こんにちは、シーラカンスです。
皆さんはどんなスマホをお使いでしょうか。
私・シーラカンスはIPhone SE3を使っています。64GBの一番安いものですが、私の用途には必要十分でした。
ただ最近、ちょっと思うところがあってスマホを新調することにしました。
今回はスマホの買い替えについてお伝えします。
■中古のIPhone SE3を買ったけど
もともと私はXperia派でした。
初めて使ったスマホはXperia Z3 Compact。名機でしたね。
しかし、突然の故障をきっかけにIPhone SE2を使うようになり、それからすっかりIPhone派になっていました。
使い勝手が直感的でいいですね。
coelacanth-foundation.hatenablog.jp
最近はそのIPhoneのバッテリーがかなり劣化したため、IPhone SE3を中古で買いました。
使い勝手の良さを分かっているのもありますし、「小さいスマホ」が欲しい場合、IPhone SEくらいしか選択肢が無いからです。
私・シーラカンスは手が小さいので、サイズの小ささはとても気にします。
この中古Iphoneを買ったのは、1か月くらい前のこと。
ただ、以前から感じていた「小さな不満」がどうにも気になるようになってしまい、Androidスマホを新品で買い直すことを決めました。
費用的にはもったいないとは思いますが、どうしても我慢できなかったのです。
今使っているIPhoneは中古で売却します。少しは出費を取り戻せるでしょう。
■細かい不満がありました・・・私だけ?
★バッテリーの持ちが悪すぎない?
IPhone製品全般に言えることですが、バッテリー容量が少ないため私にとっては不便でした。中古で買ったとはいえ、バッテリー容量は新品時の83%くらいはあるわけで、容量的にはまだまだいけるはずですが・・・。
特にSEはバッテリー容量が少ない(1800mAhくらいらしい)ため、外出時はモバイルバッテリーがないとちょっと不安です。正直「スマホとモバイルバッテリーの両方を持たないといけないって本末転倒じゃない?」と不満でした。単純に荷物も増えますし重いです。
あと「バッテリー容量は非公開」って、消費者軽視ではないですか?
★ケーブルが独自規格
IPhone15からUSB-Cケーブルに対応するようになりましたが、SEはいまだにライトニング。「スマホの充電のためだけに専用ケーブルを持たないといけない」というのがどうしても我慢できませんでした。あとこのケーブル、無駄に高いです。
★音楽や動画の出し入れがめんどくさい
とにかくItunesを通さないといけない、何回もパスワードを打たせてくる。
申し訳ないけど、もうちょっと簡単にできないものでしょうか。
★IPhoneの行き過ぎた高級路線に疑問
IPhone SE3を最後に「SEモデル」自体がラインナップから消えました。
代わりに「16e」というエントリーモデルが出ましたが、10万円近くする上に「小さいスマホ」という貴重なメリットが消えてしまいました。
「IPhoneを使いたければ10万払え」と言われているようで気分が悪いですし、もうそこまでIPhoneに固執しなくてもいいかなと。
「いっそのこと、真剣にAndroidを探したほうがよくない?」と思い至りました。
IPhoneがどんどん高級化する現状、いつか買えなくなる時が来ます。
歳を取ってから苦労して操作を覚え直すより、今のうちから脱IPhoneに舵を切ろう、と決心しました。
いくら品質が良くても、さすがに電話機に10万も払いたくありません・・・。
■USB-Cに統一したかった
また私・シーラカンスは「自分が使う電子機器の充電方法を出来る限りUSB-Cで統一したい」という目標がありました。「〇〇専用のケーブル」というものを可能な限り排除したいのです。
私の家族は元々Xperiaを使っていてUSB-Cで充電していますし、電子書籍(kindle)やバイクのインカム(車のハンズフリーみたいなもの)もUSB-C。
ただ、一番重要な「スマホの充電」だけがLightning・・・これはいけない。
私はわりとミニマリスト気質ですから「1本ですべて済む」ことに美しさを感じます。だからこそスマホを新調してでも統一したかったのです。
■モバイルバッテリー、そもそも要る?
ふと疑問に思ったことがあります。
「そもそも、モバイルバッテリーって必要なの?」
私・シーラカンスは「電車で外出する」ことが無いため、モバイルバッテリーがないと詰む・・・というわけではありません。
仕事中は車に乗っているため、シガーソケットから充電ができます。
通勤はバイクですが、家から職場まで5分で着きますから充電の心配はありません。
また、休日にカラオケに行ったときに気づきましたが・・・。
結構色々なお店でコンセントを使えるんですね。
今まで何の疑問も持たずに自前のモバイルバッテリーで充電していましたから、全然気にしていませんでした。
よく見てみるとファミレス、マック、カフェ、新幹線、一部の図書館、カラオケ店、あらゆるところにコンセントの貸し出しがあるんですね。知らなかった・・・。
そう考えると、
・「スマホの充電がめっちゃ持つ」
・「スマホが急速充電に対応していて短時間で充電可能」
であるならば、重たいモバイルバッテリーを持ち運ぶ必要などなく「充電器とケーブル1本あればいい」ということになります。
この場合「スマホだけ充電できればいい」わけですから1ポートのもので十分です。軽いし安いし、機能的で美しいです。
外出先で充電に困ったなら、お店に入ってコーヒーを一杯頼んで充電させてもらえば解決します・・・なんで気が付かなかったんだろう?
