「物品購入」のイメージで株を買っています


 こんにちは、シーラカンスです。

 

 突然ですが、私、シーラカンスは貯金が苦手です。

目的のない貯金は苦手 出典:いらすとや様

 

 最高で70万円までは貯めたことはあるのですが、それは使う目的があったからです。

 

 具体的には「大型免許取得(40万)」「ローンの一括返済(51万)」「大型二種免許の取得(36万)」などです。貯金の大半が吹っ飛びましたが、後悔はしていません。その時にどうしても必要な出費だったからです。

 

 一方で、「将来のため」、「結婚資金や冠婚葬祭のため」などの、使う目的があまり定まっていないフワッとした貯金は苦手です。どうやら私には「貯金」は向いていないようです。

 

 ただ、「支払準備金」や「買い物のための準備金」・・・といった「準備金」をよけることは出来る性格だったのは幸いでした。

計算して、残しとく・・・ 出典:いらすとや様

 

■任意整理から定期預金へ

 私は、お金があればあるだけ使ってしまう性格で、かつてはカードをやたらと切り、キャッシングも少々していたほどでした。カードの支払いが追い付かずに任意整理に至り、繰り上げ返済と分割返済などで清算に3年かかりました。返済日のプレッシャーに押しつぶされそうでした。

自業自得とはいえ・・・ 出典:いらすとや様

 

 この失敗で、私はお金のことを考えざるを得なくなりました。

 

 「あればあるだけ使ってしまう」・・・だいぶ改善されたものの、持って生まれた性格はなかなか変えることは出来ません。そこで、給料が入ったら速攻で繰り上げ返済をするようになりました。

完済に向けて燃えていました 出典:いらすとや様


当時3社に債務がありましたが、これで2社は完済できました。残る1社については任意整理をしました。

 

 任意整理中はカード会社に振り込んでいましたが、完済した後は自分の定期預金に同じように入金していきました。

 

・「入金先が変わっただけであり、今までと変わらない」

・「完済したからって贅沢できるような身分じゃない」

・「そもそもマイナスがゼロに戻っただけのことであり、何もえらくない」

・「浮かれている場合ではない」

周回遅れ! 恥ずかしい! 出典:いらすとや様

 

と考え、同じくらいの金額をよけるようにしていました。

 

 その結果定期預金が数十万単位で貯まり、免許などを取れました。今ではこの免許を生かしてトラックの運転手をしています。カードを切っていた頃の仕事よりも給料が上がり、生活も安定しました。

運転楽しい!給料もちょっと上がりました  出典:いらすとや様

 

■株は「買い物」とか「支払い」と考えている

 私は毎月、米国株・英国株を買い増ししています。毎月5万円くらいは出ていきます。私はこれを「買い物の支払い」「毎月の支払い」と考えています。かつてのカード会社への返済と同じようなイメージです。

 

 株は「買い物」ですから所有欲は満たされますし、「支払い」ですからケチろうとか遅らせようとかと思うこともありません。正直、購入後のその株の価格変動に興味もありません。

 

 「買い物した」→「支払った」としか思っていないからです。

お買い物 出典:いらすとや様

 

 買うときはワクワクはしますが、保有資産の価格変動については、どこか他人事です。配当さえもらえればそれでいいですし。

 

 買った株を売ることも考えていません。自分にとって必要だから買っているわけですから、売ることも一切考えません。普段使う冷蔵庫やスニーカー、布団などをホイホイ売らないのと同じことです。売ったら自分が困ります。買取価格が高いとか安いとかそういう問題ではなく、「必要」だからです。

 

 もし保有株を「お金」ととらえていたとしたら、「売ればお金になるじゃん・・・贅沢しちゃお(^^♪」などと、しょうもないことを考えていたと思います。

 

 これからも、株と適切な距離を保ちつつ、投資を続けたいと思います。

 

 

 

「働けなくなってしまった」への備えを

 こんにちは、シーラカンスです。

 今回は、雑記です。

 

■今はまだ働けるけど・・・将来は?

