銀行口座と債務整理 そして銀行印

 こんにちは、シーラカンスです。今回は資産管理についてです。

 

 銀行口座の管理に迷いがある場合、口座の整理がおすすめです。

 

シーラカンスの現在の銀行口座

 

 私、シーラカンスは銀行口座を厳選し、シンプルにしています。

 

 ・信用金庫(総合口座):給料受け取り、引き落とし

信金の通帳の例 出典:茨城県信用組合

 

 ・信用金庫(定期専用通帳):ポートフォリオの現金部分をこれに保管

定期専用通帳の例 出典:大分銀行

 

 ・SBI証券&SBI住信ネット銀行:メインの証券口座&その入金専用

証券口座への入金に使うカード 出典:住信SBIネット銀行

 

 証券関係を除くと、地元の信用金庫の1口座にすべて集約しています。万一入出金ができなくても、口座にお金を多めに残しておく、他行経由で振り込む、支払いを待ってもらう等の方法が取れるため、1つにまとめました。一種の断捨離です。

 

債務整理と口座の整理

 

 ・ゆうちょ銀行(以前あった借金の返済用)

 ・地方銀行(以前働いていた会社に作らされた給与口座)

 ・セブン銀行(全然使わなかった)

 ・信用金庫(メイン口座の信金とは別)

 

 ・アコム返済カード(全額返済できたため破棄)

 ・青山カード(全額返済できたため破棄)

 ・エポスカード債務整理により完済、破棄)

 

 ・楽天証券デイトレしようとして開設、すぐに使わなくなった)

 ・松井証券(作ったはいいけど1回も使わなかった)

 

 ・・・これはひどい。私、シーラカンスはクレジットカードで失敗し、繰り上げ返済と任意整理で清算したという過去があります。任意整理後に備え、銀行口座を新しく作ったものの、全く使いませんでした。カード関係が完済できたのを機に、これらの整理を順々にやっていきました。

 

 カードの整理ですが、繰り上げ返済と債務整理を決意してから3年かかりました。7年かけて返す契約となりましたが、残債を一括で返せるだけの貯金を作れたため、3年で済みました。完済した日には、色々な思いがこみ上げてきて、ちょっと泣きました。

 

 自殺しなくてよかった。頑張ってきてよかった、と。

 

 自業自得だったけど、返済は辛かったな、悔しかったな、バカだったな・・・と。

 

 借金を抱えていた時に「複利の恐ろしさ」を思い知らされたことが、株を始めるきっかけとなりました。余談ですが・・・。

 

 その後、使っていない銀行口座を次々に解約していきました。管理しきれない口座は、リスクでしかないためです。口座引き落としも複数の口座に分散していましたが、すべてメイン口座に集約するように手続きしました。これがかなり手間でした・・・。

 

 それが終わると、証券口座の整理をしました。楽天証券にあった投信を現金化して銀行に移し、解約しました。松井証券は解約時にかなりの引き留めがありました。担当者は良い人でしたが。まあ、縁があればまた開設すればいいでしょう。

 

■印鑑も変えました

 これらの口座やカード類にはすべて、高校卒業時に学校からもらった印鑑を使用していました。今思うと恐ろしい限りです。機械彫り・大量生産品の印鑑で口座を開設していたとは。当時の私は何の疑問も持たなかったのです。

 

 口座をすべて整理出来た後、さすがにこれでは危ないと考え、地元の印鑑屋さんで手彫り印鑑を彫ってもらいました。銀行印のみで2万円近くしましたが、とても満足しています。銀行印は少し大きめ、縞模様がかわいい白水牛の素材を選びました。個性的かつエレガントで気に入っています。

 

 その後、完成した銀行印を手に、残した口座すべての届出印を変更していきました。

 

白水牛 縞模様のある場合 出典:印鑑実印の通販様

 印鑑の素材は白水牛(オランダ水牛)か黒水牛が定番のようです。

白水牛 出典:平安堂様

黒水牛の例 出典:平安堂様

 印鑑を注文する場合は、「昔からある印鑑屋さん」、「市長公印など、役所の印鑑を作っている印鑑屋さん」(市役所の近くのお店が多いです)、「店主が偏屈そうな、古い印鑑屋さん(こだわって作ってくれます)」を探してみてください。チェーン店はいけません。

 

