人当たり良く・・・反感と嫉妬は怖いよ

 こんにちは、シーラカンスです。

 

 前回、「銀行の金融商品を買うな、営業を信じるな」という記事を書きました。

 

 実は先日、銀行(信用金庫)でちょっと思うところがあったため、書きました。

 

 今回は、雑記です。

 

■仕事で信用金庫に行ったけど・・・

 仕事で、ある地元の信用金庫に行きました。支店移転業務の手伝いに行ったのです。

出入り業者として行くと・・・ 出典:いらすとや様

 

 私の会社(運送会社です)では、たまに社内で引っ越しのアルバイトを募集します。今回は参加者が少なかったため、私も手伝いに行った形です。普段と違う仕事であり、割と面白いため、個人的には好きな業務です。

 

 しかしですね・・・。

 まー、信用金庫の行員が偉そうなこと偉そうなこと。

え、何コイツ・・・(ドン引き) 出典:いらすとや様

 ある程度予想はしていましたが、思った以上でした。

 

 いくら「業者」だからって、そんな言い方はないでしょう。ほかにも、

 

・指揮命令系統がはっきりしていない。ふんわり始まってふんわり終わる。

・移転工事の現場監督も、段取りを分かっていない。何しに来てるの?

・「指示」しないくせに「指摘」は一丁前にしてくる。だったら手伝えよ。

・びっくりするほど段取りが悪い。驚きの段取りの悪さ。

・「それ聞いてないんだけど」という作業を指示してくる。追加料金くれ。

・手待ち時間が長い。その間に仕事をさせてくれ。

・銀行員たちは座って見てるだけ。だったら帰れよ・・・。

 

 これらの経験から、

 

 「絶対にこの信用金庫からだけは借金したくない」

 

 「たかが田舎のチンケな信用金庫が偉そうに」

絶対に借りてやらねぇ!!! 出典:いらすとや様

 

 と反感を抱きました。

 

 印象が変わりましたね。一気に悪くなりました。

 

 この信用金庫の引っ越しは、もう二度とやりたくありません。

 

 単純に不愉快でした。

 

 余談ですが、同じビルに入っている某財閥系生命保険(〇友生命)の社員さんたちは、愛想がよかったです。

地元信金と対照的・・・出典:いらすとや様

 

 「相手がどう思うか」については、やはり保険屋さんのほうが良く意識していますね。さすがです。

 

■「出入り業者」もお客さんかも・・・どう振る舞うか

 このような「銀行員と出入り業者」のような明確な上下関係がある時に、どう振る舞うかで相手からの印象は大きく左右されます。

 

 単純に、

 「他社の人間に対してどう接するか」

 なんて、社会人なら考えるまでもないでしょう。

 

 少なくとも、偉そうに接して良いことなんてありません。

 

 もし私が会社の経理担当でメインバンクを変えていい立場なら、そしてその信用金庫をメインバンクとしていたなら、クレームくらいは言います。

 

 「あれ何なの?」って。「うちの社員たちを何だと思ってんの?」って。

 

 もしかしたら、取引をやめてほかの銀行にするかもしれません。

 

 別に銀行なんていくらでもありますし。

 

 少なくとも、地元で殿様商売している信用金庫よりはマシでしょう。

 

 私の勤務先(運送会社です)は社員数が300人くらい、アルバイトなどを入れたらもっといるかもしれません。運送会社としてはそこそこ大きい規模です。

 

 これだけの数の社員への給料振り込み、社員たちの各種ローン契約、会社で使う大型トラック(一台2000万円)や4トントラック(一台900万円)×200台の新車入れ替え時の支払い、お客様からの運賃の受け取りなどの決済・・・。何億円動くんだろう?

 

 これだけ大きな取引を失ったら、どれほど大きな損害が出るのでしょう。

 

 まともな銀行員なら、「この会社の人たちもうちのお客さんかも?」くらいは考えるでしょうに。

 

 もしかしたら、私はその信用金庫に何億円も預金しているかもしれません。「全額下ろして口座を解約する、今日中に持ってこい」と言い出すかもしれませんよ・・・?

 

 「業者だし適当でいい」という態度で接するその銀行員たちがいかに考えが浅いか、立派なスーツ着てるけど、所詮は田舎の兄ちゃん・おっさんか・・・。

 

 とても残念な思いでした。

 

 「何か勘違いしてるんじゃないの?」と思います。

 

 なんかもう、怒りを通り越して、哀れですらあります。

 

 大きい顧客から切られるなど、痛い目見ないと分からないのでしょうね。

 

■直接の利害のない人こそ大事に

 仕事をしていれば、「仲良くしても利害関係はなさそう」という人がいるように見えるかもしれませんが・・・本当にそうでしょうか?

 

 仮にそうだったとしても、愛想よく挨拶して、ニコニコと接したほうが絶対に良いと思います。世の中、どこでどうつながっているか分かりませんし、単純に、「人としてそうありたい」と個人的に思うからです。

 

 また、特に工場・物流業などでは、「再雇用のおじいちゃんと思っていたら実は元常務」とか、「掃除のおばさんが実は部長夫人」、「他社の新人運転手さんだと思っていたら実は社長だった」などなど、見た目だけではその人の背景は全く分かりません。

愛想よく・・・ 出典:いらすとや様

 

  私の仕事(工場の定期集荷便)を例にすると・・・。

・物流センター入り口の守衛さん

・掃除のおばさん

・集荷先で会う他社の運転手さん

フォークリフトの点検に来るメカニックさん

・物流センター内の仕分け係・倉庫番の人たち

・途中に寄るコンビニの店員さん

 

 などなど、いろいろな人に会いますね。

 

 こうした「直接的な取引はない」人にどう接するかで、人間性が出ると思います。

 

 私自身、集荷先の工場などの人から見れば「出入り業者」ですから、たまに横柄な対応を取られることがあります。

 

 意外と覚えているものですよ・・・。横柄な人も、親切な人も・・・。

 

 あえて言い返さないだけですよ・・・。

 

 私以外の運転手さんにやったら怒鳴られるよ・・・。(心の声)

 

 「相手にも感情はある」「優しくされたら嬉しい」「挨拶されたら返す」・・・。人間として当然のことでありながら、忘れがちなことです。意識していきたいですね。