 私、シーラカンスはアラサーのトラック運転手です。運送会社に勤めています。

 

 私の職場では社員の平均年齢が高く、大半は50代のベテランたちです。彼らはパワフルで、家庭もあり、熱心に働いています。あの体力というか根性はすごいと思います。

仕事熱心なベテランが多い職場です 出典:いらすとや様

 

 ただ、やはり年齢とともに身体に不調が出るようで、持病についての話をよく耳にします。体力仕事のため、特に腰痛、重量物を扱うことによる腱鞘炎もよく聞く話です。

 

 また、大型免許の更新では視力検査が厳しく、視力に関する不安も聞きます。

 

 視力検査に通らなければ大型免許は取り消されて普通免許のみとなり、大型トラックの運転手として生きていけなくなりますから死活問題です。倉庫作業員やリフトマン、小型トラックのドライバーになるという手もありますが、給料は下がります・・・。

 

 大型運転手にとって、大型トラックを降りるということはかなり辛いことなのです。経済的にも、プライドの面でも。

 

 家庭もあるし、支払いもあるから働かないといけない。

 定年後も再雇用で働くつもりだ。

 貯金もあまりないし、子供の学費もかかる。仕送りもある。

 体はつらいけど、それでも働き続けなきゃ・・・。

 最近、目が見えにくくなってきた。次の免許の更新通るかな・・・。

 

 そういう話を聞くと、自分も何か備えていかないと、と思います。それと同時に、この先輩たちは、ケガや病気をして働けなくなったらどうなるんだろうかとも思います。

 

 彼らベテランの姿は、数十年後の自分の姿です。

 

 「自分の収入は自分で保障しなくては、働けなくなったときに詰む。」

 

 と、危機感を感じます。

 

■労災、失業・・・何があるかわからない人生だから

 以前いた運送会社で、同僚が仕事中に交通事故死したことがあります。別の支店の人でしたが、労災速報を見て、こういうこともあるのかと怖くなりました。同じトラック運転手として、他人事ではないからです。

 

 自分が乗っているのと同じ塗装のトラックが原型を留めていないのを見るのって・・・結構衝撃的なものです。次は自分かも・・・。可能性はゼロではありません。

 

 命が助かったとしても、治療費やリハビリ、生活費の問題が待ち受けています。運転手にはもう戻れないかもしれませんし、事故のトラウマでハンドルを握れなくなるかもしれません。ケガを負った身体では仕事探しも困難でしょう。

トラック事故(写真の会社と記事は関係ありません) 出典:静岡新聞

 

 また、トラックの荷台と物流センターのプラットホームの間に落ち、脚を骨折した人もいました。防犯カメラの動画を見ましたが、ああ、痛そう・・・。

 

 私自身、運転手になる前にいた会社(金属を扱う会社でした)で鉄板の角で脚をザクっと深く切ったこともあります。不思議と痛くなく、ズボンが血まみれになったことで気が付きました。

 

 もちろん、何らかの事情で失業することもあるでしょう。

失業は突然に 出典:いらすとや様

 

 そういえば私、重度の腱鞘炎になってしまって派遣のライン仕事をクビになったこともありました。手が動かないと何もできなくなりますね。本当に痛かった。

 

 今思えばいい転機でしたが、当時は本当にどうしよう、と不安でした。

 

■資産も貯金も「ある」という事実が大事

 働けるうちに貯金や投資を頑張っておき、万が一の時の自分を助けてあげたいと思います。年老いて、失業した、病気になった、ケガを負った・・・そのような不測の事態に備えたいです。

いざという時に助かります 出典:いらすとや様

 

 よく芸能人が不動産や資産を人気絶頂期に買っておき、ピークが過ぎてからでもそれで助かっているという例があります。例えば、樹木希林さんが不動産女王として有名です。

 

 「芸能人には保障が何もないから、買えるうちに不動産を買っておきなさい」と周りにアドバイスし、自分でも実践されていたそうです。最初に家を買ったのは21歳のときだとか。彼女の先見の明、自分でも不動産購入を実践していく度胸はすごいと思います。

大家さんになって、不動産経営もいいですね 出典:いらすとや様

 

