こんにちは、シーラカンスです。
ほとんどの方は、給料日が月に1回だと思います。
ということは、株を買うといっても、チャンスは月に1回ということです。
今回は私、シーラカンスの思い付きを書きます。
■株を選ぶのも楽しい
米国株は日本株と違い、1株から買えます。欲しい株を手に入れるのは楽しいものです。もちろん、私も同じです。
ただ、やたらに何十銘柄も買い入れするわけにもいかないため(それならETFでいいじゃん、となります。手数料も安く、リスクも下がります)、
「ポートフォリオ」
を決める必要があります。
銘柄数や取れるリスク、その人の専門分野・知識によってさまざまですが、私の場合は16社に均等投資していくと決めました。
■あとは決まり通りに
ポートフォリオを構成する銘柄・割合を決めたなら、あとはひたすら「買い増し」となります。買うと決めた株を、自分が望む割合になるように買っていきます。
自分で調べ上げた珠玉の銘柄たちですから、もう迷いはありません。
株価の上がった・下がったも気にしません。
配当を得るためにはどのみち買うしかありませんし、消費と違い、「資産」として未来に残るからです。
毎月の給料日時点で、自分の保有銘柄の中で最も評価額の低い銘柄を買い足します。毎月違う株を買うことになるためにタイミングが分散され、極端な高値掴みなどのリスクを軽減できます。
■次の給料日まで、出来ることは一切ない
株の買い足しが終わったら、もう出来ることはありません。保有銘柄の株価が上がろうが下がろうが、どうしようもありません。一応、ヤフーファイナンスで自分のポートフォリオは確認はしますが、出来ることがない以上、「へー・・・まあ、どうでもいいけど」としか思いません。
だってどうしようもないし。どこか他人事です。
こんな突き放した距離感で株に取り組んでいます。トレーダーではないので株にべったりになりたくありませんし、株の勉強を頑張ったり、取引を頑張ったりしたところで利益が必ず上がるわけでもありません。
そもそも、「トラックの運転手」という、そこそこ長時間労働の仕事をしているため、そこまで株に没頭してもいられません。
■長期投資のいいところを生かす
こんな雑な運用姿勢でもどうにかなっているのは、私、シーラカンスが「長期投資」を選んだからです。「株を買う→保有だけ続ける(=放置)」しかやることがないため、本業がありながらでもうまくいっています。
売却益を取ることもないために株価上下に血眼になることもありません。
株数を増やしていき、配当金を待つだけなので、非常に穏やかな投資です。堅実な大企業の株しか保有していないため、安心して日常生活を送れます。
種をまき、育て、収穫する・・・。農耕民族的な投資手法です。野菜というよりは、果樹園のイメージが近いかもしれません。木を育て続け、果実を毎年収穫する感じでしょうか。
「堅実な企業」の集まり・・・手放す理由がありませんので持ち続けます。 日々の営業活動や生産活動は、各社の優秀な社員さん達がやってくれます。自分自身が何かをする必要はありません。
「自分ではなく、資産に働いてもらう」・・・資本家の王道です。「やることがない」状態こそ、長期投資の醍醐味であり、正しい姿だと思います。
優良なETFの積み立てを選ぶ場合は、自動積立なども可能となり、さらに簡単に長期投資に取り組めます。買いたい銘柄が特にない方、さらなるリスク低減を考える方にはこちらもおすすめです。
私、シーラカンスは個別株専門のため、ETFについては、ぜひ色々なブログを探して調べてみてください。ETFに詳しい、優秀なブロガーさんが多くいます。
個別株とETF・・・どちらを選んだとしても、やることは「買い増し」と「保有を続けること」だけですので、一生続けられます。
自分は本業でバリバリ働きながら、資産にも働いてもらう・・・。
投資手法に迷いのある方、まだ定まっていない方に、ぜひおすすめしたい手法です。