こんにちは、シーラカンスです。
今月も予定通りに株を買えましたので、それについてお伝えします。
■今月のお買い物
・PM(フィリップモリス)2株:@$99.82
・XOM(エクソンモービル)2株:@$96.21
今月はこの2銘柄を買いました。
私、シーラカンスは毎月の給料日ごとに、「自分が持っている株の中で最も比率の低い銘柄」を買い付けています。米国個別株で有名な「バフェット太郎」さんの手法、いわゆる「バフェット10種」を参考にした投資手法です。
「比率の低いものを買う」と決めているため、自動的に買い足す銘柄が決まって便利です。また、それぞれの銘柄の買い付けタイミングが機械的に分散されるため、極端な高値掴みや集中投資を防ぐことができるため、おすすめの手法です。
■買った後の比率は?
このようになりました。だんだんバランスが良くなってきています。
■次は何を買う?
ポートフォリオの比率から考えると、
・KO(コカ・コーラ):3.49%
・WMT(ウォルマート):3.48%
の2銘柄になる予定です。
■KO(コカ・コーラ)って?
世界最大の清涼飲料水メーカーです。ほぼすべての国で流通しています。コカ・コーラを置いていないコンビニやスーパーはあり得ないと思うほど、ありとあらゆる店舗で見かけます。
世界的に見てもかなり人気の飲料で、米国外での売り上げが6割を超えます。また、発展途上国に行く人にとっては、「衛生的な工場で充填された、安心して飲める水分」として生水の代わりに飲む人も多いようです。
コカ・コーラ=美味しい、安心というイメージがありますね。
「コカ・コーラ」や「ファンタ」が有名な製品です。また、日本では「綾鷹」や「ジョージア」などの飲料も人気です。
また、連続増配60年の「配当王」でもあります。
「ガンガン稼ぐ、ガンガン配当!」という、非常にアメリカらしい企業です。配当性向がすでに76%近くと高いために大幅な増配は期待できないものの、世界一の飲料メーカーであり、安心して保有していられます。
コカ・コーラは味を変える必要がない(過去に味を変えたところ、売り上げが激減したことがあります)ため、工場で同じものをひたすら作ることになります。
そのため、タバコと同じ(味を変えたら怒られる・同じものをずっと作ることが求められる)で設備投資をあまり必要とせず、より配当に還元することができます。
飲んで美味しい、保有して美味しい・・・素晴らしい銘柄だと思います。株価も60ドル前後と買いやすく、初めて米国株を始める方に特におすすめしたいです。
■WMT(ウォルマート)って?
世界最大の小売りチェーン店です。世界中に11000以上の店舗を構え、規模を生かした薄利多売で人気があります。売上高2位のコストコ(COST)の3倍もの売り上げがあり、圧倒的な強さを誇ります。
”Everyday,Low Price”を掲げる、庶民の味方です。特に米国では重要な生活インフラと考えられており、「一般消費財」(小売り・・・アマゾン、ナイキなど)ではなく、「生活必需品」セクターに分類されます。
日本では西友を子会社化していました(現在も西友株の15%を保有しています)。
私、シーラカンスもたまに行きますが、冷凍食品と精肉が充実していると感じます。売り場も若干アメリカンな感じがするのは私だけでしょうか?
配当利回りは1.65%と高くはありませんが、これは株価上昇が早く、増配が追い付いていないためです。
配当性向は35%前後とまだまだ余裕があり、増配が期待できます。連続増配49年を誇り、「配当王」(連続増配50年)まであと少しです。
また、キャッシュフローが潤沢であり、豊富なキャッシュを生かした自社株買いに熱心な企業でもあります。自社株買いをすると流通する株数が減るため株価が上昇し、既存株主にとって利益となります。
創業者のウォルトン一族が全株式の48%近くを握っており、株主でもあり経営者でもあるため、投資家の利益を考えた経営が期待できます。株主に不利益なことをすれば、自分たちにも被害が及ぶわけですから・・・。これはオーナー系企業の株を持つメリットだと思います。
食品市場、小売市場は今後、人口増加によって拡大が予想されます。また規模を生かした価格の安さは、世界中で支持を集めるだろうと考えます。通販が発達しているとはいえ、日々の生鮮食品をスーパーに買い物に行く・・・というのは変わらないと思います。
人が生活する限り、スーパーは求められるため、業績が極端に落ちるということは考えにくく、安心して保有できます。
派手さはないものの、堅実で底硬い銘柄であり、おすすめです。