 「ハンコレス」とは言われていますが、まだまだ銀行印は必要ですし、お金に関することはこのタイミングで一気に整理しておきたいと思い、ここまでやりました。

 

■口座を1つにまとめると便利

 給料を下ろす際に、引き落としに必要な分を残しておけば、あとは全額下ろしても問題ありません。給料の振り込み(収入)と、引き落とし(固定費支出)が一冊の通帳にすべてまとまるため、把握しやすく便利です。

 

 以前はいろいろ分けていましたが、冷静に考えるとそうするメリットがなく、無駄でした。銀行を3件回ったりとか・・・。

 

 また余分な口座がないことで、盗難などに対するリスクヘッジにもなります。

 

 銀行口座などをなるべくシンプルにして、楽に安全に資産管理しましょう。

「サラリーマン債券」という考え方があるそうです

 こんにちは、シーラカンスです。

 

 「サラリーマン債券」という言葉をご存知でしょうか? 橘玲氏の著書で登場する言葉で、定期的にほぼノーリスクで得られる月給を債券の利払いに例えたものだそうです。私、シーラカンスはこれを知った時、「うまいこと言うなぁ」と感じました。確かに、ほぼ確実に入金されます。

 

 「元本が償還されないじゃないか」等の反論はあるようですが、個人的にはしっくりきました。クビにならない限りは入金され続けますし、再就職すればまた利払いが復活する・・・と考えられ、まさに債券じゃないかと思ったからです。「株券」と言われるよりはしっくりきます。

 

 会社からもらえる給料を「巨額の債券から得られる利子」と考えて、「債券がすでにかなりの額(億単位)あるのだから、全部株でリスクを取ればいいじゃん」という考え方があります。考え方の一つとして確かに、と感じます。

 

 でも株を扱うなら、リスク低減として、ある程度の貯金は欲しいですね。

 

 ところで疑問なんですが、この「サラリーマン債券」って、元本はいくらくらいなんでしょうか? ふと気になって、計算してみました。

 

米国債で計算してみた・・・シーラカンスを例に

 ・米国債30年物の利率は3.174%です。(2022年7月1日現在)

 ・税引き後は2.225%です。(3.174×0.7)・・・利子に対し税金が30%かかります。

 ・シーラカンスの手取りは月によって変動します。(日給月給制です)

 ・平均で22万円とします。賞与は考えないものとします。

 

■月に22万円を得るためには

 ・22万円×12か月=264万円

 

 ・264万円÷2.225%(税引き後の利回り2.225%)=1億1865万円分

 

■月に手取りで40万円を稼ぐ人の場合は

 ・40万円×12か月=480万円

 

 ・480万円÷2.225%=2億1573万円分

 

■月に手取りで100万円を稼ぐ人の場合は

 ・100万円×12か月=1200万円

 

 ・1200万円÷2.225%=5億3932万円分

 

■やはり巨額でした

 「サラリーマン債券」の元本はやはり巨額でした。昇給や昇進も考えるとさらに金額が上がるでしょう。計算していて、「短気を起こして辞めるのはもったいないな」と感じました。しぶとく会社に居座り、しっかり「サラリーマン債券」の利子を回収しよう、と決意を新たにしました。

 

 

休日出勤をしてきました

 こんにちは、シーラカンスです。

 

 ある運送会社でトラック運転手をしています。今回は休日出勤についてです。

 

 昨日、休日出勤をしてきました。最近は建築資材の輸送が好調なようで、たまに休日出勤に呼ばれ、配達に行っています。(私、シーラカンスの担当便は土日が確実に休みのため、よく呼ばれます)。普段の自分の仕事とは全然違うため、新鮮です。

 

 配達先では、現場の職人さんたちが荷降ろしを手伝ってくれるため、体にも優しいです。また、普段と違うトラックに乗れるのも結構楽しいですね。今日のは2トントラックでした。かなり小回りが利き、意外でした。

2トントラックの例 出典:いすゞ自動車

 

 社内では休日出勤をやりたがる人は少ないですが、私は結構面白いと思ったので、普段と違う内容の仕事があれば、なるべく出るようにしています。

 

 ずっと同じ仕事を延々繰り返して歳だけ取って、「それしかできないベテラン」にならないように、いろいろな仕事をやってみて、社内での希少価値を上げたいという考えもあります。

 

 また休日出勤の場合の賃金は1.25倍のレートで計算されるため、結構おいしいです。他社で副業するのと違い、雇用保険などの問題もなく、勤務評価もプラスになるのもいいですね。投資の種銭も増やせます。

