長期投資は暇だからこそ・・・資格取得を考える

 こんにちは、シーラカンスです。

 

 前回の記事で、「今年の目標」についての記事を書きました。

coelacanth-foundation.hatenablog.jp

 「投資ブログを書いているのにお金に関する資格を持っていない」

 

 ・・・ということで、簿記とFP(ファイナンシャルプランナー)の資格取得を考えたのです。

 

 さて今回は、「長期投資は暇になりがち」、「今年の資格取得」について書きます。

 

■長期投資は暇になりがち

 突然ですが、私、シーラカンスは毎月、米国・英国の株を買っています。

 

 給料日の少し前からその月の予算を立てておき、給料日に株を買うのです。

 

 「アセットアロケーション」もあらかじめ決めてあり、

 

・個別株16社(@5%×16社=総資産の80%)

・定期預金(総資産の20%以上)

 

 を目安に資金を配分します。

 

 まだ総資産が少ないため構成比率に偏りがありますが、だんだんとバランスが良くなっていくでしょう。

ポートフォリオ:16社に均等投資

2022年12月30日現在の円グラフ




 株を買い増す際の基準は

 

「その時に保有比率が最も低い銘柄」

 

 であり、これにより次に買う株が自動的に決まります。

 

 また、現金比率が下がれば、定期預金にお金を足して調整するイメージです。

 

 ・・・何が言いたいか?

 

 「長期投資は、やることがない」

 

 のです。実際に投資行動を起こすのは給料日だけであり、それ以外の29日(あるいは30日、27日)間にやることが無いのです。

coelacanth-foundation.hatenablog.jp

 

それが長期投資のメリットであり、デメリットでもあります。

特にやることがない・・・出典:いらすとや様



 私の場合、この「長期投資はやることが無くて暇になりがち」という問題を、「ブログを書く」ことで解決しています。「買い報告」は月1回しか出来ないため、色々とネタを探して書いています。

 

 ブログを書いていると暇にならず、投資に飽きが来にくくなります。

 

 手法に退屈してくると、ついつい

 

・「慣れないこと」

・「余計なこと」

・「投機的なこと」

 

 をしたくなりますから、それを防ぐ効果もあります。

 

 また、「ネタを探す」関係上色々なものに目が行くようになりますし、「次は何を書こうかな・・・?」と構想を練るのも楽しいものです。

何から書くか、何を書くか・・・出典:いらすとや様



 長期投資を志す人の場合、「ブログを始めてみる」のもいいかもしれませんね。

 

■資格取得を思い立ちました

 「今年の目標」を考えた時に、お金に関する資格を取ろうと思い立ちました。

 

 「簿記」と「FP(ファイナンシャルプランナー)」ですね。

 

 米国株投資を続けてきて、「株を買う」流れはつかめました。

 

 ブログも、思い付きでダーッと書けるようになりました。

 

 キーワードから思いついたことを書き始め、後はその時に閃いたことを清書していく感じです。書きたいことがどんどんあふれ出てくるのです。

 

 書くのに時間はかかるものの、あまり苦労は感じていません・・・書きたいことをそのまま書いているだけだからです。

 

 株もブログも、自分の中に流れが出来ました。

 

 せっかくだから、もう一つ新しいことをしてみよう、と思うのです。

 

 それで思いついたのが「資格取得」でした。

 

■簿記3級を取ることにしました

 資格について色々と調べてみたところ、簿記3級であれば、

 

・試験日が2月26日(日)であること

・申し込み受付はまだ始まっていないこと

www.kentei.ne.jp

 から、今から勉強をすれば間に合うかもしれない、と分かりました。

 

 試験日まで50日もないため少々迷いましたが、直近で受けられる2月の試験を受けることにしました。

 

 早速、問題集とテキストを買い、勉強を始めました。

 

 実際にやってみたところ、

 

「そんな勘定科目あったっけ⁉」

 

 の連続でした・・・。

 

 最近は「電子マネー」「電子債券・債務」などの問題も出題されるようですね。初めて知りました・・・。

シーラカンス(代理)と簿記問題集

 

 実は私、シーラカンスは高校時代は「商業科」でしたので、簿記や電卓の扱い方は授業でやったことがあります。

 

