こんにちは、シーラカンスです。
最近は波乱相場により、私の保有銘柄でも少し損が出ています。まあ株価なんて他人の評価ですし、いくらになっても買い続けるしかないのであまり気にしていませんが・・・。
今回は私、シーラカンスがふと考えたことについてお伝えします。
■株価はしょせん、他人の評価
・「他人が」欲しがれば株価は上がる、売りたくなれば下がる。
・それに動揺したって仕方ない。
・だって「自分が」下調べをし尽して、自信があるから買ったんでしょう?
・変な銘柄は買ってないんでしょう?
・株価上下に動揺するというのは、下調べが足りていない証拠。
・もしくはリスクの取りすぎ、無理しすぎ。
・保有銘柄を信じ、ドンと構えて、待つ。
・「自分が」その株を欲しいのだから、株価下落はむしろチャンスでは?
■最初の頃の、「株を買いそろえる喜び」を思い出そう
・最初の頃の「すべての会社を1株ずつは揃える」は結構大変。
・毎月少しずつ、違う銘柄を、数か月かけて揃えていって・・・。
・買うのも大変だったのに、売るのは惜しくない?
・株を買った後、その会社の製品を見ると嬉しくならなかった?
・ポートフォリオが完成したときの喜びを思い出して・・・。嬉しかったなぁ。
・数セントとかでも、配当金通知が嬉しかったな・・・。
■保有銘柄を、自分の勤務先と比べてみる
・私の勤務先は社員数300人くらい。コカ・コーラは79000人。
・ウォルマートに至っては230万人。
・売り上げも何百倍と違う。
・そんな目もくらむような大企業がすぐ潰れると思う?
・潰れたとしても分散してるし。
・全部潰れるとしたら、そもそも貨幣経済自体が終わってる。
・株の損失より、むしろ自分の雇用を心配したほうがよくない?
■節約、物欲のコントロールはできている
・日々無駄遣いを慎み、物を買うときも中古を探してみる。
・ローンも一切なく、借金も一切ない。カードも使わない。
・そんな堅実な暮らし方をしているから、株で損したところで大して痛くない。
・損しても次の月には買い増しできるし、仮に大損してもやり直せる。
■タイミングだけはリスクを取る
・出費を抑え、仕事もしている。資格が必要な仕事だから安定性も高い。
・株も現物株しかやらず、レバレッジやFX、先物には手を出さない。
・さらに堅実な株のみを選び、それすらも信用せずに分散する。
・アメリカのみを信用せず、イギリス等の他国企業も混ぜる。
・ここまでリスク回避しているのだから、買うタイミングぐらいはリスクをとる。
・つまり、高かろうが安かろうが、機械的に毎月買う。タイミングを計らない。
・買い足すのは「自分が」そのとき一番持っていない銘柄。
■新聞やテレビの報道に踊らされない
・やたらと不況だ、株価下落だ、物価高騰だと報じるのは裏がある。
・視聴率が取れるから。視聴者が喜ぶネタだから。
・その報道で得するヤツが裏にいる。
・そう疑いを持ってニュースに接したほうが、動揺しなくて済む。
・自分でどうにもできないことに踊らされない。
■株を持っていないと配当をもらえない
・配当金は「1株配当×株数」で支払われる。単純なルール。
・株を持っていないと配当をもらえないのだから、どんどん買い増すしかない。
・逆に言えば、株数さえ増やせば配当は増える。
・性別、宗教、国籍、信条、容姿・・・一切関係ない。とても公平。
・減配されない限り、配当は、株を保有する限り増えていく。
■休むも相場
最近では株で損した、米国株はもうオワコンだ、厚切りジェイソンがどうだ、と言われていますが、他人の意見に左右されてはいませんか。
堅実な投資に取り組んでいる人なら、波乱はむしろチャンスです。
ただ、精神が揺らぎ、保有株を慌てて売り払いそうになるなら、投資を休むのも一手です。勇ましく買い増すだけが、戦略ではありません。
理屈でわかってはいても、不安・・・。人間だもの。何も恥じることはありません。
その場合は、投資する予定だったお金は貯金に回し、いつも通りの生活を心掛け、しばらくやり過ごすのもいいと思います。保有だけでも続けられれば、配当を支払ってくれますから。
また、そういう時こそ、長期投資や資産形成についての名著を読み、投資の握力を増すのもいいでしょう。私、シーラカンスが好きなのは
・私の財産告白
・となりの億万長者
あたりです。検索すると私より詳しい人たちが書評を書いてくれています。ぜひ検索してみてください。