 

 残業時間の規制があるため、平日の仕事はテキパキやって、さっさと帰るようにしています。これにより残業可能時間に余裕が生まれ、休日出勤を引き受けやすくなります。平日は早く帰るようにしてブログを書いたり家事をしたりして、たまに休日出勤を引き受けて仕事に出て、休日出勤手当をいただく・・・いい流れです。

 

 引っ越しバイトも今後何回かあるようですし、休日出勤の依頼もまだまだあると思われます。積極的に応じようと思います。

物価が上がってきましたね

 こんにちは、シーラカンスです。

 

 今日は、仕事終わりにスーパーに寄りました。そこで油などを買ったのですが、やはり価格が上がっていますね。だんだんと日常生活に影響が出てきています。東京から離れた地方都市のスーパーにまで影響が・・・。

 

 以下、値上がりに気付いたものです。

 

 ・食用油900ml 238円→298円

 ・サッポロ一番 398円(特売で328円)→460円

 ・旭ポン酢(高いけどおいしいため重宝します) 530円→698円

 ・手羽元唐揚げ2本 120円→165円

 ・生うどん 38円→46円

 ・油揚げ6枚 98円→116円

 ・シーフードヌードル 138円→168円

 

 やはり、大豆と小麦系が大きく影響を受けているようです。ウクライナオデッサ港からの小麦輸出が出来るかもというニュースがあり、食糧不足は多少緩和するでしょうが、食品の値上げ傾向はしばらく続くでしょう。さらに円安による仕入れ価格の高騰も続くと考えられます。

 

 製粉会社などは業績が厳しいのではないかと思います。値上げしたとしても、円安と原材料費高騰で相殺されてしまうからです。穀物系の株や穀物先物を扱う方にとっては難しい相場でしょう。

 

 スーパーの商品や価格をよく見てみると、世界情勢や為替、景気と自分の生活がつながってるんだな・・・と気づかされます。

 

 物価高と電力不足、猛暑と大変な夏ですが、それでも安い食材や旬の野菜をしっかり食べ、夏を乗り切りたいですね。

 

 最近、私はキュウリやナスをよく食べています。きゅうりは浅漬け、ナスは焼いても揚げても、煮てもおいしいです。旬が始まったことで価格も安くなり、栄養も豊富です。また、肉が食べにくいときは、水菜たっぷりの冷しゃぶにポン酢をかけると食べやすくなります。しっかり食べていきましょう。

「狼狽売りしない」だけでも十分です

こんにちは、シーラカンスです。

 

 最近は波乱相場により、私の保有銘柄でも少し損が出ています。まあ株価なんて他人の評価ですし、いくらになっても買い続けるしかないのであまり気にしていませんが・・・。

 

 今回は私、シーラカンスがふと考えたことについてお伝えします。

 

■株価はしょせん、他人の評価

 ・「他人が」欲しがれば株価は上がる、売りたくなれば下がる。  

 ・それに動揺したって仕方ない。

 ・だって「自分が」下調べをし尽して、自信があるから買ったんでしょう?

 ・変な銘柄は買ってないんでしょう?

 ・株価上下に動揺するというのは、下調べが足りていない証拠。

 ・もしくはリスクの取りすぎ、無理しすぎ。

 ・保有銘柄を信じ、ドンと構えて、待つ。

・「自分が」その株を欲しいのだから、株価下落はむしろチャンスでは?

 

■最初の頃の、「株を買いそろえる喜び」を思い出そう

 ・最初の頃の「すべての会社を1株ずつは揃える」は結構大変。

 ・毎月少しずつ、違う銘柄を、数か月かけて揃えていって・・・。

 ・買うのも大変だったのに、売るのは惜しくない?

 ・株を買った後、その会社の製品を見ると嬉しくならなかった?

 ・ポートフォリオが完成したときの喜びを思い出して・・・。嬉しかったなぁ。

 ・数セントとかでも、配当金通知が嬉しかったな・・・。

 

保有銘柄を、自分の勤務先と比べてみる 

 ・私の勤務先は社員数300人くらい。コカ・コーラは79000人。

 ・ウォルマートに至っては230万人。

 ・売り上げも何百倍と違う。

 ・そんな目もくらむような大企業がすぐ潰れると思う?

