こんにちは、シーラカンスです。今年もよろしくお願いいたします。
突然ですが、読者の皆様は貴金属を保有されていますか。
私・シーラカンスは「全財産の10%を貴金属で持ちたい」と決心し、買い進めています。
「資産クラスの分散」として、今後きっと役に立つと確信しているからです。
今回は銀貨についてお伝えします。
■銀貨の値上がりがすごい
先日、1オンス銀貨を1枚注文しました。

英国のメジャーな銀貨で、現在価格は17000円くらいです。
最初に買い始めたときは6000円くらいだったはず・・・。
かなりの値上がりですが、それでも買う価値はあると思います。
■貴金属と言えば金ですが
貴金属と言えば「金」だと思います。
富の象徴であり、変質せず、世界中どこでも換金できる・・・日本でも古くから取引されています。江戸時代は金本位制(上方・大坂は銀本位制)でしたね。
各国の中央銀行も「金準備」として大量の金塊を保有しています。国によってさまざまですが、「外貨準備の12%くらい」を金で保管しているようです。
もちろん、私・シーラカンスだって金を買いたいです。
ただ、最近の相場はあまりにも高額(1gあたり24000円くらい)なため、手が出せないのです。
買えたとしても換金する時に金額が大きすぎます。一度に何十万円も必要ない・・・。この「ロットの大きさ」が難しい。
そうは言ってもインフレは進んでいきますし、物価も上がり続けます。何か対策をしなければ・・・。
そこで銀貨に注目しました。
■「単価の小ささ」が助かります
1オンス銀貨(31.1g)は現在、17000円くらいで買えます。値上がりは激しいものの、まだ手が出しやすい価格です。「アルバイトの日給2日分」くらいで手に入ります。
この「1枚当たりの単価の小ささ」は、売る時にも助かります。
1オンス(31.1g)であれば15800円くらいで換金してもらえる計算です。これだけあればお米が15キロくらいは買えます。
「価値を貯蔵する」という点では十分です。
手数料的には大きな金のバーを買う方が安いですが、
・「1オンス銀貨を多量に持つ」
・「いざというとき少しずつ売る」
というのも一つの戦略だと考えます。
■銀は「消費される」金属です

銀はその用途の大半が「工業需要」であり、どんどん消費されていきます。
一方で金の「工業需要」は1割にも満たず、ほとんどは投資・宝飾需要として退蔵されます。

金は「取っておく金属」、銀は「使ってなくなっていく金属」なのです。
特に最近はAI・ソーラーパネル・電気自動車(1台につき50gくらい使うそうです)・医学用途など、需要は高まる一方です。2025年の世界の銀供給量は3万2000トンですが、需要量は3万5000トン。特にソーラーパネルでの必要量が増えており、ここ7年ほど「供給不足」に陥っています。