 私は会社員ですが、「稼げるうちに稼ぎ、しっかり準備しておく」という姿勢、個人的に見習いたいなと思っています。

 

 また私自身、失業したときに貯金が少しですがあり、それがものすごく心強かったことを思い出しました。「支払いはしばらくできる」「しばらくは食べていける」と安心して次の仕事を探すことができました。

 

 額の多少を問わず、「貯金や株などの資産がある」というその事実そのものが、数年後、数十年後の自分を救ってあげられると思っています。

 

 ケガや病気の場合、治療期間を何とかやり過ごせるかもしれません。

 

 年老いて仕事が辛くなったら、「給料が下がるけど体力的には楽」という部署への異動を願い出ることができるかもしれません。

 

 給料が減ったとしても、株からの配当があれば補填できます。配当額がしっかり膨らんでいれば元本を食いつぶさずに済みますから、精神的な安心感は相当なものです。きっと、将来の自分が助かると確信しています。

 

 ■でも結局・・・

 老後がどうというよりも、投資が楽しいから続けたいと思うんです。給料日ごとに、激レアカードを集める感覚で優良な株を買い集める・・・。せっかくの激レアカードですから手放すのは惜しいです。

 

 これからも、コツコツと買い集めていきたいと思います。

 

 好きな「株」を続けて、将来の不測の事態にも備えられる・・・良いと思います。

 

 また、投資の経験がない方の場合は無理に株を買わずに、定期預金などの貯蓄でもいいと思います。昔から、「収入の1割を貯金によけておけば、食べるのに困らない」というそうです。株をやらない方の場合は、貯金から始めてみることをおすすめします。

給料は命を燃やして稼いだお金

 こんにちは、シーラカンスです。

 

 私を含め、大半の人は会社員として給料をもらって生活していると思います。もしかしたら、経営者として給料を支払う立場にある方もいらっしゃるかもしれませんね。

読者さんのなかには社長さんもいるかも? 出典:いらすとや様

 

 給料は、当たり前ですが働くことでもらえるお金です。今回は「給料」について書きたいと思います。

 

■命を燃やして働いている

 会社員の場合、週に5日間働く人が多いと思います。シフト制で働く方は休日が土日以外にずれたりしますが、やはり週に5日は働く人が多いでしょう。毎日会社に行き、8時間働き、それを5日繰り返す・・・。冷静に考えて、これって結構すごいことではないかと思います。

 

 ちゃんと起きて、仕事に行って・・・。もうそれだけでえらい。

 

 職場に着けば全力で仕事に励み、自分の専門知識・技能を総動員し、へとへとになって退勤していきます。

お疲れ様です 出典:いらすとや様



皆、自分の頭と体力をフルに使い、命を燃やして働いているといえます。そこまで頑張ってようやく、月に一度もらえるのが給料です。私含め、この日を心待ちにしている人も多いでしょう。

 

■使うときは・・・?

 大変な思いをして稼いだ給料ですが、使うときに案外無頓着な人が多いと感じます。

 

 給料が入ったからと散財し、

給料日後は贅沢しがち 出典:いらすとや様

給料日前になると大ピンチ。100円、1000円が貴重になってきます。あれって何なんでしょうね。

給料日前は大ピンチ!  出典:いらすとや様

 

 別に給料が入るのは特別なことではなく月一回の定例行事なのに、ついつい舞い上がって使いすぎてしまう・・・。よくあることだと思います。まあ私のことですが。

 

■でも、給料って・・・

 命を燃やして稼ぎ出したお金が「給料」なのだから、それは自分の命を削って作った、とても貴重なものだと思います。無駄には出来ません。

 

 「お金について考えることは、自分の人生・命を考えることと同じこと」だといえます。

 

 とても大切なことであり、必要なことです。

 

 某生命保険会社のアヒルも「よーく考えよー、お金は大事だよー♪」と言っていますが、まさにその通りだと思います。

 

 また、「お金をどう使うか」は、その人の性格や思想、個性が出ますし、家族構成や事情によっても異なります。限られたリソースをどう配分していくかを考えるのは重要なことです。