 そのため簿記が「全く初めて」というわけではなく、勘定科目などは何となくですが覚えています。多分、やっていくうちに少しは思い出せるんじゃないかと思います。

 

 また、単純に「お金の勉強」という、「自分に直接役に立つ勉強」であるため興味もあります。

 

 そのため、「勉強期間は無いけど、やれるだけやってみよう」と思ったのです。

 

■その後でFPを狙う計画です

 簿記の試験勉強の勢いのまま、続けてFP3級の取得を狙う場合・・・。

 

 最短の試験日は5月28日(日)

 

 だそうです。

www.jafp.or.jp

 簿記の試験日から考えると、3か月くらいの勉強期間が取れます。

 

 投資ブロガーさんはFP(ファイナンシャルプランナー)を取得している方が多いですから、私、シーラカンスもぜひ取得したいと思っています。

 

 ローンや相続、投資信託など、

 

 「自分にとってあまり縁がない」分野

 

 も出題されますので、このチャンスにあえて勉強するのも良いかもしれませんね。

 

 やはり、自分で意識しないことには、「新しいこと」を知ろうとしたり、見ようとしないものですから・・・。いいチャンスであります。

 

■意味があるかどうかは自分次第

 

 もし幸運にも両方とも合格した場合、

 

 「簿記3級とFP3級の合格者」

 

 となり、ある程度のマネーリテラシーがあることを証明できるようになります。ブログの記事に生かせることもあるでしょう。

 

 色々とサイトを見てみると、一部で

・「履歴書に書けるのは2級から」

・「実務経験が無いと意味がない」

 

 という意見もありますが・・・。

 

 そもそも転職のための資格取得ではないですし、「何もしない」よりはるかに良いと思うのです。

 

 「意味があるかどうかは自分次第」ですし。

 

 仕事に必要でもないのに資格を取る・・・「自己満足」、なのかもしれませんね。

 

 でも、それでもいいと思っています。

 

 パチンコ屋スロットなどのギャンブルで大負けするよりは健全なお金の使い方です。試験に落ちても受かっても、自分の脳内に知識は残りますから、無駄にはなりません。

 

■その後はどうしよう・・・いろいろ考えます

 せっかく勉強をするのなら、さらに上を目指すというのも良いと思います。

 

 そうなると、「簿記2級」や「FP2級」などを狙うことになります。

 

 これらは履歴書に書けますし、社内で評価される場合もあります。

「数字に強い人」という評価も?・・・出典:いらすとや様



 ただそれだけに、勉強期間は結構必要です。

 

 ネットで調べたところ、個人差はあるものの

 

 「150~300時間くらいの勉強時間が必要」

 

 としているサイトが多かったです。これは、

 

 「半年前後の勉強期間」

 

 ということを意味します。

 

 私は、それでも「簿記2級」を狙おうと考えています。

 

 FP2級も良いと思いましたが、簿記のほうが汎用性が高く、優先度が高いと判断したためです。

 

 また、それだけの勉強期間を投資するだけの価値があると考えたのです。

 

 社会的には、「簿記2級=中小企業の経理が出来るだけの知識がある」とされるようです。

 

 「簿記を使っていない会社」はあり得ませんから、どの会社であっても一定の需要があります。転職や昇進にも有利かもしれません。

 

 投資家としても財務諸表が理解できるようになるのは大きなメリットとなります。

 

 あのウォーレン・バフェット氏も「会計を学びなさい」と言っているようです。

 

 さらに、

 

 最短の試験日は11月19日(日)

 

 であり、ちょうど半年くらいの勉強期間が取れる点も利点です。

 

 ただ心配な点があります・・・。

 

 簿記3級では出題されなかった「工業簿記」が追加されるのです。

 

 これが難しいのです。

 

(高校時代、私が簿記を苦手になった原因でもあります・・・。)

 

 そのため、

 

 「勉強期間に余裕を見たほうがいいだろうな」

 

 と予想しています。

 

 まだ2023年は始まったばかりです。

 

 投資を続けながら、やれるだけのことはやっていこうと思います。

やれるだけやってみる・・・出典:いらすとや様