 ・潰れたとしても分散してるし。

 ・全部潰れるとしたら、そもそも貨幣経済自体が終わってる。

 ・株の損失より、むしろ自分の雇用を心配したほうがよくない?

 

■節約、物欲のコントロールはできている

 ・日々無駄遣いを慎み、物を買うときも中古を探してみる。

 ・ローンも一切なく、借金も一切ない。カードも使わない。

 ・そんな堅実な暮らし方をしているから、株で損したところで大して痛くない。

 ・損しても次の月には買い増しできるし、仮に大損してもやり直せる。

 

■タイミングだけはリスクを取る

 ・出費を抑え、仕事もしている。資格が必要な仕事だから安定性も高い。

 ・株も現物株しかやらず、レバレッジやFX、先物には手を出さない。

 ・さらに堅実な株のみを選び、それすらも信用せずに分散する。

 ・アメリカのみを信用せず、イギリス等の他国企業も混ぜる。

 ・ここまでリスク回避しているのだから、買うタイミングぐらいはリスクをとる。

 ・つまり、高かろうが安かろうが、機械的に毎月買う。タイミングを計らない。

 ・買い足すのは「自分が」そのとき一番持っていない銘柄。

 

■新聞やテレビの報道に踊らされない

 ・やたらと不況だ、株価下落だ、物価高騰だと報じるのは裏がある。

 ・視聴率が取れるから。視聴者が喜ぶネタだから。

 ・その報道で得するヤツが裏にいる。

 ・そう疑いを持ってニュースに接したほうが、動揺しなくて済む。

 ・自分でどうにもできないことに踊らされない。

 

■株を持っていないと配当をもらえない

 ・配当金は「1株配当×株数」で支払われる。単純なルール。

 ・株を持っていないと配当をもらえないのだから、どんどん買い増すしかない。

 ・逆に言えば、株数さえ増やせば配当は増える。

 ・性別、宗教、国籍、信条、容姿・・・一切関係ない。とても公平。

 ・減配されない限り、配当は、株を保有する限り増えていく。

 

 

■休むも相場

最近では株で損した、米国株はもうオワコンだ、厚切りジェイソンがどうだ、と言われていますが、他人の意見に左右されてはいませんか。

  

 堅実な投資に取り組んでいる人なら、波乱はむしろチャンスです。

 

 ただ、精神が揺らぎ、保有株を慌てて売り払いそうになるなら、投資を休むのも一手です。勇ましく買い増すだけが、戦略ではありません。

 

 理屈でわかってはいても、不安・・・。人間だもの。何も恥じることはありません。

 

 その場合は、投資する予定だったお金は貯金に回し、いつも通りの生活を心掛け、しばらくやり過ごすのもいいと思います。保有だけでも続けられれば、配当を支払ってくれますから。

 

 また、そういう時こそ、長期投資や資産形成についての名著を読み、投資の握力を増すのもいいでしょう。私、シーラカンスが好きなのは

 ・私の財産告白

 ・となりの億万長者

 あたりです。検索すると私より詳しい人たちが書評を書いてくれています。ぜひ検索してみてください。

小さい財布

 こんにちは、シーラカンスです。

 

 あなたは、どんなお財布を愛用されているでしょうか。

 

 私、シーラカンスは小さい財布を使っています。

 

 これが案外いい感じですので、お伝えします。

 

シーラカンスの財布

 私、シーラカンスは「アブラサス」というブランドの「小さい財布」(こういう商品名です)というのを使っています。大体1万5000円くらいでした。カードケースに小銭入れがついたようなものがないかと探していたときに見つけて買いました。

 

 下の写真の財布を実際に使っています。「小さい財布」は通常のもの(エンボス加工の革製)と少し高級なブッテーロレザーの2種類があり、私のはブッテーロレザーのほうです。質感が良く、とても気に入っています。

 

 

実物はこんな感じです。小さくてかわいい。

 

ほぼカードサイズです。1年くらい使っていて、色が良くなってきました。

 

カードが4枚まで入ります。

 

カードは厳選する必要があります。私の場合、免許証・特によく行くスーパーのポイン


トカード・図書館の利用者カードの3枚だけ入れています。

 

財布を閉じた状態でもカードを出し入れ出来て、便利です。

 

■カードは整理しましょう

 