考えるのは大事 出典:いらすとや様

 

■買い物のときには自分の時給を考える

 何か贅沢なものを買いたくなったときには、自分の時給をもとに換算します。私の場合、時給は1000~1200円くらいです。(手取り月収÷労働時間=手取り時給)

 

 1万円のものを買うときには、「10時間働いてでも欲しいか?」「それに足る価値があるか?」「それを買うために残業できるか?」を一度考えます。また、「代用品はないか?」「中古品で用を満たせないか?」を考え、猛烈にググって徹底的に下調べをし、その後に買います。買ったからには使い倒します。

 

 生活必需品で時給を考えるのはおすすめしませんが、高額なものを買うときにはおすすめの手法です。

 

■株を買うのは「生きた証を残すこと」かも

 私、シーラカンスは毎月株を買っています。

 

 給料が命を削って作ったものならば、私はそれを後に残したいと思いました。私は残す手段として、米国・英国株を選びました。

じっくり育てていきたい 出典:いらすとや様

 

 あとに残すことができるなら、貯金でも不動産でも、手法はなんでもいいと思います。

 

 無駄遣いをしたら何も残りません。形は残るかもしれませんが、いつかは捨てることになるでしょう。でも株は売らない限り、権利が残り続けます。配当金という形でどんどん資産額も増えていきます。「資産を持っている」という事実が、将来の自分を救ってくれると信じています。

 

 私にとって株は「がんばって働いた証」であり、「生きた証」なのかもしれません。

 

 理性で「欲」に打ち勝った証、であるとも言えます。

 

 働いていると、悔しいことも、痛いことも、理不尽なことも、死にそうになることもあります。そんな思いまでして稼いだ給料を、未来に残したいと思いました。

 

 「お金は使わないと入ってこない」などという無責任な甘言に惑わされず、ひっそりと堅実に生き、資産を作って残していきたいと思っています。

「寝具に投資」も良いと思います 

 こんにちは、シーラカンスです。

 

 今回は、寝具についてです。投資対象は株や投信だけとは限らない、寝具も投資対象になり得るというお話です。

良いお布団 出典:青森ホテル様

シーラカンスの寝具

 私、シーラカンスは寝具にはお金をかけました。「かける費用に対しての効果」、つまりコスパが良いと考えたからです。そうはいっても、何十万とかけたわけではありません。自分のできる範囲で良いものを買いました。一種の自己投資です。

 

 私は和室に布団派ですので、敷布団と羽毛布団、シーツを少しいいものにしました。ちなみに枕は使いません。寝相が悪いためにあまり意味がないからです。

 

 寝具は近くの町のスーパーの寝具売り場で、買える限りいいものを選びました。

スーパーの寝具売り場の例 出典:大規模小売店舗マニアのブログ様

 

 ・敷布団:1万円(その売り場で最高級の2万円の布団が半額になってました)

 ・羽毛布団:2万円(4万円の布団が半額になっていました)

 ・シーツ:1万円くらい(麻のちょっといいやつにしました)(確か無印かニトリ

 

 このように、自分が買える範囲内で良いものを買いました。やはり、3千円の敷布団とは疲れの取れ方が違います。思い切ってよかったです。何万円もするような高級寝具である必要はなく、ニトリやスーパーの寝具売り場のちょっといいものが費用対効果のバランスが良くおすすめです。

 

■なぜ寝具?

 ちょっといい寝具をおすすめする理由はいろいろあります。

 ・毎日使うから&使う時間が長いから

 ・毎日満足感を感じられるから

 ・一度買うとなかなか買い替えないから

 ・よりしっかりと眠れるから

 ・寝るのが少し楽しみになるから

 

 このあたりでしょうか。

 

 「使う時間・頻度の多いものほどお金をかける」という、「コンフォート原則」というものがありますが、それでいくと寝具は優先度がかなり高い上に効果が大きいといえます。

 

■仕事上の理由

 私は毎日朝(深夜?)2時半に起きて仕事に行く、トラック運転手です。そのため睡眠に関しては割と気にしています。

 

