高級外車は憧れるけど・・・

 こんにちは、シーラカンスです。

 

 先日、マイカーの走行距離が20万キロを突破しました。

 

 私、シーラカンスは、スズキの軽自動車を中古で買って乗っています。2005年式(17年落ち)の車で、写真のアルトと同時期の車です。シンプルであり、壊れる場所がそもそも少ないのが良いですね。壊れても部品代が安く済みます。

スズキといえばアルトのイメージ 出典:gooブログ

 

 スズキ車はエアコンの吹き出し口などの些細なところは壊れるものの、致命的なところは壊れにくい印象です。

 

 古い車を酷使しているために、マイカーに対して若干の罪悪感はあるものの、まだまだ走ってもらうつもりです。

 

 今回は自動車についての記事を書こうと思います。

 

■憧れはあります・・・良い車ですよね

 メルセデスベンツ、かっこいいですよね。一度は乗ってみたいです。

sクラス マイバッハという最高級車種です 出典:カーナリズム様

 この車はメルセデスベンツの製造元・ダイムラー社の最高級モデルです。日本では「Sクラス」として販売されています。価格はおよそ2200~2700万円です。

Cクラス 出典:WebCG

 よく見る高級車としてはCクラスがあります。価格はおよそ600万円くらいです。

メルセデスベンツEクラス 出典:CarMe様

 その上のEクラスは820万円くらいです。

 

 また、BMWも人気がありますね。3シリーズの場合は520万円からで、ベンツのCクラスと同じくらいの高級車です。個人的には、BMW=「洗練されている」、「高速性能が高い」というイメージがあります。

 

BMW3シリーズ 出典:価格ドットコム様

 上質な内外装、圧倒的な直進安定性、安全性、そしてステータス性。憧れます。

 

■ただ、私のニーズには「小さい車」が合っています

 実業家であれば事故の際の安全を考えてこれらの高級車を選ぶのが良いと思います。

 

 あまりに安い車に乗っていると銀行や取引先から軽く見られる・・・ということもあるでしょうし、一種の宣伝費と考えて買うのは大いにアリだと考えます。社員からしても、社長が良い車に乗っているというのは夢があっていいと思います。

 

 ただ、残念ながら私はただの会社員であり、零細投資家です。

 

 車で見栄を張ったところで、1円にもなりません。出費がかさむだけです。

 

 車に対しては「歩かずに、早く、遠く移動する」ことと、「雨をしのげる」ことを求めていて、私の車はそれにとてもよく応えてくれています。

 

 燃費も良く、さらに、「目立たない」というステルス性能まであります。

 

 小さい車は便利です。あらゆる路地に入っていけますし、駐車も楽々です。さらに私の車の場合はMT車であるため、運転の楽しさまであります。構造もシンプルであり、自分で修理しやすい点も気に入っています。

よく走りますし、デザインもかわいいです 出典:Webcartop様

 

■投資家目線とリスク回避・・・「嫉妬」は怖い 

 投資家としては、「そのお金があるなら投資したい」「500万円を年利3%で回せれば15万円、税引き後でも年間10万を生み出せる」と考えてしまいます。

 

 また、「安そうな車に乗っている=お金がなさそう」と思われることで、要らぬ嫉妬を避けられる、という一種のリスク低減効果もあります。さらに、自宅と勤務先の駐車場が狭いという個人的事情もあります。やはり、憧れと現実は別物です。

 

■仕事で既に乗っているから

 私は仕事で4トントラックに乗ります。ある意味これも高級車です。

三菱ふそうの4トン「ファイター」 出典:mota様

 直6・7500㏄の余裕のエンジン、プロフェッショナルのための操作性のいい運転席、乗用車と同等の安全装備も揃い、最新型の場合900万円くらいします。これはメルセデスベンツ・Eクラスとほぼ同じです。

 

いすゞの大型(10トン)「ギガ」 出典:mota様

 大型車の場合、8000~15000㏄という巨大なエンジン、4トン車以上に安全・快適装備が充実しており、長距離運転を前提に設計された耐久性の高い車となります。

 

 実際の仕事では「1週間帰れない」等が普通であり、運転席の後ろに仮眠用ベッドが備わっています。

 

 私の場合、トラック用敷布団や毛布を積み込み、よく眠れるようにしていました。

長距離運転手時代のシーラカンス号 
後ろにベッドがあります

 

