株価が気にならなくなってきました

 こんにちは、シーラカンスです。

 

 最近、自分のポートフォリオを見ることが少なくなってきたように思います。投資を始めたころはやたらと確認していましたが、最近では興味が薄れてきました。

 

■株価への興味が無くなってきました

 最近では、新しく株を買い入れたときに計算する程度で、日常でポートフォリオを確認すること自体が少なくなってきました。

 

 そもそも私がやたらに株価を気にしたところで株価は上がってくれません。

 

 基本的に売却も考えませんから、正直なところ、「どうでもいい」とさえ思っています。

 

 あくまでも、

 

 「ある程度の株価を維持しつつ、配当をくれればそれでいい」

 

 としか考えていないからですね。

 

 もちろん、私の給料日に合わせて株価が安ければ「買いやすい」ために嬉しいですが、それだけのことです。

 

 投資を本格的に始めて1年半くらいが経ち、「株を持ち続ける」ということにやっと慣れてきた・・・という証なのかもしれませんね。

自分のポートフォリオに自信があります 出典:いらすとや様



 今後数十年の付き合いになるのに、日々の株価に右往左往したってしかたありません。また、米国株は為替にかなり左右されます。気にするだけ無駄です。

 

 「私はこの投資先を信じる!」 

 

 そう覚悟を決めれば、落ち着いて株と向き合えます。

 

■信頼できる会社の株しか持っていません

 今私は、米国株を中心に投資をしています。

 

 具体的には米国株12社、英国株4社、日本株2社(優待狙いです)、それと地元信金の定期預金・・・という形でポートフォリオを組んでいます。大体、「株80%・現金20%」を目安に投資を続けています。

 

 私の保有銘柄は基本的に、キラキラしたものはありません。むしろ「債券のように退屈な銘柄」「米国株投資家だったら大体持ってるよね」という、ありきたりなものを主力としています。

 

 例えば、

 

・KO(コカ・コーラ

・PG(プロクターアンドギャンブル

・XOM(エクソンモービル

・UL(ユニリーバ

・PM(フィリップモリス

 

 などですね。基本的に私・シーラカンス

 

・「日常生活に密着した製品を扱う会社」

・「人間の快楽や苦痛緩和に直結する製品を作る会社」

 

 を選んでいます。つまり、「誰もが欲しがるものを作る会社」ということです。

 

 みんなが製品やサービスを欲しがるのですから、売り上げが立ちます。

 

 売り上げが立つのなら、よっぽどのことが無ければ倒産しません。

 

 会社が無くならない限り、何も心配ありません。

 

 会社が続き、売り上げが増える限り、配当も増えます。

 

 だからこそ、「ある程度放っておいても大丈夫」なのです。

 

■私が求めるのは「株価」ではなく「株数」

 ところで、配当金の支払い額は、どのように決まるのでしょうか。

 

 「株数×1株当たりの配当金」

 

 です。つまり、

 

 「株を持っている人ほどいい思いが出来る」

 

 ように出来ています。

 

 これは世界共通かつ絶対のルールであり、

 

・「あの株主は役員の息子だから配当金は3倍で」

 

・「あの国の株主は物価が安いんだし、配当金は半分で良いだろ」

 

 なんてことはあり得ないのです。株主の属性には一切関係なく、あくまでも保有する株数に応じた配当金が支払われます。

 

 10株持っていれば10株分の、1万株持っていれば1万株分の配当金が受け取れます。

 

 この権利は、株を手放さない限りは一生続きます。

 

 元手を潰すことなく、お金がお金を生むのです。

 

 こんな面白いことはありません。

 

 私にとって優良株は「レアカード」です。できれば一生持ち続けたいですし、事情があって売却しても、また買い戻すでしょう。手放すのは惜しいと感じます。

 

 せっかくの「レアカード」ですから、出来るだけたくさん集めたいものです。

 

 集めれば集めるほど、「配当」という形で結果が返ってくるからです。

 

 そのため、私は既に保有している株の「株価」は気にしません。

 

 気になるのは「株数」だけです。

 

■「売らない」と決めていれば楽です

 「株は買うだけ、売るつもりはない」と決断していれば、面倒から解放されます。

 

 株を売れば、税金を考えなくてはいけません。

 

 利益や損失も考えなくてはいけません。

 

 株を売った後にどうするかを決めなくてはいけません。

 

 今までの投資先に勝る、優良な投資先なんてあるのでしょうか。

 

 また下調べの日々です。実地調査や資料集めも必要かもしれません。

 

 ・・・これって本当に「不労所得」ですか?

 

 

 

 株を買って持つだけであれば、これらの面倒はありません。

 

 ただただ、毎月の給料から、自分がこれと見込んだ株(投資対象)を買い入れるだけで良いのです。月にたった1回の作業、簡単なことです。

 

 あとは投資先の社員さんが必死に利益を上げてくれます。私たちはただただ「株を持って待ち続ける」だけでいいのです。逆に言えば、何もできることなどありませんから・・・。

 

 株を買ったら、後は普通に働いたり家事をしたり、自分の日常生活を送ればいいだけです。優良な株を買っている限り、何も不安はありません。

 

 (むしろ、不安があるのなら、そんな会社の株を選んではいけません。)

 

 

 

 その後、気づいたら配当金が入金されています。

 

 自分の知らないうちに、少額とはいえ、お金が増えているのです。

 

 株数が増えれば配当金も増え、再投資も出来るようになります。

 

 これって、すごく楽ではありませんか?

 

 「株を買って、持ってるだけ」で成果が出るのですから。

 

 確かに短期売買と比べたら利益は少ないでしょう。

 

 しかし、「ゆったりとした投資人生を送れる」というメリットの方が大きいと、私は感じています。特に、忙しく働く普通の会社員の人には、かなり相性がいい投資法だと思います。

 

 ゆったりと長期を見据えた投資・・・おすすめです。