 どうしても変な時間に寝て変な時間に起きる生活をしているため、なるべく良い布団を買って、しっかり寝たいという意識があります。たまにあまり寝れずに仕事に行くことがありますが、やはりかなり辛いものがありますね。睡眠不足は命にかかわるため、出来ることはやっておきたいと考えました。布団のアップグレードもその一環です。

 

 また、しっかり寝れていれば早朝からの勤務もシャキッと始められます。私の仕事は最初が特に忙しい(荷役の大半が朝に集中します)ため、頭が働き、疲れも取れているというのは大きなメリットです。しょうもないことでいちいちイライラしないのも良いですね。寝不足だとどうしてもイライラしますから。

 

■(参考)長距離トラック時代

 長距離トラック運転手をしていた頃は一週間家に帰れず、運転席後ろのベッドで寝ていました。発泡スチロールを平らに敷いたような構造のため、そのままではなく布団か寝袋を敷くと快適に眠れます。

カーテンなし、布団を敷いていない状態 出典:ステアリング様

 

 私の場合、トラック用布団を通販で買いました。

運転席後ろのベッド シーラカンス

 さらに、フラットシーツ(敷布団用)を縦に2等分してゴムバンドを付け、トラック用シーツを自作しました。淡い水色で車内が明るくなり、洗うことも出来て清潔です。

 

 また、サイドカーテン(横とフロントを覆う遮光カーテン)とセンターカーテン(運転席とベッド部分を仕切るカーテン)も交換しました。純正カーテンがついていましたが、スケスケなんです・・・。まぶしい・・・。私がいた会社は社則が厳しかったため、黒一色のカーテンにしました。

こんなに豪華ではなかったけど 出典:ジェットイノウエ様

 

 ベッド部分はおよそ70×210cmくらいで、幅は狭いけど長さは十分でした。私の場合は小柄なため快適に寝れましたが、大柄な運転手さんにとっては狭いと思います。

 

 足元(助手席後ろ)に空間ができるため、そこに着替えやティッシュ、お菓子などの予備や荷物を置いていました。助手席には冷蔵庫代わりにクーラーボックスを置き、お弁当やペットボトルなどを入れていました。

 

 寒い地方への定期便でしたので、雪道も走りました。初めての雪道走行が大型トラックという、なかなかスリリングな経験でした。

冬の朝はこんな感じでした シーラカンス

 楽しい便でしたが、一週間帰れないというのがあまりにも辛く、今では県内便でゆるく走っています。給料はそれほど多くはありませんが、満足しています。毎日家に帰れて、広い布団でぐっすり寝られる喜びを感じています。

 

 寝具を少しいいものにする・・・「寝具」という投資先を考えてみることをおすすめします。損はしませんし、一度買えば済みます。優良な投資先だと思います。

 

 

反面教師もまた貴重 人の失敗を活かそう

 こんにちは、シーラカンスです。

 

■謙虚なベテランはカッコいいですね

 たまに、全くの別業種から転職してきた人で、腰も低く誠実で、仕事もできる人っていませんか? 同僚はもちろん、取引先からも人気があり、自然と周りに人が集まるような人・・・。

 

 最初は「その年齢から転職してきて大丈夫か」「未経験ってマジか」と思われていたものの、実際に働き始めてみると、変なプライドもなく分からないこともちゃんと聞けるためにミスも少なく、仕事もうまくいき、周りからの信用を得るようになります。

 

 そのため彼(彼女)に自然と経験値が蓄積されていき、「仕事のできるベテラン」に成長していきます。そして頼られるために人が集まり・・・好循環です。まあ冷静に考えれば、年齢を重ねた上に未経験で飛び込んでくるくらいだから、熱意はすごいです。きっとどの業界に入っても成功するだろうと思わせる人間的魅力があります。

頼れるベテラン 出典:いらすとや様

 

 また当然、挨拶すれば必ず返してくれます。もうこれだけで印象が良いですね。

 

 別業種からの転職組ですから、やはりよその会社を知っている分、視野が広く「自分がどう見られているか」にも気を遣えている感じがします。自分を客観的に見る能力に優れた人が多いです。

