こんにちは、シーラカンスです。最近はさらに円安が進み、1ドル136円まで進行したそうです。じわじわと円安になっていきますね。
先日、スーパーでいつものうどんを買いに行ったのですが、1袋38円から46円に値上がりしていました。円安と、小麦価格の高騰がこんなところにも。だんだんと自分の日常生活に影響が出始めました。
■長期投資・・・だよね?
さて、投資ブログを回っていると、「損切りしました」、「手じまいしました」、「調整がー」、「岸田首相がー」・・・長期投資を謳っておきながら売却に走る例の多いこと多いこと。波乱続きの状況ですから仕方ないのかもしれません。
ただ、私、シーラカンスは「保有銘柄に無理があったんじゃないの?」、「リスクを取りすぎたんじゃないの?」「下調べはちゃんとしたの?」と思います。自分で下調べを尽くし、堅実な会社を選んでいる限り、相場がどうこうで売却するなんてありえません。為替や岸田首相に自分の投資判断を惑わされるなんて恥ずかしい。確かに、岸田首相はなかなか素敵な政策を連発していますが、彼が損失を補償してくれるわけでもないですし。
長期投資を謳っておきながら、ちょっと何かがあったらすぐ売り払う。
長期投資に向いてないんじゃないの? 預金だけしてれば? とすら思っちゃいます・・・。
■長期投資・配当狙いには覚悟が必要
そもそも、連続増配の安定株に投資するからには、覚悟が必要です。
・株価は良くも悪くも安定(急上昇はなかなかない)
・売却益は狙いづらく、配当が頼り。それもせいぜい3%程度
・安定しているといっても、暴落時にはきっちり被弾する
・大金持ちにはなりにくい
これらを受け入れたうえで、それでも再現性と安定性に賭ける投資手法のはずです。
これらの不利を大きくひっくり返す唯一の方法は、「下落しても買い続ける(平均取得単価を下げる)」のみです。
こういう波乱のときこそ、「馬鹿なヤツらめ、こんないい会社を安く手放すなんて」とほくそ笑むくらいの図太さが欲しいところです。
■世界中で求められる製品たちー今日もどこかで売り上げが。
株価が上がろうと下がろうと、企業は今日も営業活動をし、工場で製品を製造し、世界中へと出荷していきます。企業の価値が突然変わったわけではありません。
自分の保有銘柄と、日常生活を考えてみた場合・・・。
・コーラは売れ続けます。コーラを置いてないレストラン、コンビニはありえない。
・シャンプーや洗濯は毎日します。ヒゲも剃ります。(P&G)
・世界中で紅茶とコンソメスープが飲まれます。
シャンプーはLUX派という人もいるかもしれません。(ユニリーバ)
・給油や買い物ではカード払いの人も多いです。便利です。(ビザ)
・ガソリン、軽油等、高騰していても給油は必要です。(エクソンモービル)
・けがをしたらバンソーコー。病気になれば薬が必要です。
(ジョンソンエンドジョンソン、ファイザー、グラクソスミスクライン)
・不況でもスーパーに通います。安くて品揃えの良い店は、人が途切れません。
・ストレスでタバコの量もついつい増えてしまいます。
・マクドナルドも売れ続けます。ポテト美味しい。(マクドナルド)
・付せんや耳栓、接着剤を仕事で使う人もいるでしょう。(スリーエム)
・料理にはスパイスが必要です。風味が良くなります。(マコーミック)
・・・何も心配ありませんでした。
私の代わりに、その会社の優秀な社員さん達が何とかしてくれるでしょう。
少なくとも、私、シーラカンスよりは優秀な人たちが集まっているでしょう。
私にできることは、彼らとその企業を信じて保有を続けることだけです。
それに、狼狽売りして現金化したところで、そのお金の行き先はどうするのでしょう。買い直すにも迷いが出るでしょう。ほかの銘柄にしようにも、そうそういい投資先なんてあるのでしょうか。私はこれ以上堅実でシェアトップを走る企業など思い浮かびませんが・・・。