固定費の見直し 投資・借金返済について

  お久しぶりです、シーラカンスです。

 

 なかなか更新できず、失礼しました。

 

 今回は固定費の見直しについて書こうと思います。

 

■固定費を見直して投資資金を増やそう

 投資を始めると、「もっと投資したい」という気持ちが出てきます。ただ、そのためには「収入を増やす」か、「支出を減らす」のどちらかが必要です。

 

 収入を上げるには、

 ・副業する

 ・残業する

 ・休日出勤に応じる

 ・出世する

 ・FXやトレードなどの「投機」に挑戦する

「投機」はやめたほうが・・・ 出典:いらすとや様

 

などが考えられますが、体力的に限界があったり、時間がかかったり、再現性に乏しいなどの欠点があります。

 

 そのため、私、シーラカンスは「支出を減らす」ことをお勧めします。

 

 そう聞くと「使っていない電気は消す」、「水道は出しっぱなしにしない」・・・などの節約を考えがちですが、まず手を付けるべきは固定費の見直しです。

固定費を見直すとドカーンと節約できます 出典:いらすとや様

 

 固定費は一回見直せば、効果が大きく、またずっと続きます。

 

■見直せそうな固定費って何がある?

 人により、家族構成により差はあると思いますが、いくつか考えてみました。

 

 ★家賃

 ・県営住宅、UR賃貸に引っ越す。

民間マンションと遜色ない美しさです 出典:埼玉県住宅供給公社

内装もきれいで、必要十分です 出典:愛知県住宅供給公社


 ・引っ越し予定のある場合、より小さい、家賃の安い部屋に引っ越す。

 ・住宅ローンの借り換え。

 ・ローンの繰り上げ返済を考えてみる。 

 ・「駅から遠い」等、人気のない物件を探す(妥協できる点を探す)。

 

 ・単身者で無職もしくは転職したい場合、社宅・寮有りの会社を探して入社する。

  

 「期間工」(※この場合、正社員ではなく契約社員)が有名ですが、社員寮を所有している会社(特に製造業)の正社員募集は意外と多くあります。

 

 社員寮がある=「ある程度大きな会社」だったり、「社員の福利厚生を考えてくれる会社」ですので、他社より働きやすいと考えられます。また、家賃も格安のため、貯金には最適です。家賃が安い分、手残りが増えるからです。

ある工場の社員寮の例 出典:川重冷熱工業株式会社様

   

ある警備会社の社員寮の例 出典:ケイサーチ様



 ★通信費

  ・格安simに乗り換える・・・私の場合、通信費は月に3500円くらいです。

   (※大半の会社はカード払いです)

   (※口座払いできる会社は限られますが、何社かあります)

UQモバイルの料金例 出典:ケータイWatch

   

  ・スマホは中古品で程度のいいものを買って使う。一括払いで買う。

   (端末代金が毎月の通信費にかからなくなります)

  

  ・新品が欲しい場合、安めのスマホを現金一括で買う。

   (レビューサイト、比較サイトを猛烈に調べてから買いましょう)

 

 ★サブスク関係

  ・「毎月払う義務のあるお金」に疑問を持ちましょう。

  ・使っていないサブスクサービスは解約します。

   (必要ならまた入会するだけです)

  ・新聞も、毎日読んでいないなら、必要な日だけ買いましょう。

  ・ニュースサイトやラジオなど、ほかのメディアで十分かもしれません。

 

 ★保険

  ・公的な保険制度は案外充実しています。民間保険は必要な保障だけ加入します。

  (労災、健保、失業保険、傷病手当、障害年金、高額医療費助成・・・等)

  ・県民共済やネット保険への乗り換え。(払い渋りをしないか調べてから)

  ・不要・過剰・重複している保障内容がないか確認します。

  ・単身者の場合、生命保険は不要です。入るとしても、医療保険だけで十分です。

  ・年金保険は基本的に不要です。投資家ならば、自分で資産を運用しましょう。

  

 

 ★自動車

  ・「絶対に必要」でないなら売却しましょう。車はお金がかかるものです。

  ・「生活に絶対必要」という場合は、中古の軽自動車を選びます。

   (軽自動車であっても4人乗れます。日常の用事のほとんどをこなせます。)

  ・大きな車が必要な時はレンタカーを借ります。自分で所有するよりは割安です。

  ・車検はディーラーより、民間整備工場に頼むと安いです。

  ・オイル交換などの軽い整備は、カー用品店を活用するか、自分でやります。

   (車種+やりたい作業や交換したい部品、を検索してみましょう)

  ・月極駐車場を借りている場合、より安いところが近所にないか探しましょう。

 

 ★自動車保険

  ・ネット保険を探して比較してみましょう。

  ・ただ、距離を多く乗る人の場合は、大手損保のほうが安いことがあります。

   (走行距離と保険料は関係ないため)(私の場合、このパターンでした)

  ・「使用目的」「補償範囲」「免許の色」などの変更忘れがないかを確認。

  ・保険料をまとめて支払うと(1年払い等)少し割引されます。

  ・職場で団体加入できる場合、少し割引されます。

  ・安く買った中古車の場合、車体への保障は不要です。買い直した方が安いです。

 

  ★クレジットカード

  ・年会費無料のカードに乗り換えましょう。

  ・そもそもクレジットカードを使うのをやめ、解約しましょう。

  ・投資家を目指しているのに「金利」を払っていてはいけません。

 

  ★消費者金融・カードローン(借り入れがある方の場合)

  返済を最優先してください。投資している場合ではありません。

  ・積極的に、繰り上げ返済をしていきましょう。

  ・年利の高いローンを返すのが、一番の資産運用です。

  ・自己破産はするほどではないが苦しいという場合、債務整理も一つの方法です。

   (金利分をカットして元金だけを数年かけて返す方法です。弁護士さんへ相談)

  ・持ち家を失わずに済む整理方法もあります。

  ・絶対に自殺だけはいけません。生きていれば、またやり直せます。

  ・私の場合、過去に「任意整理」で借金を清算したことがあります。「楽になりた  

   い」と一瞬頭をよぎるのはわかりますが、何とか乗り切りましょう。

 

■できることから始めよう

 人により事情はさまざまです。出来そうなところから始めていきましょう。

 

 即効性はありませんが、少しずつ効果が出て来ます。

 

 固定費を削って作り出したお金は、あなたの努力の証です。

 

 無駄にせずにすぐ投資(または返済)に回し、未来に残していきましょう。