 

 仕事でカリカリしていたとしても、それは表に出しません。・・・出したところでメリットがない上に、自分の評判が下がると知っているからです。

 

 私、シーラカンスも全く違う業種からの転職者ですので、そんなかっこいいベテランになりたいと思います。経験を積まなくちゃ。

 

 もちろん、今できることもあります。

 

 特に「自分がどう見られているか意識する」は特に気を付けています。

 

■残念なベテラン・・・薄っぺらいプライドと勘違い

 たまにこの意識が欠落し、言いたいことを言って、横柄に振る舞い、挨拶しても返さないような残念なベテランも見受けられます。本人は職人気質だと思っているのでしょうが・・・何か勘違いしているようにしか思えません。社内だけでなく、出入り先の工場の人にまで横柄に・・・。よく出入り禁止にならないな、と思います。単純に失礼です。

 

 正直、「ああはなりたくない」と思ってしまいます。狭い会社内で威張り散らして、みっともない・・・。自分を客観視できず、長期的にどうなるかを考えられないんだと思います。自分の子供に見られたとしたら、恥ずかしくないのかな・・・?

 

 多分、定年後の再雇用は無いでしょう。誰だってそんな人と一緒に働きたくないし。

 

 まあ、正直なところ、「比較対象がアレだったら、自分は当分の間は安泰だな」と思ってしまいますね。ひねくれた考えだとは思いますが、残念な人たちがハードルを下げてくれている分、普通に仕事していれば周りからの印象も良いですから。

 

■挨拶も返せない人のご機嫌なんて取らないよ

 私、シーラカンスの場合、明らかに挨拶を無視され、返してくれない場合は「喧嘩を売られてる」「戦闘準備」とみなし、徹底的に接触を避けます。物理的に距離を取ります。

 

 少なくとも、コミュニケーションを取りたくない、と表明されたわけですから。

 

 まあ近づけば、仕方がないのでこちらから挨拶は一応はしておきますが。

 

会えば、発声練習として挨拶はしておくけど 出典:シゴトアンサー様

 

 挨拶も返さないということは、私を人間だと思ってくれていないわけです。( ´゚д゚`)エー

 喧嘩を売ってきたのは先方です。

 「大人げない」としても、その程度の対応で十分です。

 

 そもそも、自分の息子くらいの若手に挨拶も返さないような人から学ぶことなどありません。人としてどうかと思いますし、よく観察すると大した仕事を任されていません。会社側も、普段の勤務態度を意外とよく見ていますね。

 

 また、限られた仕事しか任せられず、大した仕事をしていないため、給料もたくさんは稼げていません。会社側としても当然、クレームは避けたいため、人との接触が極力少ない仕事しかやらせません。もっと身体が楽で、稼げる仕事はあるのに。

 

 当たり前のことをする、周りに気を遣う、職場で威張らない・・・。

 

 こんな社会人として当たり前のこともしないがために、周りから悪印象を持たれることが分からないのでしょう。長い勤務経験でいったい何を学んだのでしょう? 不思議です。

単純に、アホだなぁと思うだけです 出典:いらすとや様

 

■反面教師もまた貴重

 そんな残念なベテランたちですが、彼らは反面教師として役に立ちます。わざわざ、自分の人生をかけてまで周りから嫌われ、ダメな例を教えてくれるのですから。

 

 特に若手の私に対しては威張りやすいようで、その時に自分が感じた「なんだコイツ」という印象はとても参考になります。要は、逆のことをすれば嫌われることはないんだ、と。少なくとも、恥ずかしいオッサンにはならずに済むわけです。

 

 自分が同じことをする前に実践してくれて、勝手に嫌われて、クレームになって怒られているのを見ると、むしろ「ありがたやー」と思います。同じ轍を踏まずに済むからです。

参考になります! 出典:いらすとや様

 

 「若手・新人さんから自分がどう見えているか」・・・自分を客観的に見て、ベテランになっても傲慢にならないよう気を付けていこうと思います。

 