銀は「金採掘の副産物」として採れるため、銀単体を狙って採掘するのは難しく、供給量はなかなか増えません。しかし需要は待ってはくれない・・・そのため値上がりが続いています。この流れは数年続くでしょう。
「まだ手が届く」価格のうちに買い集めておきたいです。
■「支払調書」対策にも
金の場合、1回の取引で200万円を超える売買をすると税務署に「支払調書」という書類がいきます。やましいことをしているわけではないので恐れることはありませんが、税務署に「コイツは多額の金地金を持っている」と知られるのは何となく怖いです。
脱税を疑われたり、税務調査に入られたり、目をつけられやすくなります。
ある日突然法律が変わり「国家のために金を没収する」とか来るかもしれません。
特に個人事業主の人にとって「税務調査」は嫌なものです。
この「支払調書」対策としては「割高でも少額の金貨やバーを買う」か「銀を買う」のが有効・・・銀の場合、「支払調書」の対象外です。
■換金・相続もしやすい
手数料の高さや売買価格の乖離(銀貨の場合、買ってすぐ売ると8割くらいの値段にしかなりません)は気になりますが・・・。
「自宅に置いておける」「その辺のリサイクルショップで現金化できる」という魅力のほうが勝ります。
銀貨はその国の政府造幣局の製造で品位も確かですし、国家の威信が懸かっていますからデザインも美しい。「見て楽しむ」という楽しさもあります。
個人的に「民間の一企業の刻印」より「造幣局製造」の方が信頼できると感じますから、その点でもバーよりコインがいいですね。
また貴金属は換金や相続の容易さも魅力です。
緊急時、急に現金が必要になっても、その日のうちに現金化できます。株式は換金に4日はかかりますから、換金スピードの速さは魅力です。
利息は付かないものの、一種の「(物価連動型)定期預金」として考えることもできます。
また、もし自分がこの世を去っても、家族にそのまま引き継げます。
「金貨〇枚、銀貨〇枚ずつ」など相続もしやすいです。(金貨1オンス80万円、銀貨1オンス1.7万円)分割できない不動産よりは揉めにくいでしょう。
■「シーラカンス生命保険」として
個人的には民間の生命保険はいらないと考えており、以前加入していた保険は解約しました。
職場の労働組合で「県民共済」(組合費から2600円天引き)には入っていますが、それで十分だと感じています・・・福利厚生で安く保険に入れて嬉しいです。
さて、私が民間の生命保険を嫌うのは、月の掛け金の高さもそうですが、
・「保険会社に一方的に査定されたくない」
・「保険金が下りるか下りないか分からないのに払い込みたくない」
・「どうせ払い渋りするんでしょ?」
という強烈な不信感があるためです。
月に2万円の掛け金をするなら、同じ金額で銀貨を毎月買った方が安心です。
だって家に現物があるのですから。必要なら売ればいいのです。
毎月銀貨1枚を買うなら、1年で12枚、10年で120枚。
1オンス1枚の買取額を15000円として、10年後に時価180万円分の銀貨が手元に残ります。ちょっとした財産ですね。これだけあれば入院への備えとしてある程度安心です。
そのため私は民間生命保険には入らず、「シーラカンス生命保険」を自分で構築して備えます。
同じような考えを実践されている方がいましたので紹介します。
■AI需要はますます伸びます
AIに「シーラカンス生命保険本社ビル」を考えてもらいました。AIの進化はすごいですね。
このAI画像を作るための半導体チップや基盤、導電ペーストにも銀が使われています。今後、需要は伸びそうです。


■ポートフォリオに貴金属を
投資のリスクヘッジとしても有用です。
株だけを買うのは「ペーパー資産への集中投資」であります。
もちろん銘柄分散はしますが、個人的にはちょっと怖さを感じます。
・「もしシステムが全部消えたら?」
・「ハッキングされて勝手に全部売却されたら?」(証券会社で最近ありましたね)
・「預金封鎖されたら?」
・「株券に財産税を課せられたら?」
考えればキリはありませんし、それを言ったら投資なんてできませんが・・・。
それでも「最悪の事態を一応は想定しておく」「やれることはやっておく」のは投資家として良い事だと考えます。
貴金属は配当を生まないため主役にはしずらいですが、「いると安心な名脇役」としては役立ちます。10%でも現物を持っていれば、すべてを失ってもきっとまたやり直せます。
「資産クラスの分散」という点でも意味はあります。私の場合、
・日本株(50%)
・米国株(40%)
・銀貨(10%)※将来的には少量の金現物も
の3つのクラスに分散しており、個人的にしっくりきています。
私・シーラカンスはわりと心配性ですから、株も食品・医薬品・港湾などディフェンシブ銘柄多めにしています。そこにさらに貴金属・・・備えは万全です。
「やれることはやった」「不況でも心配ない」という安心感があります。
■シーラカンスのような運用を
「シーラカンス財団」の名の通り、静かに、穏やかに、でも確実に・・・。
シーラカンスが住む深海は暗く、冷たく、食べ物も乏しい環境です。
深海生物たちは「ちょっとくらい暗くても、ちょっとくらい寒くてもいいから穏やかに暮らしたい」と深い海で生きていくことを決めた、温厚な(?)生き物たち。
シーラカンスも海底でゆったり漂って過ごしています。
ただサバやイカなどのエサを得るチャンスがあると、逆立ちスタイルで一気に獲りに行きます。
基本的には穏やか、しかしチャンスは逃さない。
そんなシーラカンスを見習って運用を続けたいものです。
変なスケベ心を出さず、堅い銘柄・資産でコツコツと。
他の人より資産形成の速度が遅くてもかまいません。
投資は速度戦ではなく、持久戦。長い付き合いになります。
自分ができることを確実にやっていきたいですね。