自分の持ち物を「そもそも要る?」という視点で見つめ直すのは大事ですね。
■ミドルレンジ(中級機)を探しました
私・シーラカンスは、思い立ったら一直線。
人生は短いですから、我慢している暇などありません。
ましてや毎日使うものですから「設備投資」と言っていいと思います。
「ミドルレンジスマホ おすすめ」などで猛烈にググって調べました。
元々のスマホがIPhone SE(64GB)と「IPhoneで一番安いやつ」であり、それで十分使えましたから、同等性能のものを探しました。
私が求めた条件は以下の通りです。
・バッテリーのもちがいいこと。もう充電で悩みたくない。
・急速充電ができること。
・充電端子がUSB-Cであること。
・なるべく小さいこと。
・価格は5万円くらいであること。
・カメラの性能は別に問わない(元々1レンズで十分でした)。
・ストレージ容量は気にしない(そんなに保存しない)。
・黄色いスマホカバーがある機種であること。(私のテーマカラーです)
これらの条件で探した結果、「Xperia 10vi」を買いました。
使いやすくなるよう、コツコツと設定を進めています。
■自分の使い方だと高級機じゃなくていい
私・シーラカンスのスマホの使い方からすると、これくらいの機種が合うと思います。動画撮影はしませんし、ゲームも、画像編集もしません。
IPhoneはカメラがどんどん良くなっていますが、他社のスマホのカメラってそんなに悪いんでしょうか。そんなにいいカメラを毎日持ち歩く必要性があるんでしょうか。
少なくとも私・シーラカンスには「オーバースペック」です。
私は検索とYouTube、Line、電話、バーコード決済、天気アプリや電卓、スナップ撮影程度のカメラがあれば十分・・・ライトユーザーですね。
また、使いもしない機能でスマホが重くなるのは単に「無駄」です。それだったら自分が求める機能が必要十分な性能だけ入った軽量なスマホがほしいです。
毎日持ち歩くのだから「軽さは正義」です。
また、便利だとは言っても所詮は「電話機」です。何十万円も出したくありません。
重量も機能も価格も、ミニマム・・・必要十分なのがいいですね。
性能は上を見たらキリがありません。必要な人が買えばいいのです。
■格安SIM+端末単品の組み合わせがいい
ところで、今回私・シーラカンスが買ったのは3大キャリアの「端末+通信プラン」ではなく、「SIMフリー端末単品」。通販で買いました。
今回のスマホは中古でも新品でもなく「未使用品」(検品のために開封しただけの新品)。
新品が約54000円に対し、未使用品は49800円でした。
「ただ開けただけ」で1割引、しかも検品もしてくれてある・・・と考えると非常にコスパが良いと感じますし、むしろ新品より安心かもしれません。
また、端末自体が新品ですからバッテリーの不安もありません。
SIMフリーの端末単品を買った場合、設定はすべて自分でやることになります。
しかし現在はGoogleアカウントで連携出来て機種引継ぎがかなり簡単になっていますし、一度覚えれば今後一生役に立つ技能ですから、自分で頑張ってみる価値はあります。(私・シーラカンスの場合、家族がスマホに詳しいので手伝ってもらいましたが・・・)
また、現在のスマホは楽天モバイルの通信プランを契約しており、それを新スマホに引き継ぐ形となります。通信費は20GBまで税抜1980円と断然安いです。
機種本体は買い切りで分割が一切なく、通信代は1980円のみ。
機種と通信プランを分離すると、機種変更も通信会社の乗り換えも自由自在。
私自身、今は楽天モバイルですが「楽天モバイルが値上げしてきた」とか「他社が魅力的な格安プランを出してきた」など、何かあれば他社に乗り換えるつもりです。
通信費の安さだけでなく「自由さ」も魅力です。
もちろん3大キャリアにも良さはありますし、家族割などの絡みもあるでしょう。
ただ「独身で3大キャリアで月に1万円近く払っている」「格安SIMにしても特に支障はない」という人にはお勧めしたいです・・・通信費が格段に下がります。
ただ格安SIMは「3大キャリアの回線を間借りしている」という仕組み上、スマホを使う人が一気に増える昼休みの時間帯は極端に通信速度が落ちるケースが多いです。それでも、
・「早番・遅番の交代勤務をしている」
・「会社にいるときはWi-Fiを使える」
・「昼休憩を自分の裁量で前後にずらせる(外回りの営業職など)」
・「そもそも夜勤だからその時間帯は寝てるし関係ない」
・「昼休みはオフライン保存した動画しか見ない」
など、その人の状況に応じて創意工夫はできそうです。
■生活費のダウンサイジングはリスクヘッジ
投資家たるもの「毎月払う義務のあるお金」は1円でも削っておきたいものです。
例えば毎月のスマホ代や自動車ローン、借金、あらゆるサブスク、民間生命保険。ある意味「タバコ」とかも当てはまるかもしれません。
人生何があるかわかりませんから、「生活費のダウンサイジング」はリスクヘッジにもなります。義務はなるべく背負わない方が身軽でいられますし安全です。
特に通信費は、一度頑張ればずっと効果が続きますから、やってみる価値はあると思います。
浮いたお金は投資に回せば、将来の自分が助かります。
ぜひとも「そもそも、それ必要?」という目線で身の回りを観察してみることをおすすめします。
案外「無いなら無いでもいい」「別のもので代用・兼用できる」など発見があるかもしれません。