 運転感覚はもはや「自動車」というよりは「ガンダム」のようなイメージです。運転席にも「よじ登る」感じで乗車します。

 

 仕様や値引きにもよりますが、定価は2100万円だそうです。「マイバッハ」に迫る高級車です。冷凍機などの特殊装備がある場合はさらに値段が上がります。

 

 トラックは走らせるほどに利益を生むため、かなり頑丈に、信頼性を重視して作られます。そのためかなり高額になります。工作機械などと同様です。

工作機械(NC旋盤) 出典:川崎製作所様

 

 「いいものは高い」、「お金を生むものは高い」というのはどんな製品にも言えることですね。

 

 このように、毎日仕事で大きい車・高額な車に乗っているため、プライベートでまで大きな車に乗りたくない・・・という心理があります。

 

■自分で所有する必要はない・・・必要な時に呼べばいい

 そもそも、自分で高級車を所有して、毎日乗る必要ってあるのでしょうか?

 

 必要な時に「借りる」、もしくは「来てもらう」でも良くない? と個人的には考えます。

 

 「来てもらう」場合、タクシーが真っ先に思い浮かびます。

 

 電話一本で来てもらえますし、プロの運転手さんが運転してくれます。距離や車種にもよりますが、3000円もあれば結構な距離を移動できます。(私の住む地域の場合、10kmを移動する場合3210円くらいだそうです。隣町くらいまで行けますね)

タクシーといえばこのイメージ 出典:白か黒か・・・どっちもだ様

 タクシーといえば写真のような「トヨタ・コンフォート」が多いイメージですが、たまにクラウンなどの高級車をタクシー用に採用している会社もあります。特に個人タクシーは良い車が多いです。

個人タクシーは高級車が多いです レクサスタクシー
出典:日個連東京都営業協同組合様

 

 

 また、黒塗りの高級車で来てほしい場合はハイヤーという手もあります。

優秀な運転手さんが迎えに来てくれます 出典:国際ハイヤー

プロに任せるというのも一つの贅沢です 出典:国際ハイヤー

 

■レンタカーもあります

 自分で買わなくとも、「借りる」という手もあります。

メルセデスベンツc180 アバンギャルド 出典:ニッポンレンタカー

www.nipponrentacar.co.jp

  ニッポンレンタカーの場合、メルセデスベンツcクラスを6時間18,480円でレンタルできます。「乗ってみたい」「試してみたい」場合に最適です。ほかにもBMWなどもレンタカーとして借りられます。

 

■それでも所有してみたい場合は

 どうしても自分の車として外車に乗ってみたいという場合は、「そのメーカーのエントリーモデル」がおすすめです。高級外車のメーカーが出す車なら、エントリーモデルでも高級感があります。作りも間違いありません。

 

 価格的にも「頑張れば手が届く」くらいになっているため、狙う価値はあります。また、保証がついていると安心して乗れますね。

 

 「認定中古車」「保証付き中古車」も良いと思います。

ベンツAクラス 438万円から買えます 出典:メルセデスベンツ

BMW1シリーズ 320万円から買えます 出典:wikipedia

 「外車・高級車がすべてダメ」なのではなく、「必要以上の高級車に何百万もかける」のがダメなだけですので、エントリーモデルはむしろ賢い買い物だと思います。

 

シーラカンスが車を買うなら・・・

 私、シーラカンス的には、プジョーに心惹かれます。マニュアル車が欲しいのですが、現行車種に見当たらないので、中古車で探すことになります・・・。

 やっぱり、フランス車はデザインが良いですね。

peugeot 307sw (先代)出典:リボルト本部様

 スズキ・スイフトスポーツ・・・かっこいい上に値段も手ごろです。

スイフトスポーツ 出典:motorz様

 アルトワークスも良いですね。この斬新なデザインが個人的に大好きです。

アルトワークス 出典:Motor fun様

 先代のアルト・・・良いデザインです。軽量な車でよく走ります。

普通のアルトもいいですね 出典:response様

 

 その車への憧れが強いなら、思い切って買ってしまっても良いと思います。投資家としてはダメなのかもしれませんが、念願の車を手に入れたことで仕事の励みになったり人生が楽しくなるのなら、それはいい決断なのだと思います。

 

 自分自身の財布と相談しながら、車のある生活を楽しんでいきましょう。