他のカード類については、

 

nanaco

 →ガソリン代の支払いや、ちょっとした買い物にしか使いません。

  キーホルダーnanacoにして、車の鍵と一緒につけています。

キーホルダーnanaco(eneosと書いてある) 出典:eneos

 

・ドラッグストア・Tカード

 →ポイントアプリをダウンロードし、電子化しました。

 

・クレジットカード

 →以前は2枚持っていましたが、どちらも解約しました。

 →今ではほぼ現金払いです。paypayなども一切使っていません。

 

・保険証

 →毎日使うわけではないため、家に保管しています。

 

・その他

 →使わないものは処分し、それ以外は家に保管しています。

 

 カード類の厳選はポイントも貯まりやすくなる上に、財布を紛失したときのリスクヘッジにもなり、とてもおすすめです。

 

 使っていないカードを持ち歩いていませんか?

 クレジットカード、一枚にしてみませんか?

 電子化できるポイントカードはありませんか?

 

 ぜひ、点検・整理をおすすめします。

 

 

■小銭とお札

 小銭はここに入ります。あまりたくさんは入らないため、積極的に小銭で支払うようにしています。自然と「今いくらあるか」と意識するようになります。

 

 また、個人的には「小さく使って、大きく残す」を意識しています。日常では小銭や1000円札で買い物。なるべくお札は残し、投資に回していくイメージです。

 

 お札も同じくたくさんは入りませんが、それがかえって利点となります。不必要なお金を持ち歩かなくなり、なんとなくで買い物しなくなるからです。また、レシートを入れると結構邪魔になるため、財布を整理する癖がつくようになりました。

お札はこのように 出典:機能的な財布あります様

 

 私は、平日には1000円札1~2枚と小銭だけ入れて仕事に出ます。弁当と水筒を持っているため昼食代の心配もなく、タバコを吸わないためタバコ代もかかりません。仕事中の缶コーヒー(毎日1本買います。ささやかなお楽しみ)くらいにしかお金を使いません。

 

 そういえば、先日、職場で缶コーヒーを買おうと財布を見たら60円くらいしか入っておらず、驚愕しました。補充忘れてた・・・。でも意外と何とかなりました。

 

 なお、大きな支払いは給料日に一気に振り分けて支払うため、日常では困りません。

 

■現金主義と小さい財布

 私、シーラカンスは現金主義です。現金であれば管理もシンプル。「そこになければないですね」の世界です。わかりやすい。以前にカードで失敗した経験があるため、カード払いや後払いにものすごく抵抗がある、という事情もあります。

 

現金主義と小さい財布は相性が悪いように見えますが、意外とよく合います。この財布について調べたときに、「クレカにしましょう」「スマホで決済しているため・・・」など、ミニマリストさんの記事が多く、現金主義の目線から書かれた記事がなかったため、書きました。

下調べ中のシーラカンスの脳内 出典:amazon

 

 また、小さい財布を使うと節約効果があるそうです。

 

 お財布を買い替える予定の方、ぜひ小さい財布を検討してみてください。

 

 

資本主義ゲーム


 こんにちは、シーラカンスです。

 

 あなたはゲームは好きですか? 私はスマホの放置系ゲームの「旅がえる」が好きです。旅の支度をしてあげると、主人公のかえるが全国各地を旅し、写真とお土産を持ち帰ってきます。なかなか癒されるゲームです。

旅がえる 出典:google play

 

 私は元々ゲームをあまりしない人間ですが、株を始めてから気づいたことがあります。それは、もうすでに「資本主義ゲーム」に参加していたという事実です。

 

■資本主義ゲームのルール

 意外にも、年を重ねてもルールを理解していない人が多いという印象です。一応、西側諸国に暮らしている以上は理解していないと危険なのですが・・・。よく、「頑張って働いているのに豊かになれない」と嘆いている人がいますが、それはルールを理解していないために苦労しているのかもしれません。

 

・基本的な世界観は「自由に売買・競争してね」。

 

・プレイヤーは「資本家」か「労働者」の2種類。

 

前進チャンネル on Twitter: "世代間の対立を煽るようなツイートがバズっていましたが、本当の敵は資本家です。労働者は労働組合に入って闘おう!  https://t.co/KUi5tYKHDP" / Twitter

出典:前進チャンネル様

・「労働者」は自分が働き、時間と体力を切り売りする。いつも生活がカツカツ。

時間と体力を切り売りするしかない労働者 出典:いらすとや様

 

