」デビューです。実際に100均や自販機、コンビニで使ってみましたが・・・やはり便利です。
やっとキャッシュレスの波に乗れた気がします。
やり方を工夫すれば、クレジットカードを使えない・使いたくない「現金主義」の人でもキャッシュレスを実現できます。おすすめです。
あとこれは個人的なものですが・・・。
スマホでピッと支払うと、何だか「都会の人」という感じがして心の中でちょっと感動しています。バカにされそうで恥ずかしいから声には出しませんが。
■マイナポイントを申請してみました
せっかくキャッシュレスの土台を整えたということで、マイナポイント申請に目が行きました。
mynumbercard.point.soumu.go.jp
調べてみると・・・。
3種類の申請項目があり、全てを了承すると20000円を電子マネーやポイントという形で受け取れることが分かりました。何をしたらポイントがもらえるかというと、
・「マイナンバーの新規取得」:5000円(これだけもらい方が違います)
・「健康保険証として使ってもいいよ」:7500円
・「給付金はこの口座に振り込んで(口座登録)」:7500円
この3つに同意すると最大20000円がもらえるというわけです。
ちなみに「マイナポイント」というポイントが存在するわけではなく、自分が「この電子マネーで受け取りたい」というものを選び、その電子マネーのポイントが加算される・・・という仕組みで受け取れます。
mynumbercard.point.soumu.go.jp
申請については、
・スマホ
・マイナンバーカード
・マイナンバーのパスワード(4桁の数字)
・公金受け取りに指定したい口座の口座番号
があればすぐに出来ます。アプリを入れたり入力したりと多少の手間はありますが、それでも15分もあればできます。
私の場合はnanacoと地元のドラッグストアの電子マネーで迷いました。
色々考えましたが、
・nanacoでドラストの支払いは出来るが、逆は無理
・ドラストのほうがお得だけど、そこでしか使えない
・仕事中にトラックで立ち寄れるコンビニはセブンイレブンしかない
・ガソリン代をnanacoで払っている(※キーホルダーnanaco)
ということで、nanacoで受け取ることにしました。
ちなみに「マイナンバーの新規取得」のポイントだけは、受け取り方が特殊です。
自分が受け取りに選んだ電子マネーに20000円チャージする(または20000円分の買い物をする)と、5000円分のポイントを加算する形で受け取れます。
健康保険証と公金受け取りの申請でもらえる15000円分については、割とすぐに受け取れます。
nanacoの場合は
・2~3日後にセブン銀行のATMかレジで「残高照会」
・「センター預かり分」としてポイントが反映される
・nanacoアプリかレジで「ポイント交換」(ポイントを電子マネーに変換)する
・ポイントをnanacoとして使えるようになる
という感じで受け取れます。電子マネーによって受け取り方は様々です。
恐らくですが、政府はこの機会にキャッシュレスを普及させたいのでしょう。
すべての取引が記録されるため脱税できませんから、税金を徴収するほうとしては都合が良いわけです。デジタル化も促進できます。
・一般市民は買い物が便利でお得になる。
・脱税する人にとってはやりにくくなる。
・国としては所得や売り上げが捕捉しやすくなる。
合理的と言えば合理的ですね。
■危なくないの?・・・抵抗しても無駄な気がする
マイナンバーに対し、不信感を持つ人は多くいます。
そのためマイナポイントは申請したくない、政府を信用できない・・・。
よく分かります。私自身「どうせ漏洩するんだろ?」と思っていますから。
でも、私は思うのです。
「抵抗しても無駄じゃね?」と。
結局のところ、マイナンバーは全国民に既に割り振られているわけです。
健康保険証としての利用も進むでしょう。
ちなみに社会保険の場合、保険証は今まで通りに発行されるそうです。
また公金の受け取りについても、申請書に口座情報を書いて行政に提出することで、どっちみち知られるわけです。
口座情報が知られるとしても、
・国税局と警察が本気を出せば丸裸にされるのは今も同じ
・会社員の場合は既に所得はガラス張り
・証券もマイナンバーを提出しており、調べようと思えば調べられる
ことを考えれば、普通の会社員であればデメリットは無いでしょう。
だってすでに丸裸ですから。ガラス張り、隠しようがありません。
だから私は、「デメリットはそれほどない」と判断して申請しました。
■財務省は税金で取り返そうとするはず
税金を国民の利益になることに使う場合、財務省は後で回収しようと躍起になります。定額給付金やバラマキなど「国民が得になること」をする場合、その後に増税するのはお決まりのパターンです。
ゆくゆくはマイナンバーカードの所持が義務化され、不携帯や未申請には刑事罰も課されるかもしれません。そうでなくとも、なし崩し的に普及させるでしょう。
そう考えると「刑事罰やデメリット、増税だけ押し付けられる」よりは、少しでも国から何かを回収したほうが良いと思うのです。
どうせ不利・不都合を押し付けられるなら。
少しでも自分の利益を回収したほうが良いと考えます。
「自分が得していないのに増税」は納得できませんからね。
マイナンバー反対派がごねたとしても、政府から
・「あれだけマイナポイントをあげると何年も告知した」
・「もらってないとか知ったことではない、増税を受け入れろ」
と反撃されるのは目に見えています。
変に抵抗せず、
「ルールの中で自分が有利なように立ち回る」
のが良いと思います。「もらえるもんはもらっとけ」の精神ですね。
■ガソリン代の払い方を変えようと思います
ところで、私・シーラカンスはガソリンをENEOSで入れています。
支払いは「キーホルダーnanaco」でしています。
ただ、せっかくiPhoneでnanacoを使えるようになりましたので、キーホルダーnanacoをやめてモバイルに一本化しようと考えています。
キーホルダーnanacoは便利ですが、
・「これって故障したらどうなるんだろう」
・「パスワードとかも設定した覚えないし」
・「あれ、もしかして泣き寝入り?」
・「何とかなったとしても、結構時間がかかるのでは?」
と危機感を覚えたのです。アプリ版であればIDとパスワードがあれば復旧できますが、キーホルダーnanacoの場合はそのあたりが不透明だと気づいたのです。
投資家たるもの「お金に関するリスク」には敏感でなくてはいけません。
それは資産管理だけでなく、日常生活にも当てはまる考え方です。
私の場合は一か月のガソリン代として1万5000円をチャージしています。これが消滅してしまうと結構なダメージを喰らいます・・・。
ということで、来月からはアプリ版のほうにチャージをしてリスク低減をしようと考えています。
■同じことをするだけでは変化は生まれないから
iPhoneを使うようになってから、電子マネーやマイナポイントなど「新しいこと」に興味を持つようになりました。
今まで使っていたスマホになかった(あったけど気づかなかった・使っていなかった)機能を知り、試してみると、さらに興味のあることが出てきます。好循環ですね。
「スマホが壊れた」のは確かに不運なことでしたが・・・。
自分の身の回りの持ち物が変わったことで、今まで気にしなかったことに目が行くようになりました。
やはり、同じことをして同じものを使って同じ過ごし方をして・・・では変化は生まれないんだなと実感しています。
意識して新しいものを取り入れ、試してみて、使ってみようと思います。