■失敗例を探そう

 投資について調べると、景気のいい成功例が多く出てきます。ただ、私は失敗例を探して読むことを強くお勧めします。失敗例は恥ずかしいため世に出てきにくいですが、探すとたまにあります。自分が同じ失敗をやる前に知ることが大切です。

 

 ・なぜそうしたのか

 ・なぜ無理をしたのか

 ・何がいけなかったのか

 ・どうしたらよかったのか

 ・どこで油断したのか

 ・今ならどうするだろうか

 ・ほかに手はなかったのか

 

 を考えると、自分の投資戦略に役立ちます。

キュピーン!!! 出典:いらすとや様

 

 個人的に、「失敗学」とか「しくじり企業」、「航空事故」「世界大戦」「労災事例」などを調べるのが好きです。「無理しすぎ」か「過信」、「忖度」が原因になっている例が多いです。

 

 人の失敗を知っておき、自分の投資・仕事に生かすのもいいと思います。

 

 

投資も一つの「愛」かもしれません

 こんにちは、シーラカンスです。今回は雑記です。

 

■職場の人が家を建てるらしい

 出入りしている物流センターの若き班長さんが、マイホームを建てるようです。

班長さん、おめでとう! 出典:いらすとや様

 

 話を聞くと、「家族のために思い切って決断した」とのことでした。ちなみにその班長さんの会社では労働組合がしっかりしており、ローンも相談できるようです。

ろうきんに相談だ 出典:ニッキンONLINE様

労働組合の福利厚生 住宅ローンの金利優遇 出典:NTT労働組合

 

 家族のために、自分たちに合った家を建てたい。教育水準の高い地域に建てたい。あるいは自然豊かな地域に建てたい・・・人により、理想は様々だと思います。

 

 その班長さんは30代前半、今からローンを払うと、完済は65歳くらいでしょうか。大手企業の物流子会社の班長さんですから、低金利で借り入れできるでしょうが、それでも一生をかけて返すのでしょう。退職金を充てたとしても、かなりの年月がかかるのには変わりありません。

 

 マイホームを建てるということは、転職をほぼあきらめ、一生その会社で勤めるという覚悟を決めたということでもあります。ある意味、

 

「それでも家族のために家を建ててあげたいんだ」

 

 という、「お父さん」としての覚悟であり、究極の愛とも言えます。

家族のために 出典:いらすとや様

 

 私、シーラカンスは素直にその大きな決断に尊敬します。立派です。年齢がわりと近い分、なおさらです。

 

■投資も「愛」の一つの表現かも

 この班長さんは、自分が死んでしまった時のことも考えて建設を決断したようです。自分が亡き後も、家族が路頭に迷わないように。住める家があるように・・・と。根底には、家族への思いがあります。

 

 ふと、「株とかも似ているのでは?」と思いました。

 

 持ってさえいれば配当金がもらえます。売れば売却益がもらえます。

 

 自分のポートフォリオや資産配分はいわば、自分の「知的財産」です。

 

 もしかしたら奥さんや旦那さん、子供たちが引き継いでくれるかもしれません。

 

 単純に「お金・資産を遺す」というだけでも一つの愛の表現になりえます。

 

 「出来ることはやっておきたい」「将来、困らせたくない」という思い自体、一つの愛の形だと思うのです。

 

 

 

■言葉で愛をささやくだけなら簡単です。言えばいいだけですから。

 

 私、シーラカンスの父も典型的な「口だけ男」でした。計画性がない上にアル中。酔っ払いがどの口で家族の生活を守るとほざくのか。

堕落・・・ 出典:いらすとや様

 

 行動が全くなく、堕落。結局仕事を転々とし、最終的に派遣社員になりましたが、そこでも無断欠勤や喧嘩をして派遣先から拒否される・・・何やってんの・・・

職場で喧嘩なんて・・・ 出典:いらすとや様

 


失礼しました、個人的なことでした。だからこそ、口だけでなく行動が伴う大切さがわかるとも言えます。

 

 一方で、私の母方の大叔父は鉄工所を経営し、叔父は若いころにヤンチャをしていたものの、苦労してバーを立ち上げ、経営しています。叔父はコロナで事業は大変なようですが、結婚して子供もでき、幸せそうです。

一方、事業を興した叔父たちは 出典:いらすとや様

 

 ちなみに私は事業を興すほどの度胸がないため、米国株投資で「すでにうまくいっている会社に参加させてもらう」イメージです。野心を出すとしても、今の会社(運送会社に勤めています)で出世を狙うくらいでしょうか・・・運輸部長とか支店長とか? 班長にはなれるかな?

