こんにちは、シーラカンスです。
突然ですが、私、シーラカンスは貯金が苦手です。
最高で70万円までは貯めたことはあるのですが、それは使う目的があったからです。
具体的には「大型免許取得(40万)」「ローンの一括返済(51万)」「大型二種免許の取得(36万)」などです。貯金の大半が吹っ飛びましたが、後悔はしていません。その時にどうしても必要な出費だったからです。
一方で、「将来のため」、「結婚資金や冠婚葬祭のため」などの、使う目的があまり定まっていないフワッとした貯金は苦手です。どうやら私には「貯金」は向いていないようです。
ただ、「支払準備金」や「買い物のための準備金」・・・といった「準備金」をよけることは出来る性格だったのは幸いでした。
■任意整理から定期預金へ
私は、お金があればあるだけ使ってしまう性格で、かつてはカードをやたらと切り、キャッシングも少々していたほどでした。カードの支払いが追い付かずに任意整理に至り、繰り上げ返済と分割返済などで清算に3年かかりました。返済日のプレッシャーに押しつぶされそうでした。
この失敗で、私はお金のことを考えざるを得なくなりました。
「あればあるだけ使ってしまう」・・・だいぶ改善されたものの、持って生まれた性格はなかなか変えることは出来ません。そこで、給料が入ったら速攻で繰り上げ返済をするようになりました。
当時3社に債務がありましたが、これで2社は完済できました。残る1社については任意整理をしました。
任意整理中はカード会社に振り込んでいましたが、完済した後は自分の定期預金に同じように入金していきました。
・「入金先が変わっただけであり、今までと変わらない」
・「完済したからって贅沢できるような身分じゃない」
・「そもそもマイナスがゼロに戻っただけのことであり、何もえらくない」
・「浮かれている場合ではない」
と考え、同じくらいの金額をよけるようにしていました。
その結果定期預金が数十万単位で貯まり、免許などを取れました。今ではこの免許を生かしてトラックの運転手をしています。カードを切っていた頃の仕事よりも給料が上がり、生活も安定しました。
■株は「買い物」とか「支払い」と考えている
私は毎月、米国株・英国株を買い増ししています。毎月5万円くらいは出ていきます。私はこれを「買い物の支払い」「毎月の支払い」と考えています。かつてのカード会社への返済と同じようなイメージです。
株は「買い物」ですから所有欲は満たされますし、「支払い」ですからケチろうとか遅らせようとかと思うこともありません。正直、購入後のその株の価格変動に興味もありません。
「買い物した」→「支払った」としか思っていないからです。
買うときはワクワクはしますが、保有資産の価格変動については、どこか他人事です。配当さえもらえればそれでいいですし。
買った株を売ることも考えていません。自分にとって必要だから買っているわけですから、売ることも一切考えません。普段使う冷蔵庫やスニーカー、布団などをホイホイ売らないのと同じことです。売ったら自分が困ります。買取価格が高いとか安いとかそういう問題ではなく、「必要」だからです。
もし保有株を「お金」ととらえていたとしたら、「売ればお金になるじゃん・・・贅沢しちゃお(^^♪」などと、しょうもないことを考えていたと思います。
これからも、株と適切な距離を保ちつつ、投資を続けたいと思います。