・「資本家」は自分だけでなく、不動産、株券、債券、権利収入などの「資本」を売り 

  物にでき、労働者以上の収入を得る。余った収入でさらに資産を買う。

資産の例(株券) 出典:LINE証券様

 

・「労働者」の給料は「生かすために仕方なく」払われる。つまりコスト。「頑張ったから支払われる」ものではなく、あくまで「労働者の維持費」。

 

・そのため「労働者」の給料は最低限で、生活費でちょうど無くなるようになっている。

給料日前にありがちな状態 出典:いらすとや様

 

・生かさず殺さず、子供を作って養える程度に支払われる。

 

・その子供が大きくなり、「労働者」となる。(労働力の再生産)

 

・借金をすれば贅沢は出来るが、お金の使用料(利息)で苦しむ。

借金をしたら・・・ 出典:いらすとや様

 

・利息は年々元金に加わる。次の年はそれにさらに利息がかかる。(=複利

 

・「労働者」の払った利息は「資本家」に渡り、さらに豊かになる。

 

・「労働者」には、収入や車、家、ブランド品などの購入意欲を煽り、蓄財させないようにする。給料を人質にとる。

 

・労働者同士を競わせる。考えさせない。知恵を付けないようにさせる。

 

・「労働者」同士を雇用形態や収入などで対立させ、団結させない。

収入や雇用形態で競いあう労働者たち 出典:いらすとや様

 

 

 

 

・「労働者」の給料を支払うときは、税金や保険料などを天引きし、国に支払う。

 

・「資本家」は事業所得から経費を引いた残りにのみ税金がかかり、それだけ支払う。

 

 なかなかひどいルールですね。でも、現状ではこれが一番マシなルールです。共産主義はダメでしたから。詳しくはマルクスの『資本論』の解説書を読むことをおすすめします。

マルクス 出典:いらすとや様

 

■希望はある

 こんなひどいゲームでも、希望はあります。

 

・「資本家」は、不動産や工場を所有しなくても、株を買えばなれます。

 →株を買うのにコネや権力は必要ありません。

 →性別や宗教などに関係なく、お金さえ出せば買えます。

 

・「労働者の給料は生活費でなくなるようにできている」

 →これは「労働者の社会的平均」から算出されています。

 →自分の出費が「社会的平均」ほど必要なくても支払ってくれます。

 →いちいち個人の出費事情まで考えていられないためです。

 →つまり出費を減らせれば、剰余金が生まれ、資本を買うお金ができます。

 

・「給料は労働者を生かすために最低限が支払われる」

 →仕事さえしていれば同じ給料を取れるということです。

 →多少働きが悪くても、そうそう減給は出来ません。

 →勤務成績に関係なく、家族手当なども支給されます。(労働力再生産のため)

 →自分にとっての必要経費が「最低限」より安く済む場合、お金が残せます。

 

・「借金に利息がかかる&複利

 →資本も同じですが、逆方向に作用します。

 →つまり、資本があれば「金利・配当などをもらう側になる」ということです。

 →配当を再投資すると資本が膨らみ、さらにそれに対して配当が支払われます。

 →もらう・再投資・さらにもらう・再投資・・・という正の循環が生まれます。

 →これは大財閥、大資本家と規模が違うだけで、全く同じ仕組みです。

 

・「労働者同士を競わせる、購入意欲を煽る」

 →その罠を避ければお金が残ります。

策を練る 出典:いらすとや様

 

 社会を変えることができない以上、「自分が資本家側に移る」ことのほうに力を入れていきましょう。



■資本主義ゲーム攻略法・・・株から取り組もう

 

  ルールを裏から読んでいくと、チャンスが見えます。ただの会社員であっても、限られたリソースをうまく配分していけば資産が買えます。資産が買えれば「労働者」から「資本家」に徐々にクラスチェンジできます。

 

 どちらかでなく、両方に属することが許されるのもこのゲームのいいところです。徐々に徐々に、こっそりと「資本家」側を目指すことができます。

 

 特に株は保有額や損得が他人からは分からず、同僚たちからいらぬ嫉妬も買わずに済みます。仕事を休む必要もなく、怪しまれずに仕事を続けられます。ある程度は放置が可能です。

 

 ルールを理解して正しく立ち回れば、資産を築けるようになっています。

 

 こっそり、ひっそり、嫉妬を避けながら、資産を作っていきましょう。