え・・・走るの!? 出典:pixta

 

■行動するのは簡単なことじゃない。

 

 資産を築くためには、勤勉に働き、節制し、大胆かつ計画的・積極的に投資していかなくてはなりません。

 

 投資資金を捻出するために、贅沢を諦めることだってあるでしょう。新車ではなく中古車にするなどの妥協もあるでしょう。同僚よりもお金がないと見られることだってあるでしょう。

 

 それでも目標に向かって果敢に進んでいくしかないのです。

 

 口だけではなく、実行が、結果がすべてを生むのです。

 

 空からお金は降ってきませんし、降ってきたとしても身に付きません。

 

 資産を作るには「行動」が必要なのです。並大抵の努力ではありません。

 

 そこまでしてでも、自分の老後と家族のことを真剣に考え、自分の頭で練り、行動していく・・・それも何年も何十年も。

 

 すべては自分と家族の未来のために。困らないように。

 

 これを「愛」と言わずになんというのでしょう。

 

 きっと、マイホームを建てる班長さんと、形は違っても、家族への思いは同じだと思うのです。

 

 家族に何か遺してあげたい・・・。ゆえに「投資も一つの愛」であると考えます。

 

 

 

 

株を買いました 2022年7月賞与

 こんにちは、シーラカンスです。

 

 先日、賞与が入りました。すぐにドルに転換し、証券口座に入金しました。

賞与が出ました やったね! 出典:いらすとや様

 

 その後、無事に買いたかった株をすべて買えましたので、お伝えします。

 

■今回買った株

 今回は3銘柄買いました。

 

 ・BTI(ブリティッシュアメリカンタバコ) 5株 

 

 ・UL(ユニリーバ) 5株

 

 ・GSK(グラクソスミスクライン)5株

 

 今回はすべて英国株でした。

 

■買い増し後のポートフォリオ

2022年7月12日現在 買い増し後

2022年7月12日現在のポートフォリオ

 

■次に買いたいのは

 

 次に買いたいのは、割合から考えると

 

・PFE(ファイザー

 

・MKC(マコーミック)

 

 の2銘柄です。次の給料日にまた買う予定です。

 

 ファイザーはコロナワクチンで有名な会社で、世界一の売り上げ高を誇る製薬会社です。他社を次々に吸収していくことで大きくなっていきました。市販薬ではなく、病院用の薬品メインの製薬会社ですね。

 

 一般の人にも知られている製品としては、ED治療薬「バイアグラ」や禁煙補助薬「チャンピックス」などがあります。

コロナワクチン 出典:久我山駅前メディカルクリニック様

ED治療薬 バイアグラ正規品 出典:お薬なび様

禁煙補助薬チャンピックス 出典:PLAZA UMIN様

 

 マコーミックはスパイスで圧倒的な世界シェアを誇る会社です。日本ではユウキ食品を子会社として、ドレッシングや中華調味料を販売しています。

ロゴマーク 下のがマコーミック 出典:snapdish様

日本での製品展開 出典:ユウキ食品

中華調味料も豊富 出典:snapdish様

 

 多くのスーパーやドラッグストアで取り扱いがあるため、自分でも製品を買って使えるのが良いですね。個人的には、チューブタイプの豆板醤が好みです。また、コストコでは「McCormick」ブランドの製品も買えるようです。

モントリオールステーキシーズニング 出典:yahoo shopping様

マコーミックの世界戦略 出典:Bond University様



 

 給料日ごとに、毎月異なる銘柄を少しずつ買い増していこうと思います。